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12月17日付けで、HTML5, Canvas 2D Contextが勧告候補として公開されました。 HTML5 HTML Canvas 2D Context 「勧告候補 (Candidate Recommendation)」とは、レビューが広く行われ、実装を呼びかける段階と判断された仕様です。HTML5という巨大な仕様がおおまかに固まったことから、プレスリリースを伴うニュースとなりました。 もっとも、HTML5についていえば、それ以前よりWHATWGでの仕様策定が進んでいたこと、ブラウザーでの実装や利用が進んでいることもあり、実装の開始という意味合いは薄いです。大きな変更が想定されないところまで、HTML5仕様が安定したと判断されたことが大きいでしょう。 HTML WGは今後、2014年の勧告にむけ、テストスイートの作成と検証を進めていきます。大きな仕様ですから、すべての機能に対しテスト
9月19日にHTML WGのco-chairより、HTML5の勧告にむけた計画が発表されました。 Getting HTML5 to Recommendation in 2014 - W3C Blog Getting HTML5 to Recommendation in 2014 (public-html) 計画は「Plan 2014」と題した文書にまとめられています。 Plan 2014 2014とあるように、2014年にHTML5を勧告する方針は変わりませんが、細部は変わっています。HTML5仕様は巨大で、仕様の安定度合いや実装状況は機能ごとに異なります。仕様を2014年に勧告するため、現時点で安定しており実装もある機能をHTML 5.0として2014年の第4四半期に勧告、そうでない機能を含めたHTML 5.1を追って2016年の第4四半期に勧告することが提案されました。 現在も係争中の
ルビのユースケースをまとめた文書が公開 7月10日付けで、Internationalization Core WGより"Use Cases & Exploratory Approaches for Ruby Markup" という文書が公開されました。 Use Cases & Exploratory Approaches for Ruby Markup この文書は、いくつかのユースケースを提示し、XHTMLのルビ要素とHTML5のルビ要素、そしてHTML5のルビを拡張した案を比較し、それぞれの手法の長所・短所を説明しています。 HTML5のルビ要素はruby, rt, rpのみが定義されており、rbやrbc, rtcがありません。rb要素については昨年HTML5に含めるという変更提案が出されたものの、rbの追加だけでは解決できない問題があることから、変更提案が取り下げられました。 ルビにつ
メディアクエリーが勧告へ 6月19日付けで、メディアクエリー仕様が勧告されました。 Media Queries CSS WG Blog - CSS3 Media Queries reaches Recommendation 日本語訳も更新しました。 メディアクエリー (日本語訳) RDFa 1.1が勧告へ 6月7日付けで、RDFa 1.1仕様が勧告されました。 RDFa Core 1.1 RDFa Lite 1.1 RDFa 1.1 Primer RDFa 1.1ではXHTMLとの結びつきを解消し、HTML5やSVGなど他の言語でもRDFによるメタ情報を埋め込めるようになりました。接頭辞の宣言方法などが変更されています。 RDFa 1.1 LiteはRDFa 1.1のサブセットです。Dublin Coreやschema.orgなどよく使われる語彙についてデフォルトの接頭辞(Dublin C
“Detect DOM changes with Mutation Observers” で紹介されているように、DOM4 では Mutation Observers という新しいインタフェイス群が定義されました。これらを用いると、DOM2 Events で定義された Mutation Event を置きかえることができます。 Mutation Event は数々の問題点を抱えていることが明らかになっています(策定中の DOM3 Events では該当箇所に警告文が記述されているほどです)。例えばパフォーマンスに関わる問題があります。Mutation Event では子ノードだけでなく、すべての子孫ノードからイベントが発送されます。よって、子孫ノード数が多く、ルートノードに近いノードでは、場合にもよりますが膨大な数のイベントを拾ってしまいがちになります。それらをいちいちイベントリスナ内でチ
Geolocation API Level 2, DeviceOrientation 12月1日付で、Geolocation WGから2仕様の草案がLast Callとして公開されました。 Geolocation API Specification Level 2 DeviceOrientation Event Specification Geolocation API level 2はGeolocation API仕様の拡張仕様で、住所を取得するAddressインターフェースが追加されています。DeviceOrientation Eventはデバイスの傾きや加速度などに関するインターフェースを定義しています。 Geolocation APIは初めての草案ですが、Last Callとなっています。追加される機能が少ないことや、数年前からEditor's Draftのかたちで存在していたこと
2011年も残すところあと数日となりました。というわけで、Web標準に関する今年の出来事を簡単ですがまとめてみました。 HTML5のLast Call 5月25日に、HTML5がLast Callとして公開されました。 HTML5がLast Callに Last Call期間中には、1500を超えるコメントがバグとして登録されました。 上のエントリでは当時のLast Call後のスケジュールについて触れていますが、その後引き直され、現在は年末までにバグの解決、4月上旬にissueを解決し、次のステップについて発表することになっています。 "Last Call"というラベルではありますが、機能が完成したというわけではありません。他のグループや実装側からのフィードバックによって、仕様には今も大小様々な変更が行われています。 たとえば、Last Call以降、HTML5には次のような機能が追加さ
TPAC開催 10/31から11/4まで、米国カリフォルニア州のサンタクララでW3Cの総会TPAC 2011が開催されました。 TPAC 2011: W3C Combined Technical Plenary / Advisory Committee Meeting 週半ばのTechnical Plenaryについては、今月発売のWeb Designingの連載で取り上げております。 W3Conf開催 TPACから2週間後の11月15日と16日には、ワシントン州シアトルでW3Cが主催する初めてのカンファレンスである「W3Conf」が開催されました。 W3C Conference 2011 セッションの動画も公開されています。Web標準によるデータ視覚化やブラウザ開発者のパネルディスカッションなど、面白いセッションが多数あったようです。 CSS3の4草案と新しいスタイルシートの実験 11月
前回のベンダー接頭辞に関するエントリで、接頭辞なしの機能を併記してもうまくいかないことがあると書きました。 これは、標準化された(接頭辞のない)機能の構文もしくは解釈が変わってしまう場合を意図しています。そして、CSSのグラデーションでそうした変更が加えられています。 linear-gradient()のキーワードが変更に 少し前の話になりますが、9月8日に更新されたCSS3 Image Values草案では、linear-gradient()の構文で利用されるキーワードの書式が変更されています。 これまでの構文 linear-gradient( [deg | to side-or-corner] , color-stops) これまで、キーワードは、topなら下向きのグラデーション、rightは左向きのグラデーションなど、グラデーションの基点を示していました。 しかし、7月12日版の草案
MozillaでHTML5パーサなどの開発に関わっているHenri Sivonenが、自身のWebサイトにベンダー接頭辞はWebにとって有害であるいう考察記事を公開しています。 Vendor Prefixes Are Hurting the Web ベンダー接頭辞はWeb開発者にも、利用者にも、そしてブラウザの競争においても有害であり、ベンダーは接頭辞つきの実装をやめるべきだという指摘を、様々な点から分析し考察しています。 利用者やブラウザの競争においても有害? CSSのベンダー接頭辞に関する「手間」については、CSS3の機能が広く利用されているいま、説明する必要はあまりないかと思われます。 最近ではAPI仕様についても、ベンダー接頭辞をつけた実装が行われるようになりました。標準の実装において慣習となりつつあるわけです。しかし、利用者やブラウザの競争においても有害となるのはなぜでしょうか。
CSS3 Fonts更新 10月4付で、CSS WGから新しいCSS3 Fontsモジュールの草案が公開されました。 CSS Fonts Module Level 3 フォントの読み込みは基本的に同一originからという規定がat-riskとされたほか、font-variantの例が追加されるなどの変更が加わっています。 Web Testing Activity 10月13日に、Web Testing Activityの設立がアナウンスされました。 Web Testing Interest Group Web Testing Activity Proposal Browser Testing and Tools Working Group Web Testing Activityは、Web Testing IGとBrowser Testing and Tools WGの2グループから構成
jQueryプロジェクトがStandards Teamという名前のサブチームを立ち上げたことを発表しています。 Announcing The jQuery Standards Team jQuery Standards Teamは、標準化団体やベンダーに対し、Web開発者という立場から働きかけていくチームです。Web標準やブラウザ相互運用性の重要性は高まるばかりですが、Web開発者コミュニティと、標準化団体・ベンダーとの連携はそこまでうまくいっていないという問題意識から生まれたようです。 ブログの中では、標準化団体の持つ標準化プロセスの難しさ、長くなりがちな議論に割ける時間が開発者にない、ブラウザ開発者が活発に議論するメーリングリストでは技術への深い理解が必要という雰囲気になっているといったことが課題として挙げられています。 jQuery Standards Teamは次のゴールを掲げ、関
「入門 HTML5」の原著である「HTML5: Up and Running」は、著者のMark Pilgrimが「Dive Into HTML5」というWebサイト上に公開したものを出版したものです。出版後もWebサイトが公開されつづけ、HTML5の基礎を知るとても有用なWebサイトとなっていました。 しかし先週、Mark Pilgrimが、自身の運営していたWebサイトや、各種Webサービス上のアカウントを削除し、オンライン上での活動をストップしました。これにより、http://diveintohtml5.org/ 上に公開されていたDive Into HTML5が消失しています。 幸いなことに、Dive Into HTML5はCreative Commonsのライセンスのもと公開されており、GitHub上にレポジトリもあったことから、有志が引継ぎ diveintohtml5.info
DOM4 9月15日付で、WebApps WGからDOM4の草案が公開されました。 DOM4 DOM4はこれまでWeb DOM CoreやDOM Coreと呼ばれていた仕様です。これまでのDOM仕様はDOM Level 3などレベルが付けられていましたが、DOM Coreにはそれがなく、混乱するといったコメントが寄せられたことから、名称がふたたび変更されました。 CSS Device Adaptation 9月15日付で、CSS WGからCSS Device Adaptationの草案が公開されました。 CSS Device Adaptation Device Adaptationはスマートフォン用サイト制作で欠かせない "viewport" をCSSから指定するための仕組みです。Operaによって提案され、すでにOpera Mobileで実装が進められています。 viewport メタタ
CSS WGから3草案 9月1日付で、CSS WGから以下の草案が公開されました。 CSS Conditional Rules Module Level 3 CSS Text Level 3 CSS Writing Modes Module Level 3 新しく開されたConditional Rulesは、UAのサポート状況や文書URLをもとに、CSSで条件分岐を行う仕組みを提供します。 CSSは知らないものは無視するという仕様があり、それをフォールバックとして利用できますが、Grid LayoutやCSS Regionsなどの新しいレイアウト仕様や、CSS Animationsなど実装のまだ少ない仕様では、うまくフォールバックさせられない懸念があります。これらに対し、Conditional Rulesでは@supportsというブロックを導入し、サポート状況による条件分岐を提案していま
9月17日のことですが、Acid3 Testが改訂されました。 Acid3の改訂はこれが初めてではありません。テスト自体にバグがあったケースや、:visited擬似クラスのプライバシー対応に追従するなど、過去にも数度変更がされています。しかし、今回の変更ではこれまで100点に数点満たなかったIE9とFirefoxでスコアが100点になったこともあり、受け取られ方が多少異なっているようです。 今回の改訂は、策定中のDOM4で提案されている変更と、Acid3で使われているいくつかのサブテストが衝突することがわかり、テストしている項目を見直すことが良いと判断された結果行われました。その経過で、複数のブラウザで実装される見込みのない機能もコメントアウトされました。結果として、IE9やFirefoxでスコアが上昇しています。 Acid3は「次世代Web標準」への対応度をはかるひとつの指標とみられる事
Operaが2008年から公開しているWeb標準を学ぶための教材「Web標準カリキュラム (Web Standards Curriculum)」が、W3C Wikiに移動することになりました。カリキュラムを管理していたOperaのChris MillsがOperaのDeveloper Relations TeamのBlogにてその経緯を語っています。 Web Education moving forward - Opera WSC goes to the W3C! Web標準カリキュラムは、それまで使われていたWeb制作・Web開発に関する教材がWeb標準に基づいた古いもので、実践的なことを学べないという問題がきっかけとなり誕生しました。利用しやすいように教材を無料でオープンに公開したことには一定の成果があげられたようで、多くの学校や大学、企業内での利用が始まっているようです。 この試みを
WebSocketのプロトコル仕様がIETFのLast Callになりました。 [hybi] Last Call: (The WebSocket protocol) to Proposed Standard 対象となっている文書は、先日公開されたdraft-ietf-hybi-thewebsocketprotocol-10になります。 The WebSocket protocol (draft-ietf-hybi-thewebsocketprotocol-10) WebSocketプロトコルは古いバージョンの実装が進められていましたが、セキュリティに問題があることがわかり、古いプロトコルを実装したブラウザのうちFirefoxやOperaは、WebSocketを無効にした状態でリリースしています。 プロトコルがLast Callになったことで、ブラウザの実装も更新されていくでしょう。古いプロ
パフォーマンス関連3仕様 Web Performance WGから、6月2日付で2つの新しい仕様が公開されました。また、Navigation Timingの勧告候補も更新されています。 Page Visibility Timing control for script-based animations Navigation Timing Page Visibilityはページが表示されているかどうかを検出する仕組みを提供します。CPU消費などを考慮したWebアプリケーションの開発を目的としているようです。 定義されるdocument.hiddenやvisibilitychangeイベントは接頭辞付きでChromeと先日公開されたInternet Explorer 10 PP2で実装されています。 Timing control~は、ブラウザにフレームを更新するよう伝えるrequestAnim
W3C Blogで、Community GroupとBusiness Groupのベータプログラムが開始された旨がアナウンスされました。 Beta Testing Community and Business Groups これらのグループについては「W3C 2011: プライオリティとマイルストーン」で少し触れていたものの、詳細については説明していませんでしたので、今回取り上げてみたいと思います。 Community GroupとBusiness Groupは、Working GroupやInterest Groupといった、W3Cでの活動形態に新しく加わった仕組みです。グループの概要をまとめたページのほか、過去のW3C Blogの記事が分かりやすいです。 W3C Community and Business Groups Summary Coming Soon: W3C Communi
先頃Mozilla Firefox 5がリリースされたばかりですが、6のリリースに向けてmodestでFirefox 6 の後方互換性に関わる修正のまとめが紹介されていました。早速該当のMDC Docs記事を読んでみると、意外な仕様が新規実装されていました。ECMAScript Harmonyで議論中のオブジェクト、WeakMapです。 ECMAScript Harmonyは、ECMAScript 5の次段階を目指して提案・議論が行われている様々な追加・変更仕様の総称といったところでしょうか。そこで提案されている新オブジェクトの1つがWeakMapです。 あくまでもプロトタイプ実装といった位置づけのようなので、大々的に利用すべきではありません。仕様として確定しているものではありませんし、今後変更される可能性があります。 基本的に、WeakMapは連想配列の実装です。同様の機能としてMapオ
Mozilla Japan ブログにて、Firefox 5のRC版が公開されたことが発表されています。正式版は来週の21日リリースを予定しているようです。 Firefox 5 のリリース候補版を公開しました Firefox 4.0が公開されたのは3月22日ですから、3ヶ月で新しいバージョンが公開されることになります。この速さはリリースサイクルを変更したことによるものです。 Firefox のリリースサイクル短縮に向け、新しい開発チャネルを公開します 高速リリースサイクルに関するよくある質問 リリースサイクルが短縮されたぶん、いちバージョンでの機能追加は少なくなりそうですが、新しい機能を今までよりもずっと早く利用できる利点があります。たとえば、Firefox 5ではCSS Animationsなどが実装されています。今までであれば1年近く待つ必要がありましたが、今後は数週間で少しずつ新しい機
この文書は「CSS Color Module Level 3 (W3C Recommendation 07 June 2011)」の日本語訳である。日本語訳は参考情報であり、公式な文書ではない。また、翻訳に誤りがある可能性にも注意されたい。 原文の最新版 は、この日本語訳が参照した版から更新された可能性がある。他の仕様の訳については Web 標準仕様 日本語訳一覧 を参照されたい。 公開日: 2011-06-08 翻訳者: 矢倉 眞隆 <yakura-masataka@mitsue.co.jp> 2011年6月7日付 W3C 勧告 (Recommendation) この版: http://www.w3.org/TR/2011/REC-css3-color-20110607/ 最新版: http://www.w3.org/TR/css3-color 前の版: http://www.w3.or
6月7日付で、CSS 2.1とCSS3カラーモジュールがW3C勧告となりました。 CSS 2.1 CSS Color Module Level 3 CSS 2.1は2002年に草案が発表されてから、今年の春まで作業が続けられていました。改訂版ではありますが、機能の数やCSS 2.0の曖昧な定義、実装の不整合を調整することからとても長い時間がかかっています。勧告で一区切りはつきましたが、display: run-inをはじめ、相互運用性が担保されていない機能は未定義もしくはCSS3以降のモジュールで対処することとなっています。 CSS3カラーは、もともとカラープロファイルに関するモジュールでした。その後rgba()やopacityプロパティが加わり、そしてカラープロファイルに関する機能が削除され、現在の勧告に近い形になりました。このうち、色補正に関するプロパティはColor Correcti
この文書は「FAQ for HTML5 Last Call」の日本語訳です。 この日本語訳は参考情報です。翻訳において生じた誤りが含まれる可能性があります。 更新日: 2011-06-08 公開日: 2011-06-01 翻訳者: 矢倉 眞隆 <yakura-masataka@mitsue.co.jp> 2011年5月25日に、W3C は HTML WG から公開された HTML5 を含むいくつかの草案を "Last Call" として発表しました。この FAQ は Last Call の発表に関する質問に答えるものです。HTML5 の Last Call に関するプレスリリースもお読みください。 Q. HTML5 は標準ですか? いいえ。 Q. HTML5 はいつ標準になりますか? W3C は HTML5 が 2014年に W3C 勧告となると予測しています。 Q. W3C の標準策定プ
HTML5仕様と関連仕様のいくつかがLast Callとなりました。 HTML5 HTML+RDFa 1.1 HTML Microdata HTML: The Markup Language HTML Canvas 2D Context Polyglot Markup: HTML-Compatible XHTML Documents HTML5: Techniques for providing useful text alternatives 勧告トラックにはない付属文書は通常の草案として更新されています。 HTML5 differences from HTML4 HTML: The Markup Language HTML to Platform Accessibility APIs Implementation Guide いつも通り、変更点の翻訳を更新しています。 HTML5 にお
CSS Image Values and Replaced ContentモジュールのeditorであるTab Atkins Jr.の名前で、CSS WG Blogやメーリングリスト、CSS3.infoに、グラデーションの角度表記とその方向について意見を募っています。 Angles in Gradients linear-gradient()の表記 Image Valuesのlinear-gradient()では、同じグラデーションをいくつかの書き方で指定できます。 たとえば、ボタンなどに浮き上がったように見える効果を与えるため、上に薄い色、下にそれよりも濃い色を指定するケースはグラデーションの最も多いユースケースでしょう。現在の草案で、一番簡単な指定は次になります。 background-image: linear-gradient(#eee, #ccc); 角度による表記を使うと、次の
CSS 2.1やセレクタ仕様の勧告が迫ってきました。CSS WGも来期の活動計画を練り始めており、各CSS3モジュールの進行や新しいモジュールの策定が期待できます。 さて、数日前にAdobeのDesign and Webブログから、CSS Regionsのに関するエントリが公開されました。 Web Standards Evolve with CSS Regions, Available on Adobe Labs « Design and Web CSS RegionsはAdobeがCSS WGに提案した新しいレイアウト関連モジュールです。これまでのCSSでは、テキストの流れがひとつのブロックから別のブロックに移るといったことができませんでした。また、円や多角形のテキスト領域を定義したり、またそれらをフロートさせるようなことができませんでした。 こういったレイアウト手法は雑誌などで広く使わ
HTML5の更新 4月5日付けで、HTML WGよりHTML5仕様と関連仕様が更新されました。別にエントリを起こしています。 HTML5草案の更新:History APIの変更など CSS Grid Alignment Level 3 4月7日付けで、CSS WGよりCSS Grid Alignmentという草案が公開されました。 CSS Grid Alignment Level 3 Grid Alignmentは表のように行と列からなるグリッドを定義し、そのグリッドに沿ってボックスを配置する仕組みを定義しています。Microsoftによって提案されており、草案が公開された翌週に、MIX11で公開されたInternet Explorer 10のPlatform Previewで試験実装が行われています。 Clipboard API and events 4月12日付けで、WebApps W
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