先日、北海道の道をドライブしていたところ、見慣れぬ白い花が風に揺れているのを発見。 車を停めて近寄ってみると、今度はたいへん見慣れた葉っぱが目に入りました。 なるほど、これが噂のノラニンジンというやつですね。、 ノラニンジンはセリ科の帰化植物で、日本には明治以降にヨーロッパより移入したとされます。 葉が野菜のニンジンそっくりなので判別が可能です。日本に生えている個体については「ヨーロッパに自生していたニンジンの原種が外来種として移入した」または「野菜として移入されたニンジンが逸出して野生化した」の2つの説があるそうです。まあいずれにしても野菜のニンジンとほぼ同じ植物という考えで良いのでしょう。 ただ、有益な植物であっても畑から抜け出せばただの外来種。至る所で群生するノラニンジンは、畑のニンジンやセリ科野菜に被害をもたらす害虫や病害の発生源となってしまうため、要注意外来生物のひとつとしてマー