日本共産党の志位和夫委員長は29日、愛知県一宮市、春日井市、名古屋市緑区で街頭演説し、民意に背く安倍政権の暴走政治―「海外で戦争する国」づくり、「企業が世界で一番活躍しやすい国」づくり―にストップの声をあらゆる地方からあげ、安倍政権を大包囲しようと力いっぱい呼びかけました。「一昨年の参院選、昨年の総選挙での躍進が、地方政治で花開いてこそ本物になります。愛知県から共産党躍進の大きな流れをつくり出してください」と力強く訴え、3期12年ぶりの県議席復活へ支援・支持を訴えました。 あいにくの雨模様のなか、駅前や街頭に多くの聴衆が集まり、歩道やデッキにカラフルな傘の列がずらりとのびました。志位氏の演説が始まると足を止めて耳を傾ける人が増え、聴衆の厚みもグッとふくらみ、拍手と歓声にわきました。 党の議席がない愛知県で何が起きているのか。4年前の知事選で大村秀章知事は「減税日本」と組み、“二大政党にかわ