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今月10日、日本証券業協会から『新規公開前に行われる不適切な自己募集を規制するための「有価証券の引受け等に関する規則」等の一部改正について(案)』という文書が公開されました。 http://www.jsda.or.jp/html/oshirase/public/10061001.pdf 私は、この文書のことを磯崎哲也さんのツイートで知ったのですが、こんな大事なことが巷の話題にもならずに、すぐに施行されようとしていることに愕然とし、それからツイッターを通じて多くの方に、この改正(「改正」という文言も気に入りませんが)が大きな問題を孕んでいることを訴えました。(これ、これ、など) 何が問題なのか?まず、「改正案」を見ていきましょう。第1ページの「趣旨」から、この「改正」が、未公開株による詐欺被害を防止しようということが目的であることがわかります。しかし、問題はその対策の内容です。同じ「趣旨」の
仕事柄、私は毎週のようにプレゼンの「本番」があります。また、多くのプレゼンを聴く機会があります。そして思うのは、「ちょっとしたこと」で、もっと聴き取りやすい、もっとわかりやすい、そしてもっと説得力のある、ワンランク上のプレゼンにすることができるケースが結構あるということです。 私が、プレゼンテーションソフトなるものを最初に手がけたのは1988年。かれこれ21年前になります。ロータスという会社の「Freelance(フリーランス)」というプレゼンソフトです。もちろん、DOS版(笑)。当時、「プレゼン」は広告代理店だけのものだったので「プレゼンとは?」というプレゼンを行っていました(笑)。それからずっと、「プレゼン」と付き合っていることになります。そこで、今回は、その経験をもとに、数あるプレゼンのコツのなかから、「すぐに使える」10個のポイントに絞ってお話をします。 【準備編】 まずは、プレゼ
モバイル広告で有名なAdMobをGoogleが買収することが発表されました。その額、7億5千万ドル、日本円換算で約700億円。Googleがモバイル広告市場の大きな成長を見込んでいることを示す金額であり、今後のモバイル広告ビジネスの評価に影響を与えるのは間違いありません。 Googleの告知:Investing in a mobile future with AdMob AdMobの告知:Google to Acquire AdMob つい先日、CEOのOmar氏にイベントで会って、いかにiPhone向け広告が急成長しているかという話を聞き、Googleも参入してくるのではないかなどと質問したりしたのですが、まさかこんなに早くこんなニュースに接するとは思ってもいませんでした。 AdMobは、日本ではまだ知らない人も多い会社かもしれませんが、2006年4月に米国シリコンバレーで創業し、モバイ
去る9月1日は、インフォテリアの創業記念日でした。おかげさまで、11周年。昨年は10周年という大きな節目の年でしたので、それまでに名刺を交換させていただいた全ての方にご報告と御礼のメールを差し上げました。1年1年その大切さは同じですが、今年は暑中お見舞いの挨拶をしたばかりでもあり、Twitterでさりげなくつぶやいてみました。 そうしたら、すぐに皆さんから「おめでとう!」のメッセージが次々と寄せられ、あっという間に30人を超えました。元同僚や、取引先の方、記者の方などなど、皆さんいろんなメッセージを添えていただき、大変嬉しくなりました。 さらに、このつぶやきをきっかけに、取材していただくことになったり、久々に食事をすることになったり、メールよりも気軽にしかも短時間に、ちゃっちゃっと話しが進む面白さ。Twitterを「時間のムダ」のようにとらえている人は一度本気で使ってみれば良いと思います。
いよいよ衆議院が選挙モード突入となり、Twitter界隈でも政治に関連した「つぶやき」が増えて来ました。また、Twitterでつぶやく国会議員(候補者)は「Twitter議員」と呼ばれ、「Twitter議員は政治を変えるか?」という視点は熱を帯び、「Twitterと政治」をテーマとしたイベントがいくつも開かれています。マスメディアでも、7月25日「日本経済新聞」朝刊1面にTwitterが登場。「東洋経済」の最新号でも取り上げられ、今朝の「Japan Times」でも大きな記事で紹介されるなど、日本の政治家がTwitterを活用し始めたことに対してにわかに注目と期待が集まっています。 これほど盛り上がっている理由は、「Twitter議員」の一人逢坂誠二氏が党首討論の模様を実況中継したり、橋本岳氏が自民党の両院議員懇談会の内容をリアルタイム中継したり、藤末健三氏がメディアに先駆けて民主党のマニ
5月15日(米国時間)、インフォテリアUSAの研究開発プロジェクトとして公開していた「Lingr」(リンガー)と「Rejaw」(リジョー)では今月末のサービス終了に向けて更新を終了しました。3月30日にインフォテリアUSAの閉鎖を開示、4月30日にサービスの終了をそれぞれのサイトで告知しましたが、インフォテリアUSAの閉鎖よりサービスの終了のほうが反響が大きかったのは、そのユーザー数からも当然のことかもしれません。 インフォテリアUSAは、2005年に入ってから設立当初の目的であるASTERIAの米国での販売から研究開発組織に転換し、Web 2.0の震源地シリコンバレーでの研究開発拠点として活動を続けてきました。 研究開発拠点となってからインフォテリアUSAでは、ブラウザをベースとしたリアルタイム性、双方向性を実現する技術に取り組みました。具体的には、Comet(コメット)というブラウザ上
昨夜、オバマの就任式をライブで見ました。CNNやNHKより0.5秒ほど早くかつそれなりに高品質なUSTREAMの配信に、インターネット技術の進歩を感じながら。TVカメラでも端を見通すことのできない膨大な人数の就任式に他国民ながら身震いを感じました。 そう、私がオバマの演説以上に感銘を受けたのは、あれだけ階級意識の強かったアメリカでアフリカ系アメリカ人の一人を国の代表として国民が選び、そしてその就任式に200万人以上が駆けつけ、推定1億人以上がテレビやインターネットで参加して、未来に希望を見いだそうとしているアメリカという国の人々です。 金融危機を境に、アメリカの時代は終わるだとか、日本の時代が来るだとかいう言説があふれはじめましたが、大統領の就任式でその国の人々に感銘を受け、一方で日本では首相が漢字が読めるだとか読めないだとかを国中で騒いでいる状況を振り返るに、国の力というものは、リーダー
景気の後退がより深刻化するなか、企業のマネジメント層からは「ピンチをチャンスに変える」という発言が目立つようになってきました。先日も、とあるベンチャー企業の社長の集まりで、「ピンチをチャンスに変えていきたい」との発言があったので、「御社では具体的にどのような点でピンチをチャンスに変えていくんですか?」と聞いたところ、「具体的にはまだわかりませんが、皆さんおっしゃっていますよね!私も、ピンチには絶対チャンスがあると思います!」と元気の良い返事。いや元気なのは良いんですが。。。この例だけでなく「ピンチをチャンスに」と言いながら、実際には具体的に考えられていない例が結構あるような気がしています。 私も今年を「行動の年」と位置づけていて、この荒波の中どうチャンスをつかむかということをいつも考えていますが、ざっと挙げても不況には以下のようなチャンスがあると思います。 問題点を把握するチャンス 営業成
中間決算の報告で、堀場製作所創業者で現最高顧問の堀場雅夫さんを訪ねました。だいぶ以前にアドバイザーになっていただいてから毎年、中間決算と本決算のご報告に京都の本社に伺っています。今年度上期の成績は、前年、予想どちらに対しても好調だったこともあり和やかな報告となりましたが、下期について堀場さんなりのアドバイスをいただこうと「100年の一度の経済危機とも言われていますが・・・」と切り出すと、「平野さん、100年一度の危機なんてことはない。アメリカの言うことを、そのまんま受け売りしちゃいかん。」と一喝されました。 堀場さん曰く、「第2次世界大戦で受けた日本のダメージは、今回の比ではない。終戦後には、何にも無くなった。物だけでなく人もいなかった。企業のトップはパージされて、それは大変な状況だった。それでも、日本は立ち上がってきたんや。」とのこと。『終戦以来の』と言うならまだわかるが、政府も報道も『
米国大統領選ではオバマ氏が大勝し、米国民の多くがCHANGE(変革)を望んだことが明らかになりました。直前まで、ブラッドリー効果(オバマ支持と言いつつマケイン(白人)に投票する)で、オバマ氏の当選は微妙だという論評がありましたが、結果は大差。米国社会に根深く存在する人種問題を超えて「変革」を望んだということには米国社会の大きな流れを感じます。 このニュースを耳にしながら、気になったのが、日本の大学生の安定志向。右のグラフを見てください。 これはリクルート社が毎年実施している大学生を対象とした調査なのですが、2004年卒以降「新卒で入社した会社にずっと勤めたい」という学生がどんど ん増加して、2009年3月卒では7割を超えます。一方で、「自分のキャリアを優先し、転職もいとわない」という学生は、どんどん減少して、2009年3 月卒では2割強になっており、安定志向が際だっています。 この状況が、
先日、上場後初の株主総会を終えました。とある懇親会の席で株主総会の話の流れで「今年度も頑張ります」と言ったところ、他の会社の方から「社長が『頑張る』とか『頑張れ』というのは良くないですよ。余裕のない会社と思われて若者が離れていきますよ。」と言われました。私としては、意外なリアクションに面食らって理由を問うと、「最近の若者は『頑張ら』なくても高い給料が貰える会社に就職したい」のであって、「そもそも最近の若者は『頑張る』ことに慣れてない」し「『頑張る』のは格好悪いと思っている」ので、「上司が『頑張れ』と言うとしらけるだけで結果は出ない」のだそうです。 「しかし『頑張る』ことが個人の成長になり、会社の成長にも繋がるのではないですか?」と問うと、「一昔前だとそうでしょうが、目指すものが無い連中に『頑張る』という言葉は響かないんです。一管理職や一企業でどうにかなる問題ではありません。先日も『10年は
Happy Birthday dear XML!! 今日、2008年2月10日で、XML (eXtensible Markup Language) 1.0が勧告(仕様決定)になって10年が経ちます。私は、10年前の今日(米国時間)を昨日のことのように鮮明に覚えています。というのも、XMLが勧告になるこの日を、今か今かと待ちわびていたからです。 なぜか?それは、XML技術によって、世の中が変わる。そして自分たちが変える一端を担うことができると考えていたからです。(「世の中」とはまあ大仰な言い方ですが、本当にそう思っていました(笑)・・・今もそうですが・・・) 当時、XMLはSGMLを簡易化しインターネットに適する構造化ドキュメント技術としての性格が強く、仕様のEditorの一人のTim Brayでさえ、XMLが汎用データフォーマットに使われることに懸念を示していたほどです。しかし私は、ソフト
昨年からMacユーザーの一人となった私にとっては、MacWorld 2007は、今年最初に気になるイベントです。気にしていたら、早速Lingrに「MacWorld 2007 新製品の発表をリアルタイムで見守る部屋」というチャットルーム(部屋)が登場。MacWorld 2007での発表をリアルタイムで井戸端談義開始。(エントリ公開時点でまだJobsのプレゼンの途中です。徐々にアップデートしています。) 会場にいる人からのレポートや、ネットでのリアルタイムレポートを見ながらの部屋は大いに盛り上がっています。盛り上がっている主役は、「Apple TV」に続き発表された今回発表の新デバイス「iPhone」。全面液晶でiPodに携帯電話とインターネット端末機能がついたもの?Jobs曰く「Today Apple is going to reinvent the phone.」 【参考】マルチタッチUI
前回のエントリで「私の目を引いたのはジャストシステム」と書きました。なぜ、ジャストシステムが最も目を引いたのか?それはジャストシステムがゴールドスポンサーだったからではなく、その中身にあります。 今回のXBRL国際大会で、ジャストシステムは「xfy」を出展していますが、私としては今年3月にカナダのBlast Radius社から買収(買収金額約7億円)したXMeteLのチームとのコラボレーションが、どのくらいうまくいっているのかに関心がありました。というのも、日本のソフトウェアを世界で役立てるために海外企業とのコラボレーションは避けて通れないからです。しかし、これまでビジネスソフトウェア業界ではあまりうまくいった例がなく、インフォテリアの国際市場戦略(日経産業12月8日1面参照)を考える上でも、海外企業のアクイジション、コラボレーションとして大変興味があったからです。 大会初日のState
先週リリースされたIE7(Internet Explorer 7.0)日本語版。今週末の時間を使ってインストールしてみようと考えている人も多いのではないでしょうか? 私も早速インストールしてみました。 しかし、現時点では拙速だったことを認めざるを得ません。もう少し情報を収集してからインストールするべきだったと。というのも、IEそのものが動かなくなり、業務に支障を来たしたからです。 通常のWebサイトのブラウジングには、Firefoxをデフォルトとして使用しているのであまり影響はありませんが、実は社内で使用しているあるASP(SaaS?)ソフトがIEのみの対応でFirefoxでは動かないので、IEを継続使用していました。 IE7をインストールしたのが、11月5日(日)の夜。とりあえず問題なくインストールでき新しいUIも体感しましたが、問題が起きたのが翌月曜日。出社して、ASPで提供されている
"The Future of Web 2.0"をテーマとしてJoi(伊藤穰一)がプロデュースした「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006」に参加しました。 Creative Commonsの強力な推進者Lawrence Lessig教授をはじめ、FirefoxをリリースしているMozilla CorporationのMitchell Baker CEO, TechnoratiのChief TechnologistのTantek Celik、Stupid Networkで有名なDavid Isenberg、ブラジル文化省のClaudio Pradoなど世界的なスピーカーを揃えてのカンファレンスです。 まず、「なぜCONTEXTなのか?」をJoiが説明。これから、CONTENTではなくCONTEXTが重要になっていくと言います。そのココロは、情報の価値は、情報そのもの以
最近リリースされた「Google Image Labeler」をご存知でしょうか? http://images.google.com/imagelabeler これは、Google初のゲームです(笑)。いや、目的はゲームじゃないのですが、ゲームにしているところが面白い。 私もGoogleのイメージ検索を使うことがありますが、関係のないイメージが出てくることは珍しくありません。たとえば、「インフォテリア」を検索してみましょう。 「インフォテリア」をイメージで検索 1ページ目こそすべて関連するイメージが出てきますが、2ページ目には、「Flash MX」の本のイメージが出てきたり、3ページ目には、赤い椅子が出てきたり(緑ならまだわかるが(笑))。かなり健闘しているとは言え、altタグや、近隣テキストを解析した現在の自動判別にはもっと精度が必要だと感じます。 そして、Googleがイメージ検索の精
14日の「c2talk」のリリース以来、ダウンロードが殺到し、翌15日にはc2talk.netのサーバーを急遽増強することになりました。嬉しい悲鳴です(笑)。ありがとうございます。 さて、「c2talk」のご紹介をするときに、必ずと言っていいほど「なぜブラウザベースのサービスにしなかったのですか?」と質問されます。私自身「Web 2.0」を説きながら、「これからWebの世界になっていく」と言っているのに、なぜインストールしないといけないクライアントソフトなのかという問いです。 ここで大事なことは「Webがプラットフォームになる」ことと「ブラウザがプラットフォームになる」ことは違うということです。「Web 2.0」=「ブラウザベース」と誤解している人は考えをあらためましょう(笑)。Webのプラットフォームが進化するほど、「あちら側」「こちら側」を意識しない世界になっていくと考えています。たと
ずいぶんと差があるのがわかります。こちらでは、輸入は輸出の102倍※注7となっています。残念ながら、JEITAの調査はこの年が最後となっているので同じ年の数値で比べられないのですが、なぜ、ここまで数字が違うのでしょうか?それは、JEITAの調査は、JISA、JPSA※注8、JEITAの3つの協会が協力して全体の動向を把握する目的で実施したのに対し、JISAの調査は単に953社中318社(うち輸出入に関しては74社)の会員アンケート調査の合計で、しかも外資系ソフトウェアベンダーはほとんど参加せず(2004年調査での参加は1社)に行われているからだと考えられます。企業カテゴリ毎の参加社数は以下となっています。ちなみに、JISAは国内のシステムインテグレータを中心とした業界団体で、JPSAは国内のプロダクトベンダーを中心とした業界団体です。
エントリ「思考実験:2010年「殺傷ゲーム禁止法」制定」には数多くのコメント、トラックバックをいただき大変ありがとうございます。案への意見については、ひと段落したようですので、そろそろ整理してみます。 ■少年による殺人事件の統計 コメントで頂いた最も多くの意見が、これまでの少年の殺人統計を示し、この法案が無意味なものであるという主旨のものでした。最初にnra44376さんの示していただいた資料は2004年まででしたので、2005年の数字まで含めてグラフ化するとこうなります。 統計では長期的に見ると少年少女の殺人事件は減少しています。スーパーファミコンの出荷が1990年、プレイステーションが1994年ですが、この統計からは、テレビゲームの普及時期にそれ以前の10年に比べて少年の殺人が増えている事実はありません。しかしながら、mohnoさんの提示の資料の通り、相関関係と因果関係は別物ですので、
あまりにも痛ましい事件が多すぎる。 ここのところ立て続けに、少年少女や若者による、放火、殺人などの事件が起こっている。個々の家庭の問題や教育問題として取り上げられることも多い。しかし、これらの痛ましい社会現象に対してIT業界は積極的に取り組むことはできないだろうか。 そのアイディアとして、「殺傷ゲーム禁止法」の制定を考えてみたい。 私は、若い人たちがこれだけ人の命を軽く扱うようになった最も大きな原因は、家庭でも学校でもなくテレビゲームではないかと危惧している。ゲームの中ではあまりにも安易に人を殺す。しかも、昔のゲームと違い最近のゲームのリアリティの高さといったら、映画かと思うほどのクオリティだ。「リセット症候群」などという言葉もあるが、残念ながら現実の世界ではリセットしても死んだ人は生き返らない。 このような悪影響をなくすために、テレビゲームから殺傷シーンを一切排除するというのが「殺傷ゲー
社内ブログ「ノン・スモーキングルーム」の本格稼動から一年、新しく「社長Wiki」を始めてみました。 というのも、時系列を主軸とするブログでは、やはり情報がどんどん流れていってしまうので、いつでも参照が必要な「定番・保存型」情報、後から編集が発生するような「逐次編集型」情報のためのメディアの必要性を感じたからです。そこで、Wikiを使ってみることに。題して「社長Wiki」(笑)。「社長Wiki」というと、私からの上意下達ツールのように感じられるかもしれませんが、とりあえず、社内ブログと同じくいろんな情報を載せてみようと考えています。今のところ掲載している内容は以下のようなもの。 定番・保存型 会社のビジョン コーポレートカラーの意味 今度の株主総会向けの営業報告書(編集⇒保存) インフォテリア博物館(以前の製品の写真とか) 「Pina」の由来 逐次編集型 ○○事業の位置づけについて 業務提携
C、Java、JavaScriptなどで、「0123」という数はどういう意味でしょうか。プログラマーであれば、これが8進数の「123」で、10進数で「83」(1×82+2×81+3)という数値だということは常識です。では、なぜ0から始まると8進数ということになっているのか? 実は、今週の社内勉強会の中でこの疑問が出て、残念ながら参加者の中にこの疑問に答えられる人がいませんでした。そこで、Webでわかる範囲で調べてみた結果わかったのが以下のことです。 なぜ8進数が必要だったのか? さて、この答えにたどり着くには、まず「そもそもなぜ8進数が必要だったのか?」ということを理解しなければなりません。 これは、コンピュータの歴史に遡ります。実は、その昔、コンピュータの処理ビット数は3の倍数が普通でした。たとえば、IBMの70xシリーズや70xxシリーズは36bit機(例:701, 7094) 、DE
週末から放映されている富士通FMVのCMの最後に、"地底人は誰?"<検索>と出るので、検索してみました。昨日は、ターゲットの「地底tv」のページや富士通のプレスリリースのページなどがリストされていたのに、今現在(4月17日午前5時0分)は直接は関係のないページが1件だけヒットする状況となっています(写真)。 いったい何があったのでしょうか?Yahoo!で"地底人は誰?"と検索すると多くのページがヒットするので、Googleの結果がたった1件というのはなんらかの人為的な操作が入っていると考えざるをえません。最近では、BMWやリコー(独)のサイトがSEO違反として人為的にGoogleの検索から排除されていましたが、富士通の「地底人」キャンペーンもこれに抵触したか?しかし、ヒットしないのは富士通のページだけでなく他のページも同様なので、BMWやリコー(独)のケースとは違うようです。しかも、昨日見
今日から日経本紙のポッドキャスト「聴く日経」が開始となりました。これは、日経本紙朝刊そのものが当日の朝6時から無料で配信され、通勤に携帯して聴くことができるというものです。通勤電車の光景でもわかるように、日経は「ジャパニーズ・ビジネスマン」の必読コンテンツとなっていて、私としては日本でのポッドキャストのキラーコンテンツの一つとして心待ちにしていたものです。しかし、実際には紙媒体との利害調整などが必要なので、開始にはもう少し時間がかかるのではないかと読んでいて、今回の開始は「意外と早い!」という印象です。 配信初日の今日は、<1面>の配信では、「KDDIと東電の光通信事業の統合」、「自衛隊のイラク撤収の可能性」「ダイヤモンドシティをイオンが子会社化」の3本。1面のニュース記事4本のうち3本。ただし、<政治>の配信で、残りの1本「小沢氏の民主党代表への意欲」もカバーされているので記事としてのカ
先週金曜日(3月3日)にXMLコンソーシアムの主催で「Web 2.0勉強会」を開催しました。これが大人気で、募集開始から3日で定員オーバー。予定の申込締切日よりかなり早く申し込みを締め切らざるを得ませんでした(申し込めなかった方々申し訳ありません)。 冒頭のセッション「なぜXMLコンソーシアムがWeb2.0か?」では、私の話の中でXMLコンソーシアムが今後Web 2.0に真剣に取り組んでいくという宣言を行いました。XMLコンソーシアムがWeb 2.0に取り組むのは、安直に流行に乗ったわけではなく、Web 2.0的な技術やサービスにおいてXMLは中核となる要素のひとつであって、また、XMLコンソーシアムとして、Web 2.0を企業情報システムで生かすための活動をして行こうと決めたからです。その第一弾が「Web 2.0勉強会」です。 企業の情報システム部門の方とWeb 2.0の話題になると、「
2月8日、日本銀行がXBRL(企業財務情報のXML標準規格)によるデータ収受の本番システムでの稼動を開始しました。 日本銀行のプレスリリース(2006年2月8日) いまのところ、昨日のプレスリリースをカバーしている媒体は無いようですが、これはXML的な視点だけではなく、社会における企業財務情報サプライチェーンの構築という点でも歴史を刻むニュースです。まあ、日銀担当の記者は金融専門の方が多く、情報システムのことにはあまり興味がないのかもしれませんが(笑)。このシステムは、2003年から3期にわたって各金融機関との間で実証実験が続けられてきたもので、公的機関としては東京証券取引所、国税局につづいての本番稼動となります。なお、システムの内容や、日銀がXBRLを導入する理由については、以下のファイルに詳しく記載されています。 日本銀行におけるXBRLへの取り組みについて (PDF) 今回、対象とな
Bill Gatesが指令を出したマイクロソフトの新しい戦略の中心となって三たび注目を浴びているMicrosoftのCTO, Ray Ozzieが先週からブログを開始しているのを見つけた。 Ray Ozzieを知らない人のために簡単に説明しておくと、彼はまず最初にLotus Notesの開発者として注目を浴び、その後P2P技術の代表的な会社Groove Networksを創業し再び注目を浴びた。そして、今回Bill Gates自身が新戦略を伝えるメールの中で"I've attached a memo from Ray which I feel sure we will look back on as being as critical as The Internet Tidal Wave memo was when it came out. "と言っているように新戦略の中心人物として三たび
「実際のところ、建設業界と似たようなもんですから。」 ソフトウェア業界、とくにSI(ITサービス)業界で自嘲気味に語られることの多い台詞です。ゼネコンを頂点とする多重下請け構造や、労働集約型の現場を指して言うようですが、本当にそうなのでしょうか?私もこの業界長いですが、実際に建築業界に身をおいていた人が語ったのは聞いたことがありませんでした。そして、昨日まさに建設業界から見た双方の業界の比較について聞く機会があり、双方の違いと問題点を鋭く斬られていたので、他のメディア主催のセミナーの話で恐縮ですが紹介させてもらいます。 その話とは、日経ソリューションビジネスDAYの基調講演で大成建設CIO(社長室情報企画部長)の木内里美氏のお話。大成建設ではASTERIAもご利用いただいており、木内氏とも面識があるのですが、こういう切り口のお話を聞くのは初めてでした。講演の中で氏は、受託開発と建設業が似て
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