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ノーベル賞
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面接の日。同い年の店長が面接官だった。淡々としながらも厳しい質問を次々ぶつけられてしどろもどろになった。ハタチ前後ならともかくこの年齢になると採用側もバイト身分にそれなりのことを要求してくる。 結局「どういった人生のビジョンをお持ちなのか」「自己アピールが不十分」「話し方が明瞭でない」「何が強みが感じられない」「自信がないように見える」等などダメ出し食らいまくって面接終了。当然その場で不採用を言い渡される。 まあ、しかたない。今までぼんやりと自覚していたことを当然のように指摘されただけだ。口の中がカラカラになった。精神的にだいぶんプレッシャーを受けたんだろう。この先、自分が働けるような場所に出会えるのだろうか。
うつ病を患って何年経っただろう。この病が完治するということは、たぶんない。そう感じるようになった。これはもう根本的に生き方・考え方を問い直さざるを得えない。 重いうつ病を患った作家山本文緒が語っていた。『うつを患った方が「元の自分に戻りたい」と言うのを聞くが、元の自分には戻れない。どんな病気でも良くも悪くも嫌でも新しい自分になってしまう。生まれなおしてしまう』と。 「うつ」が「治る」ことについて、専門医は多くの場合、「治癒」という言葉は使わずに、「寛解(かんかい)」という専門用語を用います。この「寛解」とはremissionの訳語で、症状が緩和され病気の勢いが治まった状態を指す言葉で、身体疾患では白血病などでよく使われる表現です。 つまり、これは完全に治った状態を指すのではなく、病気の勢いが衰えて症状が出ていない状態を示す言葉です。さらに言えば、再発の危険性が残っていることを視野に入れた概
ネットの片隅にいるこの零細ブログもあとすこしで丸5年をむかえます。自分なりに続けられたコツをまとめるとこうなります。 1、テーマをしぼらない 私ははてなダイアリーの中で、過去に二度IDを変えて出直してます。最初のIDでは映画の感想に特化したブログをめざしましたが、すぐにネタ切れ。次のIDではひきこもり問題を中心にしたブログにしようとせっせと更新していたのですが、テーマが重く、やがて関心領域が変わったこともあってやめてしまいました。特定分野によほど専門的な知識や経験がないとテーマをしぼることが、やがて自分で自分の首をしめる結果になります。 2、ぼんやりとアバウトに読者層をイメージする 私はブログを家族友人知人にばらしています。おのずと生存報告的な内容になることがあります。「そんなのミクシィ日記に書けばいいじゃん」とツッコミが入るかもしれませんが、だれもがミクシィやってるわけじゃないし、それは
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/0712/71219.html 生活困窮者をサポートするNPO法人事務局長の湯浅誠さん。現代の「貧困」は、社会に“溜め”がなくなったことによるという。教育、企業の福利厚生、家族の支え、公的な支援など、人を外界の衝撃から守るために必要な“バリアのようなもの”が得られなくなった結果、多くの人が貧困を自己責任と考え、自己否定に落ち込んでいくという。番組では現代の「貧困」の現実を正しく知り、一歩踏み出すために必要なことを湯浅さんと共に考える。 今日、午後1時20分から再放送ですが、見ていないプレカリアートな人は必見ですよー。「貧乏」と「貧困」の決定的な差とは何か? とか、刺激的なインタビュー番組です。 追記 - 番組内容を勝手に要約 「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」(東京 飯田橋)の事務局長湯浅誠さんの
梅田望夫『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)』を読了。『ウェブ進化論』より断然良かった。 ネット以前の自分 僕は高校卒業後、工場で昼勤夜勤を一年ほど繰り返しながら学費を貯めて、デザイン専門学校のイラストレーター科(夜間部)に入学した。まだパソコンもまだまだで、ネットなんてまったく普及していない時代だった。在学時も朝早くから夕方までバイトをして、夜、疲れた体を引きずりながら学校まで通った。帰宅はいつも深夜に及んだ。 いざ就職活動時になったら、待っていたのは就職氷河期だった。中学生くらいの頃は世の中バブルで絶好調だった。中学生だった自分にバブルの狂騒なんて関係なかったけれど、「いつか大人になったときはあんな世界に飛び込んでいくんだろうなあ」と漠然と考えていた。 ところがいざ就職となったとき、バブルは弾けていた。何十社と今年は新卒採用があるか問い合わせたが、ほとんど新卒
『雨宮処凛の「オールニートニッポン」 (祥伝社新書)』を114ページ(第2章)まで読んだ。本書はあとがき含めて251ページあり、まだ半分弱しか読んでいないので、この時点で言及するのはまったくもってフェアじゃないんですが、とりあえず書きとめておきます。 まず本書はネットラジオの対談を書き起したもので、とても平易で読みやすいです。かつ若年層の労働問題や心の問題から、中高年のホームレスの問題まで話題は多岐に渡り、出演者も個性的な面々で実におもしろいです。途中までしか読んでませんがオススメです(めっちゃテキトーだな。あ、金ないとか速読できるなら立ち読みでいいかもよ)。 が、9ページ目の序章で引っかかった。いきなり引っかかった(笑) 下記引用文は「オールニートニッポン」プロデューサー(NPOコトバノアトリエ代表理事)山本繁さんの『私が「オールニートニッポン」をはじめた理由』の中の一文です。 ニート・
ちょっとしたことがきっかけで軽い鬱におちました。早く薬の量を減らしたいと願い、ここまで1ヶ月以上順調だっただけに「また振り出しにもどったか……」と落胆しています。 きっかけというのは、とある女の子*1からの1通のメールの一文でした。 その子とは引きこもり支援の某NPOで出会ったのですが、どうやら人間関係のもつれから、そのNPOに出入りしにくくなったようなのです。僕は引きこもり当事者でもなく、スタッフでもないフリーな立場で、気楽にそのNPOにいまだに出入りしているですが、彼女も似たような立場で関わっていました。 ただ、元ひきこもり同士と言っても、彼女のほうが内面にかなり引きこもりの当事者性を残していました。それで3月の初めからこの7月の梅雨どきまで、断続的にケータイのメールや直接会って相談に乗っていました。 僕は金がからまない限りにおいて、他人の相談の聞き役にまわるのがわりと好きであることと
いま抗うつ剤・抗不安剤・睡眠導入剤などをまいにち計7種類飲んで、どうにか日常生活を正常に送っています。それにしても診療代と薬代で、2週間に3000円から4000円近くかかります。これは低所得者の自分としてはけっこう痛い額です。 ところが、前回帰り際に「自立支援費」という言葉を受付のおねえさんから聞きました。それで今日、先生に直接聞いてみました。するとどうやら僕はその自立支援費(精確には自立支援医療費?)を受けられるそうです。 で、診察を終えたあとにケースワーカーのチャーミングなお姉さんから、詳しく説明を受けました。国民健康保険に加入している人だと、なんと診察代も薬代も基本的に無料になるそうです(ただし通院する病院は変えられない。また他の自治体については知りません)。 さっそく申請用紙に「氏名・住所・電話番号・同居人の氏名続柄(自分の場合は父)」記入しました。「あの、申請が却下されることって
「農耕民族(農民)=日本人」というなら、「夜這い文化こそが日本の美しい伝統」と言うべきだが、さすがに誰もそこまでは言わない。 http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1084425330/E20060609192005/index.html そこで赤松啓介『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』ですよ。筆おろし、水揚げ、若衆制度、夜這いなど戦前まで日本の伝統的なムラ社会に根強くのこっていた、あけっぴろげな性風俗について本書に生き生きと記述されています。 もう共同風呂をやっている家の子供であると、フロから出てくると次に入るオバハンが待っていて、お前もうチンポ大けなったやないか、見せてみい、とつかまえて、つかんでしごいてくれた。チンポむかれて、痛い、痛いと泣くと、ようむかんと嫁はんもらわれへんぜえ、とまたむいて、しごいてくれた。こうした嬶(か
女性の勤労率が高い国ほど出生率が高い。現代版「産めよ増やせよ」には、女性の勤労率を上げればいいんである。 「女が働くと出生率が上がる」 http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/06/post_2.html 女性の働く率が高い国ほど出生率が高い。ほんとうにそうだろうか? グラフに引かれた直線をはずして眺めると、データにはかなりバラつきがあるようにも見える。じっさいここに記載されていない他の先進諸国を加えて女性の労働力率と出生率を比較すると、この相関関係がかなり怪しい、と考えることも可能だ(参照:赤川学『子どもが減って何が悪いか! (ちくま新書)』)。 女性の労働力率と合計特殊出生率 http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/syosika/houkoku/honbun1.pdf ここに24カ国で比較したグラフが載っている。こ
80年代後半から90年代前半にかけて、関西ローカルのよみうりテレビでは『アニメだいすき!』というアニメ特集番組が放映されていました。主にOVAや劇場用アニメを春休みとか夏休み期間中に流していたと記憶してるんですが、今30代くらいの関西の当時アニメファンだった人は懐かしいはず。 参照:『アニメだいすき!』で放映された作品リスト http://ha4.seikyou.ne.jp/home/u-ogeshi/yota/animedaisukilist.html 参照: アニメだいすき OP・EDタイトル収録CD一覧 http://www.ootani.nagata.kobe.jp/~h-masuda/lists/anime-daisuki-CD.html 『アニメだいすき!』ではオープニングとエンディングに主に洋楽ポップスが使われていて、ちょっとyoutubeで探してみたらいくつか見つかった。う
永江朗『<不良>のための文章術』のなかの一節がおもしろかったのでメモ。 「と考えるのは私だけだろうか」という言い回しは、新聞などの投書欄によく見られます。もちろんこの後には「いや、私だけではあるまい」と続くわけですが、そこを省略する。しかも、省略することによって、反転もしている。「いや、私だけではあるまい」ならば、自分の意見は多数派のものである、という意味になるのですが、しかし「私だけだろうか」ということによって「多数派であることをアピールする少数派である私」をアピールする、という複雑な構図になります。「と考えるのは私だけだろうか」といいつつ、「そうだよ、あんただけだよ」と漫才でいうツッコミを待っているような態度です。したがって、その本意は、「私の意見はちょっと突飛ですよ」というわけで、その言い訳のような役割を果たしています。こういう言い回しはなんとなく気が利いていそうなだけに恥ずかしいも
肉はどこからくるのか? 牛は牧場にいる。豚は養豚場にいる。その肉がスーパーの売場にならびぼくたちの食生活を支えている。そんなことは誰でも知っている。でも牛や豚がどのように殺されて解体されるのか、どんな人たちがその仕事にたずさわっているのか、その過程について具体的に知っている人はきっととても少ない。テレビで紹介されることもない。森達也『いのちの食べかた (よりみちパン!セ)』にはその知られざる過程が書いてある。 牛のばあい、と場内のせまい通路に追い込まれ、1頭ずつノッキングペンという長さ3センチほどの細い針を眉間に打ち込まれる。この時点で牛は意識をうしなう。その直後に眉間に開けられた穴に長さ1メートルほどのワイヤーを一気に差し込む。まだ牛の心臓はうごいている。死んでない。差し込まれたワイヤーによって牛の脊髄は破壊されて全身がまひする。それと同時に首の下をナイフでざっくりと切る。頚動脈が切断さ
ブログやmixiでよく見かける「毛づくろい的コミュニケーション」 http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060416/kedukuroi この中で斉藤環氏が「毛づくろい的コミュニケーション」という言葉を使っている。ここでの「コミュニケーション能力ばかり高い人」というのは、この「毛づくろい的コミュニケーション」能力が高い人だろう。 「毛づくろい的コミュニケーション」は2005年1月に開催された日韓ひきこもり会議で斎藤環氏本人がつかっていたことを覚えている。このときはひきこもり当事者と家族との関係改善に関するアドバイス的な文脈で語られていた。正確ではないかもしれないが、当時のメモから書き出してみる(ちなみにコミュニケーションスキルはさも技能として測定できるような価値判断ではないし、あまり好きなことばではないと氏は語っていた)。 斎藤氏はまずさいしょにひきこもり当事者と家
科学する麻雀 (講談社現代新書) 作者: とつげき東北出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12/18メディア: 新書購入: 14人 クリック: 101回この商品を含むブログ (92件) を見る 「ムダに考える」ことほどムダなことはない。考えるまでもなくその問題の答えを知っていること(あるいはその問題が解けないことを知っていること)──重要なのは、まさにそのことなのである。P.30 麻雀1.0から2.0へ。ネット麻雀で得られた膨大な実践譜から様々な統計データを実証的に調べあげて、これまで常識とされていた麻雀のセオリーを次々とくつがえしている画期的な麻雀戦術書。これまで色々な戦術書を読んできたが、これほどに明快かつ実用的な基準を示したものは他に知らない。 ビギナーにはつらいが、だいたいの麻雀用語が理解できるようになってくる初級から中級者あたりの人がたとえば本書のベタオリの法則を暗記す
死にかけながらもしぶとく生きている愛猫がまとまりのないウチ家族のハブになっている。そういうこともあって西加奈子の『さくら』に朝方まで読みふけるほど夢中になったわけだけど、ネットを巡るとあんがい酷評がめだつ(それにしてもamazonのあらすじは完全なネタバレじゃないか)。エウレカセブンも GyaOで25話まで夢中になって見てた。これも酷評に出くわすことが多い。 ネットでいろんな作品の批評・感想にふれるにつれ、自分は周りがけなしているものにかんたんに感動している安っぽい感性しか持ち合わせていないんじゃないかと落ち着かなくなることがある。そうなるとブログに素直な感想を書くことまで自重したり。かと思えば、権威のあるっぽい人がその作品をほめていたらどこかであーよかったと安心したり。 気がついたら格差社会がどうのといった社会ネタの会話でもほとんどネットの聞きかじりを薄めてしゃべってるだけ。自分の意見な
ふと、健康麻雀が気になって調べてみたら京都駅の近くにあることが判明。実際に行ってみることにした。幸い今日はそこまで熱くない。 雑居ビルの5階。エレベーターから降りたら卓が5つ以上立っており、20人以上のおじいちゃん、おばあちゃんでひしめき合っている。朝10時だぞ。ただフリー卓のようなものは見当たらない。オロオロしていたらオーナーらしき年配の女性が話しかけてきた。 「ひとりで来たの? ここは予約制だから一人だと打てないよ」 なんてこったい。 その後は雀荘のシステムについて長々と説明してくれた。曰く、点5でお金かける卓はあるのだが、25000点の30000点返しがふつうなのだがここは27000点の30000点返しでカンドラの裏はなしで赤5もなし。トップは3000円、ラスを引いても最大マイナス3000円だそうだ。ようするにギャンブル要素を少なくして長く楽しんでもらおうという方針らしい。 一通り話
みなみ会館で『ホテル・ルワンダ』(2004/伊=英=南ア)を鑑賞。席は8割から9割がうまり盛況。比較的年配の方が多い。物語構造はたしかにゾンビ映画の『ドーン・オブ・ザ・デッド』にそっくりで、1年前の町山氏の論評(id:TomoMachi:20050226)にも納得。 作品自体はオーソドックスでストーリー重視。“個人として特定される登場人物が主人公となって、自分の目的(自発的に欲する願いもあれば課せられた困難の場合もある)を成就あるいは克服するために能動的に活動し、その達成によって結末を迎える 「現代映画作家を知る17の方法」”だ。これはハリウッド派がストーリーを何よりも重視するその特徴を説明した部分だが、これは『ホテル・ルワンダ』の手法にもあてはまる。ストーリーテリングでまず飽きさせない。 欲を言えば、虐殺に加担した民兵たちを共感不可能なゾンビとして描くだけでなく、あのルワンダの状況にもし
本田由紀『多元化する「能力」と日本社会 ―ハイパー・メリトクラシー化のなかで 日本の〈現代〉13』を読んだ。本書では社会から人々に要請される能力を「近代型能力」と「ポスト近代型能力」に大別し、「ポスト近代型能力」が近年ますます評価・重要視されるようになっているとしており、またこの事態を危惧している。 本書による「近代型能力」とは基礎学力のようなテストなど共通の尺度で個人間の比較が容易でかつ努力の量で向上が見込まれる標準化された能力。いっぽう「ポスト近代型能力」とは個性や創造性・意欲、コミュニケーション能力など個人の人格や感情、身体と一体化した全人的な諸能力をさす。昨今喧伝される「人間力」や「生きる力」などがその典型である。 「ポスト近代型能力」の獲得には学校教育より家庭など生育環境による影響が大きく、本人の努力の量やノウハウともなじまない。その能力の測定基準に社会的合意形成もない。標準化さ
ほぼ一年ぶりに高校の同級生Tに会った。とりあえずメシでも食いながらということでラーメン屋でお互いにこの一年をふりかえる。 Tは現在無職。高校卒業後は20代半ばまでほぼのらりくらりとしたニート状態。その後ようやく離島の民宿や地方の工場でバイトや派遣として一年の半分くらい働いては貯金で長期滞在の旅をくりかえすという放浪生活でいまに至る。今回は長野の工場でで2〜3ヶ月勤めて帰ってきたらしい。 私は20代半ばまでフリーターでそれから数年は半ニート半ひきこもり時々工場労働のような日々を送り、30過ぎてから、とあるNPOに拾われて今年は薄給ながら実家で暮らす分には十分な収入を得ている。 そろそろ地元の工場に腰を落ち着けようかなあとか、工場の派遣なんかに大卒の連中が流れてきたら俺らの仕事取られるよなあ、みたいな話をしつつ近況を簡単に伝え合ったのちにTの恋愛話になった。なんでも沖縄の離島に旅で滞在している
最も幸せな日本人像は 30代、都会暮らし、専業主婦 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051118-00000000-san-soci この手の社会調査はどのように受け取ったらいいのか判断が難しい。 このニュースの元ネタはこの論文らしい→なぜあなたは不幸なのか http://www.iser.osaka-u.ac.jp/rcbe/gyoseki/fukou.pdf 幸福感を持てるかどうかは、その(社会的・生物学的)属性が社会的にどのように評価されているかに強く依存しているとのこと。 まあ話のネタにいくつか箇条書き。 男性は女性より不幸。男性優位社会で男性に責任と緊張を強いるせい? 30歳代がいちばん幸福。アメリカ、イギリスなどでは逆に30代が不幸。 所得を調整しても学歴が高いほど幸福。ただし高卒より短大卒は不幸。大学院は対象外。 主婦になった人は高学歴
今日のクローズアップ現代は「仕事をください〜若者を襲う就職難〜」と題して地方の若者の就職難を取り上げていた。メモっておく。 岩手の花巻市では進出企業の相次ぐ撤退で、高卒の求人数が平成4年をピークに減り続けて今では10分の1以下に。高知の宿毛市でも同様に正社員で働くことが非常に難しくなり、技能をもたない中卒高卒の若者が社会から排除されているとのこと。 生徒に人気の大手の事務職や技能職の求人は激減。目立つのは体力的にも精神的にも条件の厳しい就職先。全国平均の求人が順調に回復しているなかで地方との格差が広がっている。職安の求人比率は正社員の求人が半分で残り半分は不安定雇用のパート・アルバイトなど。正社員の求人もそのほとんどが看護師や薬剤師など資格のいるものが大半。 このままでは地方で若者が生活できなくなる。危機感を抱いた国が聞き取り調査に乗り出し、安定した仕事につけない地方の若者が社会的に孤立し
告発に踏み切った男(2005/10/29) http://www.manabu.jp/cgi-bin/viewer_08.cgi 学生バイトが深夜賃金不払いに対して労働基準監督署に告発。色々とあったようです。 私が労働基準監督署に訴えた事で会社は狼狽したのか、アルバイトの引き締めに取り掛かったのです。全契約を一度破棄し、改めて違う契約を結ぶ。そこには深夜賃金として午後10時以降は時給にプラス100円されると書かれていたそうです。店長は契約を結ぶ際にアルバイトに耳打ちをしたそうです。「松本は精神異常者だから相手にするな。お金が欲しいんだ。君も欲しいならそれでいいけど、だったら契約は出来ないな」と。そして、こうも言ったそうです。「我々が10万使って、松本を殺せばそれで済む。そうしないのは、我々が大人だからだ」とも。
森岡孝二『働きすぎの時代 (岩波新書 新赤版 (963))』P.103より。 私が日曜の未明にアマゾンに注文したら翌月曜の午前中に家に届いた本の送り元は千葉県市川市であった。そこから送り先の大阪府高槻市までは優に六〇〇キロはある。宅配便の運転手が平均八〇キロで休まず乗務しても七時間以上かかるこの距離をどのように走ってきたのかは定かでない。ただ、明らかなことは、物流センターのノルマで縛られたアルバイト労働とともに、道路貨物運送業の長時間過密労働がなければ、注文した日の翌日に配達されるこのシステムは成立しないことである。 ネットショッピングとはちがうが、深夜1時にチャイムが鳴り宅配便の荷物が届いたことがあった。このおじさんの勤務体系ってどうなっているのかと他人事ながら心配になった。時間帯指定とか利用者としては便利だけど働く側としてはどうなのか。 本書によると、男性の道路貨物運送従事者のうち、宅
今日のNHKスペシャル『ひとり 団地の一室で』は、45年目を迎える千葉県松戸の団地でふえる孤独死を追ったドキュメント。いまの、そして将来の日本を暗示するおそろしい内容だった。 いったいどういった人たちがこの団地で孤独死におちいりやすいのか? 孤独死といえば70代か80代の高齢者をイメージしがちだが、じっさいには40代から60代前半の、老後前の比較的わかい中年男性がおどろくほど多い。 かつてニュータウンと呼ばれた豊かさを求める高度成長期の象徴は、高齢化にともない入居者はかつての半分以下となり、単身の入居を認めるようになった。新住民のほとんどがひとり暮しの男性で、複雑な事情をかかえた人も少なくない。 古くからの住民は高齢化が進んでいるが近所づきあいは密で支え合って生活している。しかし新住民は近隣とほとんど付き合いがない。そんななかで団地内で老後前の孤独死が続発した。孤独死が自分たちより若い世代
チーム時価総額8億5210万。累計1021fp。ウェスタンリーグ1340位、共通ランキング10249位。序盤は情報も集めずに適当に編成していたから不出場の選手を選ぶなどけっこう苦しんだ。ファンサカ研究室の昇格ライン予想をみるとトップリーグ昇格には20fpほど足らない。後半は比較的堅実にまとめたが、開幕戦の編成し忘れノーポイントが最後まで響いた形となった。 今後の教訓としていくつか箇条書き。 鹿島の選手を使わないというしばりはやっぱりきつかった。 アベッカムとガチャピンとアラウージョは極力はずさないほうがいい。 ひとつのチームで固めない。リスク分散型で。 事前に怪我などの情報をできるかぎり集めてチーム状態を把握する。 穴狙いはトータルで見ると損。凡人は手堅い編成を心掛けるべし。 予想しづらいカードには手を出さない。 なんか馬券の買い方と似てるな。今は競馬はやってないけど自分は本命党だったので
今日、小倉智昭氏が司会する朝の情報番組「とくダネ!」のワンコーナー「とくダネ!特捜部」においてニートの特集が20分ほど放送された。この番組は去年もニートを題材にしており、「働くと負け」という至言を放ちネット上を騒然とさせたいわゆるニート君の出所となった番組である。今回は運良く録画できたのでできるかぎり文字起こししてみる。 「先週火曜日、内閣府から驚くべき数字が発表された」というナレーションから始まり、内閣府中間報告「若年無業者に関する調査」の会議の模様が映しだされる。「学生でもなく、仕事もせず、職業訓練もしていない若者。いわゆるニートと呼ばれる人々が全国で85万人もいるというのだ」とナレーションは続く。『85万人ニートたちの本音 「働けない」「学べない」』というテロップが出ている。 ここで前回の取材の様子が流れる。来た! ニート君だ! あ、顔にモザイクかかってる。今回は前回より取材対象への
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