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ピークに比べて3分の1のレベルに減少したわけですが、交通事故死者数の統計は、基本的に発生から24時間以内に死亡した人数です。事故死者数が減った中には、エアバッグなど安全装置の性能向上や、救急医療の発達で救命率が向上し、24時間以上延命するケースが増えた部分もあります。 事実、交通事故の件数や負傷者数は高い水準にあり、事故後1年以内で死亡した人を調べると、依然として1万人以上に達するという調査もあります。つまり、救急医療と安全装置のおかげで24時間以内に死亡しなくなったものの、相変わらず交通事故による死者が多数出ている状況は続いていると言えるでしょう。 交通事故の要因はいろいろありますが、まず第一に挙げられるのが速度超過、スピードの出し過ぎです。事故の直接の原因は脇見だったり、ハンドル操作のミスだったりしますが、スピードの出し過ぎが事故の被害を拡大し、悲惨なものにするのは否めません。 交通事
かろうじて決裂は回避したものの、新議定書の採択はおろか、法的な拘束力を持たないコペンハーゲン合意すら、全会一致で可決出来ませんでした。一部の国が反対する中、わずか28カ国の同意で、合意に留意するという文書を採択しただけです。具体的な数字も盛り込まれず、事実上、ほとんどを先送りしたものと言えるでしょう。 残念な結果に終わったCOP15ですが、今回デンマークに集まったのは、各国首脳や政府の代表団だけではありません。NPOや研究者など多くの民間の人たちが参加し、数々のテーマについての会議なども開かれました。そんな中で、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームも新しいツールを発表しています。 その名もコペンハーゲンホイール(Copenhagen Wheel)、多くの機能を持つ自転車用ホイールです。まず、手持ちの自転車のホイールと交換して装着することで、その自転車を電動アシスト自転車にすること
市販のロードバイクのフレームにも、一般的なアルミやクロモリ(クロムモリブデン鋼)のほかに、カーボンやチタンといった新しい素材を使ったものも増えてきました。このうちカーボンは、まだ一般的に価格が高いのが難点ですが、軽くて高機能、振動吸収性も高く人気があります。 そのカーボンのロードバイクに近所の人が乗っているのを見て、金属だけでなく、樹脂系の素材であるカーボンでも自転車のフレームがつくれるなら、「木」でもつくれるだろうと考えた人がいます。3年前から木でロードバイクを作り始めた、佐野末四郎さんという方です。 過去にもいくつか、木の自転車を取り上げたことがありますが、一般に知られたものではありません。カーボンも木も、元素記号的には同じかも知れませんが、普通の人なら、木で自転車をつくろうとは考えないでしょう。それもそのはず、この佐野さん、ヨットなどの木造艇をつくる職人さんなのです。 それも、江戸時
世界市場の中では、その特殊さゆえにガラパゴスと揶揄される日本の携帯電話ですが、その高機能さの背景には、日本人のハイテク好き、新しいもの好きがあるのでしょう。海外であれば確実にスマートフォンに分類されるような多くの機能を持つ端末が、日本では普通のケータイとして売られています。 あんな小さな筺体の中に、メール、カメラ、ビデオ、テレビ、音楽プレーヤー、お財布、ネットアクセスなどたくさんの機能が盛り込まれています。アプリケーションを使えば、更に読書やゲームや買い物など、いろいろなツールとしても使えます。使いきれないほどの機能が、これでもかと詰め込まれています。 それを反映して、最近は老若男女、電車の中でケータイをいじるのは、ごく当たり前の行為です。中には他の電子機器を3つも4つも、入れ替わり立ち替わり取り出しては使っているような人も珍しくありません。携帯電話だけでなく、別に音楽プレーヤーや携帯ゲー
全体からすれば、まだごく僅かに過ぎませんが、少し前まで自転車レーンの話がメディアで取り上げられることなど、ほとんど無かったことを思えば、大きな様変わりです。今まで「車道」と「歩道」の区別しかなかった道路に、「自転車道」、あるいは自転車レーンも必要ではないかという考え方が広がり始めています。 クルマは車道、歩行者には歩道があります。でも日本には、既に8千万台以上の自転車が存在し、多くの人の日常の足となっているのに、自転車レーンがごく僅かしかなかったというのも、考えてみれば大きな不備です。ここへきて、ようやくその充実へ向けた動きが始まりつつあります。 国土交通省や警察庁が打ち出している方針もあって、この動きは全国に広がっていますが、報道などを見ていますと、設置される自転車レーンについては、地域ごとに大きく異なったものになっているようです。形状や幅、設置場所、色、柵や植え込みなどの分離手段も含め
報道番組の特集コーナーやワイドショーなどで取り上げられるだけでなく、バラエティー番組のネタになっていたり、紀行番組でも企画が組まれるなど、かなり自転車がクローズアップされることが増えている気がします。そうした番組で、決まって言われるのが、「今や、空前の自転車ブーム。」というフレーズです。 自転車がブームになっていることは間違いありません。日本では広くママチャリが普及し、もともと自転車利用者の多い国ですが、最近はスポーツバイクに乗る人や自転車通勤を始める人、趣味やスポーツとして自転車に乗る人が増えているのは実感としてあります。 排気ガスや温暖化ガスを出さずにクリーンでエコなことが、環境面から注目を集めている部分もあるでしょう。一時期の原油高や、この不況で燃料費を節約する効果や、メタボ検診も始まって、ダイエットや健康にいいことも関心を集める要素です。電動アシスト自転車の規制緩和によるパワーアッ
確認されている原油埋蔵量は世界5位を誇り、天然ガスと合わせた輸出がGDPの4割を占めるアラブの産油国です。その最大の輸出先は日本で、UAE大使館の資料によれば、生産される原油の6割、天然ガスの8割を日本へ輸出しています。同時に日本は最大の輸入相手国でもあります。 日本にとってはサウジアラビアに次ぐ2番目の原油輸入国であり、経済的に深いつながりがある国です。その名の通り7つの首長国から成り、首都はアブダビ首長国の中心都市アブダビですが、最大の都市はドバイ首長国の中心都市、ドバイです。最近は、政治の中心アブダビよりも経済の中心ドバイがよく話題にのほります。 面積も原油埋蔵量も、その多くを占めるアブダビ首長国と比べ、埋蔵量の僅かなドバイ首長国は石油依存脱却を目指さざるを得ませんでした。そこで戦略的な国づくりを進め、経済特区に欧米やアラブ諸国からの投資を呼び込みました。今や中東の金融センターであり
聞いた話なので直接面識はないのですが、仮にA男さんとしましょう。都内某所に住み、少し前から本格的にロードバイクに乗り始めたそうです。いくつか経緯があって(そのいきさつは今回の話題と関係ないので省略します)、イタリアの有名ブランドのン十万円の自転車を買ったそうです。 ある日、突然の雨に見舞われたのですが、家まで少しの距離だったので全速力で帰宅しました。彼はマンションに住んいるのですが、多くのスポーツバイク乗りの例に漏れず、自転車を室内保管していました。適当な雑巾が無かったので、部屋に入る前に拭くことにし、軽く雨を払ってエレベーターに乗りました。 雨と汗で全身濡れてしまったので、早くシャワーを浴びたいと思っていると、途中の階から中年の女性が乗ってきました。A男さんは、その女性を見たことはありましたが、名前を知っている人ではありません。ただ、自転車を載せているのでエレベーター内は多少窮屈になって
平日、通勤などに最寄り駅まで自転車を使う人は今までも多かったわけですが、たとえば休日に都心などへ出かけてみても、少し前より確実に自転車を楽しむ人が増えている気がします。私が目にする光景は、全体のごくごく一部に過ぎないわけですが、この傾向は多くのメディアでも取り上げられています。 自転車雑誌など以外の、一般のメディアでも自転車の記事を目にすることが増えています。自転車ブームを反映して、あるいは人々の関心度アップを受けて、特集などが組まれることも多くなっています。いくつか最近のものをピックアップして、リンクしてみます。 【ペダルを踏んで 自転車入門】(上)多彩な乗り方 仲間と共に「風を切る」 自転車の人気が高まっている。「ちょっと駅まで」という“ちょい乗り”にとどまらず、軽量で剛性が高いスポーツモデルのロードレーサーで風を切る本格派や、都会の通勤に利用する「ツーキニスト」まで、マニア以外にも多
ついこの前まで、暑い暑いと言っていたような気がしますが、いつの間にか秋の空になり、気温もだいぶ下がりました。やはり、「暑さ寒さも彼岸まで」なのだと、あらためて感じます。街を歩く人の装いもすっかり秋の色合いに替わっています。自転車に乗る時の服装も夏用から秋冬用にチェンジした方も多いのではないでしょうか。 スポーツバイクに乗る時の服装と言えば、サイクルジャージなどのスポーツウェアを着る方が多いと思います。なんと言っても動きやすいですし、汗をかいてもすぐ乾きます。特に自転車用なら、背中にポケットがついているなど機能的に出来ており、クルマから目立つように配慮されていたりします。 ツーリングに出かけたり、スポーツとして走行する場合などは、やはりサイクルジャージやサイクルシャツ、サイクルパンツなどを着るのが一番適していると思います。ただ、場所によっては、自転車用ウェアでは行きにくいと感じこともあります
この暑い時期の引っ越し作業はたいへんです。玉のような汗をかきながら作業しています。それを見て、ふと私が学生の頃、やはり暑い日に友人の引越しを手伝ったのを思い出しました。その当時でも引っ越し業者はありましたが、学生でお金がないのでレンタカーを借り、友達を集めて引っ越しをしようというのです。 私も頼まれて手伝いに行ったのですが、その時は、なんとトラックではなくリヤカーで引っ越すと言います。話を聞けば、引っ越し先は同じ沿線の一駅先、直線距離では1キロもありません。たまたまその友人は、最寄りの商店街にリヤカーを貸すという看板が出ているのをいつも見ていたので、リヤカーにしたのだそうです。 当時でもリヤカーは身近なものではありません。でも、レンタカーを借りるのと比べると破格の安さですし、燃料代もかかりません。距離も短いので確かにリヤカーでも済みそうです。中学や高校の体育倉庫にはリヤカーがあったような気
おそらくもスパイや戦争ものの小説、映画などを連想する方が多いのではないでしょうか。エンターテイメントとしては面白い分野ですが、ちょっと日常からは、かけ離れた世界です。でも実際には、私たちの身の回りにも暗号は溢れています。例えば情報通信の分野です。 インターネットなどで使われるSSLなどの暗号通信技術は、セキュリティーの面で重要な役割を果たしています。私たち自ら暗号にしたり、戻したり(復号)するわけではないので馴染みがありませんが、機器やソフトウェアが暗号化して通信することで、情報の漏えいや盗聴、改ざん、なりすましなどを防いでくれています。 家の中で、ノートパソコンなどをセキュリティ対策を施した無線LANで使っているなら、文字通り家の中を暗号が飛び交っていることになります。ほかにも、著作権を守るためデジタルメディアなどに複製防止のための暗号が組み込まれるなど、暗号は日常生活の中でも重要な技術
毎日読んでいる方も多いと思いますが、その春秋に先日、自転車道の話題が載りました。法律上、自転車は車道走行が原則なのに、現実には歩道を猛スピードで走る危険な光景が目につくことに触れ、警察庁と国土交通省が、全国で自転車専用路の整備を進める方針を発表したことに言及しています。 まずは全国百箇所弱のモデル地区からなどと言わず、状況が許せばどんどん延ばせばいいとする一方で、自転車道は一朝一夕には完成しないので、譲り合いの精神が必要だと書いています。かねてから自転車が街に溶け込んでいるヨーロッパだけでなく、クルマ大国アメリカでも自転車への注目が高まっていることも指摘しています。 そこで例として挙げていたのが、カリフォルニア州デービス市です。民間による環境共生型の住宅開発として世界的に有名な“Village Homes”があることでも知られ、エネルギー政策なども注目されますが、同時に自転車の街でもありま
絵を描いたり、コンサートや観劇などに出かけたりするにもいい季節でしょう。個人的には、作品を創ったり演じたりするより、もっぱら見て楽しむ方ですが、芸術と言ってもいろいろあります。アメリカ・デルタデザイン社のサイト、“The art of storage”を見ていると、収納も芸術なんだなと感じさせます。 何度か書いたことがありますが、趣味の自転車乗りの人が、周囲から一番理解されにくいのが、自転車の収納方法かも知れません。自転車は、おそらくかなり高い割合で、室外保管されているのは間違いありませんし、自転車を室内に保管する人がいるという事実を初めて聞いて驚く人も多いと思います。 一般的に言って、郊外の住宅環境ならガレージなどに収納できる場合も多いでしょう。しかし、特に都会に住む場合、なかなかそうもいきません。ママチャリなら外で雨ざらしになっていることも多いでしょうが、趣味で自転車を始めた時、初めに
新聞やテレビ、自転車雑誌以外の雑誌、ネット上でも特集として、自転車にスポットを当てる例がよく見られます。日経BP社のサイトに載った記事、「カラダに優しく快適に、週末自転車最新トレンド」もそうしたものの一つのようです。 スポーツの秋に、忙しくてなかなか運動する時間がないビジネスマンにこそ、自転車がお勧めと書かれています。自転車通勤が増えていること、自転車店にもスポーティーな街乗り自転車が充実していることなどを挙げ、ストレス発散のためにも週末サイクリングから始めてみることを勧めています。 すでに趣味で自転車に乗っている人にすれば、今さら、さして目新しい内容ではありません。最新トレンドと称してモデルや車種、自転車ショップの紹介をしています。メーカーや自転車ショップとタイアップした広告も兼ねた記事なのでしょう。 紹介されている中の60万円の自転車を入門者がどう思うかは別として、ママチャリを使ってい
才倉黄土 サイクルロードの中の人。自転車に乗る人は多いが、その本来のポテンシャルを知る人はまだ一部。大多数の人が近所までの足だが、もっと自転車を活かせば街も環境も健康も変わるはず。世界は自転車を選び始めている。さまざまな角度から自転車を考える。 プロフィールへ
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