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大阪・南船場のランドマーク的存在として、26年間親しまれてきた「CAFE GARB(カフェ ガーブ)」(大阪市中央区)が、10月20日に休業する。90年代のカフェブームを牽引した同店、開業時は当時では珍しいイベントも楽しめる大箱の店として注目を集めた。 ■ ワンフロアからのスタート「とりあえずGARBに行けば」 感謝のメッセージの垂れ幕がかかった外観 1998年5月に開業した同店は、天井高の吹き抜けやテラス席が特徴の4階建て・402席の大型カフェレストラン。開業時は「とりあえず1階だけでオープンしよう」と、ワンフロアからのスタートだったという。 開業時からのシェフ・松本佳也さんは「昔の南船場は街灯も少ない暗いエリアで、人が歩いていると『うちに来るお客さんだ』とすぐ分かるくらい。最初は1階だけで営業予定でしたが、あまりのお客さんの多さに、1週間ぐらいで客席を2階にも広げたんですよ」と、その盛
大阪の水族館「海遊館」(大阪市港区)が、世界最大の魚類である「ジンベエザメ」の搬入・搬出を実施。10月2日夜、同館で飼育展示されていた「海(かい/オス、全長5.9m/2019年に搬入)」を搬出し、新たに「大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター」(高知県土佐清水市)から1頭(オス、全長4.7m)が搬入された。 もともと海で生活していたとはいえ、一時的に人の手で健康管理された生き物を再び自然の海に帰して、無事に生きていけるのだろうか?「海遊館」の村上寛之館長に話を聞いた。 ■ 今できることからやっていくことが大事 ──なぜ海に返すのでしょうか? 絶滅危惧種のジンベエザメは、まだまだ生態などに謎が多く、これを解明することが保護や保全に繋がると考えています。 たとえば、南の方から来て日本の沿岸を通ってまた南の方に戻っていくという回遊行動をしているのではと推測できたり、海の表面で暮らすことが多いの
2024年7月、開業71年を迎えた映画館「塚口サンサン劇場」(兵庫県尼崎市)。ここで2022年10月21日の公開から1年8カ月、異例の連続上映をしているインド映画がある。人気映画監督S.S.ラージャマウリが、イギリス植民地時代のインドを描いたアクション超大作『RRR』だ。 しかし同館での1年8カ月にわたるロングラン上映が、惜しまれつつ7月11日に終了する。7月6日に直前のスペシャルイベントとして昼夜2回のマサラスタイルの応援上映がおこなわれ、その模様をインド映画ファン(『RRR』マサラ上映4回目、宝塚版『RRR』を5回観た編集Z)がレポートする。 ■ マサラ上映「塚口ナートゥ」…とは一体? 「塚口ナートゥ」としてファンに知られる同館での『RRR』マサラ上映は、拍手、歓声、指笛での応援はもちろん、鈴などの鳴り物、紙吹雪やクラッカーなどの飛び道具の使用もOK。ダンスシーンは立ち上がって一緒に踊
■ 伊藤沙莉だからこそ実現した、寅子という主人公 ──第13回で、寅子がよねの身の上話を、本人不在のところで第三者から聞き出すのは「違うと思うんです」と断るシーン。第14回で、よねの壮絶な半生を知った寅子が何か言葉をかけたいのだけれど、「同情と謝罪」「発破をかける」「議論に持ち込む」というパターンを脳内でシミュレーションして「どれも違う」と思い至るところなどは、一昔前の朝ドラ主人公の行動パターンに対する「批評」になっていました。猪爪寅子という、唯一無二の「朝ドラ主人公」を造形するにあたって、いちばん気をつけたところはどんなところでしょうか。 モデルの三淵嘉子さんに近づけるというよりも、吉田さんのなかの「こういう主人公 だったらいいな」という部分を多分に盛り込んでいます。そしてやはり、伊藤沙莉さんが寅子を演じてくださることがとても大きいと感じます。伊藤さんを主演にと決めたのはまだ企画の初期段
日本初の女性弁護士のうちのひとりであり、戦後は女性で初めての判事・家庭裁判所長を務めた三淵嘉子さんをモデルに、主人公・猪爪寅子の半生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合ほか)。三淵嘉子さんをモデルにした経緯や、主人公を演じる伊藤沙莉、尾野真千子のナレーションなどについて、制作統括・尾崎裕和さんに訊いた(取材・文/佐野華英)。 (インタビュー前編→女性たちの物語「虎に翼」、制作統括に聞く作品に込めた思い) ■「当事者に寄り添って考えること」がテーマ ──まず企画の成り立ちについて伺いたいのですが、三淵嘉子さんをモデルに、というのはどういうかたちで決まったのでしょうか。 2024年度前期の朝ドラを私が担当することに決まって、まず脚本は『恋せぬふたり』(2022年)でご一緒した吉田恵里香さんにお願いしました。『恋せぬふたり』はアロマンティック・アセクシュアルの当事者の方を主人公にしたドラマ
連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合ほか)がいろんな意味で話題を呼んでいる。シリーズ110作目となる本作は、日本初の女性弁護士のうちのひとりであり、戦後は女性で初めての判事・家庭裁判所長を務めた三淵嘉子さんをモデルに、主人公・猪爪寅子(伊藤沙莉)の半生を描く。 寅子が女性法律家として、道なき道を突き進むこのドラマにこめた思いを、制作統括・尾崎裕和さんに訊いた(取材・文/佐野華英)。 (インタビュー後編→伊藤沙莉だから実現した…虎に翼・主人公は「完全当て書き」) ■『虎に翼』は「女性たちの物語」 ──『虎に翼』が各所で大きな話題となっていますが、まずはこの評判を受けての率直な感想をお聞かせください。 正直に言って、うれしいです。企画の段階から、脚本の吉田恵里香さんと一緒に準備してきて、いろんなことを考えながら作ってきた作品なので、テーマの深いところが視聴者のみなさんに届いているんだなと感じる
神戸・六甲アイランドにある複合商業施設「神戸ファッションプラザ」(神戸市東灘区)。長く閉鎖状態だった商業棟が3月1日、「ROKKO i PARK」として生まれ変わった。 ホテルや美術館とともに開業した1997年当時は、近未来的な外観も話題だった同施設。年を追うごとにテナントの撤退が続き、映画館が閉館したあとは廃墟モールのような状況で、近年は商業棟が閉鎖されて閑散としていた。 ◆ 必ず訪れたいのは「屋内アスレチック施設」 そんな同館が全面リニューアルし、3月1日に第1弾オープンを迎えた。島外からも人を集めそうな注目テナントは、8階の大型スポーツエンタテインメント施設「KOBE SUPER STADIUM(神戸スーパースタジアム)」(平日一般2900円/120分ほか)で、アスレチックのようなものから、大型スクリーンに合わせて体を動かして楽しめるアクティビティなどが豊富にスタンバイする。 8階の
「ああ・・・華やかな桜のケーキねっ・・・て、え!(唖然)」大阪・本町にある高級ラグジュアリーホテル「セント レジス ホテル 大阪」(大阪市中央区)が、今春より販売する新たなスイーツメニューを発表したのだが、そのなかの1枚の画像が、Xでプチバズりしている。 「セントレジスさん!?」「お砂糖wwwwwwwww」と、450万を超える表示回数で注目を集めているコチラの画像。手前には新作「桜塩レモンタルト」(840円)が鎮座する奥で、ピンクのジャケットに袖を通した女性がティーポット・・・いや、大量の砂糖を入れている。 思わず2度見してしまうほどの「砂糖の量」、Xでは「手前のケーキに目がいかない」と注目が集まる 何かの間違いでは? と目をこすってもう一度見てみても、うん、やっぱり大量の砂糖を器から直接入れている。だがしかし、「セント レジス」というのは世界でも名高いマリオットの最高級ホテルブランド。
2016年に閉館した劇場「シアターBRAVA!」の後継施設として、JR大阪駅に隣接する複合ビル「JPタワー大阪」(大阪市北区)内に誕生した「SkyシアターMBS」。観客や演者、裏方などから100以上の要望を集め、可能な限り反映させたという。特に座席にはさまざまなこだわりが詰め込まれており、さっそくネットには「神じゃん」「すごく見やすそう」と、期待の声が溢れている。 取材・文/吉永美和子 ◆ 観る人を「思いやりすぎた」結果・・・ 目にやさしいグリーンを基調に、前の席の人の頭がかぶらないよう、千鳥格子状に配置された座席。パッと見たところ、背もたれもクッションもさほど大きくなく、なんだか薄くて硬そう・・・と思われるかもしれない。実際に座席自体は特別に広くはなく、肘掛けもやや細くて短めだ。しかしいざ座ってみると、特に腰から臀部にかけて包み込まれるような感じがあり、見た目以上に座り心地は良い。 グリ
JR大阪駅に隣接した複合施設「JPタワー大阪」(大阪市北区)内に、新しくオープンする劇場「SkyシアターMBS」。2月19日にメディア向けの内覧会がおこなわれ、観客とクリエイターの要望をこれでもかと反映したその全貌が明らかになった。 ■ 演劇人から愛された「シアターBRAVA!」を継いで 故・蜷川幸雄氏や劇団☆新感線など、多くの演劇人に愛されながらも、2016年に閉館した「シアターBRAVA!」の後継となる施設。この劇場を運営していた「MBS 毎日放送」は、数年をかけて代替地を模索。 11年間営業したのち、2016年に幕を閉じた「シアターBRAVA!」(2016年撮影) 2020年頃に「JPタワー大阪」の入居が決まると、ビル関係者や現役の技術スタッフらとの打ち合わせを週2ペースで重ね、劇場が抱えがちな欠点を可能な限り潰していき、究極の理想と言える空間を作り上げた。 ■「会社帰りにフラッと訪
入門百科シリーズの本家「小学館」より6月28日に発売された『タローマンなんだこれは入門』※手前のフィギュアはこの記事の筆者私物 「ファスト的にメリットを求められる今だからこそ、なにひとつ有益な情報の無いこの本を是非!」。著者自身がそう推すのは、一筋縄ではいかない「タローマンワールド」を、144ページにわたって解説する新刊『タローマンなんだこれは入門』。 1970年代から1990年代初頭に出版されていた「小学館入門百科シリーズ」の装丁を復刻し、6月28日に発売された。 もともとは2022年夏に「大阪中之島美術館」で開催された『展覧会 岡本太郎』のプロモーション用の企画から誕生した「タローマン」。1972年に放送された(というテイの)岡本太郎の「ことば」と「作品」をもとにしてつくられたNHKの番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』の主人公で、大阪の風景にすっかりなじんでいる「太陽の塔」と、
鮎漁が解禁される少し前になると姿を見せ、夏の風物詩として日本全国で親しまれている和菓子「若鮎」。地域によって「のぼり鮎」や「鮎もち」などとも呼ばれるが、いずれも清流を泳ぐ鮎を模している。 京都の逸品を取り揃える通販サイト「特選京都」では、そんな「若鮎」の作り手による個性を楽しんでほしいとの想いから、10尾をセットにした「京の若あゆ 食べくらべ」を発売。焼き色や顔の表情など、異なる和菓子店が作る十匹十色の若鮎たちが並ぶ姿はなんともいえない愛らしさを感じる。いかにしてこのような商品ができたのか、運営に携わる小林剛さんに話を訊いた。 ■ 「また出して」と反響大、作り手の思いも詰まった食べ比べセット ──「若鮎」がぎゅっと詰まった姿は、なかなか圧巻です。このような詰め合わせを私自身はじめて見たのですが、どんなきっかけで商品化されたのでしょうか。 2022年末に、お正月の伝統菓子「花びら餅」の食べく
大阪・天王寺にある書店「スタンダードブックストア」(大阪市天王寺区)が、6月11日をもって閉店する。 大阪・アメリカ村に2006年にオープンした同書店。「本屋ですが、ベストセラーはおいてません。」をキャッチコピーに、書店員の偏愛に満ちたコーナー展開と選書に紐付いたライフスタイル雑貨の販売で若者を中心に人気を集め、併設されたカフェでは作家などを招いてのイベントなども頻繁におこなわれていた。 2019年に入居していたビルの契約終了のため閉店、その後は天王寺に場所を移して2020年にオープン。こちらでは約3年間の営業となった。 店主・中川和彦さんは「コロナで本当に大変でしたが、楽しいこともたくさんありました。こんなご時世だからこそ、人と直接触れ合うことの大切さを再確認できました。本はまだまだ可能性があると思います。今後の詳細は白紙で一から考え直します。もちろん中心は本です。必ず復活しますので!」
ゲーマーたちの聖地として愛されるゲームセンター「アミュージアム茶屋町店」(通称:アム茶)が、6月25日をもって閉店する。5月15日にそのニュースが発表され、ツイッターでは「アム茶閉店」がトレンド入りするなど利用者から悲しみの声があがっている。 大阪の茶屋町エリアにオープンして以来、25年にわたり「LOFT」「NU茶屋町」「梅田芸術劇場」などに並び、ランドマーク的存在として知られてきた同店。 2階フロアには『ダンスダンスレボリューション』や『beatmania』、『maimai』『キーボードマニア』といった音楽アーケードゲームが多数設置されており、いわゆる「音ゲー」や「リズムゲー」を愛するファンが多く集い、イベントなどもおこなわれていた。 また、かつては1階の入り口近くに『太鼓の達人』や『ダンスダンスレボリューション』(通称:DDR)の筐体も設置されており、有名ゲーマーたちのパフォーマンスプ
一連の騒動を経た今もなお、途切れることなく映画出演作が控えている俳優・東出昌大。今回、映画『Winny』で東出が演じたのは、ファイル共有ソフト「Winny」を開発し、著作権法違反幇助の容疑で逮捕された天才プログラマー・金子勇さん(2013年逝去)。京都府警が敵視しなければ、日本はIT分野で世界のトップにいた可能性がある。 当時、テレビや週刊誌などのメディアは、この不世出の天才に対して偏った報道で叩きまくった。東出は金子さんを演じるにあたり、体重を18kg増量。金子さんの真実の姿、そして、7年におよぶ権力との戦い(いわゆるWinny事件)を、渾身かつ丁寧な演技で光を当てた。 写真/本郷淳三 「金子イズムが僕に入った」(東出) ──今回の映画で浮き彫りになったのは、金子勇さんという天才プログラマーが、当時のメディアの報道にあったような犯罪者ではなく、むしろ純粋すぎたために国家権力に潰されてしま
ダウンタウンの浜田雅功とゲスト(相方)、スタッフが五分五分の立場でロケをおこなう『ごぶごぶ』(MBS)。3月4日放送回には、女優の西野七瀬が相方として登場する。 今回のロケは、西野の地元・大阪市平野区の大阪メトロ・出戸駅からスタート。「ここどこや!?」と初めての場所に困惑気味の浜田に、西野は「ここもめっちゃ地元で、そこの塾とか通ってました」と、さっそくローカルトークを繰り広げる。 最初の思い出の地は、出戸駅前のイオン。「え? イオン?」と尋ねる浜田に「ここは昔ダイエーで、よく行ってたんです!」とうれしそうに語る西野。小学校から中学校まで通いつめ、プリクラを撮ったりしていたという。しかし、「ここは入らないです、外観眺めるだけで十分です。行きましょう!」と、そそくさと次の場所へ向かう。 続いてやって来たのは、大阪メトロ・喜連瓜破駅前のイオン。「ちょっとおい。またイオンやん! まさかここ入るんち
「『去年は木簡に万葉仮名で書いてきたのがいた』と授業で言ったら、今年はパピルスに古代エジプト文字で書いたのがきた。読めねえ」というキャプションとともに、古代エジプトの象形文字で書かれた書物の写真を載せたツイートが話題となっている。 これは「京都市立芸術大学」(京都市西京区)の田島達也教授によるツイートで、実は学生の課題を紹介したもの。コメント欄には「さすが芸大、レポートと芸術の境界がどんどんとけている」「自由だ」「執念が凄い」など、芸大ならではのユニークな提出物に関心する声が続々。このクセの塊のようなレポートを受け取った田島教授に話を聞いてみた。 ■ 「自分の思うことを自由に表現してほしい」クセ強レポートができた背景 「去年は木簡に万葉仮名で書いてきたのがいた」と授業で言ったら、今年はパピルスにヒエログリフで書いたのがきた。読めねえ。このまま行くと来年は楔形文字か。大西由羽作。 pic.t
冷凍ポテトを焼くのがやたら上手い夫に、やり方を教わりました。 pic.twitter.com/PyTUWu9fSS — ふじ子@育児マンガ発信中 (@huziko32) January 14, 2022 フライドポテトが好きな妻のために、夫が約2年間作り続けてたどり着いた「冷凍ポテトの焼き方」を解説した漫画が話題です。 「冷凍ポテトを焼くのがやたら上手い夫に、やり方を教わりました。」とツイッターに漫画を投稿したのは、「ふじ子@育児4コマ発信中(@huziko32)」さん。 筆者が購入した冷凍の「フレンチフライドポテト シューストリングカット」に記載されていた作り方 一般的に冷凍ポテトの作り方といえば、「油で揚げる」「少ない油で揚げ焼き」「トースターで焼く」が知られています。油で揚げると美味しいけれど、後片付けや健康面を思うと頻繁にはできないし、他の方法はポテトがフニャッとしてしまって美味し
JR京都駅・八条口直結の商業施設「京都アバンティ」がツイッターのトレンド入りを果たし、京都民からは「とうとう潰れた!?」「学生時代よく行った!」などの反応が相次いだ。トレンド入りした、そのワケは? 1984年に開業し「アバンティ」の愛称で親しまれる同施設。現在は「ドン・キホーテ」「しまむら」「GU」など、41店舗が入居している。今回のトレンド入りは、どうやら育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞』のグッズショップが3月中旬に新規オープンするという告知が発端だったようだ。同店は関西では心斎橋パルコのみの営業だが、こちらは2月末に閉店することが発表されている。 これに対し、「なつかしいー!ってなってる京都人ですw」「やっぱ京都人ならアバンティがトレンド入りは潰れたん?と思うよな」など、京都民からさまざまな声が挙がった。 さらに「昔はね、アバンティはギャルショップいっぱいでね、中学高校生の憧れだっ
インパクト抜群のビジュアルで連日行列を作っている大阪・難波のカツ丼専門店「かつ丼 ちよ松」。その姉妹店「カツサンドちよ松」が、11月16日に大阪・茶屋町エリアにオープン。1カ月が経過した今、インスタグラムやTikTokなどSNSに動画が多数投稿され、注目が集まっている。 今春オープンしたカツ丼専門店「ちよ松」。「何を食べても満足できない。美味しいものは少なくて足りない。お腹いっぱいになれるものはあまり美味しくない・・・。だからお腹いっぱいになれる、美味しいものを作りたいと思い立ったんです」とオープンのきっかけを話す、元力士の店主・千代松さん。 食へのもどかしい思いと相撲部屋でちゃんこ番を担当していた経験を活かして開発したのは、なんと厚さ5cm超、1人前400gもの巨大なとんかつが乗ったカツ丼だった。低温調理でじっくりと火を入れたしっとり柔らかい肉をカツにし、美味しさとボリュームを両立させた
西日本最大のターミナル駅・JR大阪駅をはじめ、大阪メトロ(地下鉄)や阪急電鉄、阪神電鉄が乗り入れ、駅名のややこしさや入り組んだ地下街から「梅田ダンジョン」と呼ばれるほど、観光客はもちろん、毎日利用する人々すら迷ってしまう梅田エリア。 複雑な地下街から「妖怪が棲んでいる」とまで言われるが、「目的地に早く行けるルートはどこやねん?」と検索しようにも、なかなか決定的な答えも出てこない。 ・・・ならば!!!と、今回は「JR大阪駅」の1階中央口から茶屋町エリア(梅田芸術劇場やロフト周辺)までのルートを、実際にさまざまな行き方で歩いて比較してみました(身長158cm女の歩幅です)。雨の日、暑い&寒い日に外を歩きたくない人へ、「地上回避ルート」もあります! 7通り歩きました (1)信号待ちはほぼナシ! 阪急「大阪梅田駅」を経由する方法 まず「ルクア大阪」横の通路を通り、突き当たりの「ブックスタジオ大阪店
2022年7月19日、大阪の映画関係者に衝撃が走った。関西のミニシアター文化を牽引してきた映画館のひとつである「テアトル梅田」がテナント契約の終了を理由に、9月30日閉館を公表したのだ。 そのとき多くの人の頭をよぎったのが、コロナ禍での経営悪化を理由に7月29日に迫っていた東京「岩波ホール」閉館のニュースだった。東西の代表的ミニシアターが姿を消してしまう。それはひとつの文化の衰退を感じさせずにはおかない出来事だった。 取材・文/春岡勇二 ●初めからミニシアターだった「テアトル梅田」 「テアトル梅田」がオープンしたのは、1990年4月19日。以来32年もの間、メジャー系の大きな映画館にはかかりにくい、名作・佳作・話題作を邦洋問わず上映してきた。新作ばかりでなく、ひとりの監督や俳優の過去作を集めた特集上映や、少しマニアックなジャンルの作品を集めた、例えば「日本の音楽映画特集」のようなプログラム
無限の可動域、大胆なギミック、奔放なパース(遠近法)・・・アニメーションならではの表現で、国内外のファンを魅了してきた湯浅政明監督。世界最高峰『アヌシー国際アニメーション映画祭』では、宮崎駿、高畑勲に次ぐ日本人3人目となる長編部門グランプリを獲得するなど、今や日本を代表するアニメーション作家だ。 そんな湯浅監督が新たに挑んだのは、室町時代に民衆を熱狂させた実在のポップスター・犬王。あの世阿弥にも影響を与えた能楽師・犬王と、平家の呪いで盲目となった琵琶法師の少年との友情を描いたロックオペラな最新作『犬王』について、湯浅監督に話を訊いた(一部ネタバレあり)。 取材・文/ミルクマン斉藤 「出来るだけ多彩に、室町なめんなよと」(湯浅監督) ──もうずいぶん前ですが、湯浅監督の初長編作『マインド・ゲーム』のときにお話を伺って以来になります。あの作品の完成度や特異性は異常なほどでしたが、まさに今回の『
京都市屈指の繁華街・四条河原町に、「四条河原町温泉 空庭テラス京都」と「四条河原町温泉 別邸 鴨川」からなる温泉リゾートホテルが6月にオープンする。 今回新たに開業するのは、和のインテリアを施したコンパクトな全102室の「空庭テラス京都」」と、32室すべてが露天風呂付きで自室ディナーが楽しめる「ラグジュアリーな京都ステイ」をコンセプトにした「別邸 鴨川」の、異なるスタイルのホテル。商店街や飲食店が立ち並ぶ京都の中心地・四条通りと河原町通りの交差点から徒歩1分の場所に位置し、アクセスも良好だ。 また同ホテル最大の特徴は、敷地内から湧き出る自家源泉の天然温泉を9階まで汲み上げた絶景大浴場。露天の立ち湯からは、京都・東山の大パノラマが臨める。さらに屋上は「空庭テラス」として開放し、テーブル席やファイヤーピットを囲うソファ席、さらに足湯も完備され、夕方には無料のカクテルサービスも。 また館内には、
興行収入100億円を超えたアニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の総監督などで知られる庵野秀明氏。そんな彼の過去から未来までを巡る展覧会『庵野秀明展』が、「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)で4月16日より開催中だ。 同展では、庵野氏を語る上では外せない『エヴァ』シリーズのキャラクターデザイン案やセル画、設定資料が充実。今でこそ紫色が特徴的な「エヴァンゲリオン初号機」のカラーリングが決定されるまでの軌跡や、制作スタッフの原画参考のために生み出されたというシリーズ初となるフィギュアなど、作品の根幹に関わる資料も多い。 同展にさきがけおこなわれたメディア内覧会には、学芸員・三好寛氏と神村靖宏氏が登場。テレビシリーズの『エヴァ』では、黒地に白い文字というインパクトあるサブタイトルが有名だが、放送当時、庵野氏の指示を受けながらデザイン組みを担当していたのが神村氏だという。「『もっと大きく
4月12日は「パンの日」。遡ること1840年、火を起こす必要はなく、消化も良く、保存性・携帯性にも優れている「兵糧パン」と呼ばれるパンを提案した日が日本におけるパン発祥とされており、1983年に「パン食普及協議会」によって制定されたという。 ところで、食パンの厚さが関西と関東で異なることをご存じだろうか? 関西で生まれ育った筆者にとって食パンといえば、4・5・6枚切りをまずイメージする。スーパーに行けば、その3種類が必ずパン売り場に陳列され、子どもの頃から食卓では大抵「5枚切り」。現在でも食パンを購入するときには迷うことなく「5枚切り」を選んでいる。 しかし、就職して首都圏に住んだときには、「8枚切り」がスーパーのパン売り場のほとんどを占めており、「6枚切り」を見かけることはあっても、「4〜5枚切り」を見かけることはあまりなかったように思う。 ■ 厚切りの始まりは関西のパンメーカーから な
2月2日、「大阪中之島美術館」(大阪市北区)がついにオープン。かねてから多くの美術ファンが注目し、今年の関西美術界最大のニュースと言っても過言ではないトピックだけに、初日の朝10時には長蛇の列が美術館ロビーを埋め尽くした。 開館記念展として、『Hello! Super Collection 超コレクション展 ー99のものがたりー』が開催されている。本展を一言で形容すると「新美術館の顔見世興行」。6000点を超える同館のコレクションから、代表的な作品約400点を選出し、「うちはこんな美術館ですよ」と全力でアピールしているのだ。 展覧会は3章で構成されており、第1章「Hello! Super Collectors」では、異端の蒐集家・山本發次郎コレクションなど、美術館開設のきっかけとなった作品群を展示している。 第2章「Hello! Super Stars」では、イタリアの画家・モディリアーニ
それぞれ地域で異なる呼び名があり、度々X(ツイッター)で話題となる「回転焼き」。関西では「御座候」と呼ぶ人が多いようだが、なぜなのだろうか? ■ 今川焼き、大判焼き、太鼓焼き・・・さまざまな名称が存在 回転焼きとは、あんこやカスタードクリームなどの具を、小麦粉、卵、砂糖などを使ったほんのり甘い生地で包んで焼く、円盤状の焼き菓子のこと。全国的に愛されているものの、名称は統一されておらず、「今川焼き」「大判焼き」「太鼓焼き」など地域や店舗によってさまざまだ。 方言学の研究者で「回転焼の名称に関する調査」などの研究をおこなっている、奈良大学教授の岸江信介氏によると、以前約6000人にアンケートを採った際、全国で100種以上の呼び名があることが判明したというから驚きだ(SAVVY3月号『おやつ図鑑』より)。 岸江教授の資料をもとにLmaga.jpが作成。1番回答の多かった呼び名で色分けしており、各
「そんな居抜きが許されるのか」という言葉とともに、じゃじゃまるさん(@JajacircleS)がツイートした写真が4.8万いいねの話題に。そこに映るのは、きっぷ売り場ともドーナツ屋とも解釈できる奇妙な光景だ。 JRグループによる乗車券販売所「みどりの券売機」の看板と、アメリカ発の人気ドーナツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の文字が交錯する、なんとも言えない居抜き店舗。奥には自動きっぷうりば「みどりの券売機」が見えるものの、手前にはドーナツの販売カウンターも見切れている。 この光景にツイッターでは、「いつも気になってました」「きっぷうりばの一部を貸し出してるのかな?」など疑問の声が続々。たしかに、どうしてこのような形態になったのか? 元はどちらが先だったのか? 調べてみると、どうやら「京都駅西口改札内」にある店舗ということで、「西日本旅客鉄道(JR西日本)近畿統括本部」(所在地:大
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