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アメリカ大統領選
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僕が生まれ育ったのは、自然が豊富で魅力的な生き物の多い北の大地。 そんな北海道でも色々と外来種が問題になっています。 中でも深刻な問題になって来たと感じる生き物のひとつが、ウチダザリガニです。 ウチダザリガニは特定外来生物に指定されており、 日本の侵略的生物ワースト100にも選抜されている危険な生き物です。 1926年に食用として持ち込まれたのが初めといわれ、実はアメリカザリガニより先に日本にやって来ました。 (アメリカザリガニは1927年に食用ガエルの餌として日本へ) もう100年近くも前から北海道にいるということになります。 僕の大先輩です・・・ ただ先輩といえども、目に余るような状況になって来てしまいました。 北海道といえば、希少なニホンザリガニ の生息地です。 実は世界に600種類居ると言われるザリガニ類の起源がニホンザリガニと言われています。 ニホンザリガニは日本人が世界に誇るべ
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 雨上がりの沖縄本島を散策していると驚くほど大きなカタツムリにしばしば遭遇する。そのボリュームは見慣れたカタツムリの数倍。鶏卵サイズは当たり前で大きなものはアボカドほどもある。 彼らの名前は“アフリカマイマイ”。その名の通りアフリカからやってきた外来種だ。 彼らが沖縄へ持ち込まれた理由はなんと…食用!! 導入の経緯を振り返りつつ、今回はこの巨大カタツムリの簡単な調理法を紹介する。 アフリカマイマイって? 那覇市の路上を徘徊するアフリカマイマイ。沖縄ではいろんな意味で嫌わ
酒巻 卓矢 元々飼育好きの人→色々な生き物を見たくてフィールドに出ながら日本全国水族館巡り。行った水族施設は160館超え。 飼育・採集(釣り)・水族館・食、色々な方向から生き物を見たいと思っています。 サケを釣ってみたい、そしてそれで鮭とばを作ってみたい。 思うのは簡単だけれど実はこの魚、ルールが多く簡単に釣っていいものではない。 今年釣ってきたのでまとめてみました。 まず、河川に遡上したシロザケを釣ることは法律上禁止されているので、釣るには各地で行われる『サケ資源有効利用調査』など特別採捕許可のおりるものに参加するか、河川ではなく海で狙うかになります。 北海道では秋の風物詩のようで、季節になると海に人が押し寄せるようですが、本州のそれも関東となるとあまり現実的ではなく河川で許可をとって狙うことになります。 今回参加したのは栃木県の『鬼怒川サケ資源有効利用調査』。 土曜日、日曜日各60名ほ
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) ※閲覧注意! : 本記事の主役はゴキブリです。彼らの写真(接写)がたくさん登場します。苦手な方は閲覧されないことをおすすめします。 おそらくこの世で一番嫌われている動物はゴキブリだろう。 実はこんな記事を書いている僕自身も台所に出てくるあいつらのことが大の苦手である。 …チャバネはまだいい。問題は大きい連中。 クロゴキブリとかワモンゴキブリとか、屋内に出没していいレベルを超えた図体をしているやつらである。 でけえんだよ…。クワガタとかセミとかに張り合えそうなダイナマイ
尾後幹太 1998年4月8日生まれ 好きな釣りは海のライトゲーム。 大阪湾で一年を通じてアジ&メバル&チヌ&シーバス釣りを楽しんでいる。 フィッシングチーム「小島漁行組合」所属。 大阪 神崎川。 この大阪府北部を流れる淀川水系の一級河川で2017年6月にとある情報番組の撮影が行われた。 昨年から何度か現地調査を行う過程で複数匹の個体を目撃したり、実際に釣り上げたと言う方のお話も聞くことが出来た。 実は昨年の秋には推定160〜180センチはあろうかという巨大なアリゲーターガーが悠然と泳ぐ姿を確認している。 日本国内の純淡水域にこれだけの大きさの魚がいるのか!と素直に驚いたものだった。 出没地点の環境 この河川でアリゲーターガーが出没していたのは支流の分岐点付近や水門など水深や地形の変化がある場所。さらにその中でも水草が多く小魚や鯉が多く生息している場所だった そういえばロケ中に釣れた鯉は丸々
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 東南アジアの干潟に生息する巨大なトビハゼ「ジャイアントマッドスキッパー」。 生態、容貌ともに奇天烈きわまるこの魚を「獲ろう!」と思い立ったきっかけはこの記事である。 半澤聖也「東南アジアの巨大トビハゼ ”ジャイアントマッドスキッパー” を追う」より …この圧倒的な存在感! アクアリウム誌などでその存在は知っていたものの、実際の捕獲レポートと写真を目にするとあふれんばかりの魅力を感じる。 日本にもムツゴロウやトビハゼといった半陸生ハゼ類、いわゆるマッドスキッパーの類は生
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) オイカワ(Opsariichthys platypus)という魚をご存じだろうか。 あるいはヤマベとかハエと言えば通じる人も少なくないだろう。 南西諸島と北海道を除く日本中のおおよその河川に生息している、体長十数センチほどの小魚である。 今回はこのまったく珍しくもない、ごくごくありふれた、だが日本が世界に誇れる美しさを備えた雑魚をあらためて紹介したい。 身近な川のザコ・オブ・ザコ(でもキレイ) オイカワの美しさを手軽に堪能するには捕まえてしまうのが早い。 ゴーグルをつ
山根央之 1990年生まれ。2012年よりメコンオオナマズの生態研究に携わっている。アクアリストや釣り人に現地でのフィールドワークを提案するプロジェクト【chill trip】の一員。近畿大学農学部水産学科出身。 まずはじめに現行の図鑑には何種類の日本産ナマズ属が記載されているかご存知だろうか? 今回は図鑑に載っていないナマズ。つまり新種とされるナマズを探したお話しだ。 今まで誰にも気づかれずにひっそりとマナマズを装って命を繋いできた新種ナマズとそれに気が付いた関係者の方々に感銘を受ける。 僕は、今回紹介するナマズが新種であるという見解に賛成したい。このナマズが図鑑に載る日が楽しみで仕方ない。その図鑑を僕は必ず買うことになるだろう。 さて冒頭の問いかけに対する答えは…3種類である。 この本はナマズ好きなら誰しもが見たことのある一冊だろう。無論ここにも日本に生息するナマズ属は3種と記述されて
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 万能食材ウシガエル 近年、狩猟やジビエ料理への注目度がにわかに高まってきている。 しかし、狩猟免許を得て猟銃や罠で鳥や獣を狩るという行為はやはり一般人には敷居が高い。 だが資格も道具も必要としない、誰でも手軽にチャレンジできる狩猟採集活動が世の中にはある。 今回は誰でも手軽に獲れて、しかもどう調理しても美味い「ウシガエル(Rana catesbeiana)」の捕まえ方、食べ方について紹介したい。 これから春を迎え、空気が暖かく湿りだすと、カエルたちの声で水辺がにわかに
沖山朝俊 1981年広島生まれ。怪魚ハンターと会社員の二足のわらじ生活を続けながら、世界中の巨大魚を求めて飛び回る。映像コンテンツ制作/映像素材提供を行う「キングオクトパス」を立ち上げ、BS日テレ『夢釣行 ~一魚一会の旅~』の制作を手がける。テレビ朝日『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて(釣りまアース)』に出演。 2017年1月某日。 「今年のGWは何処へ行こうか?」 本格的な冬の到来を迎え、街ではカップル達が煌びやかなイルミネーションを見ながらイチャイチャしている。その姿を後目に、俺は1人そんなことを考えていた。 せっかくなら暖かい所へバカンスに行きたい・・・。 あ、フロリダでゴライアスグルーパーとか良いかも。 思い立ったら吉日と、フェイスブックで知り合った現地ガイドのジェシーに「フロリダへ行きたい」とメッセージを送った。 すると待つこと数分、さっそく返事が返ってきた。レスポンスの速
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 沖縄本島中南部の都市河川には、まるで鎧をまとったような姿とガードの硬さを誇る魚が多数うごめいている。たとえば那覇市内を流れるこんな都市河川。 なにやら見慣れない魚影が…? その正体はマダラロリカリア(Liposarcus disjunctivus)……と書いてもピンとくる人は少ないだろう。 だが「プレコ」と称せば、話は違う。 熱帯魚に多少でも関心を寄せる人ならば、この特異な形態の魚を思い浮かべるはずだ。 マダラロリカリア、通称プレコ(※プレコとはナマズ目ロリカリア科に
鍋田 陽二 1970年 福岡県生まれ 魚類と両生類をこよなく愛する中年冒険家&ハンター。 Facebook上の釣り愛好会『魚塾』の塾長を務める釣りバカでもある。 2015年6月11日。あるカエルを探していた私は不覚にも何の手掛かりも得ないまま夕方を迎えた。 というのも、田んぼのあぜ道を車で走っていた際に甲高い鳴き声と共に見慣れない鳥が田圃から山の方へと飛び去るのを目撃し、夕暮れまでその鳥を追いかけ続けたからである。 その鳥はトキ。今回私が訪れたのは新潟県佐渡島。 目当てのサドガエル(Rugosa susurra)は2012年12月に新種記載されたばかりのカエルで、日本のカエル46種の中でも最も新しいカエルである。 ツチガエル(Rugosa rugosa)。サドガエルに酷似するが腹部が黄色ではない。 サドガエルは『イボガエル』や『クソガエル』と不名誉な名前で呼ばれるツチガエル(Rugosa
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 魚が寒さで気絶する!? 「沖縄の海では冬に寒波が押し寄せると魚が打ち上げられる」 そんな奇妙な話を聞いた。あまりの寒さに魚たちが失神してしまうというのだ。 つまり、大寒波の海は出向けば魚が採り放題、むしろ拾い放題だと。 …そんなことあるか!?にわかには信じられないが、もし事実ならこれほど面白いことはない。ぜひ検証してみなければ。観光客の遠のく真冬の沖縄の海。ここでは夜な夜な、人知れず不思議な現象が起きている。 2016年2月。沖縄で100年ぶりに雪が降った。史上稀に見
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) サソリといえば熱帯の毒虫というイメージを持っている人が多かろう。 ナミブの砂漠が、メキシコの荒野が、アマゾンのジャングルが似合うエキゾチックな生物である だが、サソリはこの日本にだって生息している。 キョクトウサソリ科に属すマダラサソリ(Isometrus maculatus) と、コガネサソリ科に属すヤエヤマサソリ(Liocheles australasiae)の二種だ。 今回はこのうち、より大型になるマダラサソリについて、そして彼らの暮らしぶりについて記す。 ※ヤ
南米大陸に生息する肉食魚ピラニア。 一般的には『コワイ魚』のトップ3には確実に入るだろうし、 世間がイメージする『怪魚』の代表格と言えるかもしれない。 が、実際に南米帰りの釣り人が、この魚を語ることはほとんどない。 なぜなら、バス釣りで言うところのブルーギルみたいなもので、 基本的には外道&ザコキャラのポジションにハマっているからだ。 南米に通いまくる怪魚ハンター達にとっては、当たり前すぎて記事のネタにもならないのである。 そんなわけで、いまだピラニアに一喜一憂できる南米素人として、 あえてこの魚にスポットライトを当ててみた。ピラニアって、実際どんな魚なの!? 一口にピラニアといっても多くの種類がいる。 ピラニアというのは特定の種を指すわけではなく、総称に過ぎないのだ。 ざっくり言うと、こういうビジュアルの肉食魚をピラニアと呼んでいる。ちなみに、ピラニアは現地の言葉で”歯のある魚”という見
半澤 聖也 宮城県生まれ フィッシングカレッジ卒業後、魚類調査会社へ所属。約三年に渡り、東北各地の水辺でフィールドワークを重ねる。東日本大震災を機に、メインフィールドを海外へ移し、タイランドで観光客のガイドや釣り雑誌のカメラマンとして活動。 現在はMonsters Pro Shopの運営と、釣り番組の制作営業に携わる。 2016年10月初旬。 某SNSを発端に、とあるアツいニュースがネットを駆け巡った。 記事の内容はというと「1つの体に2つの頭を持つシマヘビ(Elaphe quadrivirgata)が発見された」というもの。 この蛇を保護した発見者はSNSを使って里親を探していた。 爬虫・両生類専門店「MASTER OF DRAGON」店主の日野原氏がその日SNSを開くと、たまたま真っ先に双頭のシマヘビ画像が現れた。 双頭のヘビに特別な思い入れがあった日野原氏は「これは運命だ」と感じ、す
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) アマゾン最恐の魚類、デンキウナギ 「ピラニアはどうってことない。やっぱり、一番怖いのはエレクトリックイールだな!」 デンキウナギ(Electrophorus electricus)を探してガイアナ共和国奥地を訪問した際に、現地の漁師が語った。 アマゾンにはピラニアなど歯の鋭い魚は多数いるが、彼らに噛まれる機会はあまり無い。 そうした魚たちは好んで人に襲い掛かってくることはしないので、あるとすればせいぜい網や釣り針に掛かったものに触れる際。 油断や慢心を突かれてガブッと
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) ワニ、オオトカゲ、大蛇と「怪物的」な動物たちが多く含まれる爬虫綱において、穏やかでかわいらしく、ともすると鈍くいい印象を持たれがちなカメたち。 その中でも群を抜いた迫力を誇り、時に恐怖の対象にすらなってしまう種がある。 カミツキガメ(Chelydra serpentina)である。 日本国内でも繁殖・定着し、「咬みつき」の名と巨体ゆえに恐れられる異色のカメ。彼らは一体どのような生物なのだろうか。 形態・・・頭や脚は甲羅に引っこまない! カミツキガメは甲長40cm以上、
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) いざ、地球の裏側のドブへ! アマゾンの奥地で魚採りをしてきたという友人の土産話に耳を傾けていた折のことである。 やれ「全身がオレンジ色をしたプレコがいる」だの「夜の砂浜で淡水エイが採り放題」だの、ジャングルでの出来事は当然のように面白い。 だが僕はそれに負けぬほど、経由地として一晩の宿をとったというガイアナ共和国の首都・ジョージタウンの街中についての話題に強く興味をそそられた。ガイアナ共和国首都・ジョージタウンの中心地。海へとつながる細い水路があちこちに流れている。
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 国内でも千葉県などで繁殖・定着してしまっているカミツキガメ。 実は彼らは一部の原産地では食用に供されることがある。そう、カミツキガメは美味いのだ 唐突だが、ここではジューシーなカミツキガメのから揚げのレシピを紹介する。野趣に富んだ味わいを楽しんでみよう。 ・材料(二人分) カミツキガメの脚・・・2本 片栗粉・・・適量 ニンニク・・・1かけ 醤油・・・100cc 酒・・・適量 ・作り方 1.カミツキガメを解体し、脚肉をはずす。 腹甲と背甲は両脇腹の接合部から簡単に切り離
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 近年、日本各地で発見、捕獲されては騒動になっているアリゲーターガー(Atractosteus spatula)。 本種は最大で全長2m以上に達する大型の肉食魚類で、温帯の日本でも越冬できることから在来の生物たちへの影響が懸念されている。2016年5月に大阪府の河川で捕獲された個体。 その一方で、巨体とワニのように恐ろしげな顔立ちから「非常に攻撃的で獰猛な危険生物」あるいは「人を襲う可能性がある」などとセンセーショナルに報道されることも多い。 しかし果たして、本当に彼ら
半澤 聖也 宮城県生まれ フィッシングカレッジ卒業後、魚類調査会社へ所属。約三年に渡り、東北各地の水辺でフィールドワークを重ねる。東日本大震災を機に、メインフィールドを海外へ移し、タイランドで観光客のガイドや釣り雑誌のカメラマンとして活動。 現在はMonsters Pro Shopの運営と、釣り番組の制作営業に携わる。 トッケイ…トッケイ…トッケイ…。 夕暮れに響き渡る不思議な声。東南アジアを旅したことがある人の中には、何が鳴いてるんだろう?と疑問に思った方もいるのではなかろうか。 この声の主が、トッケイヤモリ(Gekko gecko)と呼ばれる大型のトカゲである。トッケイヤモリとは、マレーシア、タイ、ラオスなど東南アジアに広く分布する大型のヤモリで、日本でもペットとして多く流通している人気の爬虫類である。 ヤモリは《家守》という漢字が由来と言われる。その意味の通り民家に居着くことも多く、
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 世界一大きなザリガニ。そう聞いて、あなたはどれほどのサイズを想像するだろう。 アメリカザリガニの二倍くらい?いや、三倍?もしかして五倍とか?…いやいや、そんなもんじゃない。本日は世界最大のザリガニ、タスマニアオオザリガニについて解説していく。 分布・・・オーストラリア・タスマニア島 その名の通り、生息地はオーストラリアのタスマニア島である。 ただし、島全域に分布しているわけではなく、北西部の渓流に限られる。 タスマニア島の巨大甲殻類やといえば深海のタスマニアオオガニが
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 南西諸島の海にはハブクラゲ(Chironex yamaguchii)というクラゲがいる。 ハブでクラゲって…。毒×毒かよ。 もう名前からして、いかにもヤバそうだ。 実際、その毒性の高さと刺された場合の症状の重さは日本産クラゲ類の中でも群を抜いているという。 しかも、8~9月になると沿岸部に大量発生するため、海水浴客の被害が毎年頻発しているのだ。 ハブクラゲ。毒性が強いだけでなく、クラゲにしてはやたらと遊泳力が高い。しかも、触手は視認しにくい上に2mに達するものもある。
鍋田 陽二 1970年 福岡県生まれ 魚類と両生類をこよなく愛する中年冒険家&ハンター。 Facebook上の釣り愛好会『魚塾』の塾長を務める釣りバカでもある。 ※本記事の取材は漁業権の設定が無い海域で行っております。潮干狩りを行う際は禁漁区と禁漁期間に気をつけましょう。 いざ!外来種ホンビノスガイの住む海岸に 友人の誘いを受け、東京湾某所にホンビノスガイを採りに出掛けた。 その日は大潮、午前11時前後が干潮ということで、現地への集合は10時になっていた。 ちなみに、その日は台風の通過後、急に気温も低下していたが、軽い潮干狩り程度と考えていた私は半袖半ズボンという軽装だった。 現場に到着してみると、想像していた通り、多くの方が潮干狩りを楽しんでいた。その光景を見た私は、のんびりとゆるく楽しめるものとすっかり油断していた。大潮干潮!絶好の潮干狩りチャンス到来。少々気温が低いが… ホンビノスガ
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) 近年、狩猟やジビエ料理への注目度がにわかに高まってきている。しかし、狩猟免許を得て猟銃や罠で鳥や獣を狩るという行為はやはり一般人には敷居が高い。 資格も道具も必要としない、誰でも手軽にチャレンジできる狩猟採集活動がある。「カニ捕り」だ。 ただし、海に棲んでるケガニやタラバやズワイじゃない。ちょっとマイナーだけど、彼らに負けないほど美味しい川のカニ、サワガニ(Geothelphusa dehaani)とモクズガニ(Eriocheir japonica)だ。 子供の頃、水
この記事のタグ: Global Fishing Watch / 水産資源 / 漁業 Googleが全世界の海洋漁業活動を可視化するウェブサイト「Global Fishing Watch」を開設した。 このプロジェクトには環境保護団体SkyTruthおよび海洋資源の保護運動を行うOceanaが協力している。 「Global Fishing Watch」は人工衛星を利用しておよそ20万隻もの漁船の位置情報を解析、地図上に操業の状況を表示するウェブサービスである。 表示された各漁船の船名や所属国を調べることができるほか、膨大な位置情報を機械学習システムで解析することで漁業形態や使用漁具を判定することもできる。 つまり、各海域でどのような漁業が行われているかを容易に把握することが可能となるのだ。特定の船の情報を確認することができる。アフリカ近海で日本籍の船が遠洋漁業を行っていたりと、なんとなく眺め
平坂 寛 「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。 生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。 著書:「外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜」「深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜」(ともに地人書館) 「喰ったらヤバいいきもの」(主婦と生活社) ある日、SNSに友人から一件のメッセージが届いた。 内容はなんと「駿河湾の漁師さんにメンダコもらってきたからあげるよ」というものだった。 網に掛かって廃棄されそうになっていたものを譲り受けたのだそうだ。 お、おう。そっかー、メンダコくれるのかー。 心の準備はできていないが、とりあえずめったにない機会に恵まれていることだけは間違いない。 ありがたく頂戴することにした。 手元に届いたメンダコ。なんだこれ…。 数日後、ガチガチに凍ったジップロックが手元に届いた。 なにこれ…
ネコザメ / 伊豆大島 / 国内釣行記 前編はこちら 来たる2018年、12月。 因縁の地、伊豆大島へ出発。 今回は各地へ釣りに行く釣友と一緒に船に乗り込む。 もはや何度も見た景色だが、島へ向かう船内はワクワク度を増幅させる。 船で過ごす時・・・
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