NHKのキャスターやリポーターが首都圏各地の訪ねる「オシたび」と「土曜すてき旅」。今回取り上げるのが東京の「シブいビル」です。「シブいビル」とは、高度経済成長期に建てられた築60年近くのビルのことで、当時ならではのデザインや職人技が生かされた深い味わいが特徴です。数多くのシブいビルが残る有楽町駅周辺を訪ねました。 有楽町周辺はシブいビルの密集地帯 鈴木伸子さん(左) 三平泰丈アナ(右) 「シブいビル」をテーマにした本を出版し、街歩きガイドとしても活動する鈴木伸子さんに今回の旅の案内をしてもらいます。シブいビルがたくさん残る有楽町駅周辺の中でも、鈴木さんがオススメする「東京交通会館」や「新東京ビル」を訪ねました。 東京交通会館 回転レストランと壁画がシブい! まず、鈴木さんに案内されたのが、JR有楽町駅のすぐ目の前にある東京交通会館です。戦後復興の象徴として、1965年に竣工しました。地上1