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ドラクエ3
blog.livedoor.jp/zaitaku0204
廃用症候群とは生活不活発病とも言います。 心身の機能を十分に活用しないことによって、身体的、精神的機能が全般的に低下した状態のことを言います。 疾患やけがなどによってベッド上で生活しなければならなくなった場合や、抑うつ状態になって布団の中からなかなか出ようとしなかった場合などに起こります。 廃用症候群の要因として。 精神心理的障害、麻痺・脳血管障害、心肺機能低下、疼痛、閉じこもり、独居、在宅酸素や麻痺に対する心理的ストレス等があります。 そして廃用症候群となり、寝たきりとなるケースがあります。 廃用症候群としてみられる病態と予防法を書きます。 ☆関節拘縮 早期離床、良肢位(安楽な体位)の保持、関節可動域(ROM)訓練等。 ☆床ずれ 体位変換、皮膚の清潔保持、栄養状態の改善等。 ☆筋の萎縮 早期離床、リハビリテーション等。 ☆認知症 作業療法、レクレーション療
「特別養護老人ホーム」と立派な名称がついてますが、はっきり言って現代版「姥捨て山」です。 「グループホーム」も特養を小さくした施設なので同じく「姥捨て山」です。 その他の終の棲家になってる介護施設も同様です。 私は本音でブログを書いています、100人の介護職に聞けば95人の介護職が本音はこう思ってると思います。 私がはじめて勤務した介護施設の管理者の方は、「どういう方が利用されてますか?」との私の問いに「家族の方に邪魔者扱いされてる方が利用されてます」とはっきりと言われました。 その後いろいろな施設で私は働きましたが、この言葉は的を射てると思うことばかりでした。 「だからこの状態を変えよう」と、施設介護から在宅介護への転換は私のワイフワークでした。 本当に施設介護が必要な利用者の方は約2割です。 本当に正当な理由がある方は施設介護を選択されればいいのです、何が何でも施設介護は悪などと私は一
高齢者は、歯がないために十分に咀嚼(噛むこと)できずに物を飲みこんでしまったり、消化能力の低下により十分に消化できなかったりする為に下痢になってしまうことがあります。 下痢の場合、便意が生じてからの排便までの時間が短く、また加齢に伴って肛門括約筋が弛緩している為に便失禁になりやすので注意して下さい。 急性の下痢では、細菌やウイルスなどが原因で感染性の下痢があります。 感染性の下痢は発熱、腹痛、吐き気などを伴うのが特長であり、医療機関の受診が必要です。 発熱を伴わない急性の下痢は、たいてい非感染性下痢です。 最初に書かせて頂いた原因や、食べ過ぎなどの食事性の下痢、冷たい牛乳を飲むことによる乳糖不耐症、エビやサバなどの魚介類や卵などの食品に対するアレルギー性の下痢があります。 家庭での下痢の対処で大切なことを二つ書かせて頂きます。 ①下痢止めは使わない。 下痢というのは腸内の悪いものを排出しよ
尿失禁とは、排尿の意識がないのに尿が出てしまうことを言います。 原因により以下のように分類されます。 対応も書いておきます。 ①腹圧性尿失禁 せき、くしゃみ、走ったり跳んだり、重いものを持ち上げる等腹圧が高まるなるような動作をしたときにもれるタイプ。 女性に多い、一緒に働いてた30代の女性もそういうことがあると言っておられましたので女性の方は若くして症状が出る方もおられるようです。 体操を行うことで骨盤低筋群の筋力を高め、失禁を防ぐ。 ②機能性尿失禁 排泄機能に問題はないが、手足の障害や認知症等のためにトイレに間に合わない失禁。 生活習慣を把握して防ぐ。 ③切迫性尿失禁 膀胱炎や括約筋の筋力低下により、排尿を我慢できない失禁。 早目にトイレに行く習慣をつけて防ぐ。 ④溢流性尿失禁 前立腺肥大のときなど、たまった尿が少量ずつ出続けてる失禁。 膀胱を空にしないと腎機能が低下する。
介護保険の被保険者は65歳以上が第1号被保険者で、40歳~65歳までが第2号被保険者となってます。 介護保険の微収は第1号と第2号で違います。 40歳~65歳の国民健康保険の方は国民健康保険に介護保険料が含まれています。 40歳~65歳の社会保険の方はそちらの健康保険に介護保険料が含まれています。 健康保険の場合、医療保険料と同様に、介護保険料についても事業主負担があります。 65歳以上の1号の方は年額18万円以上年金(老齢年金、退職年金、遺族年金、障害者年金等)を受給されてる方は、年金保険者が年金から天引きされて市町村に納入される、「特別微収」という仕組みがとられています。 このように介護保険料はあらかじめ年金から天引きされてますので、殆どの方は絶対に納めなければならない仕組みになっているのです。 老齢年金等の額が年額18万円に満たない人は、特別微収が難しいため、地町村が直接納入通知書を
デイサービスではレクレーションは付き物ですが、特養、グループホーム等ではレクレーション活動をしていない施設も時にあります。 介護の現場では、生きがいづくりの援助を含めた、利用者一人ひとりの日々の生活を豊かなものとするための援助として、レクレーション活動の援助が位置づけられています。 介護サービスの利用者は心身機能の低下などによって、「楽しむ」ことにも援助を必要とすることが多いのです。 そのため、「楽しむ」ことに消極的になりがちなのです。 しかし、人が「生きている」ことを実感し、「生きててよかった」と思えるのは、自分の好きなことに取り組んだり、誰かと共に笑い合い、楽しみあう時間です。 そういう意味でも、介護現場を笑いのある生き生きとした「生活の場」とするために、レクレーション活動の援助は重要な役割をもってます。 デイサービスあたり、利用者さんが一生懸命レクレーションをされ、あまりにも熱中され
とりあえず認知症のことはこれで終りにさせて頂き、また機会をみて発信させて頂きます。 認知症の中核症状(基本症状)は、記銘、記憶力障害、見当識障害、計算力、理解力、判断力の低下等です。 これらの症状が出て認知症となる訳です。 認知症と言えば徘徊を連想されると思いますが、それは認知症の誰にも出現する症状ではありません。 徘徊は、BPSD(周辺症状)と言いまして、出現する方と出現しない方があります。 その他にも過食、異食、自傷、自殺企画、叫び声、昼夜逆転、攻撃的行動、不潔行動、収集癖、性的問題等があります。 これらも全て認知症のBPSDです。 認知症の中核症状だけなら家族もそんなに負担になりませんが、しばしばBPSDが出現して、家族介護者の大きな負担になるのです。 昔、俳優の故長門裕之氏が奥様の女優だった故南田洋子さんの介護について本を書かれましたが、その中に奥様が「認知症の症状により入浴拒否を
いわゆるショートステイのことです。 訪問介護、通所介護と並んで在宅3本柱と言われています。 定義として、ショートステイに短期間入所させ、入浴、排泄、食事等の介護その他の日常生活上の世話及び機能訓練を行うこと、となってます。 ショートステイはおむつ代は保険給付に含まれていますので、おむつは持っていかなくて結構です。 利用理由は疾病、冠婚葬祭、学校等の公的行事の参加等の社会的理由、休養、旅行等の私的理由のどちらでも利用は可能です。 運営基準の規定があり、要介護認定期間の半分の利用を目安にしてて、さらに30日を超える利用は保険給付の対象とならないことで、長期的な入所に近い利用を防止してます。 私事になりますが、父親がショートステイに行くのを嫌がりました。 無理に行かす訳にもいかなくて約9か月間は休みがありませんでした。 しかし、1回体験入所してくれてこれからは行ってもいいと言ってくれてますので、
ノーマイラゼーションという言葉を知っておられるかたも多いのではと思ってます。 今から50年以上も前、1960年代の北欧において発達した考え方です。 障害や病をを抱えた人を、施設に隔離する形で排除するのではなく、そうしたハンデを抱えていても、健常者と変わらず、普通に(ノーマルに)暮らせる社会を築くという理想です。 デンマークも苦しい時代がありました。 高齢化率10%を超えた1960年代には、日本の特別養護老人ホームに近い介護施設が多数建設され、大規模化していきました。 これはノーマライゼーションの理想に逆行するものでした。 この状態を脱するためにデンマークでは1982年に「高齢者3原則」が採択され、老人ホーム的な介護施設の新規建設が禁止されます。 誰も、隔離されない社会を目指したのです。 そして「在宅介護」への大きな舵取りが開始されたのです。 その高齢者3原則とは。 ①これまで暮らしてきた生
介護保険を利用して、住宅改修が行えます。 要介護状態区分にかかわらず20万円まで一割負担で改修できます。 住宅改修の意義・目的として。 ①生活動作の自立促進。 ②介護の軽減。 ③地域社会への参加。 ④介護費用の軽減等です。 これらは自立支援の視点で利用者の住宅環境を整備するのです。 保険給付の対象となる住宅改修の種類。 ①手すりの取り付け。 ②段差の解消。 ③滑り防止のための床または通路面の材質の変更。 ④引き戸等への扉の取り替え。 ⑤洋式便器等への便器の取り替え等です。 これらの改修費用は利用者が事業者に費用を支払った後に、市町村から利用者に住宅改修費が支払われます。 ☆3段階リセット 要介護状態区分が3段階上がった場合、再度、支給限度額20万円までの住宅改修ができます。 要支援2と要介護1は同じ段階になっているので注意が必要です。 要支援1の方が3段階リセットを利用しようと思えば、要介
介護認定も終わり、一か月ぐらいしますと介護保険被保険者証が自宅に送付されてきます。 そこではじめて自分の要介護度がわかる訳です。 要介護度というのは、非常に大切でその要介護度によって利用できる区分支給限度規準額が設けられているのです。 例えば、要介護2だとしますと区分支給限度規準額は196,160円でありますから、この分の介護サービスが受けられるのです。 要介護5ですと、区分支給限度規準額は360,650円です。 自己負担額はこの金額の1割の方と2割の方がおられます。 要介護度はお金が絡むから難しいのです。 要介護2の方と要介護5の方が同じデイサービスに行かれた場合、当然介護度の高い利用者の方の方が利用料は髙いのです。 あまり介護サービスを利用されない方は要介護度は低い方がいいのです。 反対に介護サービスを沢山利用されるかたは、区分支給限度規準額をオーバーして実費を支払っておられる方もおら
被保険者が、介護保険を利用しようと思えば、保険事故という特定の状態になる必要があります。 保険事故とは、被保険者が「要介護状態」「要支援状態」になることを指します。 要支援状態は2段階、要介護状態は5段階に区分され、いづれも6か月にわたり継続して、常時介護を要すると見込まれる状態でなければなりません。 例えば骨折され、介護を要する状態になられても5か月で治る場合は駄目です。 被保険者は地町村の窓口に申請します。 申請を受けた市町村は申告者の居宅を訪問して、全国一律の認定調査票をもとに認定調査を行う訳ですが、認定の効力は申請日にさかのぼりますので、申請してその日から理屈の上ではデイサービスに行ける訳です。 しかし、認定調査の結果が要支援、要介護にも該当しない場合は実費を支払うことになります。 それと医学的な意見を求める為に「主治医の意見書」が必要になります。 主治医がおられない場合は市町村の
昨年の3月に父親が約10回目の入院から退院することになりました。 その退院が以前の退院とは違ったのは、寝たきりになったということでした。 そして、もうターミナルケア(死が間近に迫った人に対して行われるケア)の段階でした。 医師は家族構成を見ますから、歩きかねてる母親を見て「自宅での介護は無理ですから、老人ホームを探して下さい」と言われました。 これは医師として当たり前の判断であると思いました。 私は長男ではなく実家の近くの地域に家を建てて住んでいましたが、父親にどうしたいのかと聞きますと自宅で暮らしたいとのことでした。 介護の基本中の基本は「自己決定権の尊重」であり、とりあえずあらゆる社会資源を利用して在宅介護をしようと思いました。 退院して何とか介護できていたのですが、今後は6月に母親が約1か月入院しなければならなくなり、おそらく母親も退院できてもそれまで以上に介護が必要になるだろうと思
日本の社会保障の中に社会保険方式は5つあります。 御存知でしょうか? 医療保険 業務外の事由による疾病、傷病等。 病院に行くときに持っていかれる保険証です。 年金保険 老齢、障害、死亡。 生活の安定を図るための年金の支給を行う。 雇用保険 失業保険のことです。 職を失ったときに支給されます。 労災保険 業務上の事由による疾病、負傷、障害、死亡等に支給されます。 介護保険 要介護状態、要支援状態に対して介護サービスの提供を行う。 介護保険は2000年4月1日に導入され、保険者は市町村ですから、当然保険料も市町村で違うのです。 介護保険制度は3年に一度見直され、次は2018年で来年に改正されます。 前回の改正である程度程度収入のある高齢者は保険料が2割負担となりましたが、次回の改正では殆どの方が2割負担になり、ある程度収入のある方は3割負担になるとも言われてま
脳内出血、くも膜下出血、脳梗塞等で入院され、後遺症が出た場合は介護が必要になります。 おそらく、医師、看護師さんの方から介護保険を利用するように言われると思います。 介護保険を利用しようと思えば要介護認定をまず受けなければなりません。 市町村の窓口に申し出て手続きをしてください。 介護が必要になった原因としては脳血管疾患が約23%で一番多くて、認知症の約14%よりも多いのです。 記憶力障害、見当識障害、計算力、理解力、判断力の知的機能の低下がある認知症の症状が出れば二つのことをしなければなりません。 一つは同じく要介護認定を受けて、介護保険を利用されなければならないと思います。 もう一つは、これはされてない方もあるのですが、必ず専門医を受診して何が原因で認知症の症状が出てるのかを特定して頂かなければなりません。 認知症の症状の出る疾患は10種類以上あります。 このうち治るのは以前に頭を打っ
ハムレットの「生きるべきか、死ぬべきかそれが問題だ」じゃないけれど、人間の加齢は不可逆的なものであります。 運よく癌、心臓病等で亡くなられなかった場合、必ず介護が必要になります。 そこで「在宅介護すべきか、施設介護すべきかそれが問題だ」となる訳です。 普通に親子が同居されてる場合は殆どの家族が在宅介護を選択されます。 一番簡単なことは施設に預けられることです。 次に簡単なことは私のように介護離職して、在宅介護されることです。 一番の理想は、デイサービス、ショートステイ、訪問介護、訪問看護等のあらゆる社会資源を利用され、仕事と介護を両立されることです。 人間は生きて行かなければならないので、仕事は大切です。 要介護者の介護度、認知等により在宅介護と仕事との両立が出来ない場合は施設介護を選択されるべきだと思います。 しかし、在宅介護出来る環境があるのなら、是非在宅介護を選択して欲しいと思います
以前、ブログで介護について書かせて頂きました。 今、思えば恥ずかしいようなブログでした。 私は介護職、ケアマネをしてきましたが、一貫して在宅介護の社会にすることがライフワークでした。 介護離職した今もその気持ちに変わりはありません。 私の知識、経験を通じて在宅介護されてる方々の応援をしていきたいし、施設介護から在宅介護へされる方々に対しては何を置いても応援させて頂きます。 前回の反省から、もっと素人の方々にわかりやすく介護について発信していきます。 どうか宜しくお願いします。
私がスポーツクラブ1か月後の測定項目が出ました。 前に体重は約6㎏痩せたと書かせて頂きましたので、違う数値を書かせて頂きます。 ウエスト 97→91 BMI 25,4→23,6 体脂肪率 34,0→30,4 内臓脂肪指数 160→130 昨日、風呂に入ってびっくりしましたのが腹が随分とへっこんでいました。 何だかもう、自分では目標を達成したような気分になりました、元々が腹が出ているので減量しようと思ったのです。 随分と過度な減量をやりすぎましたので、ちょっとこのあたりでペースダウンしようと思いました。 茶碗にご飯半分を1杯に戻そうと思います。 やっぱり間食が悪かったんですね、間食をやめたのが一番良かったんですね。 私の場合、お菓子、まんじゅう、アイスクリームに走ってしまいました、おそらく在宅介護のストレスからだったと思います。 それをやめたのです
先月の20日からスポーツクラブに行ってるのと、自分で考えた減量食を食べてます。 一か月経ちました結果はマイナス6㎏の減量となりました。 今、71㎏ですので今月中に60㎏台に体重を持っていきたいですね。 自分の体重を今まで書きませんでしたが、77㎏から減量を始めたんです。 身長が173㎝ですので、標準体重は66㎏となる訳で3か月で10㎏減の目標を立てていたんです。 介護職時代、私は万歩計を付けて仕事をしたことがありました、1日約8000歩でした。 ところが在宅介護になると、歩かないし本当に運動不足になるんですね。 スポーツクラブはデイサービスに合わせて週に2回行ってます。 ランニングマシンで30分x2回のランニングとサイクリングマシンを20分しております。 食事ですが、朝は食パン1枚とコーヒーで、朝のこの1杯のコーヒーだけが砂糖をスプーンに1杯入れて飲みます。 昼食は茶碗に半分のご飯と特製鍋
私には、10年来の歳の離れた友達がいます。 1年に1回何人かで一緒に旅行もしてきました。 この方が軽い脳梗塞で倒れられ、病院に入院されたのは約2年前のことでした。 お見舞いに行かせて頂くと、少し右麻痺の後遺症はありますが言語障害の後遺症はないし、自分の事は自分で出来ましたからてっきり自宅へ帰られると思ってましたが、別居されてる子供さんの意向で病院から直接老人福祉施設に入居されました。 ちなみに介護度は軽いものでした。 奥様を早くに亡くされており、1人暮らしをされてたのですが、子供さんとすればやはり一人暮らしにさせるのは心配だし、かといって自分が帰って一緒には暮らしたくない為施設に入所となった訳です。 それからこの方から何回も私に電話がかかるようになりました。 「とにかく自宅に帰りたいから帰らせて欲しい」と。 確かに私は在宅での暮らしの素晴らしさをこの方と一緒に飲んで語ったこともありましたが
一昨日の読売新聞の記事に興味深い介護保険の記事が掲載されてました。 2,000年に始まった介護保険制度が限界に近づいているとの記事です。 日本の人口に占める65歳以上の割合は、00年の17,4%から15年には26,7%に上昇し、団塊の世代がすべて75歳に達する25年には30,3%に高まる見通しだそうです。 要介護1~5と認定される人は、15年の約450万人から25年には600万人を超えるとみられます。 介護費用は00年度の3,6兆円から16年度には10,4兆円へと3倍に増えました。 25年度には現状から倍増し、21兆円と予想されています。 現在の日本の軍事費が年間約5兆円ですから今の介護費用は約その倍で、この数字がいかに多いかおわかりだと思います。 介護保険料の引き上げも行われていて、00年度の平均2911円から、16年度には5514円に引き上げられており、25年度には8165円に達する見
今となってみれば、かなりの問題を抱えてる介護保険制度ですが何故創設されたのでしょうか? 介護保険が創設される前は、行政機関等がサービスの必要性を判断して決定してました。 行政が限られた予算内で均一なサービスを必要な方に優先的に提供する仕組みとして大きな役割を果たしていました。 しかし問題点もありました。 ①サービスの利用が、利用者の権利でなく、行政機関の措置義務から派生する反射的利益に過ぎない為、利用者の権利保障が不十分。 ②市町村がサービスの種類を決めるため、サービスが選択しづらい。 ③サービス利用の際、所得調査を行うため、心理的抵抗感を伴う。 ④市町村の直接、委託のサービス提供の為、競争原理がはたらかず、サービス内容が画一的になりがち。 ⑤中高所得層にとっては、所得に応じた利用者負担が過重。 それと大きな問題として、自宅で介護出来ない、したくない等の理由から医療機関への社会的入院が発生
介護保険について少し説明させて頂きます。 社会保障の範囲は3つあります。 ①公的扶助 生活保護 ②社会福祉 高齢者福祉、児童福祉、障害福祉、社会手当(児童手当等) ③社会保険 医療保険、年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険(労災)、失業保険 社会保障の体系として、①②は社会扶助方式と呼ばれるもので、公費(税金)が財源の中心になります。 ③は保険料を財源として、保険料負担の見返りとして法的サービスを受給できるのです。 社会保険というのは日本には5つしかないんです。 皆さん知っておられたでしょうか。 〇医療保険 業務外の疾病、障害等 皆さんが病院に行かれる時に持って行かれる保険証です。 〇年金保険 老齢、障害、死亡 所得を保障し生活の安定を図るための年金の支給を行う。 〇労災保険 業務上の疾病、負傷、死亡等 医療の現物支給や所得保障の為の年金支給を行う。 〇
介護保険制度の改正は3年ごとに行われます。 前回の改正で高収入の要介護者の方は利用料が2割負担に引き上げられました。 次回は2018年に改正ですが、今から、一部の政党とか介護評論家等がいろいろと言って反対しています。 要支援の方の「生活援助」「福祉用具貸与」「住宅改修」等が廃止になるだろうとか、自己負担2割の拡大とか自己負担3割の導入とかも言われています。 反対する前によく考えて欲しいのですが、日本のような世界にも類を見ないような超高齢者社会で消費税8%というのはどうしても無理があるんです。 消費税は30%ぐらいにして、医療、福祉、教育を国は守るべきだと私は思います。 そもそも介護保険制度創設自体が間違っていたのです。 介護保険制度創設前は、老人福祉制度が高齢者介護に中心的な役割を担っていて、「措置」として提供されてたのです。 「措置」とは行政等がサービスの必要性を判断し、決定する事で
前に遺言について書かせて頂きましたが、それからすぐに公証役場の公証人と証人の方2人で自宅に来られまして、父親が遺言を行いました。 父親が行ったのは公正証書遺言で、公証人に口授して、公証人が筆記されました。 全く堅苦しいものではなく、世間話しながら話を進めていきました、その都度いろいろと質問をしたりしながら行いました。 私の相続分は、もしも父親よりも私が先に亡くなった場合は、全て子供に行くようにしました。 そういう事も出来るんですね。 一週間後に公証人が遺言を作成して来られ、各自署名押印して無事に終わりました。 いろいろと公証人とお話ししたり、私も調べましたが相続税から逃れるのは、銀行にお金を預けてるのは税務署が全てわかっているのでタンス貯金が一番良いようです。 私の減量ですが、先月の20日からスポーツクラブに行ってるのと、間食を一切やめたのと、食事をご飯は茶碗に1杯弱、おかずは今までどうり
居宅介護支援とは、介護保険制度創設のなかでつくられた用語であり、一般にケアマネジメント、居宅支援サービスと呼ばれています。 居宅介護支援を行うところを居宅介護支援事務所と言いまして、一般的にケアマネがおられる部署です。 利用者の方が利用されてる施設の中に、居宅介護支援事業所〇〇居宅支援センターという部署があり、そこにメアマネがおられるパターンと、個人のケアマネが独立して居宅支援事業所を立ち上げられてるパターンがあります。 どちらの事業所も居宅サービス計画書を作成して、サービス提供確保のために事業所等と連絡調整等を行うとともに、介護保険施設または地域密着型介護老人福祉施設への入所が必要な場合には、施設の紹介その他の便宜の提供を行うこと定義づけられています。 介護保険を利用しようと思って介護認定を受けられ、要支援なら原則地域包括支援センターの職員の方が担当して下さいます。 ただ地域包括支援セン
豊かな老年期のためには、健康増進だけでなく疾病予防が大切です。 疾病予防を3つのランクに分ける考え方を理解して下さい。 ★一次予防 日常生活の改善⇒個人の健康増進や生活習慣病の改善、予防接種等。 ★二次予防 疾病の早期発見⇒健康診断等により疾病を早期発見し、早期治療につなげる。 ★三次予防 社会復帰⇒疾病の回復期を経て社会復帰への過程に行われるリハビリテーション等。 例えば健康診断は一次予防のように思われますが、もう2次予防なんですね。 だから癌検診は二次予防になる訳で、癌の最初の予防法は癌検診ではなく日常生活の改善となる訳です。 日常生活の改善をした上で、癌検診を受けることが大切なんですね。 生活習慣病とは、昔は加齢によって発病すると考えられていましたから『成人病』と呼ばれていましたが、生活習慣が深く関与していることがわかりましたので、生活習慣病と呼び名が変わりました。 生活習慣病の
介護職に限らず、どなたでも会社とか、どんな組織でも人間関係はあります。 介護職の場合、辞められる理由は収入、不規則勤務、夜勤、土日祭日出勤、人間関係、腰痛、体力の限界等複合してるのが特長です。 うつ病で辞める職員も珍しくないです。 本当にいろいろな問題があり過ぎるんですね。 あまりクローズアップされませんが、利用者の方との人間関係も当然あります。 利用者さんとの人間関係に疲れて辞められる方もたまにはおられます、利用者さんによれば他の職員に嫌いな職員の悪口を言われます。 それが耳に入ると嫌気がさして辞められる職員の方もおられます。 私の同僚の女性介護職は利用者との人間関係に悩まれ、円形脱毛症になられました。 最近も良い大学を出られ、良い会社に勤務されてた女性が自殺されたことがマスコミで騒がれてましたが、介護職の自殺はまずないと言われています。 何故なら、辞めるハードルが低すぎるんです。 辞め
介護施設は絶対にあってはならない事があるんです、それは利用者さんに事故があったら絶対に駄目なんです。 まあ普通に考えて頂き、これは当然のことです。 絶対に駄目と言いましても、必ず介護事故は発生します、それをいかに少なくするのかをどの施設も考えておられます。 事故が絶対に起きないようにするには、利用者さんにうろうろとされるのは非常に目障りな訳なんです。 もしも転倒されたり、尻もちをつかれるとアウトなんです。 アウトというのは、転倒されたり、尻もちをつかれただけで介護施設は事故報告書を書いて、その書類を市町村に提出をしなければならないんです。 だからそれは施設とすれば絶対に避けたいんです。 じゃあどうするかと言いますと利用者さんに出来るだけ動いて頂かないようにするんです。 歩行が不安定な利用者さんには、1人で歩かかないように指示させて頂きます。 認知症のある方は、車椅子からでも立ち上がり歩かれ
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