【シャルムエルシェイク(エジプト)=小泉大介】アラブ連盟(パレスチナを含む22カ国が加盟)の首脳会議が28日、エジプトの保養地シャルムエルシェイクで開かれました。焦点のイエメン情勢をめぐり、サウジアラビアなどによる反政府勢力・イスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」に対する空爆を多数の首脳が支持する一方、対話による解決を求める声も一部から上がりました。 連盟のアラビ事務局長は、「イエメン情勢の平和的解決の試みが失敗に終わったことを踏まえ、軍事作戦は(イエメンの)ハディ大統領の正統性を維持し、国民を守るための避けられない選択だった」と述べ、空爆作戦を支持しました。 ハディ氏は「『フーシ派』が降伏し、支配地域をすべて明け渡すまで空爆作戦が継続されることを求める」と表明。空爆を実施している10カ国「連合」を主導するサウジアラビアのサルマン国王は「軍事作戦はイエメンの安全保障と安定が回復されるまで
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