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江戸の後期から庶民のおやつとして親しまれてきた「くず餅」。実はこれ、江戸発祥の嗜好品で、東京以外の場所では、あまり知られていないようです。「くず餅」という名前から、「葛」が使われているのかと思いきや、原料は小麦粉。しかも仕込みから店頭に並ぶまで優に2年はかかる発酵食品だというのだから驚きです。今回はそんな奥深い「くず餅」を江戸の製法そのままに作り続ける、東京・王子の「石鍋商店」さんを訪ねてきました。 ■ 石鍋 秀子さん 今年80歳になるという秀子さんだが、その記憶力は若い者顔負け。「北区史を考える会」に所属し、地元の歴史にまつわる研究文なども発表している。 ■ 「くず餅」は発酵食品!? 「関西の人は『くず餅』って言ったら、葛粉を練って蒸かしたものだと思っていますよ。関西は『葛きり』を好んで食べる場所ですからね。こっちで言う『くず餅』なんて食べないの。『くず餅』はやっぱり江戸のものですよね」
江戸時代の料理本から100点を選び再現。素材の持ち味と料理人の遊び心を活かしたメニューは、自然食・健康食としてだけでなく、目でも楽しみを味わうことができます。
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