(写真)「クウェート宣言」の発表に臨むアラブ首脳会議議長団。中央はクウェートのサバハ首長=26日、クウェート市(小泉大介撮影) 【クウェート市=小泉大介】クウェートの首都クウェート市で開催されていたアラブ連盟(パレスチナを含む22カ国が加盟)首脳会議は26日、パレスチナでのユダヤ人入植地建設を推進するイスラエル政府を厳しく批判することなどを柱とした「クウェート宣言」を採択し、2日間の日程を終え、閉幕しました。 「宣言」は、イスラエルによるパレスチナ占領について「アラブ諸国とその人民にとって核心の問題であり、われわれはパレスチナ独立国家樹立のためにあらゆる努力を尽くさなければならない」と強調。国連安全保障理事会が「2国家共存」路線にもとづく恒久和平実現のため責任を果たすよう求めました。 そのうえで、イスラエル政府が和平交渉中でありながら国際法違反である占領地での入植地建設を継続していることや