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ドラクエ3
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結局アニメを企画してるのはどの企業なのか 就職活動の説明会シーズンなので久々に表題の件について 普通の四年制大学に行っていて、 「別に絵もプロ並みには描けないし、でもアニメの仕事はしたい」 という人はそこそこいると思います。 ・海外に売りたいなら、商社であったり、そもそも海外企業 ・クールジャパンとして国費を配分したいなら、経済産業省の官僚 ・グッズ作りたいなら、勝手に起 という所ですが、 特に何もスキルのない四年制普通科大学の人は、 ”企画”する側になりたいと、漠然と思うことでしょう。 参考までにどのような作品ならどこが企画するのか、 まとめてみました 現場を離れて既に長いので色々と変わったかもしれませんので そこはご承知下さい 1.玩具メーカー 子ども向けなら玩具メーカーです。 オリジナルな玩具の販売目的として 自社製品のアニメ化作品を1年間毎週30分のCMを流すためです 因みにカード
以前、こちらの記事を書いた時に省略した項目の一つに、「幹事手数料」という概念があります ------- 「リクープ」「窓口手数料」「トップオフ」製作委員会が黒字でなくても良い場合 http://blackmelonbooks.blog48.fc2.com/blog-entry-8.html ------ 窓口手数料を窓口権を持った会社が差っ引いた後に、”幹事手数料”という名目で概ね10%程度が 製作委員会の幹事会社に支払われます。 ※TVアニメに限らず、製作委員会方式で作られる映像作品の場合、発起人の出資者や最も出資額が多い企業が、製作委員会の幹事会社をつとめます ”え?何でそんな税金みたいな???また中抜きか?” と思う人も居るでしょう でもこれは、正当な配分で、寧ろ製作委員会方式では極めて一般的なシステムです ■幹事会社の役割■ そもそも製作委員会幹事会社とは、何をするのか?と言います
アニメや映画の製作委員会でよく聞く言葉に「リクープ」という言葉がある。 英語で「取り戻す」「埋め合わす」という意味の動詞からきているようだが、 現場では”採算分岐点”的な意味で使われる。 例えば、「DVD1巻辺り15000本売れたら製作費が回収できる」場合に、 それを”リクープライン”と呼んだりする。 ここまで売れたら、出資額を回収できるのでトントンですね、ということだ。 ちなみにその場合は、「製作委員会として製作費が回収できる」という意味で、 個別の出資社にとっての採算分岐点とは必ずしも同じではない。 寧ろ普通は、製作委員会がリクープするもっと前に黒字になる。 (ちゃんと仕事ができていれば。) 通常、出資社は、純粋に投資をするだけでなく、”窓口権”を取得する。 「商品化」「DVDの発売/販売」「自動公衆送信(インターネット配信)」「海外番販」etc... それぞれの企業役割分担して営業に
広告やアニメ業界で使用されている業界用語や慣習のまとめ以前、「上代」「下代」ロイヤリティという記事や、製作委員会の収入関する記事をエントリーしましたが、 関連して、 「MG」(よみ:エムジー) という言葉があります。 「Minimum Guaranty 」(よみ:ミニマムギャランティ)を略してMGと呼びます。 意味は、字面の通り「最低保証額」で、 ”商品化によるロイヤリティ収入を先払いで版元が受取る仕組み”です。 ライセンサーとしては、 収入を最大化するためにも、出来るだけ沢山販売してくれそうな所にライセンスアウトしたいのですが、 余り販売力・営業力が無さそうだな、というライセンシーに、「手を挙げてくれたのが早かったから」という理由でライセンスアウトする場合などは、 ”果たしてちゃんと売ってくれるのか?”,”利益が委員会に還元されるだろうか?”と若干不安になってしまいますし、 ちゃんと売っ
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