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『東北方言オノマトペ用例集』は,東北方言の方言集・方言辞典からオノマトペ(擬音語・擬態語)の語形や用例を集めて編集した冊子です。このページでは全編をPDFで公開しています。 この冊子は,「東北地方の被災地で活動される医療機関の方々が地元の方言を理解するときの手助けになるようなものがほしい」という今村かほるさん(弘前学院大学文学部・准教授)の呼びかけ(2011年7月18日)に応えて,竹田晃子(国立国語研究所時空間変異研究系・プロジェクト非常勤研究員)が作成したものです。 2011年9月13日に試作版1を作成した後,同年10月から東日本大震災支援プログラムとして,同年11月22日に試作版2と,「身体語彙図」(A3版×1枚)を作成しました。これらの試作版を,さまざまなところで配布いたしました。 試作版をご覧になった皆様からいただいたご意見を参考に,内容を増補改訂し,2012年3月に完成にいたりま
オンライン検索システム『中納言』(無償・要申請) 形態論情報(短単位・長単位)での検索と文字列検索ができます。検索箇所の音声は視聴できますがダウンロードはできません。また映像の視聴・ダウンロードはできません。 以下にアクセスして登録してください。 有償版(要契約) 利用契約を結んだ上で音声・映像・転記・各種アノテーション・ツール・メタ情報等がご利用いただけます。 契約の詳細は以下をご覧ください。
コラム - 「擬音語・擬態語」にはどんな種類がある? - 「ごろごろ」「しんなり」などの言葉は,一般に「擬音語・擬態語」または,「擬声語・擬態語」とも呼ばれていますが,これらはそれぞれどう違うのでしょうか。また,日本語の「擬音語・擬態語」にはどんな種類があるでしょうか。「擬音語・擬態語」の呼び名や分類のし方については,これまで多くの研究者がいろいろな名前をつけたり,分類したりしてきましたが,ここでは,金田一(1978)によるものを紹介します。 金田一は,「擬音語・擬態語」を,その意味から細かく5つに分類して,以下のような名前をつけました。 まず,音を表すもののうち,人間や動物の声を表す「擬声語」と,自然界の音や物音を表す「擬音語」に分けました。次に,音ではなく何かの動きや様子を表すもののうち,無生物の状態を表すものを「擬態語」,生物の状態を表すものを「擬容語」とし,そして最後に人の心理状態
(類型B-(2))もう一歩踏み込んで明確に説明する [関連] 細菌(さいきん)(類型B) ウイルス(類型B) 抗原(こうげん)(類型B) 免疫(めんえき)(類型B) アレルギー(類型B) 肝炎(かんえん)(類型B) まずこれだけは 細菌やウイルスと戦い,からだを守ってくれる,人間のからだの中で作られる物質 少し詳しく 「からだに入ってくる細菌(→15.ウイルス)やウイルス(→15)に抵抗して,毒を出さないようにしたり,感染するのを防いだりする物質です」 時間をかけてじっくりと 「人のからだには,細菌やウイルスなどが入ってくると,これに抵抗してからだを守ろうとする働きがあります。このときに働く物質のことを『抗体』と言います。細菌やウイルスが悪い働きをしないようにするタンパク質の一種です」 言葉遣いのポイント 「抗体」という言葉は,一般の認知度は高く(認知率92.6%),漢字も難しくなく,多く
(類型B-(2))もう一歩踏み込んで明確に説明する [関連] 既往症(きおうしょう)(類型B) まずこれだけは 病歴 これまでにかかった病気 これまでかかったことのある病気や手術などの診療の記録 少し詳しく 「これまでかかった病気の記録のことです。現在の病気の診断や治療法の選択に重要な手掛かりとなります。『既往症』とも言います」 時間をかけてじっくりと 「これまでかかった病気の履歴のことです。大きな病気だけでなく,薬の副作用,アレルギー,交通事故,出産経験,健康状態なども含まれます。今かかっている病気の診断に役に立ちますし,患者さんの体質を確認し,治療法の向き不向きを判断するための重要な手掛かりにもなります」 こんな誤解がある 虫垂炎など,軽かったと感じている病気は,既往歴には含まれないと誤解している患者がいる(8.1%)。特に,「大きな病気をしたことはありますか?」と聞くと,大きな病気か
類型Bに分類した言葉は,認知率は高く一般に知られているものです。ところが,認知率に比較して理解率が低かったり,知識が不確かだったり,ほかの意味と混同されたりする言葉です。 正しい意味と確かな知識が身につき,混同が起きないように,明確な説明を行うことが望まれます。 B-(1) 正しい意味を 言葉は見聞きしたことがあっても,それが何を意味するかがよく理解されていない場合があります。このような言葉については,その意味を正しく理解してもらえるように,明確な説明を行うことが望まれます。
(類型A)日常語で言い換える [関連] 治癒(ちゆ)(類型B) 増悪(ぞうあく)(類型A) まずこれだけは 症状が落ち着いて安定した状態 少し詳しく 「症状が一時的に軽くなったり,消えたりした状態です。このまま治る可能性もあります。場合によっては再発するかもしれません」 時間をかけてじっくりと 「病気の症状が一時的に軽くなったり,消えたりした状態です。このまま再発しないで,完全に治る可能性もあります。しかし,場合によっては再発する可能性もまだあるかもしれません。再発しないようによく様子を見ていただく必要があります。ですから,定期的に検査を受けたり,薬を飲んだりしてください」 こんな誤解がある 病気が完全に治った状態だと誤解されやすい。一時的に症状が軽くなったり消えたりしているのであって,治ったわけではないことを,伝える必要がある。 言葉遣いのポイント 一般の人はふだん見聞きしない言葉であり
「外来語」言い換え提案 国立国語研究所 「外来語」言い換え提案 第1回~第4回 総集編 ── 分かりにくい外来語を分かりやすくするための言葉遣いの工夫 ── 平成18年3月13日 国立国語研究所「外来語」委員会 概要 公共性の高い場面で使われている外来語のなかにも,一般への定着が不十分で分かりにくいものがあります。そうした分かりにくい外来語について,分かりやすく言い換えるなどの工夫を提案し,言い換えを必要とする人々の参考に供することを目的としています。 「外来語」委員会の目指すところは,委員会設立趣意書を御参照ください。 目次 利用の手引き 凡例 語別の提案(提案本体) 委員名簿 資料とリンク 冊子版(PDF形式,印刷する方はこちらをご利用ください) なお,閲覧には,Adobe 社の Adobe Reader が必要です。Adobe 社の Web ページで無償配布しています。 「外来語」言
国立国語研究所は,国民の言語生活の実態をとらえ,そこに問題が生じていれば,改善に向けてどのような工夫を行えばよいか,提案しています。 医療の分野では,患者中心の医療の考え方が広まり,医療者は十分に説明をし,患者は説明を理解し納得した上で,自らの医療を選ぶことが求められています。ところが,医療者の説明に出てくる言葉が分かりにくいことが,患者の理解と判断の障害になっています。 この問題を改善するために,国立国語研究所は「病院の言葉」委員会を設置し,「病院の言葉」の分かりにくさの原因を探り,分かりやすく伝えるための工夫を,医療者に対して提案しました。 病院の言葉の分かりにくさには,いくつかの類型があります。各類型を代表できる言葉57語を取り上げ,分かりやすく伝える例を,詳しく示しました。 まえがき Ⅰ.「病院の言葉」を分かりやすくする提案を行う目的 Ⅱ.「病院の言葉」を分かりやすくする工夫の類型
国立国語研究所 このページの内容は,平成21年9月末までのものです。今後の更新はありません。 「外来語」言い換え提案 ── 分かりにくい外来語を分かりやすくするための言葉遣いの工夫 ── 国立国語研究所「外来語」委員会 この委員会は,公共性の高い場で使われている分かりにくい「外来語」について,言葉遣いを工夫し提案することを目的として,活動が行われました。(平成14年8月~平成18年6月) 「外来語」言い換え提案 第1回~第4回 総集編(平成18年3月) 「外来語」言い換え提案は,第1回(平成15年4月),第2回(平成15年11月),第3回(平成16年10月),第4回(平成18年3月)の4回に分けて発表してきました。総集編は4回分全体をまとめ直したものです。各回の発表を別々に御覧になる場合は,「外来語」言い換え提案第1回~第4回各回別の発表(PDF形式)をご利用ください。 「外来語」言い換え
全国方言分布調査(FPJD)・新日本言語地図(NLJ) 国立国語研究所の共同研究プロジェクト「方言の形成過程解明のための全国方言分布調査」で実施した全国方言分布調査の結果を公表します。 このプロジェクトの目的は、日本語の方言分布がどのようにしてできたのかを解明することにあります。方言分布を実時間間隔で経年比較することは、直接的かつもっとも端的な方法です。日本の方言学は、国立国語研究所編『日本言語地図』『方言文法全国地図』をはじめ、方言分布のデータを大量に蓄積してきました。これらと比較するデータを得るため、2010年~2015年にかけて、全国554地点において、100名の研究者が共同で調査を実施しました。話者の条件は、原則として、70歳以上、長期にわたる移動がないものとしており、過去の調査から大きく外れないようにしています。この調査結果をもとに方言分布の実時間経年比較が可能となり、また、21
ik-e) ik-e - 133 - - 134 - - 135 - - 136 - - 137 - - 138 - - 139 - - 140 - - 141 - evidentiality - 142 - - 143 - - 144 - - 145 - - 146 - - 147 - 嗎 2000 - 148 - - 149 - - 150 -
■刊行版の正誤表 PDF版の作成に際して,刊行版を修正しました. 地図と凡例の正誤表のPDFファイルです.
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《行政減量・効率化有識者会議の言語資源についての認識》 独立行政法人国立国語研究所は2009 年9 月末をもって廃止され、翌日付で大学共同利用機関法人人間文化研究機構に移管された。この移管は行政改革の一環として位置づけられているが、関連する議論の過程で言語資源関係の研究開発の価値が政府によって一旦全否定されるという事態が生じた。国立国語研究所で言語資源の開発に携わっていた者のひとりとして、事実を記録に残しておきたい。 一昨年来、民主党政権による事業仕分けが進められているが、独立行政法人業務の見直しを任務とする委員会は自民党政権下でも活動していた。渡辺喜美行政改革担当大臣を担当閣僚とする行政減量・効率化有識者会議(座長はキッコーマン会長の茂木友三郎氏)である。民主党政権による仕分けとの相違点はインターネットによる中継がなかった点であるが、実はこれが問題だった。民主党の仕分けは「人民裁判」と揶
国立国語研究所(NINJAL)は,日本語学・言語学・日本語教育研究を中心とした研究機関です。研究者向けの研究資料・コーパスから,一般の方向けのイベント情報・読み物まで,さまざまなコンテンツを公開しています。
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