【パリ=島崎桂】第1次世界大戦でドイツがベルギーに侵攻してから100年に当たる4日、ベルギー東部リエージュで、20カ国以上の代表が出席する追悼式典が開かれました。参加者は、欧州で大戦の悲劇を繰り返さないよう、戦死者をしのんで黙とう。平和への願いを込めた無数の風船を飛ばしました。 1914年8月3日にフランスに宣戦布告したドイツは翌4日、フランスへの侵攻を見据え、独仏間に位置するベルギーに侵攻しました。中立を宣言していたベルギーへの侵攻は国際的な対独感情の悪化を招き、同日、英国はドイツに宣戦布告。戦火は拡大していきました。 ドイツのガウク大統領は演説で「つらく、恐ろしい過去の教訓を生かさなければならない」と強調。ベルギーのディルポ首相は「他者への尊敬と寛容さが無くては、平和は実現できない」と訴えました。式典にはこのほか、大戦のきっかけとなったセルビアとオーストリアをはじめ、英国、フランス、イ
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