(写真)「賃金窃盗はやめて!」のプラカードを手に店内でシュプレヒコールを上げる被害者ら=10日、ボストン(洞口昇幸撮影) 【ボストン=洞口昇幸】勤務時間外労働や各種手当の未払いなど雇用主側による賃金の違法差し引き行為、“ウエージ・セフト(賃金窃盗)”への抗議行動が10日、米マサチューセッツ州のボストン市で行われました。実際に被害にあうファストフード業の労働者らが「賃金窃盗はやめて!」のシュプレヒコールを上げました。 行動は最低賃金の時給15ドル(約1520円)への引き上げを求める労働者支援組織「ファイト・フォー・15ダラーズ(15ドルを目指すたたかい)」などが呼び掛けました。参加者は、ハンバーガーチェーン店内で、ウエージ・セフトのひどさと最賃の引き上げを訴えました。 時給は8ドルでウエージ・セフトの被害に合う米マクドナルドの従業員、ダリー・シファスさん(23)=男性=は抗議行動に初参加。「
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