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パリ五輪
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懐かしいスタイルのコンパクトデジカメが復活した。デジタル一眼っぽいデザインの超高倍率ズーム機。とにかく超望遠、という分かりやすいスタイルは、一時期当たり前のように各社のラインアップにあったものだが、コンパクトデジカメ市場の衰退に伴い姿を見なくなっていた。 もはや、レンズが「うにーっ」と伸びてくる超高倍率ズームカメラを見たことがない人もいるんじゃないかという時代にパナソニックの「FZ85D」がふいに出てきたのである。 末尾にDがついているのは「FZ85」のマイナーチェンジモデルだから。FZ85の発売は2017年……6年前だ。 なので最新の技術を使ってイチから設計したバリバリの最新カメラというわけじゃない。使って見ると、昔を知ってる人ほど懐かしさを覚えるというか、ちょっと古いなって感じるところもあるんだけど、じゃあ今の時代にFZ85をFZ85Dとして復活させた意味はないのか、というとそんなこと
ChatGPTに対して、膨大なプロンプトを入力するのは大変だ。一方、テキストや表組みなど、データがまとまって記載されたファイルを読み込ませれば、そこに記載されたデータに対してChatGPTで分析や編集を行うことができる。本稿では、ChatGPTにファイルを読み込ませる手順について解説していこう。 ChatGPTでファイルを読み込ませるには有料プランの契約が必要 前回の記事でも解説したが、ChatGPTには、テキスト入力だけでなくファイルを読み込ませてデータを処理する機能や、ChatGPTで生成したコンテンツをファイルとして出力する機能が備わっている。 もともとは「Code interpreter(コードインタープリタ)」や「Advanced Data Analysis(アドバンストデータアナリシス)」という名称だったが、現在は、有料プランである「ChatGPT Plus」の基本機能になって
サイバー攻撃を受けてサービスを停止しているニコニコの栗田穣崇代表(ドワンゴ取締役COO)は8月2日、ライブ配信サービス「ツイキャス」が提供している「コメントを画面に流す(β)」について、事前に連絡を受けていないと明らかにした。画面上に流れるコメントを配信するシステムはドワンゴが特許を有し、2023年には類似した機能を「FC2動画」に採用した米FC2との裁判に勝っている。 栗田代表は「ニコニコが特許を有する『配信に流れるコメント』表示機能をツイキャスが実装したことについて、ご連絡はいただいておりません。ニコ生が利用できない間、ユーザーがお世話になっており、事前にご相談いただければ...と残念に思います。なおサービス再開まで法的アクションを取るつもりはありません」と自身のXアカウントで投稿。ニコニコのサービス再開後に何らかのアクションを起こす考えを示した。 指摘を受けたのは、配信アプリ「ツイキ
デイリーポータルZは2002年にニフティが開設。ニフティのコンシューマー部門売却に伴ってノジマ傘下に移り、その後東急グループに移籍した。2024年1月に独立し、Webマスターの林さんが代表を務める「デイリーポータルZ株式会社」が運営を引き継いだ。 関連記事 「定年まで逃げ切れなかった」デイリーポータルZ独立 林さんに聞く不安と希望「もう一度、インターネットらしく」 あの「デイリーポータルZ」がついに独立。東急グループ傘下から、編集長の林雄司さんの1人会社に譲渡される。今後も赤字の見通しだが、いろいろ大丈夫なのか、赤裸々に聞いてきた。 「デイリーポータルZ」独立 編集長・林雄司さんの新会社に譲渡 屋根はなくなるが、より自由に 「デイリーポータルZ」が独立。編集長の林雄司氏が代表を務める「デイリーポータルZ株式会社」に譲渡へ。現状、月100万円の赤字だが、運営は大丈夫か!? 「デイリーポータル
情報システム部(情シス)はIT戦略の要である――そのはずだった。それがいつからか、ヘルプデスク対応やトラブルシューティングに追われ、本来のコア業務であるIT戦略の立案や実行、ビジネスを支えるITシステムへの刷新や運用などに手が回らなくなってしまった。 「情シスの仕事はデスクサイドサポートだけではない」ということを改めて感じられるのが、「システム管理者の日」という記念日だ。システム管理者の労をねぎらい、日頃の感謝を伝える日とされていて、7月の最終金曜日がこの日に当たる。 システム管理者の日に合わせて大規模な企画を展開したのがインテルだ。「情シスがいなければ守れないビジネスがある」というキャッチフレーズを掲げて、PCメーカー8社と一緒にキャンペーンを実施。ITmedia NEWSもこれに賛同してメッセージを寄せた。 情シスが本来取り組む業務は何か。情シスは企業をどのように支えているのか。もし情
Appleは2024年6月28日、VR、ARヘッドセット(同社が言うところの「空間コンピューティング」デバイス)の「Apple Vision Pro」(以下、Vision Pro)を日本、中国、香港、シンガポールで発売しました。同製品は2024年2月2日(現地時間)に米国で先行して発売されています。 同製品の発表時に話題になったのはその価格です。米国では3499ドル、日本では59万9800円から。発表当時、筆者も思わず「いくら未来のデバイスとはいえ『MacBook Pro』2台分か……」とつぶやいたことを思い出します。 とはいえ、使ってみないとその価値は分かりません。日本での予約開始時、気付いたら注文を終えている自分がいました。財布の中身はすっかり冷え込みましたが、せっかくなので本稿ではその使用感をレポートします。 大枚はたいてたどり着いた、仕事でのVision Pro活用法 Vision
米MetaでInstagramとThreadsを統括するアダム・モッセリ氏は8月1日(現地時間)、ThreadsのMAU(月間アクティブユーザー数)が2億人を突破したとThreadsへのポストで発表した。7月3日の1周年の段階では1億7500万人だった。 前日にはマーク・ザッカーバーグCEOが4月~6月期の決算発表で、ThreadsのMAUが間もなく2億人になると語っていた。同氏はThreadsを「もう1つのメジャーなソーシャルアプリになる」と考えており、「エンゲージメントが深まっており、非常に満足している」とも語った。 モッセリ氏は「Threadsが人々を結びつけるアイデアを生み出し、この素晴らしいコミュニティが成長し続けることを願っている」と語った。 ThreadsのMAUが1億人を突破したのはサービス開始から5日後のことだった。それから2億人突破までには1年以上かかったことになる。
東映ツークン研究所は8月1日、公式BOOTHショップでモブ専用の3Dモーション&ポーズ集「名もなきモーション」を発売した。映画やアニメ、ゲームなどのクリエイターに向けて販売する。 漫画やアニメなどに登場する、名前が明かされない群衆──いわゆるモブ向けのアニメーション素材。第1弾は「渋谷のハチ公前あたりにいそうな“名もなき”人々」と題し、「スマホを見ながら座っている人」「会話している人」「信号待ちする人」など70近いモーションをそろえた。YouTubeの公式チャンネルでも各モーションを確認できる。 普段はゲームなどの高精度モーションキャプチャーを行うスタジオと、光学式キャプチャーシステム「VICON」を使用し、東映ツークン研究所のモーションキャプチャー専門チームが製作した。キャラクターのモーションとしてはもちろん、作画の下地やチェック用として使えるという。利用規約も同時に公開した。 発売にあ
コメントリストはプレーヤー右側に、再生リストはコメントリストの下に置いた。コメントリストは開閉でき、開閉状態は一定期間維持される。 おすすめタブの隣には、視聴中の動画を投稿したクリエイターの投稿動画が見れるタブを追加した。 まず視聴機能をリリース。今後、ライセンス情報の表示や親子作品の表示、ニコニ広告・ギフト、タグのロック、「いいね!」のお礼メッセージ機能などを順次追加していく。 関連記事 「ニコニコ生放送(Re:仮)」公開 3日で構築、「一時停止中の間、ユーザーの皆さんが集まる場所を」 サイバー攻撃により復旧作業が続くニコニコは6月19日、「ニコニコ生放送(Re:仮)」を公開した。「ニコニコ生放送」の仮設サービスとして提供するもので、同サービス代表の栗田氏は「視聴とコメントのみ、必要最低限の機能ですが、サービス一時停止中の間、ユーザーの皆さんが集まる場所をという想いで開発した」とX(旧T
NEXERが運営するキャリアバイブルは、「転職して前職よりも状況が悪くなってしまった経験」に関するアンケートを実施した。転職したことによって状況が悪くなった経験がある人は49.3%、前職よりも悪くなったことの1位は「労働環境」だった。
プロダクトInsights 日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。 暑さ対策グッズとして、ワークマン(群馬県伊勢崎市)の「ウェアラブルデバイス」関連のアイテムが売れている。人気を集めているのは、40度の環境下でも「ひんやり」を感じられる「ウィンドコアアイスペルチェベスト」(1万7800円)。ウエアとデバイスがセットになった「ウィンドコアエントリーセットベスト」(9800円)、ファン未使用時はファン部分を隠せる「ウィンドコア リペアテック(R)2WAYハーフジャケット」(3500円)など。
同社は想定する利用者として「ブロガーやSNSなどのコンテンツクリエイター」や「コストを抑えて画像生成AIを利用したい方」「高品質な画像生成を求めるデザイナーやクリエイター」「簡単な操作で画像生成AIを使いたい初心者」などを挙げている。 「画像生成AIの主な利用目的は、趣味やブログ・SNS用画像作成、デザインのアイデア出しなどと調査で分かった。一方、導入の障壁には、画像の質や著作権・倫理面での不安、利用料金が挙げられている。興味があっても未利用の人は『料金が安価になれば』『著作権や倫理の不安が解消されれば』などの要望を持っており、これらのニーズに応えるために設計した」(GMO) 関連記事 Sakana.ai、浮世絵風イラスト生成AIを公開 浮世絵をカラー化するAIも 元米Googleの著名な研究者らが東京で立ち上げたAIスタートアップSakana.aiが、浮世絵風イラストを生成できるAIモデ
衆議院議員の玉木雄一郎氏(国民民主党代表)は8月1日、ChatGPTのAPIを使い、自身の政策などについての質問に回答できるサービス「AIゆういちろう」を休止した。「ChatGPTのAPIの規約上、政治キャンペーンへの利用ができないとOpenAIから指摘を受けた」ためという。 今後、LLMをGoogleの生成AI「Gemini」に変更し、近日中に再スタートする予定だという。 AIゆういちろうは、玉木氏の過去の国会での発言などを学習させたChatGPTベースのAI bot。テキストか音声で入力した政策についての質問に回答できるサービスとして、7月8日に公開した。 ただ「プロンプトを調整すれば、政策に無関係な質問でもChatGPTの回答が得られる」と話題になり、そうした利用を試すユーザーも相次いだ。 そのためもあってか、運用開始から8日で12万件を超える利用があり、「API利用料が10日で12
7月31日の早朝、スマートリモコンの「Nature Remo」シリーズで障害が発生し、専用アプリやスマートスピーカーからエアコンなどの家電を操作ができない状況となった。7月は8日にも障害があり、ユーザーから「月に2回はやばい」といった声も漏れ聞こえる状況だ。メーカーのNature(神奈川県横浜市)に、7月に発生した障害の原因と今後の対策について聞いた。 ──7月8日に発生した障害の原因を教えてください Nature:8日のシステム障害は、本日発生した障害とは別の原因です。Natureサーバ上のデータベースに対する書き込みリクエストが一時的に急増し、想定していたキャパシティを超えたため、書き込みリクエストにかかる時間が大幅に延びる事象が発生しました。 この結果、APIサーバがダウンし、Nature Remoとサーバ間の通信を適切に処理できず、Nature Homeアプリからの操作ができない状
デジタル庁は、事業者がスマートフォンで運用する「マイナンバーカード対面確認アプリ」を、8月末をめどに提供する。スマートフォンやSIM購入時、銀行口座開設時などの本人確認に利用することを想定しているが、アプリ自体は一般公開され、誰でもダウンロードして利用できる。現在実施中の実証実験の様子を、河野太郎デジタル大臣が8月1日に視察した。 ICチップを読み取って本人確認 2024年4月に八尾市市議が遭遇した、偽造されたマイナンバーカードを使ったSIMスワップによる詐欺被害をご存じだろうか。 いまや、多くの決済情報がスマートフォンに集約されている。今使っている端末のSIMカードが乗っ取られると、あらゆる権限を奪われかねない。この事件では券面を偽造されたマイナンバーカードで市議のスマホと同じ電話番号のSIMが再発行された。犯人は、そのSIMを利用して市議のスマホを乗っ取り、約225万円の高級腕時計を購
VOCALOID6は、人間の歌声が持つ幅広い歌唱表現を学習する「VOCALOID:AI」を搭載し、「歌声の幅が圧倒的に広がった」という技術。 「初音ミク V6 AI」の詳細は後日発表する。「初音ミク V4X」以降の関連ソフトの正規ユーザー向けに優待価格を設定する予定だ。 また「初音ミク NT」の音質を大幅に改善した新バージョンを秋頃にリリースする計画も発表した。 関連記事 「ボカロはあくまで楽器」 最新「VOCALOID6」にAI採用 人間の再現にこだわりすぎないヤマハの考え ヤマハが4年ぶりに発売した最新版の「VOCALOID6」。このバージョンからAIを活用した歌声合成に対応した。AI歌声合成システムは人間らしい歌声を生成できるが、ヤマハは人間の再現よりクリエイターにとっての使いやすさを重視していた。 「プロセカ」劇場版公開へ 初音ミク、初のアニメ映画 バーチャルシンガー「初音ミク」を
東京土産として人気の「ごまたまご」「ニューヨークキャラメルサンド」などを販売する東京玉子本舗は7月31日、公式オンラインショップが不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報約6.5万件を含む約14万件の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。 システムの脆弱性をついた不正アクセスを第三者から受け、ペイメントアプリが改ざんされたことが原因という。 カード情報が流出した恐れがあるのは、2021年3月18日から2024年5月28日に同サイトでカード決済したユーザー6万5387件分で、名義人名とカード番号、有効期限、セキュリティコードが漏れた可能性があるという。 これとは別に、カード情報以外の個人情報が7万3961件流出した可能性がある。対象は、2019年4月22日から2024年5月28日にECサイトを利用したユーザーで、氏名、住所、メールアドレス、電話番号と、任意で入力された生年月日や性
アキバ総研はPCパーツ関連情報サイトとして開設。専任記者が取材して得た秋葉原の情報を更新していた。 その後、秋葉原がPC・家電の街からアニメやコミックの街に変遷してきたことを受け、ホビーやコスプレといったジャンルを追加。アニメとアキバ系カルチャー情報を発信するサイトとして運営を続けていた。 関連記事 エンガジェット、TechCrunch日本版の終了を惜しむ 海外メディアの運営って結構大変という話 エンガジェット日本版、TechCrunch Japanが5月1日で閉鎖すると運営元のBoundlessが発表した。海外媒体の日本版を維持する難しさをMacUserの元編集長である松尾氏が語る。 「パワレポ」休刊へ、自作PC専門誌の老舗 33年の歴史に幕 インプレスは、自作PC情報誌「DOS/V POWER REPORT」について、2023年12月28日発売の「2024年冬号」をもって休刊すると発表
IDを入力すると、過去の投稿内容をAIが10~20秒ほどで分析し、性格診断結果を出力する。 診断結果には、「戦略家」「夢想家」「創造者」など10種類の性格特性と、「論理性」「奔放性」「寛容性」など5項目のレーダーチャート、投稿しているトピックなどを表示する。 IDだけで診断ができるため、友人や著名人の性格診断も可能。Xのポストを生成AIのトレーニングに使用することもないという。 関連記事 OpenAI、軽量で安価なマルチモーダルAI「GPT-4o mini」リリース OpenAIは、軽量で安価なマルチモーダルAIR「GPT-4o mini」をリリースした。アプリ開発者向けのAPIは従来のハイエンドモデルより1桁安く、GPT-3.5 Turboよりも高性能としている。 「パワポ生成AI」無料公開 キーワードから資料を自動作成 プレゼンテーション資料(.pptx)をAIで自動生成する「パワポ生
サポート詐欺の実態まとめたレポート、IPAが公開 ニセ警告画面を閉じるショートカットが効かなくなっていく傾向に 情報処理推進機構(IPA)は7月31日、独自の調査や寄せられた相談などを基に、サポート詐欺の手口や傾向、その変化をまとめたレポートを公開した。「情報セキュリティ関連の業務に従事している方へ、手口や被害状況の実態を共有することで、被害低減や対策推進に資することが目的」という。 レポートによれば、サポート詐欺の相談件数は増加傾向にあるという。件数は2022年1~3月ごろから増加。24年4月には、月単位の相談件数が過去最高の828件に上った。 手口にも変化があり、過去はアダルトサイトから偽の警告サイトに誘導する例が主流だったものの、23年7月ごろから傾向が変化。Webサイトの広告枠に偽広告を表示して誘導するケースが増えた。12月ごろからはWebサイトの構成要素に偽装した偽広告も表示され
伊藤忠サイバー&インテリジェンスは7月31日、社内で利用していたツールを基にしたリスクアセスメント(リスクの特定、分析、評価)シートを無償で公開した。「各組織において自組織のリスクアセスメントを実施する際や、グループ会社を多く有する組織におけるガバナンスとしてのリスクアセスメントにぜひご活用ください」(同社) シートでは、標的型攻撃、ランサム攻撃、メール詐欺の3つを具体的な脅威に想定。それぞれにさらされるリスクを侵入・攻略・復元という3つの観点に分解し、対応策が実施できているか質問する形になっている。質問に答えると、結果を示すシートにどれだけリスクを軽減できているかの評価が表示される仕組みだ。 シートは3つの脅威を全てカバーするバージョンだけでなく、それぞれを抜き出したものも配布。今後は「事務所への物理的な侵入」「無線LANへの侵入」「SaaSやクラウドサービスへの侵入」など、ツールでカバ
Brave groupとその子会社が運営するVTuberオーディション企画で、応募フォームとして使っていたGoogleフォームの設定不備により、応募者の1万人以上の個人情報が漏えいした問題をめぐり、同社は7月31日、原因の詳細を発表した。 応募期間中にGoogleフォームで予告のない仕様変更があり、応募者が回答を送る「回答用URL」から、応募者の回答内容を閲覧できる「編集用URL」を特定できる手法が存在していた可能性が高いことが分かったという。この手法は既に再現できなくなっている。 漏えいが起きたのは、「ぶいすぽっ!」など3つのVTuberオーディション企画。6月4日から6月25日にかけ、応募者の氏名や電話番号などの個人情報累計約1万件が漏えいした可能性がある。 原因は、応募者の回答を閲覧できるGoogleフォームの「編集URL」が、「URLを知っている全員が閲覧可能」に設定されていたこと
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 北海道大学大学院理学院修士課程の松島吉伸さんと同大学大学院理学研究院の角井敬知講師の研究チームが発表した論文「Apseudes ranma sp. nov.(Tanaidacea: Apseudidae) found in a public aquarium, with notes on phylogeny and a presumptive stridulatory organ」は、水族館の水槽から新種の甲殻類を発見した研究報告である。 水族館の水槽から思いがけない新種の発見があった。研究チームが、名古屋港水族館の水槽内に生息していたタナイス目甲殻類
ソフトバンクは8月1日、衛星電話サービスを8月31日で終了すると発表した。4月に発生した衛星機器の故障が長引き、安定的なサービスが提供できないと判断した。 アラブ首長国連邦のThuraya Telecommunications Company(スラーヤ)が運用する衛星を使ったサービス。しかし、アジア・パシフィック地域をカバーしていた「T3」衛星で機器の不具合が発生し、4月16日未明から音声通話やデータ通信、SMSといった通信サービスが利用できない状況が続いていた。 ソフトバンクは5月1日に新規受付を停止。さらに今回、「復旧の状況や見通しなどを踏まえ、サービスの安定的な提供を継続できる目途が立たない」と判断してサービスの終了を決定した。 ユーザーに対しては、利用できない期間の料金を日割りで減免する。また代替サービスが至急必要なユーザーに対応する相談窓口を開設し、インマルサットやイリジウムとい
「人手不足倒産」増える宅配 インターフォンと宅配ボックスつないで再配達ゼロに:相棒は「テクノロジー」 人手不足でも“ラク”に働く(1/2 ページ) ネット通販の普及により宅配荷物が急増し、宅配業界では人手不足が深刻化している。最も手間のかかるのがマンションなどへの再配達だ。 その課題に対し、インターネットに接続可能なインターフォンと、居住者の不在時に荷物を保管できる宅配ボックスをつなぐことにより「再配達ゼロ」にしようという野心的サービスが発表された。売り出したのは、海外ブランドのインターフォンの総代理店などを手掛けるDOORCOM(ドアコム、東京都港区)。この革新的なDXの取り組みについて松井伊織社長に聞いた。 松井伊織(まつい・いおり)福島工業高専で電気工学を学んだ後にプログラミングを学ぶため米国の大学に留学。その後、建築を学習するため千葉大学建築科に編入してプロパティマネジメントを学ん
Microsoftは2024年7月29日(現地時間)、ランサムウェアグループが「VMware ESXi」に存在する脆弱(ぜいじゃく)性を悪用していると伝えた。悪用されている脆弱性は「CVE-2024-37085」として認識されており、Microsoft Security Vulnerability Research(MSVR)を通じてVMwareに報告されている。 ランサムウェアグループによるVMware ESXiの脆弱性悪用事例 CVE-2024-37085はVMware ESXiに存在する認証バイパスの脆弱性だ。共通脆弱性評価システム(CVSS)のスコア値6.8で、深刻度「警告」(Medium)に位置付けられている。 この脆弱性はVMware ESXiにデフォルトで用意されているESXiホストへの管理アクセスを持つ「ESXi Admins」という名前の「Active Directory
DigiCertは2024年7月29日(現地時間)、一部の証明書に関する失効インシデントが発生したと公表した。 この失効インシデントは適切なドメイン名の利用権確認(DCV)プロセスが正常に実行されていない証明書に関する問題とされ、CA/Browser Forum(CABF)の厳格なルールに従い、ドメイン検証に問題がある証明書は24時間以内に取り消されてしまうというものだ。DigiCertは影響を受ける顧客に対して非準拠の証明書を置き換えるよう呼びかけている。 DigiCertによる証明書の失効と再発行手順の詳細 最近、一部のCNAMEレコードベースの検証に使用されたランダム値にアンダースコアプレフィックスが含まれていないことが明らかになった。この発覚によって現在適用されているドメイン検証の約0.4%の証明書が影響を受けることが判明している。インシデント自体の影響範囲は軽微だが、DCVに準拠
「休暇がキャリアを阻害する」は真実か? 逆の効果をもたらす、重要な「休む力」:十人十色な「キャリア安全性」 連載:十人十色な「キャリア安全性」 一社で長く働くというこれまでの日本のキャリア観は、コロナ禍を経て完全に過去の話と化した。キャリアは会社が与えてくれるものから、自分が築き上げるものになった。それは、今所属している場所が、自分に成長や安心感を与えてくれる場所なのか──そうした「キャリア安全性」を誰もが求めるようになったともいえる。VUCA時代において、多くの人に当てはまる「最適解」はもはや正解ではない。十人十色なキャリア安全性について考えてみよう。 学生のときに、学科の教授が「サバティカル休暇」と称して1年間海外に行っていた。初めて聞いた言葉だったので、「サバティカルって何?」と尋ねたところ、長期勤続者に対して与えられる長期休暇のことだという。 大学に多くある制度で、普段の職務を離れ
米Microsoftは7月31日(現地時間)、30日に世界の広い地域で「Microsoft 365」と「Azure」のサービスが停止した約9時間にわたった障害は、DDoS(分散型サービス拒否)攻撃によって引き起こされたと発表した。 「最初のきっかけはDDoS攻撃で、これによりわれわれのDDoS防御機構が作動したが、初期調査の結果、この防御策の実装における誤りが攻撃の影響を軽減するどころか、むしろ増幅させたことがわかった」という。 その後、ネットワーク構成の変更を実施し、代替ネットワークパスへのフェイルオーバーを実行して軽減策を講じたとしている。 Microsoftは、今回の障害から得られた教訓を盛り込んだ予備的な事後レビューを72時間以内に、最終的な事後レビューを今後2週間以内に発表する予定だ。 関連記事 Microsoftの4~6月期、増収増益もクラウドの売上高は予想を下回る Micro
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