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Visual Basic 5.0の新しい言語仕様:API編 -パワーアップしたAPI関数呼び出し-AddressOf演算子を使いこなす- 酒井 法雄 SAKAI, Norio Visual Basic 5.0の新機能と言えば、何といってもActiveXコントロールの作成やネイティブコードコンパイラ搭載といった派手なあたりを思い浮かべる。しかし、実はとてつもなく強力なたったひとつの演算子を忘れてはいけない。それは、AddressOf演算子である。これは、Windows APIを使いこなすために、そしてOLE Serverを使いこなすためにも、実に有用なものである。 Visual Basicは登場以来、カンタンにWindowsアプリケーションを作ることができるツールとして絶大な人気を誇ってきた。ひとつのツールが本誌のような専門誌を作ってしまったわけだから、大変なものである。これについては
初音 玲 HATSUNE, Akira Webアプリケーションの基本は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)により、ネットワーク上から特定のファイルをサーバー、ディレクトリ、ファイル名を指定して送ってもらうというものだ。そして、HTML(HyperText Markup Language)形式のファイルが送られてきたら、そこに指定された他のファイルを自動的にHTTPで送信依頼する。たったそれだけである。この単純さがWebアプリケーションの最大の売りなのだ。そして、HTTPで依頼されたことに対して、どのような技術を使ってHTMLを作成して返却するかがWebアプリケーション開発者にとっての腕の見せ所なのだ。さて今回は、開発環境が限定されることからあまり脚光を浴びていない感じがするISAPI(Internet Server API : アイサピィ)を使ったWebアプ
Visual Basic 200%活用術 おしゃべりシステムインフォメーションの作成 〜あまり知られていないVBの機能を活用しよう Visual Basicはすでに何でもできる開発ツールである.しかし,それゆえに内容は多大であり,すべてを使いこなすことは難しい.特に,Visual Basic 4.0以降には知っているととても便利な機能ながら,あまり知られていないものも少なくない. ここでは,Visual Basicのあまり知られていない機能と,ActiveXコントロールやWindows APIを駆使し,さらにちょっとしたアイデアを加えた楽しいプログラムを作ってみよう. 以前のVisual Basicはオモチャに近いものであり,あくまでもビギナー向けの開発ツールだった.Windowsネイティブならできることも,Visual Basicからでは実現が難しいものも少なく
初音 玲 HATSUNE, Akira SQL文を知っていれば、多少の方言に悩まされたりするときもあるが、比較的簡単にRDBMSからデータを引き出したり、加工したりすることができる。このことから、SQL文が使えればRDBMS製品は何でも良いのではないかと思ってしまう人もいるようだ。そうなってくると製品特性による比較からではなく、自分が普段慣れ親しんでいる製品かどうかでRDBMSを選択してしまうこともある。そして、その「慣れ」が正規化などの充分な検討を経ずにプロトタイピング手法的にテーブル構造を決定してしまうことに繋がるときもあるようだ。「とりあえずテーブル作っておいたから、それを元にしてプログラムを作って欲しい」というような依頼は、RDBMSのテーブル設計に精通した業務担当者にのみ許される特権だということを再認識して欲しい。テーブル設計に疎い業務担当者にも業務に疎いシステム設計者にもその特
酒井 法雄のVBコンプリート Visual Basic 4.0 OLE カスタムコントロールで進むコンポーネント指向 OLE 2.0でサポートされたOLEオートメーションは、アプリケーションをコンポーネント化、カプセル化して再利用することが可能なメカニズムである。OLEの標準的なインターフェイスで使用できるカスタムコントロール(OCX)は、Windows 95やWindows NTでの開発環境やスタイルを、コンポーネント指向に大きく変えようとしている。 Visual Basic 4.0は、OCXをサポートする標準的な開発環境であり、この製品の登場でOCX市場は本格的に動き出している。今回は、OCXとは何か、 そしてVisual Basic 4.0でバンドルされているOCXについて概要を述べる。 酒井 法雄 ●Windowsにおけるプロセス間通信の歴史 OLE(Ob
Visual Basicは、Windows用アプリケーションをもっともスピーディーに開発できる開発ツールとして認知されている。しかし、さらに効率よくプログラミングするためには、あるいは設計をするためには、Visual BasicのベースとなっているWindows環境の理解がある程度は必要になる。Windowsに使われている様々な技術の中でも、ここではCOMについて解説する。COMの理解は、すでにWindowsアプリケーション開発者の必須項目である。 酒井 法雄 COMなしではVisual Basicは動かない COMと言っても耳慣れない方も多いかもしれない。COMとは、Componet Object Modelの略で、その実体はOLE 2.0(Object Linking and Embedding)を動かすための基本的な仕組みのことである。つまり、COMはOLE 2.0と言い換える
VBプログラマのためのOracle/RDBMS集中講座 RDBMS設計のポイント〜First[Oracle]Contact〜Visual BasicとOracle7 福岡寿和 FUKUOKA, Toshikazu Oracle7の最初のリリースが発売されてから5年近く経ちました.その間に,UNIXでのみ動作していたOracle7は,Windows NT Server/WorkstationそしてWindows95で稼動するようになり,パーソナルユースから企業の基幹系まで同一アーキテクチャのRDBMSラインナップを完成させました.OracleがRDBMS稼働対象プラットフォームとしてWindowsを選択したことによって,Microsoft SQL ServerシリーズとOracle7 Workgroup Serverシリーズというライバル関係が発生し,お互いに切磋琢磨して,機能や速度,コ
初音 玲 HATSUNE, Akira Visual Basicの言語拡張の歴史は、順序だてて処理していたものを並行して処理できるようにする歴史でもある。このような、並行して処理し終わったら通知がくるような処理を非同期処理と呼ぶが、Windows DNAをはじめとする分散コンピューティングなどを考えるとそれは当然のことなのかもしれない。そして、元々Visual Basicはイベントドリブンといって画面上のコントロールなどがクリックされたらそれに対応したプロシージャが自動的に呼び出されるなど、並行処理した結果を受け取るための下地ができていたことも大きいだろう。 準備その1〜クラス (サンプル1:Samp0704) 非同期処理を理解する第一歩は、クラスモジュールの理解だ。クラスモジュールは、Visual Basicプロジェクトの他のモジュール(標準モジュールやフォームモジュール、クラスモ
福岡寿和 FUKUOKA,Toshikazu 富士通SSL fukuoka@ssl.fujitsu.co.jp Visual Basic 5.0では,標準でMSWINSCK.OCX(Microsoft Winsock Control 5.0)が添付されているため,wsock32.dllを直接使う機会はほとんどないかもしれません.もちろん,MSWINSCK.OCXを使って手軽にネットワークプログラミングを楽しむのもよいかもしれませんし,簡単な業務アプリケーションなどを作成するのもよいでしょう.しかし,標準添付のMSWINSCK.OCXに障害があったときに,その代替になる日本語版のサードパーティ製Active Xコントロールが存在しないこと,そして,私が業務アプリケーションを作成するときは,Visual Basic 5.0で4.0と同程度の機能を使って開発していることもあって,必要に迫られる前
転ばぬ先の杖 VBに最適な開発手法を考える Visual Basic 200%活用術 さまざまな手法とツール―Rational Rose/Visual Basic 4.0―の活用 転ばぬ先の杖 VBに最適な開発手法を考える 福岡 寿和 FUKUOKA,Toshikazu 富士通SSL はじめに かつて開発手法は? みなさんは,“開発手法”というものをご存知ですか.コンピュータがまだ高価な時代,ソースコードのコーディングは,マークカードやパンチカードなどを使い,コンパイルも電算機センターの職員に依頼してバッチ処理して貰って(コンパイル結果は下手をすれば翌日わかる…)いました.このような時代,なるべく少ないコンパイル回数で正しい結果を得るには,しっかりした設計に基づいてコーディングする必要がありました.また,業務アプリケーションを作成するときも,Visual Basic
初音 玲 HATSUNE, Akira はじめに 歩きながら煙草を喫うのであれば、なぜ、周囲に注意を払わないのだろうか。 ほんの少しの注意、たとえば、手に持つときに煙草の先を自分側に向けるなどの工夫をするだけで、煙草の灰に気を配るだけで、他人に迷惑をかけずに自分の嗜好を満足させることは簡単にできる。しかし、自分本位な人間は、そのような気配りなど思い浮かばず、自分の権利だけを主張して、気配りすることを指摘されたときに素直に聞き入れるという謙虚さをもち合わせていないときだってある。 システム開発の世界も同様だ。開発ツールの仕様を勝手に解釈して、自分がやりたい方法が実現できるものと信じてしまう。ここで実際に当人が開発すれば、その自分の解釈と現実の違いを認識できるのだが、「わたし考える人、きみ作る人」というような分業を行ない、しかもフィードバックが働かないような関係になっていると誤った自己流
VB4に最適なDAOの意外と知られていない高度な技術を知る! Microsoft Corporation. Michael Mee 文化オリエント株式会社 矢沢 久雄 はじめに Visual Basic Ver.4.0(以下VB4と称す)では、Jetデータベースエンジンが搭載 され、VB4を使ったデータベースシステムの構築が容易にできるようになりました。し かし、実際にJetを利用しているのは、まだまだほんの一部の人たちだけのようです。 DAOやデータコントロール、そしてRDOやRDCといった言葉は聞いたことがあって も、具体的にそれらの特徴や機能を正しく理解して有効に使っている人は、まだまだ少な いのが現状です。そればかりか、実際に使ってみる前からJetのデータアクセス機能を 「処理速度の遅いもの」だとか、「難しくて使いづらいもの」と決め付けているのではな いでし
初音 玲 HATSUNE, Akira 複数のフォームから共通に使うようなロジック(プログラムコード)はどこに記述すべきなのだろうか。素直に考えれば、標準モジュールにPublicサブプロシージャやPublic関数として記述するだろう。しかし、Visual Basicにはクラスモジュールというものもある。このクラスモジュールにもPublicサブプロシージャやPublic関数を記述できる。この両者の違いや、そもそも「クラス」という名前の意味を考えてみたい。このような基礎的なことを今のうちに理解し、クラスに慣れ親しんでおくことは、これからのVisual Basicプログラマには必要不可欠である。なぜなら、次期Visual Basicでは、このクラス周りも大幅に拡張されることが予告されているからだ。だからこそ、来るべき新Visual Basicのヘルプファイルをすらすら読めるだけの基礎知識を今か
3-6-2-2 正しい索引の使用方法 3-6 SQLパフォーマンスチューニング −最適なSQL文の書き方− 9 April, 1998 Updated PCDN OracleWG S.Yamazaki さて、「最適なSQL文の書き方」で述べたように、索引を使用するかしないかにより、レスポンスに影響することはおわかりいただけたと思います。索引が使用されるかどうか...これは、どのような検索条件をもってデータを抽出するかによります。これを解決するためには、その業務の性質なりを把握しなければ、明確な答えがでるとも思えません。ここでは、より明確な答えを導くための指針を示せればと思います。 また、Oracle7.3以降からの索引に関する新機能も併せて紹介したいと思います。機会があればお試しください。 索引とは 索引(INDEX)とは、実表(TABLE)に格納されているデータを
データベース再入門:データベースの基本構造を理解しよう データベースとは何か 〜ISAMからRDBMSまで データベース再入門: データベースの基本構造を理解しよう 酒井法雄 SAKAI, Norio norio@int21.co.jp RDBMSを使う人が増えている.Visual BasicでもRDBMSを使う仕組みが強化されてきた.しかし,RDBMSは難しい.一朝一夕には使えるようにならないのだ. なぜRDBMSを理解できないかといえば,実はそれ以前に「データベースとはなんぞや」という部分が欠落したままRDBMSにチャレンジしているケースが多いからのようだ. 「なんぞや」を理解する一番よい方法,それは自分で作ってみることだ. そこで,ここではデータベースをより理解するために,DAOなどの既存のデータアクセス手法を使わずに,独自にデータベースを作ってみることに
10 April, 1998 Updated PCDN OracleWG S.Yamazaki コストベース・アプローチ(CBO)を選択する上で欠かせないのが、表・索引の統計です。いくら、索引を作成しようが、ヒントを付けて実行しようが、統計が採られていないと何の役にも役にも立ちません。 統計を採るためには、ANALYZEコマンドの発行が必要であり、ここでは、ANALYZEコマンド発行のタイミングや、その使用方法となどについて説明します。 ANALYZEの役割 オプティマイザが利用するために、オブジェクト(表、索引、パーティーション、クラスタなど)の統計情報を収集します。収集された統計データはsys所有のディクショナリに格納されます。 また、ヒストグラムを格納したり、連鎖している行情報、さらにはオブジェクトの構造を調べることもできます。以降それぞれについて説明してい
福岡寿和 FUKUOKA,Toshikazu 富士通SSL Visual Basicでチーム開発を行なうときに問題になってくるのは、コードをどのように共有するのかということです。根拠があるわけではないのですが、マイクロソフトはVisual Basicを、チーム開発が必要なような大規模開発に使われることを想定しなかったフシがあります。そして、日本でVisual Basic 2.0が大規模開発に使われるようになったのを受けて、Visual Basic 4.0やVisual Basic 5.0のEnterprise版では、チーム開発をフォローするための機能やツールが添付されてきたような気がします。 今回は、もちろん、Visual Basic 5.0でのチーム開発をフォローするための機能やツールについても記述しますが、私がVisual Basic 3.0(Visual Basic 2.0とい
18 April, 1998 Updated PCDN OracleWG S.Yamazaki データブロック、エクテント、セグメントの関係 Oracleにおいての記憶領域の単位は、データブロック、エクテント、セグメントの3つです。 データブロックは、I/Oの最小単位で、次にエクテント、その上位にセグメントが位置しています。その関係を表したのが、右図です。 これらの領域は、必ず一つの表領域内に位置づけられておりますが、複数の物理データ・ファイルに割り当てられる場合もあります。 また、セグメント内の各々のエクステントは連続して割り当てられている場合と、そうでない場合がありますが、各々のエクステントが含むデータは、必ず一つのデータ・ファイルに格納されます。 データブロック データブロックの構成 データブロックは、各オペレーティング・システムにブロックサイズの倍
酒井法雄 norio@int21.co.jp VisualBasic 6.0の新機能といえば,Webアプリケーション作成や,ADOとOLE DBの採用といった大きなところに目が行ってしまう.しかし,細かい言語仕様も使いやすく仕上がっている.ここでは,Visual Basic 6.0で強化された言語仕様を実際に使ってみて,その方向性を述べる. Visual Studio製品版の内容 先月号で,Visual Basic 6.0の新機能について概要をお知らせした.この時点では,TechEdで配布されたVisual Studio 6.0(なぜ97から91もバージョンが落ちたのか謎だが)プレリリース版を基にしており,製品版の構成についてはっきりとした内容がわからないままだった. Visual Studio製品版が販売されているので,すでにお手になさった方も多いと思うが,あらためて製品版(E
福岡 寿和 FUKUOKA,Toshikazu 富士通SSL OLE DBは,“汎用”データアクセスパラダイムを導入する低水準の新しいインターフェイスです.すなわち,OLE DBはISAM,Jet,リレーショナルデータソースに限定されず,形式や記憶方法にも関係なく任意のデータ型を処理することができます.実際,この汎用性は,Excelの表計算ソフト,テキストファイル,Microsoft Exchange などのグループウェア,または,ActiveXサーバーなどのビジネスオブジェクトに存在するデータにもアクセスできると言うことを意味しています. Visual Basic Version 6.0では,OLE DBとのプログラミング インターフェイスの ADO を介してOLE DBのフレキシビリティを利用することができます.また,独自のOLE DBプロバイダを作成することもできます. ADO
30 March, 1998 Updated PCDN OracleWG S.Yamazaki ここでは、実際どんな時にヒントを使うべきなのか...CBOでは、なにも指示がなくても最小コストのアクセスパスを選択すると言いました。 けれど、それは、厳密に統計が採られ、かつ、索引の数も多くない場合です。いろいろと運用していくうちに、自分の思うようなアクセスパスを選択してくれない時があるでしょう。そのためにヒントはあります。 ヒントとは 賢いCBOも索引の数がたくさんあったり、サンプリングの統計行数だけでは、最適なアクセスパスを選択してくれない場合もあります。ヒントは、そうした場合にコストベースの目標を変更(Oracleに指示を出す)するために使用します。 たとえば、Oracleが「ind_A」という索引を使用したパスを選択したが、思うような応答時間を得られない場合、「
VBワンポイントテクニック 開発現場から寄せられた役に立つお話の数々(from PCDN News Letter) ◇1999年11月29日 DataGrid上でComboBoxを用いて指定データのみ入力させる ◇1999年10月25日 ACCESS97のデータをEXCEL97に出力する方法 ◇1999年 8月23日 高度なヘルプファイル操作 ◇1999年 8月16日 さまざまなアルゴリズムで配列をソートする ◇1999年 8月 9日 文字列を高速に連結する ◇1999年 8月 2日 高精度なタイマーを実現する ◇1999年 4月11日 DLL関数の作り方 第5回目 『文字列引数の受け渡しについて』 ◇1999年 3月28日 DLL関数の作り方 第4回目 『引数の受け渡し基本規則(その2)』 ◇1999年 3月21日 DLL関数の作り方 第3回目 『引数の受け渡し基本規則』 ◇199
酒井 法雄 SAKAI,Norio norio@int21.co.jp Visual Basicはバージョンを重ねるごとに,どんどん便利に,柔軟に,そして大きくなってきた.その一見大きくなった原因として,COMによるオブジェクトライブラリの増加がある.しかも,Visual BasicからOffice製品やIEなどのオブジェクトまでも操作することができる. そういったオブジェクトの中では比較的新しいWindows Scripting Host(以下WSH)には,Visual Basic単体ではできない機能をカンタンに実現できる強力なライブラリが収められている.ここでは,WSHライブラリをVisual Basicから使ってみることにしよう. 書くことがない!? 「久々の登場の酒井法雄です.みなさん,お元気だったでしょうか」 と,思わず書いてしまった.Visual Basic Magaz
翔泳社 VB Magazine & DDJJ ライブラリ 26 June, 2001 13:54.09 Updated このページでは、酒井法雄などPCDNスタッフが過去に株式会社翔泳社の雑誌に執筆した記事や書籍の内容を、 Visual Basic Magazine編集部、 Dr. Dobb's Journal 日本版編集部 のご協力をいただき、コンテンツにしています。 記事によっては、原稿レベルから起こしたものもあるため、本誌とは異なる記述になっていることがあります。あらかじめご了承下さい。 新しい記事は、雑誌発売翌月以降に掲載されます。 各誌のバックナンバー、新規購読のお申込み、翔泳社の本については、翔泳社のPCホームページを ご覧ください。 記事の掲載を許可してくださった執筆者各位、Visual Basic Magazine編集部、Dr. Dobb's Journal 日
福岡 寿和 FUKUOKA, Toshikazu 富士通SSL データベースを使いこなすには,RDBMSの機能を十分に知っているだけではなく,そこからどのような方法で情報を取得して,どのように加工して見やすく表示するかなどの局面も考慮してゆかなければなりません.またWindows開発では,各局面で採用した方法同士の相性についても考える必要があります.今回は,日本におけるWindowsプラットフォーム上での代表的なRDBMS製品であるOracle8を題材にして,前述の問題を考察したいと思います. はじめに 図1:Oracle8沿革 オラクル社のRDBMS製品が日本で使われだしたのは,たぶんOracle6が最初でしょう(図1).Oracle6は,Oracle7やOracle8でも採用されているさまざまな技術の元となる製品スペックを持っていました.しかし,スペックを実現する開発品質やハード
Windows Scripting Hostとは? WSHは、Windows 98では標準でサポートされている機能だ。Windows NT 4.0ではOption Packを導入することでサポートされ、また、マイクロソフトの「WindowsScriptTechnologies」(http://www.microsoft.com/japan/developer/scripting/)からダウンロードすることもできる。 WSHは、ひとことで言えば、高機能なBatファイル実行環境だ。Windowsに元々あったBatファイル実行環境は、Autoexec.batに代表されるように、コマンドを次々に実行していくくらいにしか使えない逐次実行用の環境でしかなかった。 WSHは、Batファイルに対応するスクリプトファイルの解釈に、Internet Explorer(以下IE)で培ったスクリプトエン
初音 玲 HATSUNE, Akira Visual Basicが普及した要因のひとつに、C言語からAPIを駆使してWindowsアプリケーションを作るという非効率的な方法から解放されたことが上げられる。APIを使わずにIDE上でVisual Basicにより提供されている部品(オブジェクト)を組み合わせてゆけば画面を表示できるのである。まさに「Visual」という名前を冠している製品に相応しい機能だ。そのVisual Basicでどうして、再びAPIを使うことに注目しなければいけないのだろう。 Visual Basicで出来ることと出来ないこと ■提供されていないOS機能を使う Visual Basicは、万能なツールではない。Visual Basicが前提としているOSのUI(ユーザーインターフェイス)の部品がすべて揃っているわけでもない。これは、同じマイクロソフトの製品といえども
酒井 法雄 SAKAI,Norio norio@int21.co.jp たしかにWindows APIは強力だ.しかし,だからといってWindows APIを単純にコールすれば何でもできるというものではない.たとえば,Visual Basicのイベントにあらかじめ用意されていないメッセージを知ることはできなかった. しかし,Visual Basic 5.0から用意されたAddressOf演算子とWindows APIを組み合わせて使えば,これが可能になる. ここでは,Visual Basicのイベントを拡張するサブクラス化の手法と注意点,そして応用例を述べよう. メモリを直接操作できる「お楽しみ」 Windows APIは強力だ.Visual Basicの限界を超えるためには,必須項目である.そして,単純にWindows APIを使えば何でもできてしまうように思いがちだ
Windows APIはもう古い! 今後のWindowsのすべてはOLEにはじまりOLEに終わる OLEオートメーションのメカニズムとオブジェクト指向な未来 OLE 2.0でサポートされ、初めてVisual Basic 3.0で実装されたOLEオートメーションは、アプリケーションをコンポーネント化、カプセル化して再利用することが可能なメカニズムである。そして、アプリケーションだけではなくOLEの標準的なインターフェイスで使用できるカスタムコントロール(OCX)も登場している。これらのテクノロジーはWindows 95やWindows NTでの開発環境やスタイルを、コンポーネント指向に大きく変えようとしている。すでにVisual BasicからWindows APIを使うようなプログラミングは古い。これからはすべてがOLEになるのだ。 ここでは、OLEのもっとも重要なメカニ
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