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historyとSFに関するlakehillのブックマーク (3)

  • 海野十三は昭和20年8月14日に終戦を知ったのかも - 仮想と現実

    海野十三という人は、戦前大人気だったSF小説家である。日SFの始祖とも言われている人だ。この人が太平洋戦争末期から書いていた日記が青空文庫にあがっている。 図書カード:海野十三敗戦日記 なんとなく小説家みたいな知識人、なかでも科学知識とかに詳しいSF作家は戦争中も反戦的だったのではないかと思いがちだが、まあこの人なんかはふつーに日の正義を疑ったりしてないし、政府や軍の不甲斐なさを嘆くことはあっても、反戦的な傾向は見られない。まあ、当時の普通の人はこうだったのだろうと思う。海野十三人は徴兵検査で不合格だったので兵士として出征した経験はないのだが、海軍従軍作家として巡洋艦に乗ることができ、大喜びしてたらしい。 「海野十三敗戦日記」は昭和19年12月7日から始まっており、当初「空襲都日記」と題されていた。東京が空襲を受けるようになって後日のために記録をとっておくことにしたと書かれている。海

    海野十三は昭和20年8月14日に終戦を知ったのかも - 仮想と現実
  • おたく元年・1978年論ノート

    おたく的なものの起源を考えるためのメモです。 70年代末に我々はいったい何を選択してしまったのか? そのことが、後にどう「おたく的なもの」につながっていったのか? それは、今の我々にどういう意味を持つのか。 それを歴史的に検討していくために、1978年を「おたく元年」と仮定し、この時代の重要なアイテムや作品を、素材として整理してみたいと思います。 あくまでも私自身のための作業メモではありますが、この問題意識はぜひ他の方にも共有していただいて、当事者からの証言や発言が増えてほしいと思いますので、そのような反応を期待してあえて作業を公開する形にしてみました。 (適当なところで中断するかもしれませんが、あしからず) ◆ 19■断章・おたく元年のスケベな男主人公たち 吾ひでお・高橋留美子・宮崎駿と美少女ブーム (2003.03.21) 18■おたく史を考える3つの視点 とりあえずの方法論

  • 「オタク」が死ぬ日。 - Something Orange

    NHKのETV特集「21世紀を夢見た日々 −日SFの50年−」を見た。 タイトルこそ「50年」だけれど、じっさいにはその前半の20年くらいが中心。 終戦とともにアメリカからSF小説が上陸、その影響を受けて『SFマガジン』が創刊され、日にSFが広がっていった「日SFの青春時代」を生き生きと描き出した番組だった。 『機動戦士ガンダム』や『攻殻機動隊』の映像は入っているのに、『宇宙戦艦ヤマト』だけ映像がないところが苦笑ものだったけれど、全体的に丁寧にまとめられていたと思う。再放送の予定がないことが惜しまれる。 それにしても、最初期の「日SF作家クラブ」はめちゃくちゃおもしろそう。 まだ見学者もほとんどいない原子力研究所に集団で押しかけ、「まずは原子を見せてくれ」と求めるなど、その行動はツッコミどころ満載。 のちには日SF界の重鎮になり数々の名作を発表していくひとたちなのですが、行動だけ

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