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ブックマーク / somethingorange.net (68)

  • 南京事件否認論の恐怖。 - Something Orange

    前回のメールマガジンで南京事件否認論について書いたところ、感想のメールをいただきました。南京事件の実在に対して否定的なご意見でした。私信であり、ちょっと公開して良いものかどうかわからないので、引用は控えますが、要点は「南京事件は一次資料が少ないから信用できない」ということだと思います。 ぼくは南京事件について議論するつもりはありませんが、以下、簡単にこれに反論してみたいと思います。というかまあね、南京事件を証明する一次資料は普通にあるよ、って話なんですが。 たとえば、ぼくの手元にある『南京事件資料集』。二冊組の分厚いなのですが、ここに収録されているのはほとんどが南京事件の一次資料です。「1 アメリカ関係資料編」、「2 中国関係資料編」と分かれていますが、いずれにしろ南京事件の実在を示していることに変わりはありません。 というか、この資料集を読んでいると「実在したか、しないか」などというレ

    南京事件否認論の恐怖。 - Something Orange
  • 「まとめ」と「捏造」は紙一重。 - Something Orange

    Togetterで意図しない文脈で発言を使用される問題」というまとめがTogetterに上がっている。言葉通り、Togetterでじぶんの発言を意図とはべつの文脈で使用されることに対する違和を語った呟きのまとめである。個人的には、非常に共感できる内容だ。 ご存知ない方のためにかるく書いておくと、TogetterとはTwitterの呟きのまとめを簡単に作れるサイトである。ただ時系列順に発言を並べるだけでなく、言葉を文章を装飾したり、前後の順番を入れ替えたりすることもできる。 ちょっと考えてみれば、この機能を利用すればある呟きを来の文脈から切り離してまったく別の意味に見せかけることもできることがわかるだろう。極論すると、こういう捏造まとめを作ることも可能なのである。 このまとめだけを見るとあたかも敷居さんとlastlineさんがぼくの発言に賛成しているように見える。しかし、じっさいには敷居

    「まとめ」と「捏造」は紙一重。 - Something Orange
  • 自分から話しかけるなんてできない。 - Something Orange

    ども。海燕です。 最近、チャット用に新スカイプアカウントを取って、「いつでも話しかけて来てください」と告知しているわけですけれど、いまのところ、ほとんど話しかけてくれるひとはいませんねえ。はっきりいうとひとりだけです(ありがとう!)。 気楽に話しかけてくれると嬉しいんですけどね。とはいえ、こんなシステムを取っているのも、ぼく自身がじぶんから誰かに話しかけることができないからなんですけど(笑)。 やっぱり、知らないひとに話しかけるのって気おくれするよね。「いま忙しいのにうざっ。空気読めよ」とか思われているんじゃないか、という疑念が拭えない。いや、友人知人相手ですらそう思うことはある。 チャットも、入りたいと思っているひとはもう少しいるんじゃないかと思うんですよ。ROMがけっこう何十人とかいるわけだから。でも、やっぱり親しい人同士で話し合っているところに入り込むのってきついですよね。うん、知ら

    自分から話しかけるなんてできない。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/12/08
    何、「俺にもっと気軽にしゃべりかけろ」ってこと?
  • 「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という言葉の意味。 - Something Orange

    先日の「物語夜話ラジオ」がおもしろかったので、インスパイアされて記事を書いてみる。 テーマは「あきらめたらそこで試合終了ですよ」。近頃、この言葉の意味をつくづく実感するようになった。そうなのだ。あきらめたらそれまでなのだ。 以前、ぼくは、この言葉を一種の根性論として理解していた。勝負が見えていてもとにかくあきらめずさいごまで全力を尽くせ、という意味だ、と。 しかし、最近ではもうすこし違う意味に解釈している。ひとは、じっさいには可能なことでも、不可能だと思い込んでしまうことがある。そしてそう認識したとたん、当に不可能になるのだ、ということ。 たとえば、ぼくもそうだけれど、「自分は絵を描けない」というひとがいる。が、目が見えて、手が動かせるなら、物理的な意味では、描けないはずはないんだよね。 ようするにそれは「描けないと思い込んでいる」だけなのだ。もちろん、技術的な巧拙はある。そのままではへ

    「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という言葉の意味。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/11/21
    確かに単なる思い込みで可能性が阻害されることもあるけど、まともにキャッチボールも出来ない奴がプロ野球に投手で入団するとか言ってもそれはそれでおかしいだろうし。
  • 連載漫画ひきのばし、そのふたつのパターン。 - Something Orange

    このあいだのラジオで、ペトロニウスさんたちと、最近の漫画連載のひきのばされ方って目に余るものがあるよね、という話をしました。そのいい例が『ハヤテのごとく!』だよね、と。 きょうは、それでは連載がひきのばされるとは具体的にどういうことなのか、という話をしたいと思います。 ま、いいたいことは単純で、ようするに五話で語れることを一〇話かける、五巻で終われるものに二〇巻費やす、これが物語がひきのばされるということですよね。 こういうことをした場合、物語の内容が変わらないとすれば、当然、一話ごと一巻ごとに詰め込まれる内容は薄まることになります。そして、自然、作品のテンションも落ちる。 いまの漫画界、あるいはライトノベルあたりも同じかもしれませんが、とにかくその辺りではこういうことになっている作品が大量に存在するように思います。 で、ぼくはそれは良くないことだと考えるんですね。この連載のひきのばしは漫

    連載漫画ひきのばし、そのふたつのパターン。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/10/15
    ていうか浦沢直樹の『Monster』や『20世紀少年』が一番ひどいだろう。/『ヒカルの碁』や『ハヤテのごとく!』は引き伸ばしているようには思えない
  • オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange

    同じ新潟市在住ということが判明したので、「自問自答」のRy0さん(id:jimonjitou)と呑んできました。 ふだんはオフ会などでも少人数で長く喋ることはむずかしいのですが、この日はたった3人で6時間にわたってオタクトークしました。楽しかった! 当然、色々な話が出たわけですが、なかでも興味深かったのは、現在の若いオタクたちの実相。いまの大学では、たとえば野球や音楽の話題などに混じって、普通にアニメの話が出て来る、オタク文化の大衆化はそこまで進んでいる、ということでした。 へえ、うわさには聞いていたけれど、当なんだ。ただ、そこで出る話題は、やっぱり薄い、『らき☆すた』とか『けいおん!』とか、だれが可愛いとか萌えるとか、そういう話がメインであり、少し踏み込んだ話をすると浮く、と。 なるほど、わかるわかる。ある意味、予想通りですね。 その話をきいて思ったのは、昔のオタクが一般人のなかで孤立

    オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/08/04
    ここにあげられている「ライトオタク」はオタクではないし、そういう人達は昔からけっこういるから、こういう層が飛躍的に増えたという認識は間違いだろう
  • はてなーが選ぶゼロ年代必見のアニメはこれだ! - Something Orange

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    はてなーが選ぶゼロ年代必見のアニメはこれだ! - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/07/27
    『耳をすませば』は90年代だろう。/スターを見ればつけた人の趣味趣向が判って面白いかも/60年代~90年代もやってみると面白いかも
  • くたばれネット評論家。 - Something Orange

    藤子不二雄の名作『エスパー魔美』に、芸術と批評の関係を扱った「くたばれ評論家」という有名なエピソードがある。 主人公、魔美の父親は画家なのだが、あるとき、某評論家から手ひどい批判を受け、怒る。その姿を目にした魔美は超能力を使ってその評論家にいたずらするのだが、父は喜ぶかと思いきや、諄々と魔美を諭すのだった。 「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」 魔美が、でも、さっきは怒っていた癖に、というと、父はこう答える。 「剣鋭介に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」 芸術家の矜持を見事に描き出した名エピソードである。であるのだが、もしかしたら既に通用しなくなっている考え方かもしれない、とも

    くたばれネット評論家。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/06/16
    ネットのない時代から、ただの一読者は批評家と違い理屈じゃなく感情や感覚で「これはおもしろい、これはくそ」みたいな評価をしたきてたんだよ。そういうのが可視化されるようになっただけ
  • somethingorange.net

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    lakehill
    lakehill 2009/06/03
    趣味の普及活動などあんまりお奨めできない。こういうのは痛さ爆発ということになりやすいし。
  • 追悼、栗本薫。 - Something Orange

    薫さんが亡くなったそうである。 何といったらいいのか……。何といったら……。今度ばかりは、言葉も出ない。 追悼のために何か書かなくては、と思うのだが、どう書けばいいのかわからない。 ひと言だけ言葉を選ぶとすれば、「ありがとうございました」になるだろう。人生の辛く長い道程のなかで、彼女の作品にどれほど助けられたことか。 『グイン・サーガ』があったからこそ、ぼくはいままで生きてくることができた。そういい切ってもいいほどだ。 大げさだと思うひともいるだろう。言葉を飾っているだけだと感じるひとも。しかし、ぼくと同じように、優れた物語の存在を杖として人生を歩いてきたひとなら、きっとわかってもらえるはずだ。 そこに面白い物語があるということ、それがどれほど人生を豊かにしてくれるかということを。 ぼくはいま、打ちひしがれている。言葉を選んで書くことができない。だから、率直に記すのだが、いま感じる最も

    追悼、栗本薫。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/05/27
    kaienさんは「グイン・サーガ外伝」の解説を書いたのか知らなかった。
  • なぜ漫画は完結しなければならないのか。 - Something Orange

    ていうか僕も最終巻読まなきゃ! うーむ、こういう出るペース早くて巻数の多い長編少女漫画や少年漫画は置き場所に困るのでなるべく買わず連載や漫喫で済ませて、単行を定期購読するのは出るペースの遅い青年向け漫画という方針なのだけれど……これは例外に数えちゃって今から全巻揃えようかなあ。既に我慢しきれず買っちゃったやつが歯抜けで何巻か転がっているし。 「『しゃにむにGO』はほんとに傑作です - 敷居の先住民」 うん、漫画は置く場所に困るよね。 そもそも書籍一般がやたらに場所をくうものだけれど、なかでも長編漫画は特に広い空間を必要とする。いうまでもない、巻数が多いからだ。 昨今、二○巻、三○巻の大長編はめずらしくもない。むしろ、ヒット作であれば、ひと桁で終わる作品の方が少ないくらい。 こういう状況では、敷居さんのように、「置き場所に困るのでなるべく買わず連載や漫喫で済ませ」るひとは増える一方だろう。

    なぜ漫画は完結しなければならないのか。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/05/22
    そろそろ、マンガも電子データ(jpegあたりがいい)で出してもらいたい。そしたら、置き場所に困ることはなくなる。
  • あかほりさとるの例の本を読んだよ。 - Something Orange

    初めにいっておく。 ぼくはあかほりさとるをそれなりに評価している。尊敬しているといってもいい。 何といっても、彼はじっさいに作家として成功している。他にどんな欠点があるとしても、彼が書いた脚や、小説が、多くのひとを楽しませたことは疑いようがない。その一点だけでも、あかほりさとるは偉いと思う。 ぼく自身、彼のを何冊か読んでいる。彼が飲み干したドンペリの一滴くらいは、ぼくが使ったお金で支払われているかもしれない。 長々と、いわずもがなのことを記したのは、以下に書くことは彼を嫌いだからいうわけではないとわかってほしいからである。 いや、ほんと、あかほりさんのことを声高に非難するつもりはないんだよ。でもなあ。このはないよなあ。 アフタヌーン新書 005 オタク成金 作者: あかほりさとる,天野由貴出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/05/08メディア: 単行(ソフトカバー)購入:

    あかほりさとるの例の本を読んだよ。 - Something Orange
  • 戦争反対のための戦争アニメはありえるか? - Something Orange

    いつも楽しく読ませていただいている「文芸ジャンキー・パラダイス」4月28日の日記より。『ガンダム』の話。 「戦争アニメのガンダムを誉めるのは、サイトの主旨と矛盾しているのでは?」と違和感を持たれる方もおられるかと思います。僕がガンダムにハマるのは、作中で戦争を美化することなく、戦いの虚しさを描いているからです。主人公を含め多くの人物が戦争をやめたがっているのに、戦火の渦に巻き込まれていく悲しみがそこにあるからです。 ひとの価値観に文句を付けるつもりはないが、こういう意見には違和感がある。というのも、『ガンダム』は十分戦争を美化していると思うんだよね。 だって、ガンダムかっこいいじゃないですか。ガンダムがザクをやっつけると、わくわくするじゃないですか。そういう興奮、カタルシスは、単純に反戦思想には回収し切れないもので、『ガンダム』の、あるいは戦争ロボットアニメ(及び小説漫画)の魅力は一にそ

    戦争反対のための戦争アニメはありえるか? - Something Orange
  • 韓国反日文学のトンデモない世界。 - Something Orange

    韓国・反日小説の書き方 作者: 野平俊水出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 1996/06/01メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る タイトルからわかる通り、韓国の反日小説、反日紀行文を笑い飛ばした一冊。韓国の反日文学がいかにトンデモないか、一々例を挙げて解説している。 たとえば、韓国史上空前絶後のベストセラーになったという『ムクゲノ花ガサキマシタ』は、ヤクザの勢力をバックに政界を支配する闇の政治家カネマルやその手下のハシモト、オザワなどによって韓国侵略が開始されるという話である。 ついに日は独島(竹島)の領有権を口実に韓国戦争を仕掛け、ハイテク戦闘機で韓国全土を襲撃、焦土化させる。 この国家的危機を打開するため、大統領は北の金日成と手を結び、日に対して侵略を開始しなければ核攻撃を加えると警告する。 日がこれを無視したため、ついに日

    韓国反日文学のトンデモない世界。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/04/16
    日本だって、架空戦記がいち時期売れてたし、この手の小説がいくら売れてもそれはしょせん"フィクション"だからたいした問題とは思えない。
  • 『タイタニア』第4巻。 - Something Orange

    田中芳樹さんが『タイタニア』の続編を書く、と宣言したそうですね。まだ半信半疑というか一信九疑くらいですが、少しは期待して待ちたいと思います。めちゃくちゃいいところで中断しているんだよなあ。

    『タイタニア』第4巻。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2009/04/11
    期待せずに待っておく
  • ジブリは山羊に愛がない。 - Something Orange

    とっぴんぱらりのぷぅ 作者: 田中芳樹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/01/21メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (16件) を見る 田中芳樹が対談形式で贈るブックガイド。さすがの博識が活かされ、なかなか読み応えがあるに仕上がっている。巻末に掲載されているブックデータは圧巻。 今回取り上げるのは久美沙織との対談である。「男性作家が書く女性人物についてどう思うか」という問いに対して、久美はこう答えている。 久美 いやあのですね、憧れがあるのと、当に愛があるのと、関心があるのと、微妙に違うと思うんですよ。 ジブリの話ばっかりして申し訳ないんですけど、あんっっっだけ! 戦闘機とかに愛があるのに、山羊に上の歯を描いたりするわけです。山羊って上の歯ないのに。 田中 ああ、なるほど(笑)。作り手の人たちも、そこまでは観察してないわ

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  • 『無痛文明論』批判。 - Something Orange

    無痛文明論 作者: 森岡正博出版社/メーカー: トランスビュー発売日: 2003/10/16メディア: 単行購入: 3人 クリック: 63回この商品を含むブログ (55件) を見る 非常におもしろいだったので、もう少し考えてみよう。 無痛文明論とは、もっと気楽に生きたい、不快なことを避けたい、という「身体の欲望」が導き出す「無痛文明」を敵視し、「生きるよろこび」を再生させようとする思想であった。 しかし、『無痛文明論』一巻を読み終えたとき、ぼくは何か割り切れない、もやもやしたものを感じざるをえなかった。知的だとは思う。明察だとも感じる。ただ、そのおしつけがましさが我慢ならないような気がしたのだ。 無痛文明論では、はっきりと苦痛を乗り越え「生きるよろこび」を謳歌する人生が良い、と定義されている。無痛文明に浸りきり、日々怠惰に無自覚に生きることは口をきわめて非難される。 無痛文明に浸ること

    『無痛文明論』批判。 - Something Orange
  • 10分でわかる『グイン・サーガ』。 - Something Orange

    豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA) 作者: 栗薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/09/29メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 66回この商品を含むブログ (98件) を見る 無理。 と、書きはじめる前からあきらめてしまいそうなめちゃくちゃな企画ですが、一応、チャレンジしてみようと思います。 「10分でわかる『グイン・サーガ』」。作家栗薫の代表作、ライフワークにして、個人で執筆されたものとして世界一長いといわれる大長編小説『グイン・サーガ』、そのめくるめく世界をわかりやすく解説してみようという記事です。 以前、「10分でわかる『銀英伝』」という、これもかなり無理がある記事を書いたことがあるのですが、『銀英伝』は正編10巻、外伝4巻で完結しているのに対し、『グイン』の分量はその10倍以上、しかもなお続刊しています。とても十行二十行でまとめられるよう

    10分でわかる『グイン・サーガ』。 - Something Orange
  • 「あなたはオタクですね?」と訊かれたら。 - Something Orange

    しかしはてなオタクのことを悪く言っていると、次第に自分がオタクであることにある種の誇りを抱いている人というのがいることを知った。それはkaienさんであったりy_arimさんだったりだ。 「何故id:aurelianoはPVとブクマを稼ぐのか?」 ちょっと誤解があるかな。 ぼくは自分が「オタク」であることを認めるが、そこに特別なプライドは抱いていない。少なくとも自分ではそう思っている。 どういうことか? たとえば、煙草を吸う趣味のあるひとが「あなたはスモーカーですね?」と訊かれたら「そうです」と応えるだろう。ぼくも同じように「あなたはオタクですか?」と訊かれたら「そうです」と応える。 しかし、そのスモーカー氏も「スモーカーであることに誇りを抱いていますか?」と訊かれたら、「いえ、特に。ただの趣味です」と応えるかもしれない。ぼくも同じなのである。 ぼくは自分が「オタク」であることを認めるが

    「あなたはオタクですね?」と訊かれたら。 - Something Orange
    lakehill
    lakehill 2008/12/28
    俺も同じように考えている。正直、岡田斗司夫的なオタクを特別視するような考えはもういいという感じ。
  • 『幻影城の時代』。 - Something Orange

    幻影城の時代 完全版 (講談社BOX) 作者: 多正一,講談社BOX出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/12/17メディア: 単行購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (28件) を見る 講談社から『幻影城の時代 完全版』が出版されたみたいですね。 同名の同人誌の「完全版」という体裁ですが、様々な書下ろしが加えられ、非常に豪華な仕上がりになっているようです。 「幻影城」とは、もう三○年近く前に失われた雑誌の名前です。その名をご存知の方はそれなりのミステリファンでしょう。 わずか四年でその生涯を終えたこの雑誌からは、実に栗薫、田中芳樹、竹健治、連城三紀彦、友成純一、泡坂夫といった、まさに綺羅、星のごとき作家たちがデビューしているのです。 連城三紀彦が『銀英伝』の解説を書いていたり、泡坂夫が『天狼星』の解説を努めていたりするのは、皆、この「幻影城」から生ま

    『幻影城の時代』。 - Something Orange