長野県南牧(みなみまき)村の日本共産党員の菊池幸彦村長(69)が2007年11月の村長選で初当選して4年を迎えます。村政運営について菊池村長に聞きました。(大星史路) この夏に、東日本大震災の被災地の子どもや保護者のみなさんを村に呼び、高原の涼しい自然環境に触れてもらおうと計画を進めています。 国難の中で総力 まず福島県伊達市から第1陣として約40人が村の宿泊施設を利用して過ごしました。宿泊・食事・送迎の経費は村がもちます。現在、福島県浪江町のみなさんの受け入れも協議中です。 大震災・原発事故の国難の中で、総力をあげています。議会も全会一致で事業の補正予算を認めていただき、さらに足りなければ追加予算もというお墨付きもいただいているので思い切ってできます。 7月25日から地デジ移行になりましたが、村にはテレビ難民はいません。村では、地デジへの移行で各家庭がテレビを買い替えなくてもいいようにケ