東京・渋谷の路上で男女3人から財布などを奪い、1人にけがをさせたとして、警視庁国際犯罪対策課は強盗致傷などの疑いで、いずれもウズベキスタン国籍で、住居不定、無職、ドゥナシェブ・ハサンボイ・マスカムジョン・ウグリ容疑者(21)ら20代の男5人を逮捕した。ドゥナシェブ容疑者は「弁護士が来るまで話しません」と供述し、他4人は容疑を否認している。 逮捕容疑は共謀し、昨年12月30日午前5時半過ぎ、渋谷区円山町の路上で、外国籍の男女3人に因縁をつけ、財布やバッグなど計約21万円相当を奪い、そのうち1人の男性(26)の顔を足蹴りするなどしてけがをさせたとしている。 国際犯罪対策課によると、5人のうち、ドゥナシェブ容疑者ら4人は不法残留だった。5人のグループは昨年8月ごろから今年2月ごろ、渋谷や新宿の歓楽街で、酔って寝込んだ人らから盗んだクレジットカードなどで不正購入したスマートフォンを転売するなどし、