サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
cheese-media.net
チーズは、発酵文化による産物のひとつ。日本にも伝統的で豊かな発酵文化がたくさんありますが、その中でも「日本酒」は、実はチーズの美味しさをグンと増してくれる魅力を持っています。 チーズの楽しみを増やしていくために、日本人の食生活に欠かせない発酵のつくり手を巡るレポート。今回は、原点回帰の酒づくりに挑む蔵、栃木県さくら市にある「株式会社せんきん」を訪ねました。 仙人に仕える鶴、それが由来 かつて日本人は、目に見えない微生物を相手に感覚で酒をつくっていました。それが明治になり、技術革新が進むと、人工的に作られた酵母や酸が登場し、安定した酒づくりが行われるようになりました。 そんな便利な時代に、あえて原点回帰の酒づくりに挑む「株式会社せんきん」。蔵名は「せんきん」、銘柄名は漢字で「仙禽」です。仙人に仕える鶴からその名が付きました。 小さな城下町だったさくら市で、創業1806年から清酒製造を営んでき
看板もなく、一枚の扉を開くと広がるモノトーンの空間。12席のコの字型のテーブルの向こうには、ステージのようなオープンキッチン、さらにDJブースの一角まで。 「劇場型って言われることが多いんですが、僕らが目指しているのは“脱劇場型”なんです」。ここで繰り広げられるフレッシュチーズを使った料理とは?個性と魅力あふれる「81(エイティーワン)」のオーナーシェフ、永島健志さんにインタビューさせていただきました。(取材:2017年3月) 目指しているのは、食の“インスタレーションアート” ―どんなことを大切にしてこの店を展開されているのでしょうか。 僕らが目指しているのは、ゲストの皆さんが五感を使って食を楽しんでもらえるような空間と時間を提供すること、いわば食の“インスタレーションアート”です。 一方的に「見て、食べてもらう」のではなく、この場に来るゲストに何かドキドキしてもらうスイッチを押すような
肉焼きの名人、和知徹シェフの「マルディグラ」のためのパンを焼くなど、料理人からの信頼も厚いブーランジェ、割田健一さん。 銀座の「ビゴの店」や「ブーランジェリー・レカン」での経験で培われた確かな技術を持ち、「街に根ざしたパン屋を新たな場所で」と、大々的な宣伝は一切せずに2017年11月、東日本橋に「BEAVER BREAD」をオープン。 パン愛好家だけでなく、この街の人に日常的に通ってもらいたいという想いが早くも伝わり、連日盛況ななか、割田シェフにインタビューさせていただきました。 親しみのある「B」を、この街に ―なぜこの東日本橋という街で「BEAVER BREAD」という可愛らしい名前のパン屋をオープンされたのでしょうか。 このあたりは昔からの問屋街ですが、最近新しいマンションが増え、東京駅や日本橋からもそう遠くないということもあってか、外国人旅行者のゲストハウスやコーヒーショップも多く
(C) CNIEL 「クリームチーズといぶりがっこ」や「チーズ入りのおにぎり」など、最近ではチーズを和食に取り入れた食べ方も増え、さらに日本酒を合わせるという楽しみ方も広がってきました。 ペアリングの寛容さという観点から言えば、日本酒はワインよりも合わせやすいとも言われますが、それぞれの味わいを高め合い、思わず「美味しい!」と声に出したくなるような組み合わせは、実は難しいもの。 そこで、日本酒をチーズ料理に合わせるコツと、家庭でできる手軽さがありながらもプロの技が光るチーズ料理を、「GEM by moto(東京・恵比寿)」店長の千葉麻里絵さんと料理長の深津麻紀さんに教わりました。 日本酒は“料理のソース”のように考えるのがポイント photograph by Tetsuhito Ishihara 米を原料につくられる日本酒は、ブドウ原料のワインと比べると、まろやかでやさしい味わいのものが多
チーズは、発酵食品のひとつ。健康志向の流れもあって、発酵食品は近年ますます注目を集めるようになってきました。日本にも伝統的で豊かな発酵食品がたくさん。チーズと掛け合わせれば、さらなる美味しさを生んでいきます。 チーズの楽しみを増やしていくために、日本人の食生活に欠かせない発酵食品のつくり手を巡るレポート。第1回の「麹(こうじ)」に続き、今回は日本の台所には欠かせない「醤油」をつくっている蔵を訪ねました。 舞台は小豆島。江戸から明治へ、塩から醤油へ 瀬戸内海に浮かぶ小豆島。小説『二十四の瞳』の舞台として、また最近はアートの島としても知られていますが、醤油の一大生産地ってこと、ご存じでしたか。 江戸時代は幕府の天領地として塩づくりが栄えた小豆島は、赤穂に続き、全国2位の生産量を誇っていました。その後、瀬戸内海沿岸で続々と塩づくりが盛んになり、生産過剰に。製塩業は厳しい時代を迎え、塩を使った二次
3つの「チーズが主役!のケーク・サレ」のレシピシリーズ。 最後は、個性的な香りがあるからか「どうやって料理に使ったらいいの?」という疑問も多く寄せられる、ウォッシュタイプのチーズがテーマのケーク・サレです。 「そもそもケーク・サレって何?」という方は、まずはこちらをどうぞ。 チーズが主役!のケーク・サレ① ウォッシュチーズで、アルザス風に (C) CNIEL 「ウォッシュチーズとジャガイモのケーク・サレ クミン風味」 個性的な香りとともに旨みがしっかりしたウォッシュタイプのチーズ。今回は「マンステール」という、フランス・アルザス地方のチーズを使います。 マンステールにジャガイモとクミンは、とても好相性です。豊かな風味で、ボリュームもたっぷり。食事としても食べ応えがあり、リースリングやゲヴュルツトラミネールといった香り高い白ワインはもちろん、キリリとしたロゼワインもよく合います。 材料 18
「カボチャときのこのグラタン」 チーズも味噌も発酵食品。上手に掛け合わせれば、うま味がグンと増し、美味しい料理に仕上がります。チーズと日本人の食生活に欠かせない発酵食品との組み合わせを、手軽に探求しましょう。 「川口糀店」で作られた“こうじ味噌”とブルーチーズを使った一品を、今回はご紹介します。 チーズとつながる発酵。麹(こうじ)の蔵へ | 川口糀店(神奈川) 京都府京丹後市大宮町の松村さんが育てた特別栽培コシヒカリと、北海道産大豆トヨマサリ、沖縄産の塩「青い海」を使って作られた米味噌。まろやかな旨みを感じる味噌です。 材料(2人分) カボチャ 100g きのこ(エリンギ、しめじなど) 100g 塩 ひとつまみ オリーブオイル 適量 ブルーチーズ 15g(大さじ1程度) 味噌(麹屋九代目こうじ味噌) 5g(小さじ1程度) 生クリーム 大さじ2 作り方 1 カボチャは、種とわたを取り除き、皮
「パスタとポテトのスープ カチョカヴァッロのせ」 スープの仕上げにさっと焼き目を付けたカチョカヴァッロをのせて。 ジャガイモとミックスパスタに、溶けたカチョカヴァッロが絡まり、コクのある“食べるスープ”になります。 材料(4人分) 玉ねぎ(みじん切り) 大さじ2 人参(みじん切り) 大さじ2 セロリ(みじん切り) 大さじ2 パンチェッタ又はベーコン 50g ジャガイモ(中) 2個 野菜ブイヨン 800㏄ ミックスパスタ 60g カチョカヴァッロ 120g オリーブオイル 大さじ1 塩 少々 黒こしょう 少々 作り方 みじん切りの野菜をオリーブオイルで炒める。 1.5㎝角に切ったパンチェッタ又はベーコンとジャガイモを加え、さらに炒める。 野菜ブイヨンを注ぎ、ジャガイモが柔らかくなるまで煮る。 塩とミックパスタを加え、パスタが柔らかくなるまで煮る。 カチョカヴァッロを2㎝角に切り、テフロン
「カチョカヴァッロ パイナップル ニンジンのパニーニ」 こんがり焼き目をつけたカチョカヴァッロは、チーズの旨みがグンと出てボリュームある具材に。酸味と甘みが爽やかなニンジンとパイナップルのサラダ、生ハムを合わせると美味しいパニーニの完成です。 ピクニックや行楽のお供はもちろん、プチブールなどの小さなパンで作れば、おもてなしのアペリティフにもなります。 材料 カチョカヴァッロ 1個(160〜200g程度) 生ハム 4枚(約40〜50g) バゲット(約30cm) 1本 ミント 適量 小麦粉 適量 フルーツニンジン 1/2本(約100g) パイナップル 100g オリーブオイル 20ml レモン汁 15ml 塩 小さじ1/2 作り方 ニンジンとパイナップルをやや太めの千切りにする。 ニンジンは歯ごたえが残る程度にさっと炒め、粗熱を取る。 オリーブオイル、レモン汁、塩をボウルに入れ、泡立て器で
練馬区江古田。街に溶け込むこの店は、パン屋であり、カフェであり、ワインビストロのようでもある場所。チーズを使ったパンや料理もいろいろ提供されています。 近所の人はもちろん、遠くから訪れるパン好きや自然派ワインのファンも集う、まさに“パーラー”。 ヴァン・ナチュール好きにはおなじみの「満月PUB」が開催された翌日、「パーラー江古田」の店主・パン職人、原田浩次さんにインタビューさせていただきました。(取材:2017年3月) 自然に寄り添うスタイルでつくられるチーズに感銘 ―チーズにまつわる特別な思い出やエピソードはありますか。 シェーブルチーズが大好きなんですが、2〜3年前でしょうか。北海道のある農場のシェーブルを食べて感激したことがあります。 その後、共通の知人から「気に入ったのなら、まず買ってあげなきゃ」と言われ、現地にも訪れました。自然に寄り添うスタイルで山羊を飼い、チーズをつくる光景・
「きほんのベイクドチーズケーキ」 材料を全部混ぜて焼くだけ!1時間以内に出来る、とてもカンタンなチーズケーキです。 焼きたてはフワフワ、冷めるとしっとりした食感に。 材料(18㎝型・1個分) クリームチーズ 200g 卵 2個 生クリーム(35〜36%) 200ml 薄力粉 大さじ5 砂糖 70g 塩 ひとつまみ ラム酒 小さじ1 作り方 フードプロセッサーにすべての材料を入れ、よく混ぜる。 バター(分量外)を塗った型に1.を流し込み、オーブン180°Cで約40分焼く。 ワンポイントアドバイス 生クリームはお好みの乳脂肪分のもので作れます。濃厚なチーズケーキを作りたい方は、45〜47%のもので。 くるみやドライフルーツを混ぜ込んで焼いても美味しくできます。 シンプルに食べても美味しいですが、ベーシックなベイクドチーズケーキなので、自由にアレンジができます。 季節のフルーツやジャムを添え、
「フロマージュ(Fromage/チーズ)」+「ブラン(Blanc/白い)」。 その名の通り、真っ白で、一見ヨーグルトのようなフランスのフレッシュチーズ、フロマージュ・ブラン。日本ではチーズの品揃えが整った店でないとあまり見かけることはありませんが、フランスではとてもポピュラーなチーズです。 近くの店で手に入らなくても、大丈夫。家庭で、似たようなものを簡単に作る方法もお教えします。 フロマージュ・ブランってどんなチーズ? ところで、ヨーグルトとチーズの違いってご存じですか? 大まかに言うと、水分を切るか切らないかがポイント。フロマージュ・ブランは主に乳酸菌、そして時には凝乳酵素(レンネット)も使ってミルクを固め、水分を切っただけのもの。ミルクを乳酸発酵させて固めたものがヨーグルトなので、水気を切れば、一種のフロマージュ・ブランとも言えるのです。 水分を切らないヨーグルト、水分を切ったフロマー
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『cheese-media.net』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く