警察庁は、パソコンの画面に「ウイルスに感染した」といったうその警告を表示させ、電子マネーなどをだまし取る「サポート詐欺」の手口を繰り返していたグループのインド人6人をインド当局との共同捜査で逮捕したと発表しました。このグループによる日本国内の被害は、およそ1億8000万円にのぼるとみられ、実態解明を進めることにしています。 逮捕されたのは、いずれも20代のインド人6人です。 警察庁によりますと、6人はマイクロソフトの社員を装って、パソコン画面に「ウイルスに感染しました。サポートが必要な場合はすぐに連絡してください」といったうその警告画面を表示させ、連絡してきた人から、サポート料の名目で電子マネーや暗号資産をだまし取っていたということです。 日本の警察が暗号資産の追跡によってグループの1人を特定し、その情報提供を受けたインド当局が、現地時間の5月28日、国内の19か所を捜索して、日本からの電