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同じ内容を学ぶのでも年齢やキャリアによって効果が異なる 私は、高校生の頃、理系のクラスに在籍したので、確率・統計の所で、ほんの初歩の内容だけ学んだことがあります。当時、どの内容を学んだのか全く覚えておりませんが、学んでいた時の気持ちとしては、面白くない分野だなと思っていたような記憶があります。 ところが、現在、統計学の入門的な内容の学習を終えて、非常に面白い分野だなと思うようになしました。もちろん、勉強内容が今後のキャリアに大きな影響を与えることになると思っていますので、学習の真剣度が違うということもあるのですが、ファジーな考え方を許容できるように、年齢やキャリアを重ねることでなってきたことも大きいのではないかと思います。 AIにおける機械学習などは、人間で行うことが出来る統計的処理の範囲を超えて、AIが人間の代わりに統計的処理を行ってくれるというものだそうです。例えば、変数が10個も20
情報が専門分野の私が担当する意義 私の専門領域は情報分野であり、キャリア領域ではありません。しかしながら、ITの利活用能力を向上させる文系人材教育をコンセプトに掲げるゼミにおける教育活動と、それに連動する形の就職支援活動の成果として、トヨタ系企業への内定率50%超・その他大手関連企業の内定多数という結果が出てきて、偏差値40台中盤の学科の学生皆さんとしては、過去の実績では難しいので無理だと諦める企業への内定が沢山出てきています。 この成果は、就活指導を始めてから6年目になり、世代としては5世代目のゼミの学生の皆さんが出した結果です。このゼミ運営のコンセプトは、AI×ビックデータ×IoTの時代にマッチしたコンセプトでありますので、今後、世の中に広く受け入れられるものであると思っております。 その結果の一つとして、キャリア領域の科目の担当依頼という結果が出てきたという認識です。これは、今後、広
若い時代にワークライフバランスを追求する思考は後悔を生むかもしれない ワークライフバランスという言葉が広まってきていおりますが、実力が十分についていない段階でワークライフバランスを追求すると、単に仕事量を減らすだけの結果になってしまう可能性があります。 実力が十分についていない段階では、いわゆる作業中心の活動になっている場合が多く、自ら仕事を生み出して収益を発生させて組織に貢献するレベルには達していないと思います。この段階で、ワークライフバランスの概念を優先させると、作業量を減らすだけの結果になり、誰にでも出来る仕事に関して、量だけを減らすという結果になります。 この状態は大きな危険性をはらんでいます。年齢が高くなると、年功序列の色彩の強い組織では自動的に給料も上がってくるので、年収は高いけれどもいつまでも入社数年の社員がしている仕事をしているという状態になります。組織全体の業績が良い場合
IOT+ビックデータ+AIによるサイバーフィジカルシステムによる世の中の変革 これは以前の記事でも書いたと思いますが、世の中のほぼ全ての産業がサイバーフィジカルシステムによる情報システム化がなされて、大きな変革がさされていく方向で進んでいます。 この変革で、日本が再生するために必要な事柄を沢山提案している書籍が、「シン・二ホン」です。400ページを超える分厚い本ですが、事例などが沢山書いてあるので長くなっていますが、全てを読まずに趣旨を理解するように読んでいけば、すぐに読めてしまいます。 その上で、時間のある時に細部を読み込んでいくとよいと思います。 この本によると、現時点の日本は、この分野でも世界をリードする立場には到底及ばない状況ですが、過去の歴史を振り返ると、先行する他の国に強烈な勢いでキャッチップして抜き去り、完成度の高い製品やサービスを生み出すことが得意な国であるということが語ら
成功した人はプラス志向の言葉を話すもの 色々なインタビューを見ると、一般的に成功した人は、プラス志向の言葉を話すことが多いです。例えば、「為せばなる。」とか、「成功するまでやれば誰でも成功する。」というような話です。 しかしながら、これを聞いた人は、きれいごとだと思うかもしれません。 成功した人達がこのような言葉を話す理由を考えてみると、いくつかの理由があると思います。その一つは、あえてプラス志向の言葉を話すことで、マイナスのイメージを自分の中から消して、プラスの行動を引き出す為だということです。 人間は、言葉に出す度に、その言葉が自分の中に定着していってしまいます。いわゆる「言霊」です。言葉の持つ力を知っているので、相手に話すと同時に、自分にも話しているのだと思います。 もう一つの理由は、プラスの言葉を口にすることで、良い結果を出すという決意をしていることもあると思います。物事を実行する
チャレンジ思考で行動してみるとチャレンジ思考の人が集まってきた 昨年の1年間は、コロナによる環境激変があったので、SNSを使ったバーチャル環境での活動を行いました。それまでは、リアルの世界でやるべきことが沢山あり、SNSに使える時間がなく、手付かずの領域でした。 しかしながら、遠隔授業になり、オンデマンド授業にしたことで、授業時間の枠がなくなり、自由な環境で活動できるようになりました。もちろん、オンデマンド授業したことにより、新たな仕事も発生したのですが、日時による強制力が働く要素が少なくなったので、自由に仕事が出来た1年でした。 その環境を活かして、今までできなかったSNSに関する活動を集中的に行って、そこからの発生した新たな人とのつながりによって、新しい展開の扉が開かれた1年でした。 SNSを通じて、自分の意思を明確にすることにより、SNS経由、あるいは、SNSを見たリアルな環境の方々
マイナスの環境は起爆剤として即効性が高い マイナスの環境を嫌う人は非常に多いと思います。私自身も、別に好きではないです。しかしながら、客観的に見てマイナスに見える環境にいると、そこから抜け出したいと思いますので、抜け出す方法を色々と考えることになります。 その抜け出す方法が問題です。単に転職をするというだけでは、環境自体が悪くなる一方のように思います。世の中は、特にある程度の実績を積むまでは、厳しい側面が強く作用してきますので、現実逃避をするのではなく、厳しい現実の中で踏みとどまり、成果を積み上げてくことが最重要事項となります。その時点のよくない環境の中で成果をあげて実績を積み、何らかのステップアップしていくことが当面の方針となると思います。 その時の心情としては、「あえて、大変な方・苦しい方へ舵を切っていく」ということになります。この感覚を、若い年代の時に持てるかどうかは、非常に重要なこ
今年度の振り返り 今年度は、コロナに始まりコロナに終わるという感じで、世の中の環境としては、激変した年でした。コロナへの感染、重症化、あるいは、お亡くなりになった人にとっては、より、そうだったと思います。 このような社会環境の中では、どうしても気持ちが沈みがちになって、よくない側面をクローズアップしてしまい、マイナスの方向に進んでいく場合が多いかと思います。 しかしながら、どれほどよくない状況に見えても、よく目を凝らしてみてみると、先々に繋がる良い兆候も見て取れると思います。 例えば、デジタル庁の話も、IT化の遅れていた公官庁のIT化が進んだり、世の中全体のIT化も更に加速していくことになると思います。これは、大きな変化で、日本の国にとって、長期的に見れば非常に大きなことです。 個人的な範囲では、人生の転機になることも沢山ありまして、今後の5~10年を考えた時には、ターニングポイントとなる
リモート環境で個人だけで完結できる仕事がはかどるのはよい点である リモート環境では、個人だけで完結する仕事は集中できる環境となりますので、非常にはかどるようになります。これは非常に良い点です。 会社に出社して、沢山の人と机を並べて電話が頻繁に鳴る環境の場合は、頻繁に中断せざるをえない状況になりますので、集中力が途切れてしまいなかなかはかどりません。一度切れた集中力を元に戻すには結構な時間を要することになりますので、仕事を終えるまでの時間もかかり、仕事の精度も高まりません。 また、リモートでない場合は、通勤時間もかかります。東京のような大都市の場合は、それも大きな負担となります。 これらがなくなり、個別の仕事に集中できる環境が手に入るのは、非常に大きいです。 リモート環境のマイナス面は? リモート環境の場合、自律して仕事が出来ないキャリアの浅い場合は、他の人に気軽に聞けないので、マイナスの弊
セミナーを受講した後の行動が重要 今年度から学内の就活セミナーを担当しておりますが、このようなセミナーを受講して、その後にどのような行動を取るかが一番重要なことです。どのようなセミナーも、受講した時に聞いた話の中で、よいと思ったことは沢山でてくると思います。 セミナーを担当する講師の方々は、それまでに蓄積した物事のエッセンスを説明しているので、当然と言えば当然だと思います。何も話すに値しないことがなければ、セミナーを担当することはないと思います。 そこで差がついてくるのは、よいと思ったことを後で実行に移すかどうかです。ここが非常に大きな点です。 色々な書籍を読んで良く言われるのが、「話を聞いてから24時間以内に実行しなければ、その事柄は実行することはない」ということです。これは確率の話だと思いますが、確かに、聞いた瞬間が一番モティベーションの高い状態だと思いますので、そのモティベーションが
コネも手段の一つではあるので行きたい会社の場合は使うのも別に悪くはない 就活で、「親や親戚などの会社の偉い人のコネを使って会社に入社するのはよいのか?」という質問を受けることはあります。この質問には、幾つもの観点が含まれています。 法律には触れるのか? 道義的に良いのか? 将来の自分にとって良い結果に繋がるのか? 罪悪感を持つこともありそうだか、その点はどうか? などの観点です。 (1)については、民間企業においては、法的には特に問題はないと思います。法律の専門家ではありませんので、細かい具体的な法律のことは分かっていませんが、コネ入社が法律に触れたというような報道を見たことはありませんので、おそらく大丈夫だと思います。(ご心配の場合は、専門家に確認して頂ければと思います。) (2)については、色々な考え方があるとは思いますが、個人的には、問題はないと思います。社会に出ると、他の人の紹介で
企業側としては面接の練習をしない状態の学生を見たい 就活で企業側としては面接の練習をせずに学生をみたいという思惑がありますが、これは、学生の素質を見極めたいというものです。これはこれで、企業側としては意味のあることですので、良いとは思います。 先天的にコミュニケーション能力が高いひともいると思いますので、そのような人を見極める、あるいは、普段から問題意識をもって生活しているかどうかなどを見極めることも出来ると思います。 つまり、その人の現状の人間的な能力を見極めたいということなので、合理的な思惑だと思います。 しかしながら、それはあくまで企業側の思惑なので、それに合わせる必要は全くありません。学生の皆さんの中にはとても素直な人がいまして、本当に準備をせずに面接に行く人もいると思います。しかしながら、その結果、面接を通過するかといいますと、よほどのコミュニケーション能力がないと・・・・です。
気持ちに頼るとしんどい場面が出てくる 私自身もそうでしたが、若い世代の人は、「やる気」「熱意」などの気持ちをエネルギー源として、行動を起こしていく場面が多いと思います。もちろん、このような気持ちを否定する気持ちはありませんし、プラスの行動を引き起こす気持ちは大切にして、行動に繋げていけば良いと思います。 しかしながら、「気持ちが入ってないと駄目だ。」とか、「やる気を出さなければならない」という風に思いこんで、「やる気がでないから、やらない。」と思って、行動を起こさなかったあり、「やる気を出さなければならない」と思って逆にストレスをため込んでしまったりする場面も出てくると思います。 これは、非常に大きなエネルギーロスであり、よくない感情を自分に刷り込んでしまうことになります。したがって、個人的には、感情に過度に依存せずに、色々な感情を持ったり考えたりする前に、少しだけ行動を起こしてみることを
仕事は自分のためにすることでよい 就活で仕事選びをする時に、社会貢献的な理想の高い考え方を元に仕事を選ばなくてはならないと思っている人もいると思いますが、無理にそのように考える必要はありません。 マズローを欲求五段階説の第1~2段階においては、人は、安心して生活をするための衣食住の欲求を満たすように行動するというような話になっています。これが、社会人の最初の数年間に該当する話で、仕事を始めて出来るようになり、安定した生活が出来るようになるまでの期間に該当することになると思います。 この時期は、自分の能力開発を行う時期で、自分以外の他の人や組織へ貢献することを考える余裕もなく、そのレベルに到達していないので、ひたすら自分のために働く期間となってきます。これはこれで当然の話です。 従いまして、正社員の仕事の経験がない新卒の段階で、無理に社会貢献的なことを考える必要もなく、身の丈にあった考え方で
勉強や仕事のスケジュールに運動する時間を設けるとよい 日本の場合、高校生までは体育の授業があり、部活動もあるために、何らかの運動を多くの人がしている状況にあります。しかしながら、大学生や社会人になると、途端に運動をしなくなってしまいます。これは非常にもったいないことです。 毎日とは言わないものの、週に2~3回くらいは何かしらの運動をするとよいと思います。健康や勉強・仕事の観点で、様々なメリットが出てきます。 特に、勉強や仕事に集中的に取り組むと、肉体的な疲労はあまり発生しないものの、頭脳や精神面での疲労は非常に大きなものとなります。そのような疲労をとってリセットするために非常に大きな効果があります。 ビジネスマンの中で、ホワイトカラーの仕事に就いている人は頭脳や精神面での疲労が激しいので、ジムに通ったり、ランニングしたりする人も結構いたりまします。 私個人も、仕事のスケジュールの中にトレー
人間は目標も簡単に忘れてしまうほどいい加減な作りになっている 人間は、そのメカニズムとして、すぐに忘れるようになっています。これは、生きていくために必要なことだからです。例えば、ある人から誹謗中傷を受けた場合に、その記憶はすぐには忘れないかもしれないですが、暫くすると思い出すこともなくなってきて、何かの拍子に思い出すことはあっても、思いださない時間が非常に多くなっていきます。また、事故にあって車に跳ねられた時の強い記憶は、全く思い出せないという人も多いと聞きます。 これらのようなマイナスの記憶をずっと明確に覚えていると、つらい記憶が積みかさなってきてしまい、生きていくのがつらくなってしまいます。そのようなことを回避するためにすぐに忘れる仕組みになっているというお話です。 ただ、一方で、よいイメージの内容の記憶も忘れていってしまうので、これが大きなデメリットになってしまいます。良い記憶と悪い
「分からない」としか言わない心理 勉強や仕事などで「分からない」とだけ質問する場面に遭遇することがあります。現在の私の立場が大学の教員ということもあり、「分からない」とだけ言われることもしばしばです。そのような時には、掘り下げて私の方から質問をしていくことで、何が分からないかを確認していきます。しかしながら、このような時には、「このような質問をしなくてならない状況で大丈夫なのか?」と心の中で少し不安に思っています。 「分からない」とだけ質問する状況を考えてみると、何でも相手にして貰って当然という心境が見て取れます。これは、その本人の問題というよりも、生きてきた環境がそのようなものだったので、自分から細かく説明することが必要でないという時期が長くあったのだなと思います。 私自身のことを振り返ってみても、学生時代や社会人になってから数年ぐらいは、そのような意識が抜けていなかったように思います。
プロティアンのビジネス資本と社会関係資本の関係 プロティアンにおけるビジネス資本の蓄積は、自分自身の活動の結果蓄積するものであり、知識やスキル、資格、学歴、職歴などとされている。通常、自分自身のキャリアを考える時には、この部分を重視することが多いと思います。 これらのビジネス資本を蓄積するには、多大な努力・活動が必要となるために、しんどい場面も多々出てくると思います。20代~30代前半までの現場担当者で働いている期間に、特に集中的にビジネス資本を蓄積するチャンスも多いので、そこに集中することが後々大きなリターンを得るためには必要なことだと思います。 ビジネス資本の蓄積をきちんとせずに、社会関係資本としてのネットワークを広げていっても、興味を持ってくれる人があまり出てこないからだと思います。卓越したパーソナリティや話術などを持っていないごく普通の人の場合(私も含む)は、ビジネス資本をきちんと
自律性と協調性は対立するものではない 自律性は、自ら試行錯誤しながら行動していく性質といえると思います。それに対して、協調性は、周囲と協調しながら大きな目的・目標を実現していくために必要となる性質だと思います。どちらも、大きな目的・目標を実現するためには、必須の性質です。 この2つの性質は、一見対立する性質に見えるので同時に備えることが出来ない・難しい性質のように見えますが、同時にある程度のレベルで備えることができるものだと思います。 自律性が高い状態だと自分が物事の推進を主導することが出来ると思いますが、自律性が高すぎると周囲のことが目に入らずに結果的に失敗する可能性も高くなってしまいます。自律性が高すぎる場合は、結果的に協調性が低くなってしまう場合が多いと思いますので、その点が問題となります。 逆に、協調性が高い状態だと、まず、周囲の状況を見て、問題がなさそうな場合に自分が思っている行
最初の頃は仕事で働くために生きている感じになりやすい 私もそうでしたが、学生時代の頃は、まだまだ先は長いと思っているので、どのように生きていきたいかを真剣に考える人はあまりいないと思います。また、自分で生活費を稼いいで生きている訳ではないので、本当の意味での大変さをまだ分かっておらず、切迫感を感じることはありません。 そのような感じで就活に入っていく人が多く、何の仕事をしたいのか分からずに就職していく人が大変多いです。これは、教育の問題もありますし、お金は汚いものという価値観を持っている人が多いことの裏返しのような気もします。 資産家で働く必要がない人の場合は、無償でのボランティアを生きがいにしていくことが出来ると思いますが、私を含む普通の人々は、仕事をしてお金を稼いで生活をする必要がありますので、仕事をしていく中で、やりがいを見つけて、徐々に社会貢献的な内容を含む仕事出来るような形になっ
長期のチャレンジが実を結んだ瞬間 長期のチャレンジが実を結んだ瞬間は、嬉しいというよりも、ホッとしました。それを手に入れたいと長年思っていたのは、それを手に入れることで自由度が飛躍的に増して、自分が思い描いているチャレンジを誰の目を気にするでもなく行うことが出来るようになるからです。 それを得ることが決まる少し前から、自分が本当に行いたい領域のチャレンジを後押しする出来事が沢山できて、やはり、自分はこの領域のチャレンジをするようになるのだなと実感をしていましたが、その流れで、長年のチャレンジが実を結ぶ流れになりました。 人生の折り返し地点を超えたであろう年齢になると、人生の流れを大局的に見ることが出来るようになってきます。それ故、流れとして何となく達成できると思っておりましたが、本当にその通りになりました。 本来の目標は、もっと短期間で達成しようと考えておりまして、そのための猛烈な努力・活
チャレンジ思考の方が実は楽です 前回も少し書かせて頂きましたが、チャレンジ思考の方が実は気楽だったりします。現状維持の「守り」の思考になる場合には、少ないチャンスを確実にものにしていく思考・行動になっていきますので、「失敗できない」という意識になり、80%の準備で良い場面でも、完璧を期すということで、120%の準備をしようとし、精神的にも追い詰められた感じになってきます。これは、正直きついことだと思います。 一方、チャレンジ思考でいると、活動量・作業的量的には大変になってきますが、多くのチャンスに対して同時並列的にチャレンジしていくので、いくつかの結果を同時に待つ形になり、大抵の場合は、1つくらいは良い結果になっていきますので、他のことが上手くいかなくてもプラスに考えることができます。このブログでも何度もかいているように、失敗=課題の発掘 となり、次の新しい挑戦に繋がっていきます。 どちら
未知の領域へのチャレンジは誰もが不安感を持っている 就活に限らず、どんなにメンタルが強い人でも、自分にとって未知の領域へのチャレンジは不安なものだと思います。しかしながら、その不安は、自分が作り出している部分もありますので、その部分は早期に解消していくと良いと思います。 例えば、就活の場合は、自分と同じ立場で経験した先輩の話を聞くことができると、心理的に落ち着くことができます。以前の記事で書きましたが、Zoomを活用して就活を終えた先輩に、現在の3年生へ就活の経験談をお話して頂く試みを行いましたが、3年生の皆さんにとっては、刺激になると共に、同じゼミに所属している先輩の話を聞くことができて、来年自分が経験するであろう就活本番のイメージが具体的に持てたようでした。非常に大きな効果があったと思います。 他大学の学生の方の場合は、キャリアセンターのような部署があれば、そこで、先輩が受けた企業の選
物事の結果を待つことは心身のエネルギーを消耗する 例えば就活の選考結果の連絡など、自分にとって大きな影響が出てくる結果を待つ場合は、心身のエネルギーを消耗しますよね。影響が大きければ大きい程、その度合いは大きくなります。私も何度も経験がありますので、良く分かります。 その時は、自分のベストを尽くしていた気になっていても、冷静に振り返ると、改善する余地が見つかってくるので、それをマイナスの結果に結びつけていってしまい、不安な気持ちが増幅されてしまうこともあると思います。 そのような時には、次なるチェレンジを始めてしまう方が良いと思います。就活であれば、次の応募先を探して説明会の申し込みを行ったり、次の面接の準備を始めて、企業研究の時間にあてたりするとよいでしょう。 社会人であれば、手軽な方法としては、それまでに読んだことがないジャンルの本を読んでみたりするのもよいと思います。また、新しい仕事
学生の頃は自分主体であるが社会人として働く場面では真逆の立場になる 学生から社会人に変わる時、一番の大きな価値観の変化は、自分の中心の発想から相手主体の発想に切り替えなければならないということです。これは、社会人として働く場面で、必ず強く意識しておかないといけないことです。 その理由としては、仕事は、その成果を受け取るお客様や取引先の会社が期待する内容の商品やサービスを提供することが目的だからです。自分がどのように思うかは、基本的には考える必要がありません。もっとも、自分の考えることを説明して、相手がそれを気に入ってくれるという状況になれば、それは、また別の話なので、それもいいと思います。 しかし、あくまで相手の期待を満足させることが仕事の本質的な目的であるということは、明確に理解しておく必要があります。 これは非常に重要な観点で、はじめは、そのような考え方で仕事をしていくことは非常に負荷
効率と効果の違い 「効率」と「効果」は一文字違いですが、全く内容は異なります。効率は、ある目的を出来るだけ少ない工数・手順で達成するプロセスのありかたのことです。プロセスのありかたなので、目的ではありません。 効率が良いことは、ある面では非常に大きなメリットになります。同じ目的で、工数が3分の1になれば、もともと要していた工数と同じ工数で、約3倍のことを行えるようになるということです。1回しかトライできなかった所が、3回トライできるようになるということです。これは、非常に大きなことです。 まだ、人生の目的がはっきりしていない段階では、効率を追求し、他の人の数倍の仕事量をこなすことを目標に頑張ってみるのもよいと思います。目的がはっきりしないので、頑張らないという発想より、沢山の経験を積めることになるので、成長の度合いが全く違ってきます。 そうこうしながら働いていくうちに、人生の目的、つまり、
基本的な3つの要素(読む・書く・話す)を高めるのが基本 就活は、基本的には、読む・書く・話す の3つが一定水準を超える状況になれば、ある程度の会社には、かならず合格していきます。これは、私の就職指導の経験として体感していることです。 これは、社会環境がどのようになっていても、同じことで変わりません。リモート面接になったことで注意する細かな点はあると思いますが、それは手段の話なので、まずは、自分をどれだけ高めていけるかどうかが重要なのです。 この部分は、就活全体の中の70~80%は占めると考えてよいです。従いまして、この部分をきちんと準備せずに、細かいテクニックを積み上げていっても、残りの20~30%の話ですので、全体からすると、少ない部分につてのみ頑張っている状態になってしまうので、効果が薄いです。 読む・書く・話す の部分は、対策としては、非常に地味で積み上げていくことが大変なのですが、
自分の立ち位置とはどういうことか? 同じ職種の仕事をしていても、会社が違ったり、働く業界が違ったりすることで、上手くいったり、いかなかったりすることが十分あり得ます。場合によっては、働く土地(大都市・地方・外国)が変わることでも、大きく結果が変わることもあるということです。 例えば、同じ営業の仕事をしていたとしても、会社や業界が変われば売る商品が変わるし、一緒に働く上司や同僚も変わります。多くの人は、上司や同僚との関係の影響を受けるので、それが良くなることは、給料などの諸条件よりも、人によっては、重要なことかもしれあません。その結果、毎日楽しく充実感を持って働けるようになれば、充実した人生に繋がっていきますので、とてもよいことだと思います。 また、長年働いていた技術者の人は、自分の技術が陳腐化してきて時代に追いつかなくなってきても、例えば、発展途上国に持って行った時には、非常に大きな価値を
会社は仕事を与えてくれるが、会社に仕事を提案する人を欲しがります。 就活の際には、自分が働く会社を探して入社すると思いますが、その時のイメージとしては、会社に入社した後には、自動的に仕事が与えられてそれをこなすというイメージのものだと思います。 もちろん、最初は、そのような形になりますので、間違いではないのですが、その仕事は、お客様と直接接する部分では上司や先輩社員がお客様から頂いた仕事であることになりますし、事務部門のような所であれば、会社内のニーズをくみ取って上司が作った仕事であったりします。ルーティーンワークのようなものであれば、前述のような仕事がその後も必要であるという理由で、ルーティーンワークとなっているということです。 つまり、自分以外の誰かが作り出した仕事を自分が担当しているということになります。この点を強く認識しておくことが非常に重要です。 最初の数年間は、自分以外の人が作
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