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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (106)

  • “ネットde真実”は遠くなりにけり - シロクマの屑籠

    1.あらかじめ断っておくと、いつの時代にもインターネットには事実でも真実でも無い書き込みがたくさんあった。例えばパソコン通信上の文面や、ウェブサイト同士の友誼を掲げた文面で、心とも事実とも一致しないような玉虫色の言葉が弄されることなど、そう珍しくもなかったと記憶している。 それでもなお、インターネットでしか読めない真実・インターネットでしか語られない事実、といったものは掘ればザクザク出てきた。インターネットで内緒話や秘密の打ち明け話ができると勘違いしている人、インターネットがアンダーグラウンドだと信じている人――こういった無邪気なユーザーによって、インターネットには湖底から湧き出すメタンガスのごとき真実や事実が充満していた。 2014年から眺めると、そうしたイノセントな書き込みは、インターネットに対する無知・誤解・錯覚によって生み出されていたと決めつけたくなるが、それだけでも無かったよう

    “ネットde真実”は遠くなりにけり - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2014/08/26
    ネットも他の媒体と変わらなかったということじゃないですかねえ?
  • 十年越しの「データベース消費」と私 - シロクマの屑籠

    動物化するポストモダン オタクから見た日社会 (講談社現代新書) 作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/28メディア: Kindle版購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る いつかまとめようと思ったけれども、今朝は早起きしたので書く。 昔、哲学者の東浩紀さんは美少女キャラクター消費とか、そういうオタク界隈についての考察を幾つも書いてらっしゃって、私は好んで読んでいた。『CLANNADは人生』とか仰っていた頃の東さんの文章にシビれたものだ。 そのなかでも好きなは『動物化するポストモダン』だ。そこに記載されている、「キャラクターのデータベース消費」の説明が、当時のキャラ萌え、特にゲーム*1に登場する美少女キャラクター萌えや、同人誌の消費形態にフィットしていると感じた。 「キャラクターのデータベース消費」についてものすごく大雑把な説明

    十年越しの「データベース消費」と私 - シロクマの屑籠
  • 世の中には「書く」ことが好きで好きでしようがないブロガーがいる - シロクマの屑籠

    非モテはてなーが有料メルマガや単著を出せる分水嶺 - syncのにっきver3.0 リンク先について、ちょっと思ったことを。 ブロガーのなかで「単著」とか「有料メルマガ」で“生活の糧”を得ている人って、当にいるんですかね?いるのかもしれませんが、私の周囲にはいないような気がします。medtoolzさんにしても、ココロ社さんにしても、まなめはうすさんにしても、まず業ありきで、それとは別に、ネットで文字を書いていたら出版に繋がっちゃった、という話ではないでしょうか。 世の中には、出版とか有料メルマガとかで“プロ”をやっている人達もいます。しかし、そういうプロがブログを経由して(まして非モテはてなユーザーを経由して)プロに到達したという類例は知らないので、ブログを経由して“物書きとして生活の糧を得る”のは難しいと思っています。たぶん、他のルートで目指したほうがいいんでしょう。 それはそれとし

    世の中には「書く」ことが好きで好きでしようがないブロガーがいる - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2012/10/23
    シロクマさんリアルフォース使ってたのか
  • 町山氏、上杉氏、それぞれの勝利条件――3.14頂上決戦で繰り広げられた戦術に関連して - シロクマの屑籠

    ニコ生×BLOGOS番外編「3.14頂上決戦 上杉隆 VS 町山智浩 徹底討論」 - 2012/03/14 23:00開始 - ニコニコ生放送 久しぶりに凄いバトルを見た。 私は、公開質問状を突き付ける町山さんが圧倒的勝利をおさめ、上杉さんは言論人としての威信を損ねるのではないかと予想していた。“あの、用意周到な町山智浩さんの追求に、逃げ道なんてあるわけがない”――そんな風に思っていた。 ところが実際に観てみると、互角のバトルになっている!町山さんが鋭いのは予想通りとしても、上杉さんの戦術があまりに巧みで、あんぐりしてしまった。その戦術的卓越について書き残しておく。 両者が戦った“戦場”について 上杉さんの戦術を検討する前に、両者がバトルを行った、この討論会という“戦場”を概観しておく。 公開質問状を出した手前、町山さん側は、この討論を通して上杉さんの発言の矛盾をなにかしら暴かなければなら

    町山氏、上杉氏、それぞれの勝利条件――3.14頂上決戦で繰り広げられた戦術に関連して - シロクマの屑籠
  • 遊びきれないほどゲームに恵まれて困る - シロクマの屑籠

    それにしても、世の中には何百時間も費やしたくなるようなゲームが溢れていて、社会人にはとても遊びきれそうにない。一ゲームが、ゲームに費やせる余暇の数か月分を丸々持っていってしまう。今回ハマってしまった『skyrim』も、数ヶ月間、これ一ゲームに宛てる時間のほとんどを持っていってしまうだろう。一度やり始めてしまった以上、小休止できる程度には飽きるまで続けざるを得ない。途中でやめろ、ですって?そんなの無理ですよ! 実際には、やりたいゲームは他にもたくさんある。『Europa Universalis 3』や『Heart of Iron 3』だってやってみたいし、『東方』の最新作も去年から積んだままになっている。『ダライアスバーストAC』のPhase2も、やりこみが全く足りない。そして今年の春にはType Moonの『魔法使いの夜』がリリースされる(ということになっている)。あれも買わないわ

    遊びきれないほどゲームに恵まれて困る - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2012/01/29
    ゲームに限らんけどね。何にしろ現代では消化しきれないぐらいのコンテンツはあるよなあ
  • あるおたくの結婚について - シロクマの屑籠

    ※この文章は、このblogを4年以上前から知っている人以外にはお勧めできません。 2011-08-08 - matakimika@d.hatena id:matakimikaさんが結婚した。 結婚おめでとうございます、とは思いつつも、心中複雑でもある。「あの男が結婚しちゃうなんて!キキー!」とでも言おうか。ショックでもあった。 以下に、matakimikaさんという、一個人のライフスタイルに関心を持っている一ファンの個人的心情を書き殴ってみる。 私は、matakimikaさんは幾つかの点で古いタイプの「おたく」だと認識している。カタカナではなく平仮名で「おたく」と表記するほうが一般的だった頃のような。その理由の第一は、気に入ったひとつのゲームなりアニメなりを、繰り返しゆっくりじっくり愛好するタイプであること。その有様は、録画したビデオテープを擦り切れるほど再生し、購入したゲームを隅々までし

    あるおたくの結婚について - シロクマの屑籠
  • あるオタク精神科医の歴史 - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20110711/1310313274 p_shirokuma さんと、一番苦しんだオタク世代 『ある人間がオタクであること』『ある時代においてオタクと呼ばれること』のニュアンスには個人や時代ごとに違いがあるので、オタクである自分・オタクという趣味について他人に説明する際には、「どのあたりのオタクなのか」を具体的に記しておかないと、何を言っているのか不明瞭になってしまいやすい。特に最近は、“オタク”という単語のニュアンスが出涸らしのお茶のように薄まって、一体どのあたりを指しているのか分かりにくくなっているため、真面目に説明しようと思うほど、長々しい注釈が必要となる。 以上を踏まえたうえで、オタク精神科医として生きることを選んだ、ある人物の昔話を書いてみようと思う。「オタク」という一言で一緒くたに括られがちな人間やライフ

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  • 大震災以後、オタクコンテンツは本当に激変するの? - シロクマの屑籠

    竹熊健太郎氏( @kentaro666 )の語る、3.11以後のオタク的な表現 - Togetterまとめ リンク先では、竹熊健太郎さんが興味深いことをツイートしている。主旨としては、3/11の大地震を機に、オタク界隈のコンテンツの表現が変化するのではないか、というものだった。以下に、一番重要そうなツイートを抜粋しておく。 3.11から先の世界はマニュアルのない世界だ。オタク的な表現は変質するしかない。なぜならオタクは豊かな日常を前提にしたライフスタイルだからだ。マンガもアニメも当然残るが、表現の質が変わるだろう。どう変わるかはまだわからないが、必ず変わる。それは不安であり楽しみでもある。 http://twitter.com/#!/kentaro666/status/58173115523530752 これだけ広範囲の災害が起こり、社会不安を引き起こせば、コンテンツの表現に影響が起こるだ

    大震災以後、オタクコンテンツは本当に激変するの? - シロクマの屑籠
  • 時計の針が止まったままの世代交代 - シロクマの屑籠

    NYTimes 「日の若者は世代の障害に阻まれている」 上記リンク先は、ニューヨークタイムズを翻訳したものだという。 刺激的な記事内容に、はてなブックマークに大量のコメントがついている様子が凄まじい。年金問題にせよ、就職状況にせよ、古い世代がどっかと居座って(若年世代からみて)にっちもさっちもいかなくなっている現状を見ていると、リンク先の指摘は間違っていないのだろうと思う。 ところで、世代交代という現象は、それぞれの世代が独立して行うものではなく、上の世代・下の世代とも連動してドミノ的に進行するものとして捉えなければならない。思春期世代がなかなか壮年期的役割に移行しないという事態は、壮年期世代が老年期的役割に移行しないという事態と必ずリンクしている。新世代の雇用が増えないという事態は、より上の世代の雇用が減らないという事態とも(イコールの関係ではないが)リンクしているし、新世代が幼いメン

    時計の針が止まったままの世代交代 - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2011/02/06
    世代交代が遅れているって指摘はドラッカーの60年代後半に出た『断絶の時代』でも出ているから実は今に始まったことではないのでは。戦後は平均余命が伸び続けたからずっと世代交代が遅れているかと.....
  • “最後のはてな村民”――ネット民俗学的な資料か、葬送すべきゾンビか - シロクマの屑籠

    あなたは、人とどう繋がりたいのかを決める権利がある 昔、はてなダイアリー界隈が“はてな村”と呼ばれていた時代を思い出した。 (株)はてなが提供する「キーワードで繋がる面白ブログ」こと“はてなダイアリー”が、それなりにタイムリーだった時代が実際にあったと思う。もうだいぶ前、2005年〜2007年ぐらいのことだ。ネームバリューのある知識人が読み応えのある文章を書いていた頃や、余所のネットサービスに比べてコミュニティ性の高いブロゴスフィア*1を形成していた頃を、今でも思い出せる人はいるだろう。 しかしその後の“はてな村”は、内輪ウケや揉め事がやたら目立つ、肥大化した自意識の陳列棚のような様相を呈していき、はてなダイアリーのシェア率も低迷していった。ITメディアのインタビュー上で、梅田望夫さんが「日のインターネットは残念」と表明したのは2009年のことだが、少なくとも“はてな村”というコミュニテ

    “最後のはてな村民”――ネット民俗学的な資料か、葬送すべきゾンビか - シロクマの屑籠
  • “日向”になったインターネット - シロクマの屑籠

    10年ほど前のインターネットには、うさんくさい書き込みが多く、どことなくアングラ臭が漂っていたものです。Yahoo!gooで検索したホームページから2クリック目ぐらいの場所に、現在のインターネットだったら即大破炎上するようなきわどい書き込み――それこそ、今では2chでも見かけないような――がゴロゴロ転がっていたように記憶しています。 ところが最近のインターネットからは、昔のような路地裏っぽさや日陰っぽさをあまり感じません。むしろ、お日様に照らされた都大路のようです。アンダーグラウンドな書き込みや違法なやりとりが全滅したわけではないにせよ、それらは路地裏や袋小路といった、比較的目が届きにくい狭い領域に追いやられてしまった感があります。 1.“日向の人達”の流入によるインターネットの日向化 インターネットが日向化した要因としては、「インターネットの多数派が日陰者から日向者に変わった」を挙げな

    “日向”になったインターネット - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2011/01/20
    いや、2000年頃だってエミュロムをヤフオクで販売していた高校生は2ちゃんねるで実名や住所をさらされフルボッコにされてたぞ
  • 「意味」と勤勉/「意味」とストレス耐性 - シロクマの屑籠

    仕事をしている人は勤勉で、仕事をしていない人は怠け者。」 「仕事を頑張っている人は意志が強い。仕事を頑張れない人は意志が弱い。」 こういう物の見方は、ある瞬間は確かにその通りかもしれない。けれども、これほどあてにならない、状況次第で移ろいやすい人物把握の仕方もない。 例えば、ある中国人男性が、アフリカの山奥で、埃にまみれて一生懸命に働いている。人は彼を、勤勉だ、意志が強い、頑張っている、と呼ぶだろう。しかし彼は、つねに仕事に豊かな意味を見出せる立場にあるのかもしれない。立身出世のため・母国との一体感のため・家族のため・豊かな生活のため etc…。そういった意味が無くなった状況下でも、彼は同じように働き続けることが出来るだろうか。 逆に、ある日人男性が、まずまずな企業に就職したのに不満が募って辞めてしまい、クーラーの効いた部屋でネットゲームに耽溺している。人は彼を、怠惰だ、意志が弱い、頑

    「意味」と勤勉/「意味」とストレス耐性 - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2010/05/25
    みんな働く意味だとかを難しく考えているのかなあ?たいていの人は淡々と惰性や慣性で学校や職場に行っている気がする
  • 「歳の取り方」が分からなくなった社会 - シロクマの屑籠

    テレビをつけても、街を歩いても、「若さを保つためのテクニック」が溢れている。けれども「歳の取り方」はあまり目にすることが無いし、「歳を取る」ということを肯定的に教えてくれる人にもなかなか出会わない。「歳の取り方」は、いつ、どこで、誰から教わればいいのか?そう考えた時、自分が即座に答えられないことに気付く。 「歳の取り方」のロールモデルは何処へ? ここでいう「歳の取り方」というのは、生物学的な加齢現象のことではなく、心理・社会的な意味での「歳の取り方」だ。 人間は、まっすぐ一様に老けていくわけではない。社会経験や立場、人間関係のなかで、心の持ちようや振る舞いを年代ごとに変えていく生き物だ。世話される立場から世話する立場へ・教わる立場から教える立場へ……といったように、自分の立場をギアチェンジしながら世代を紡いでいく。少なくとも、かつてはそうだった筈だ。 ところが、今は、「歳の取り方」のお手

    「歳の取り方」が分からなくなった社会 - シロクマの屑籠
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    lakehill 2010/05/19
    むしろ、中途半端に年齢による縛りが残っていることの方が問題。例:「35歳を過ぎてからの転職することの難しさ」とか「いい歳して結婚してないのはおかしい」等
  • 「学園都市は養鶏場、御坂美琴は極上ブロイラー」 (とある科学の超電磁砲) - シロクマの屑籠(汎適所属)

    とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (1) (電撃コミックス) 作者: 冬川基,鎌池和馬出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2007/11/10メディア: コミック購入: 20人 クリック: 334回この商品を含むブログ (241件) を見る 『とある科学の超電磁砲』。界隈では人気のように見えるし、かく言う私も大好きだ。 編筋『とある魔法の禁書目録』はともかく、この『とある科学の超電磁砲』の舞台背景って、かなりおっかなくて窮屈だと思う。けれども、美琴も黒子も伸び伸びとしている様子だし、背景に描かれる風力発電のプロペラも、のどかにみえる。このギャップが、なんとも不気味じゃありませんか? 「デキの良いブロイラーを生産するための学園都市」 『とある科学の超電磁砲』の舞台になっている学園都市について振り返ってみよう。入ってくる子ども達に“能力開発”なるものを施し、

    「学園都市は養鶏場、御坂美琴は極上ブロイラー」 (とある科学の超電磁砲) - シロクマの屑籠(汎適所属)
    lakehill
    lakehill 2010/02/10
    多くの人に取ってはマトリックスの方がザイオンよりもコンピュータの手の平で踊らされていても快適だということだろう
  • ド近眼な合理主義にはまりこんで、未来をまなざせない人達 - シロクマの屑籠

    要約 ・一言で合理的と言っても、近視的で短慮きわまりないものから、深慮遠謀と呼べるものまで様々である。 ・ド近眼な合理主義者は、短期的な適応を守ることは出来ても、中〜長期的な適応を見通せない。 ・彼らの多くは、未来を想像する力が足りないか、未来から目を背けたがっているか、どちらかである。 ・ド近眼な合理主義は、中〜長期的な社会適応はともかく、不安から心を守るには向いている。 一言で合理的判断と言っても、ド近眼のものから深慮遠謀までさまざま。 むしろ昨今のオタク趣味は、合理的判断の結果なんです - Dog Planet Cafe 〜 犬惑星 〜 オタクの合理性、ねぇ。 確かに、彼らを合理主義者と呼べなくはない。 とにかくリスクを回避した生き方を選び、安全パイな遊びや人間関係を指向する。家族や恋愛よりも、ギャルゲーや風俗を選択するという彼らは、消費者としていかにも合理的、ということが出来そうで

    ド近眼な合理主義にはまりこんで、未来をまなざせない人達 - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2009/10/27
    非モテが出会いを求めて行動したら"カモネギ"にされたり金品を巻き上げらて殺されるような世の中だと、リスクを取らずに"安全パイ"を取りたくなるわ
  • コミケの理念は、膨張にどこまで耐えられるのか問題 - シロクマの屑籠

    【Column】コミケ76に見る参加者の低年齢化とその問題点:ボーダーライン リンク先の記事では、コミックマーケットの低年齢化問題について焦点をあてている。私自身のみている限りでも、最近、中学生ぐらいの子が増えていると思う。こうした問題は、野放しにしておけばいずれ火種に発展する可能性が高く、それはコミケの存続にもダイレクトに関わってくるだろう。 それにしても、コミケ参加者も随分と変化したものだと思う。遠い昔は首都圏を中心とした“コアなおたくの祭典”だったのかもしれないが、いまや日全国からオタクが、否、オタクというよりはむしろ消費者が集う祭典へと変貌しつつある。敢えて「消費者が集う祭典」と書いたのは、それがコミケの理念からズレまくった物言いではあっても、残念ながら事実としてはそうなりはじめているからだ。 「コミケの理念と目的」については、こちらにまとめ記事があるので、もし良かったら読んでみ

    コミケの理念は、膨張にどこまで耐えられるのか問題 - シロクマの屑籠
  • 「物欲が許されるのはバブルまでだよねー」 - シロクマの屑籠

    痛いニュース(ノ∀`) : モノがあふれる現代社会で、物欲がない消費者が増加中 - ライブドアブログ 『痛いニュース』は煽りが強すぎると思うことがあるけれど、今回の記事は良かった。 この期に及んでもなお、「消費者には物欲に取り憑かれてもらわないと、日の景気が回復しない」という主旨をオブラートに包みまくって言いたがる人がいるようだけれど、いわゆる“庶民”までもがグッチのバッグを購入し、三十回払いローンでラグジュアリカーに手を出し、やたらばかでかいテレビを居間に置かなければ元気の出ない景気って、一体全体どういう景気なのか?“庶民”が血尿を出しながら物欲に身を委ねる姿こそを“内需拡大のあるべき姿”などと夢想している人がいるとしたら、そりゃあ外道というほかない。 「えーマジ物欲!?」「キモーイ」(以下略) 昨今の消費者の物欲が少なくなっているというなら、それは個人としてとても賢明なことだし、たい

    「物欲が許されるのはバブルまでだよねー」 - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2009/07/31
    欲がなくなったんじゃなくて、金がなくなっただけだろう。
  • 十代で人生をダメにするための“読書” - シロクマの屑籠

    ページが見つかりません - smashmedia.jp http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090724/1248397496 十代の人が、人生を棒に振ってしまうためのフラグの立て方は色々あるが、そのなかでも有名なものの一つに「悪性の読書」というやつがある。若いうちから、活字の海で現実を誤魔化すような処世術を身につけたり、捻れたとの付き合い方を覚えてしまったりした人は、まぁ、あとあと難しいだろう。上記リンク先の二つの文章を読んでいて、そういうことを思った。 人生をダメにするための“読書”いろいろ では、人生を棒に振るような“悪性の読書”とはどういうものか。色々なパターンをみかけるなかでも特に頻度の高いもの三つを、書き残しておこうと思う。 ・世の中を色眼鏡で眺めるためにを求める 目の前の現実なり、自分が置かれている境遇なりが気に入らなくて、それを色

    十代で人生をダメにするための“読書” - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2009/07/28
    読書は娯楽のためと割り切っていれば変に自意識をこじらすことはないだろう。/ただ、中2病的なものをもってなければ『失われた時を求めて』みたいな長い本は読めないだろうし年を取ってから読むのは厳しいような
  • キョンみたいな人物は、エモーションの鍛錬ができていない。 - シロクマの屑籠

    “涼宮ハルヒの憂”の主人公は長門有希…ではなく、キョン、ということになっている。あの朴念仁なキャラクターは、メタな姿勢に終始しがちで、感激や情緒に身を委ねることがない。というよりも、感激や感動や夢中といった類のエモーションから逃げ回っているようにさえみえる。 まぁ、キョンのような処世術にも長所がないわけではない。面倒事に巻き込まれにくく、何事もそつなくこなしやすいという点に関しては優れているし、何かに期待しすぎて裏切られて傷つくとか、そういう事も少なそうだ。しかしああいう処世術は、情緒を伴ったコミュニケーションには全く不向きだし、何かに感動したり夢中になってのめり込むということにも向いていない。 情緒を伴ったコミュニケーションに向いていないということは、男女交際に際しては相手をヤキモキさせてしまいやすく、恋愛の機敏に優れない、ということでもある。あの、気の毒なハルヒのヤキモキっぷりをみて

    キョンみたいな人物は、エモーションの鍛錬ができていない。 - シロクマの屑籠
    lakehill
    lakehill 2009/07/17
    「彼はハルヒのおかげで“感動”や“夢中”をレベルアップする機会に恵まれまくっているのだ。しかし、その幸運さ加減には気付いていない」>『消失』で気づいたような
  • 観客席から「政治」を愉しむ“メシウマ”ネットユーザー - シロクマの屑籠

    「2ちゃんねらーは敵に回すと恐ろしいが、味方につけると頼りない。」 けだし、名言である。「2ちゃんねらー」の部分を「残念な日のインターネット」と書き換えても、たぶんそっくりそのまま通じる。 先日、切込隊長blogで『「ネット世論と実際の支持率予想とのギャップ」と「ニコニコ的民主主義」』という記事が掲載されていた。そこに書かれていた日のインターネットの特徴をピックアップすると、 ・政党や政治団体が、ネットユーザーに政治的支持を呼びかける動きが奇妙なほど欠けている ・日常的なネットユーザーが、ダイレクトに政治活動している姿をろくに見かけない ・ネットユーザーは報道や情報に脊髄反射し、二週間も経つと新しい事件に無我夢中になる といったものだったと思う。 日のネットユーザーは「政治」プレイヤーというよりも、「政治」の観客 結局、この記事から改めて思い起こされるのは、ネットユーザー----少な

    観客席から「政治」を愉しむ“メシウマ”ネットユーザー - シロクマの屑籠