日本共産党の志位和夫委員長が27日、衆院本会議で行った代表質問は次の通りです。 「政権交代」に託した国民の願いを裏切った自覚と反省はあるか 私は、日本共産党を代表して、野田総理に質問します。 2009年夏の総選挙での「政権交代」に国民が託したものは、「自民党政治を変えてほしい」という願いでした。それから2年半。3代を数える民主党政権によって、この願いは果たされたでしょうか。 野田政権がいま、その政治生命をかけて突き進むとしている、消費税10%への大増税も、米軍普天間基地の「辺野古(へのこ)移設」も、国民への公約を裏切るものであるとともに、自民・公明政権が始めた動きを、そっくりそのまま引き継いだものではありませんか。そのうえ、日本の食料と農業、国民生活をアメリカに売り渡すTPP(環太平洋連携協定)参加への暴走です。野田政権は、いまや自民党以上に自民党的政権と言っても過言ではありません。総理、