進化が著しい生成AIが、文字デザインの分野にも影響を与えそうだ。わずか5文字からAIがその特徴を抽出し、1万4000文字以上のフォントを生成したり、ユーザーの用途に合ったフォントをAIが提案したりするサービスが登場した。 AIdeaLabが独自に開発した「AnyFonts」は、わずか5文字を入力するだけでその特徴を抽出し、入力パラメーターとして使用して1万4000文字以上のフォントを生成する(画像提供/AIdeaLab) 筑波大学発のベンチャー企業であるAIdeaLab(東京・千代田)が独自に開発したのが、フォント生成技術「AnyFonts」。たった5文字を入力するだけでその特徴を抽出し、それをパラメーターとして1万4000文字以上のフォントを生成し、フォントファイルとして出力する。 AIdeaLabは画像生成AI(人工知能)技術を得意としており、スマートフォンで画像を生成できるアプリ「A