人気アニメ「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」のモビルスーツ(ロボット)「Zガンダム」の大型木製模型が、兵庫県加古川市神野町神野のJA兵庫南神野支店ロビーに展示されている。手がけたのは旧国鉄とJR西日本で三十数年間、内燃機関や空調などの技術者を務めて定年退職した岡田健一さん(66)=同市神野町石守。完成までに約8カ月かかったが、「細かい作業も根気よくやれた」と喜ぶ。 岡田さんは6歳と4歳の孫を喜ばせようと、Zガンダムのプラモデルを購入して組み立てた。手作業が好きだったこともあり、昨年4月からさらに大型の模型製作に取りかかった。 プラモデルの100個以上のパーツを15倍の大きさに拡大し、サイズを設定。軽量で細工のしやすい加工外材を使って自宅の車庫で組み立てた。木工用接着剤でつなぎ合わせたが、補強材だけは鉄にしたほか、Zガンダムが持つライフルには金属バットを使用した。 出来上がった模型は高さ約2メ