「北の靖国」とよばれる北海道護国神社(旭川市)の「慰霊大祭」が5日開かれ、陸上自衛隊北部方面総監部、第2師団の高級幹部らが制服姿で集団参拝しました。市民からは憲法の「政教分離原則」に反すると、批判の声があがっています。同神社をめぐっては、たびたび自衛隊との関係が問題になってきました。 参拝したのは田辺揮司良陸自北部方面総監(代理)、市野保己陸自第2師団長、児玉巌自衛隊旭川地方協力本部長(代理)と指揮下の部隊長ら十数人。北部方面総監部、第2師団、協力本部はいずれも「公務ではなく休暇扱いで、玉ぐし料は私費」としています。 「慰霊大祭」は同護国神社の最大の恒例行事で北海道内各地の遺族会はじめ自衛隊隊友会関係者などが参列。自衛隊は来賓席でも最上席に案内されるなど“主賓”扱いです。 「慰霊大祭」では「靖国の神」の斉唱、宮司が“明治天皇、昭和天皇のもとで国を守るために殉職した戦没者に「御霊」(みたま)
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