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自動車に必要不可欠な半導体が不足 2021年に入り、自動車メーカーが一部の工場の操業を停止したり、減産に踏み切るという動きが世界的に広がっています。 その理由は、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため…ではありません。 新型コロナウイルスの感染拡大による影響が、巡り巡って半導体不足を招き、自動車メーカーがフル操業で車を作ることができなくなったためです。 自動車はいまや半導体なしには成り立ちません。エンジン、ヘッドライト、カーステレオ、エアコンなどの制御は、半導体が多用されている電子制御ユニットが行います。 電子制御ユニットは多い場合、自動車1台に100個以上搭載されていることから、自動車は走る半導体とも言われるのです。 そもそも半導体ってなに? そもそも半導体とは、電気を通す性質と、電気を通さない性質の両方を併せ持つ物質のこと。 半導体が電気を通したり、通さなかったりすることで「0」と
FXのトレードで注意が必要な「ロンドンフィックス」とは? 「ロンドンフィックス(LONDON FIX)」とは、英国・ロンドン市場において、金融機関の対顧客向け外貨取引の基準レートを決める行為のことを指します。 ロンドンフィックスは、東京市場における「仲値」に相当するもので、別名「ロンドンフィキシング(LONDON FIXING)」と言われたり、「ロンフィク」と略されたりします。 ロンドンフィックスが行われるのは、ロンドン時間16時。これを日本時間に直すと、英国が夏時間の間は日本時間24時、英国が標準時間(冬時間)の間は日本時間1時で、この時間に決められた為替レートが、その日の両替のレートや企業との取引レートに使われます。 そのレート水準を巡ってさまざまな思惑が交錯し、値動きが激しくなりやすくなることから、ロンドンフィックスにかけての時間帯は、FXトレードを行ううえで注意が必要になります。
■国が借金したお金が株式市場に投入された 世界中の株価が高い水準にあり、これが「バブル」だと指摘する声が大きくなってきています。 経済状況が未だ困難なのに株価だけが急騰する、そうした世界を昨年来(2020年来)我々は見てきているのですが、やはり少し違和感があります。 【参考記事】 ●NYダウが3万ドル突破! バブルが続けば為替市場にリスクオン相場が戻ってくるかも(2020年11月25日、志摩力男) ●日本株は世界のバリュー株。ワクチンの成功でバリューシフト進めば円高・株高か(2020年11月18日、志摩力男) ●株価上昇=経済政策が正しいと言えるのか? 迫る大統領選、人種問題がトランプの逆風に!(2020年6月10日、志摩力男) ●現実とマーケットの違いに猛烈な違和感。米マイナス金利導入なら米ドル大暴落も…(2020年5月13日、志摩力男) 株式市場好調の背景にあるのは、中央銀行による超金
ザイFX!の仲値トレード検証が学会発表!? 金融機関の仲値が決まる、日本時間午前10時ごろに向けて米ドル/円を買って、仲値付近で売り決済することで利益を狙う「仲値トレード」。これは米ドル/円が仲値にかけて上昇することが多いと言われる、為替市場のアノマリー(※)を活用したトレード手法だ。 (※「アノマリー」とは、明確な理論的根拠はないものの、実際にはそうなることがよくあるかもしれないとされる経験則のこと。株式の世界では、5月に株を売って9月の第2土曜日までは相場に戻ってくるなという「セル・イン・メイ(Sell in May, and go away; don't come back until St Leger day)」などが有名) しかし、本当に仲値に向けて米ドル/円は上昇することが多いのか? 仲値トレードを機械的に繰り返すだけで、中長期的な収支がプラスになるのか? そんな疑問から、ザイ
10連休中のスワップポイントがまとめてもらえる!? 多くの方が待ち望んでいると思われる2019年4月27日(土)から5月6日(月)の10連休まで、あと1週間となりました。 平成最後の、そして令和最初の超大型ゴールデンウィークである今回の10連休は祝日法が施行された1948年以降、最長の連休となるわけですが、ザイFX!ではそんな10連休中のマーケットに関する記事をいくつか公開してきました。 【※関連記事はこちら!】 ⇒ゴールデンウィークは円高になるって本当? 過去20年を徹底検証。10連休はどうなる… そのなかで、10連休中は日経平均が10日間算出されず、大阪取引所の日経225先物も10日間止まり、多くの銀行も10日連続の休業日になると思われる(※)ものの、日経平均を対象としたCFD取引やFX取引は基本的に通常どおり行えることをお伝えしました。 (※銀行によっては休日に住宅ローン相談会等を行
日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン ――毎月開催!―― 毎月第1 or 第2木曜日 20時~ メルマガ会員限定 生配信WEBセミナー開催中! 太田忠&DFRによるマーケット解説と投資戦略指南! そして、すべての質問に答えるビッグイベント「生配信WEBセミナー」を毎月開催。10日間の無料お試し期間中でも参加できます! 後日、会員限定ページに動画をアップ。 詳細はセミナー当日15時にメルマガで配信 ~YouTubeライブセミナー(無料・質問自由) ※Q&Aコーナーで質問(チャット)する場合はYouTubeへのログインが必要です。 お知らせ 2024年9月30日 10月3日(木)20時~ 毎月定例のWEBセミナーを開催します。テーマは『金融相場初動で石破ショック、今後のマーケットはどうなる?』。会
FXは儲かる? 実際に儲けた人は全体の6割との調査結果 昨年(2017年)、FXで利益を残した人は全体の60.3%。そんな調査結果が発表された。半数以上の人が儲けたことになるこの調査、行ったのは金融先物取引業協会(以下、金先協会)。FX会社などが加入し、金融庁との橋渡しを行う自主規制団体だ。 この金先協会が、個人投資家1000名を対象に行ったのが、「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」(以下、実態調査)だ。2018年2月23日(金)から3月1日(木)に調査が行われ、9月27日(木)に報告書が公開された。 FX投資家に対する調査としては、外為どっとコム総研の『外為白書』などもあるが、この実態調査の報告書は、56ページにもおよぶ、さらに詳しいものになっている。 そんな実態調査の一部を紹介しながら、FXを取引する人の実像に迫っていこうと思う。そして、これを読んでF
ノックアウト・オプションが取引できる口座を徹底比較! 「ノックアウト・オプション」とは、ストップロスの注文(逆指値注文)を必ず入れる、ハイレバレッジのFXやCFDといった感覚で取引できる個人向け金融商品のこと。 相場が予測と逆に動いた場合に損切りが執行される「ノックアウト価格」を、あらかじめ設定してから発注する(注文を出す)しくみが採り入れられています。FXのIFD注文にも似ていますが、ノックアウト・オプションの場合は設定した「ノックアウト価格」で必ず成立し、レートが絶対にスベらないという特徴があります。 ノックアウト・オプションは証拠金ではなく、「オプション料」を支払って取引します。取引に必要なオプション料は、どの水準にノックアウト価格を設定するかで変わってきますが、ノックアウト価格の設定の仕方によっては、かなり少ない資金でまとまったポジションを保有することもできるのがメリットです。
6月末に『これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話』(徳間書店)という仮想通貨の書籍を出版したホリエモンこと堀江貴文さん。これは堀江さんの2冊目になる仮想通貨に関する本で、単著としては初めてとなる仮想通貨本だ。 その中では、仮想通貨のしくみや歴史がわかりやすく解説されているほか、お金の正体とは何か? これからお金はどうなっていくのか? 仮想通貨の発展でどんな社会が到来するのか?といったことが語られ、単なる仮想通貨本に止まらない広がりを持った内容となっている。 常に時代の先を見通してきた堀江さんは仮想通貨の今後をどう見ているのか? 仮想通貨本を出版したこの機会に「ザイFX!×ビットコイン」では堀江さんに話を聞いた。
(「ホリエモン仮想通貨祭(2) 1800倍以上に爆騰したイーサリアムが取り出せなくなった!?」からつづく) ホリエモン仮想通貨祭、第2部の後半で、堀江貴文さんの対談相手として登壇したのは、VALU代表取締役の小川晃平さん。VALUは2017年にリリースされたサービス。個人が株式のようなものを発行して、それを売買できるものだ。その売買はビットコインを使って行われる。 ■小川氏「通貨は価格が安定的でないと、みんな使わないだろう」 堀江さんと小川さんの議論の最初の方では、まず、仮想通貨の価格の安定性が俎上にのぼった。 ホリエモンこと堀江貴文さんとVALU代表取締役の小川晃平さんが登壇。ここでは、まず、仮想通貨の価格の安定性が議論の俎上にのぼった。「通貨は安定的でなければみんな使わない」と言う小川さんに対し、「ビットコインはパラレルワールドの世界の中では安定しているのでは?」と主張する堀江さん。一
今回は、仮想通貨業界における著名トレーダーの一人、理論派トレーダー、ヨーロピアンさん(@sen_axis)へのインタビュー内容を全2回に渡ってたっぷりお届けします。 記事では、衝撃的なビットコインとの出会いから億り人になるまでの軌跡、さらに、普段のトレード手法や今後の仮想通貨相場の予想にいたるまで、あれこれ、ぶっちゃけてくれています。今では考えられない…超黎明期を知るトレーダーならではの驚きエピソードも満載です。 ■FXトレーダー、ヨーロピアンさん。スイスショックでヤラれる 「投資で重要なのは、『非効率性』を見つけることだと思います。以前はFXにも非効率性があったので、FXのトレードをしていました」 今でこそSNS上で仮想通貨トレーダーとして活躍し、仮想通貨メディア「coinrun(※)」を運営するヨーロピアンさんだが、もともとは為替のトレーダーだった。 (※「coinrun」(コインラン
(第1回目「約2億円の利益!? ヨーロピアン氏がBTCを200万円付近で決済できたのはなぜか?」からつづく) 当記事は、仮想通貨業界の著名トレーダーの一人、理論派トレーダー、ヨーロピアンさん(@sen_axis)へのインタビュー第2回目です。 第1回目は、ヨーロピアンさんのビットコインとの出会いやこれまでのトレードの軌跡なんかを語っていただきましたが、ここからは、おもに短期からスウィングトレードで用いるというテクニカル手法や今後のビットコイン相場の展望について、ヨーロピアンさんに教えていただきます。 インタビューに答えるヨーロピアンさん。元はFXトレーダーでもあるヨーロピアンさんは、いったいどんなテクニカル指標を使って「億り人」になったのか!? 気になるビットコイン相場の展望と合わせて、根掘り葉掘り聞いてみよう! ■チャート分析で重視するのは200日移動平均線 「デイトレであれば15分や3
■最大手のビットフライヤーを含む6社に業務改善命令 金融庁は6月22日(金)、仮想通貨交換業者6社に対して業務改善命令を出した。 日本経済新聞は6月19日(火)に「ビットフライヤーなど仮想通貨交換業者5社以上に、金融庁が業務改善命令を週内にも出す方針を固めた」と報じていたが、そのとおりの展開となった。 業務改善命令が出されたのは以下の6社。 ・QUOINE ・ビットフライヤー ・ビットバンク ・BTCボックス ・ビットポイントジャパン ・テックビューロ 金融庁は今回出された業務改善命令の中で以下の対応を6社すべてに求めている。 ・マネー・ローンダリング及びテロ資金供与に係る管理態勢の構築 ・利用者保護措置に係る管理態勢の構築 ・仮想通貨の新規取扱等に係るリスク管理態勢の構築 このほか、金融庁が各社に求めている対応は少しずつ異なっているが、上記以外には「経営管理態勢の構築」、「利用者財産の分
仲値トレードはオイシイって聞くけど本当? 数あるFXのトレード手法の中でも、認知度が高いと思われるものの1つに挙げられるのが、日本時間10時ごろ(※)の「仲値」に向けた、米ドル/円上昇を狙った「仲値トレード」です。 (※厳密には金融機関の米ドル/円の仲値は日本時間9時55分に決まり、その後、10時ちょうど頃にレートが公表されるしくみとなっている) ザックリいうと、「仲値」にかけては貿易業務を行う事業法人が、事業決済用の資金を調達する目的で米ドル買い注文を持ち込むことが多いので、そこを狙って米ドル/円の買い(米ドル買い・円売り)ポジションを持てばいいじゃん、というもの。 もし本当に、仲値に向けた時間帯に通常の時間帯よりハッキリと米ドル高・円安になりやすい傾向があるなら、それに乗っかって「仲値前に米ドル/円を買って、仲値付近で売り決済する」だけで、簡単に儲けることができるかもしれない……。 で
(「【仮想通貨激論!】広瀬隆雄vs大石哲之(1)トラストレスを巡る筋書きのない議論開始!」からつづく) 「トラストレス」をめぐる広瀬隆雄さん(@hirosetakao)と大石哲之さん(@bigstonebtc)の論戦。日ごろ聞き慣れない単語かもしれませんが、トラストレスはビットコイナーの定番ワードであり、重要なキーワードです。だからこそ、2人ともトラストレスにこだわるというわけ。 前回、広瀬隆雄さんが発表してくれた論考では「ビットコインがトラストレスな状況でも機能することは認めるし、美点だ」と、トラストレス性自体に対しては肯定的な態度を示していました。 しかし、「社会的に受け容れられるかは別問題」とも広瀬さん。今の社会に「トラスト」が欠如しているわけではないし、トラストレス性に魅力を感じるのは反社会的勢力だけだろう、と。 【参考記事】 ●【仮想通貨激論!】広瀬隆雄vs大石哲之(1)トラスト
(「【仮想通貨激論!】広瀬隆雄vs大石哲之(0) 大物2人がツイッター上でにわかに激突!」からつづく) にわかにツイッター上で巻き起こった広瀬隆雄さん(@hirosetakao)と大石哲之さん(@bigstonebtc)による、仮想通貨を巡る激論。 ツイッター上での論争は広瀬さんが大石さんをブロックする形でいったん終わってしまいましたが、その続きをザイFX!上でやろうというのが本企画「【仮想通貨激論!】広瀬隆雄vs大石哲之」です。その経緯は先に公開したシリーズ「第0回」の記事で紹介したとおり。 とりあえず立てた企画のテーマは「CME上場計画を期に考える仮想通貨の信用性」です。ただ、そのテーマを消化して、議論はさらなる発展をみせるかもしれません。そこに筋書きなどなく、どんな展開になることか、ザイFX!編集部にもわかりません。 本企画に対してツイッター上で「お?プロレスだ!( ・∇・)」、「プ
■仮想通貨を巡って、ツイッター上で深夜の激論! つい先日の深夜、筆者(井口稔)が自分のツイッター(@Neko_Iguchi)のタイムラインをふと見てみると、何やら言い争いが起きていた。 どこがアホなんですか? — 大石哲之 Tetsu Oishi HODL (@bigstonebtc) 2017年11月27日 「アホ」という過激な言葉が飛び交っているが、それだけなら、筆者もそんなには驚かなかっただろう。驚いたのはその応酬をしていたのが、広瀬隆雄さんと大石哲之さんだったからだ。 広瀬隆雄さんといえば、外資系証券会社などでキャリアを積んだ金融の世界の専門家。ザイFX!の兄弟サイト、ザイ・オンラインでのコラム「世界投資へのパスポート」はつい先日、連載500回を迎えた。 広瀬さんは仮想通貨にも並々ならぬ関心を持っているようで、最近は自身のツイッターで仮想通貨関連のツイートを頻繁に行っている。 ちな
「仮想通貨取引所おすすめ比較!」では、仮想通貨(暗号資産)取引の始め方や、安心して利用できるおすすめの仮想通貨取引所・販売所を厳選して紹介! あわせて、これだけは知っておきたい仮想通貨取引に関する基礎知識を、初心者にもわかりやすく解説します。 ビットコインなど仮想通貨の取引を始める際の注意点は? 口座開設は無料! 最短でその日のうちに取引をスタート! ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)の取引に興味がある方は多いのではないでしょうか? 過去には仮想通貨を取り扱う業者の破綻や仮想通貨の流出といった事件が世間を賑わせたこともありましたが、ここ数年で急速にセキュリティ強化や法整備が進み、昨今、仮想通貨は一般的な投資家にも身近な金融商品の1つとなっています。 そんな仮想通貨の取引を始めるには、まずは仮想通貨の取引所や販売所を運営する仮想通貨交換業者に口座を開設しなければなりません。 仮想通貨交換
とりあえず、マイニング(採掘)については、禁止されるワケではないようですが、中国の仮想通貨をめぐる規制が急に厳しくなってきている気が…。 この動きについては引き続き、注意が必要ではありますが、ビットコイン相場の方は、とりあえず落ち着いているみたいです。30万円台前半まで急落後、反発し、冒頭でお伝えしたとおり、現在は対円で40万円台前半付近で推移しています。 このまま上昇を再開するのか…? 下落に転じるのか…? はたまた、しばらくもみ合いとなるのか…? 中国の規制動向とともに、今後の動向に注目です。 (リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ビットコイン/円 4時間足) ■「ICO」とは? 「IPO」や「クラウドファンディング」と似ている? ところで、ビットコイン急落のきっかけとなったのは、中国人民銀行からの発表で、それは、「ICOを全面禁止にする」というものだったと冒頭でお
■VALU大炎上騒動、その火付け役のひとりは羊飼いさん ヒカルのVALUで死んだ 今日、優待発表するって言うから 今日のストップ高で買い入れてたら 昨日の終値で50000万VALU全部売ってきたw まだマイナス20万円表記だけど、もう売れないっしょ・・・ これ以外にラファエルも買っちゃったよ ヒカルは昨日の煽りTwitter消してるし pic.twitter.com/LVW1UzCx4p — 羊飼い@FX (@hitsuzikai) 2017年8月15日 2000回以上もリツイートされたこのつぶやき(※)は「羊飼いのFXブログ」の運営者であり、当サイト「ザイFX!」でもおなじみのカリスマFXトレーダー・羊飼いさんのもの。 (※編集部注:このツイートには「今日、優待発表するって言うから」と書かれているが、ヒカルさん本人は優待を発表するような雰囲気を漂わせていたものの、正確には優待を発表すると
日本時間3月1日(水)、米国のトランプ大統領は上下両院合同本会議で、施政方針を示す演説を行いました。2月に「今後、数週間以内に驚くべき税制改革案を発表する」と発言したため、議会演説で大規模な減税などに言及するとの期待も高まっていましたが、どんな内容になったのでしょうか? 米国在住の広瀬隆雄さんに、演説内容の解説とこれを受けた、今後の相場見通しについて、ご寄稿いただきました(ザイFX!編集部)。 ■これまでとは違う、ソフトなトランプ 現地時間2月28日(火)の夜、ドナルド・トランプ大統領が議会演説を行いました。 トランプ大統領の演説では、これまでの好戦的で、わざと対立を煽る姿勢が影をひそめました。 それに代わって、「国民の心をひとつにし、米国の国家としての自信ならびに威信を取り戻し、より高い目標へ向かって進んでゆこう」というメッセージが打ち出されました。全体的に高揚感に溢れていたと思います。
(出所:MetaQuotes Software社のメタトレーダー) 「以前と違って、最近は15分足、5分足、1分足、10秒足の4つのチャートを見ています。ただ、10秒足は目がキツイ…(笑)。それに、もちろん日足や4時間足の大きな足も見て、節目にはラインを引いています。やたらめったら引くわけではないですが」 英ポンド/円トレード(1)で売ったポジションを手仕舞ったのは20分後。もみ合ったあと、前回安値を目安に利益を確定している。 チャートを開いて、トレードポイントを説明するきゃりーさん(記事中で取り上げたのとは別のチャート)。チャートに向き合うと、ただ取材に受け答えしていた時とはガラリと変わり、目つきが鋭くなった。獲物を狙うハンターさながら…空気がピリっと引き締まる 得意な英ポンド/円を狙い撃ち! 「そのあとも3回ほど、英ポンド/円を売っていますし、その合間では米ドル/円やユーロ/米ドルも取
未曾有の大台へ達するも、達成感がない理由は? 「昔は物欲がモチベーションでした。クルマを複数台購入したこともありましたが、そんなステージは卒業しました。 昨年は目安にしていた“大台”を達成しましたが、だからといって何か達成感があるわけではない。昔と違って、今では日々のトレードでの口座残高は単なる数字の増減。毎年が『モニターの数字の増加→納税→数字の増加→納税』の繰り返しですね」 達観した表情でそう話すのは、専業トレーダーの「きゃりーぱふぱふ」さん。これまでにFXで稼いだ金額は非公開ながら、その金額は10億円を優に超える。実力、資産とも日本はおろか、世界でも屈指のレベルにあるだろう天才トレーダーだ。 見切り発車での専業トレーダー転向 「FXを始めたのは2009年でした。10万円で始め、一時は5万円にまで減らしたものの、その後、100万円にまで増やしました。当時はまだ日本でも数百倍のレバレッジ
(出所:Bloomberg) そこで、中国政府は国外へ資金が流出しにくいよう、さまざまな規制を強めているのだが、それをくぐり抜け、中国人民元を何とか他の資産に変えたい!というニーズの受け皿になっているものの1つがビットコインではないかというのである。 【参考記事】 ●ビットコインチャート公開記念コラム(1) ビットコイン相場は何によって動くのか? ■中国人民元高に急転換したことがビットコインに影響したか ところがここ数日、中国人民元相場に“異変”が起きたのだった。 対米ドルで進んできた中国人民元安が1月4日(水)、1月5日(木)と逆流、香港オフショア市場の中国人民元(CNH)を中心に、中国人民元の買い戻しが急激に進んだのだ。 【参考記事】 ●相場のサインを見逃すな! 米ドル/円のダマシを事前に見極める方法とは?(1月6日、陳満咲杜) (出所:Bloomberg) これは中国当局が国外への資
実は、対米ドルで中国人民元安が進んでいる まさかのトランプ氏勝利で終えた米大統領選があったせいで、いろんなことが吹っ飛んでしまった感じがしますが、2016年11月冒頭に、当コーナーで大手ネット証券の一角、楽天証券「楽天FX」が中国人民元/円の取り扱いがスタートしたという話題をお届けしました。覚えているでしょうか? 【参考記事】 ●楽天証券が中国人民元/円を新たに追加。中国人民元相場でも注目は米大統領選! その際、「中国人民元は、2016年10月24日(月)に、対米ドルで2015年8月のチャイナショック時や2016年1月の中国株暴落時の安値を更新するなど急速な中国人民元安が進んでいる」という点に触れ、この話題については別の機会にお伝えするとしていました。 当記事が、その別の機会です。ここでは、昨今進んでいる対米ドルでの中国人民元安について、あれこれ掘り下げてみたいと思います。 チャイナショッ
(「オプザイルと個人投資家がツイッター上で戦争! NHKからザイFX!に取材が…!」からつづく) ■オプザイルが販売する「Air」と「Axis」 NHKのニュース番組『ニュース シブ5時』で特集されたUSBツールを販売する集団「オプザイル」。NHKの特集では、オプザイルを追跡、名古屋でキャッチすることに成功していたが、本人は関与を否定するばかりで、満足いく話を聞くことまではできていなかった。 ザイFX!でもオプザイルについて取材を進めたが、どうもオプザイルは正体がつかみにくい。 だが、取材を進めて、わかってきたこともある。まずは彼らが販売するUSBツールを見てみよう。 「オプザイルが販売するUSBツールには2種類あるようです。ひとつは“Air”、もうひとつは“Axis”と名づけられています。内容はほぼ同じで、販売しているグループが違うようです」 そう教えてくれたのは自身もSNS経由で知り合
クリントン氏優勢との前評判を跳ねのけて選挙戦に勝利し、次期米大統領となったドナルド・トランプ氏。過激な発言が物議を醸してきた不動産王は、米大統領としてどんな働きをするのだろうか(C)Scott Olson/Getty Images これを受けて、市場は一斉にリスクオフ、すなわちリスクを回避する動きになっています。 (出所:株マップ.com) 普通、リスクオフの局面では株式は売られます。また海外に投資していた資金をいったん、日本に戻す動きが出るので円高になります。 ■狼狽は禁物! 1年後の相場は回復へ向かうことが多い ただ、ここで狼狽するのは禁物です。 と言うのも、過去に大統領選挙で「想定外」の候補者が勝ち、相場が急落したケースでは、大体1年後には逆に相場が高くなっていることが多いからです。 もし、米国株が下げ続けるのなら、12月14日(水)に予定されている2016年最後のFOMC(米連邦公
■ツイッター上で発生した“戦争” ツイッター上で熾烈な戦争が起きている。 一方の主役はツイッターで活発に活動する個人投資家たち。 もう一方は通称「オプザイル」。バイナリーオプションのUSBツールを高額で販売する集団だ。 この争い、失言や暴言をきっかけとした単なる「炎上」騒ぎとはワケが違う。 オプザイルが販売するのは、30万円から50万円ほどもする高額な商材。その効果はさておき、バイナリーオプションのツールといえば、「高額な商材を買ったが、効果が出ないため返品したい」との相談が国民生活センターに寄せられたりしているものだ。 そして、ツイッターはFXトレーダーの定番ツール。しかるべきアカウントをフォローしていると経済指標や中央銀行の会合の結果などがいち早く入手できるし、トレード上手な人のつぶやきを参考にして取引したりもできる。FXトレーダーにとって欠かせないツールと言えるだろう。 そんな便利な
(出所:ブックメーカーのオッズをまとめたhttp://www.oddschecker.com/より) ■6月21日(火)には1万人を集めての大規模テレビ討論会 離脱派が急増している理由はどこにあるのだろうか。 「移民・難民問題が新聞の一面を飾ることが多かったため、『これ以上の移民・難民の受け入れはしたくない』と考える人が離脱派にまわっていることがひとつ。また、テレビ討論会の影響もあるでしょう」 日本だと選挙前のテレビ討論会ってさして注目されないし、盛り上がりもしない。でも、イギリスでは大きな影響があるのだという。 「6月9日(木)に行なわれたテレビ討論会では離脱派のコメンテーターが、残留した場合の経済的負担を理路整然と語っているのが印象的でした。 『残留が決まれば、EUの今年度の財政赤字200億ユーロのうち、イギリスは24億ユーロの負担を迫られるだろう』と。24億ユーロという金額を見て、『
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