コンピュータ業界の有力企業によって、「USB 3.0」規格のデータ転送速度は現在の1秒あたり5Gビットから、その2倍、すなわち10Gbpsにまで引き上げられようとしている。 これが実現されれば、外付けのSSDストレージ機器における転送速度のボトルネックが解消され、セカンドモニタといった選択肢が可能になるとともに、より高速な「Thunderbolt」インターフェースさえもハイエンドのニッチ市場に追いやられるようになるはずだ。 ただし、今すぐに実現されるというわけではない。USB 3.0 Promoter Groupは、米国時間1月6日に「International Consumer Electronics Show(CES)」において、より高速なUSB規格の策定作業状況を発表するとともに、その仕様は2013年半ばに完成するはずであり、同仕様に基づく「最初の製品は2014年遅くに市場に登場し、