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ゲーム音楽作曲家列伝は前回から第2部に入り、再びゲーム音楽の黎明期まで遡って作曲家の紹介をしていますが、今回は最初期の任天堂で活躍された兼岡行男さんをご紹介します。 初期の任天堂のゲーム音楽作曲家といえば、近藤浩治さん(スーパーマリオ、ゼルダの伝説)や田中宏和さん(メトロイド、パルテナの鏡、MOTHER)が有名ですが、兼岡さんは彼らのさらに先輩(正確な入社時期は不明だが、田中宏和さんとは同期かも?)に当たります。 兼岡行男さんプロフィール・略歴 本名:兼岡行男(かねおか ゆきお) 生年月日:1948年(詳細は不明) 作曲家デビュー:1981年7月(ドンキーコング)※本文参照 代表作品:ドンキーコング 兼岡行男さんは最初期の任天堂のアーケードゲーム及びファミコンタイトルのサウンドを担当した方です。 兼岡さんの本職はプログラマー・基板開発技術者ですが、音楽の素養があったために1980年頃よりア
ゲーム音楽作曲家列伝「番外編」第8回は「教授」「世界のサカモト」の愛称で親しまれ、日本を代表する作曲家の一人である坂本龍一さんを、ゲーム音楽視点からご紹介いたします。 坂本さんが作曲したゲーム音楽は数少ないのですが、YMOの活動を通じて初期のゲーム音楽に与えた影響は計り知れません。 (2023年4月2日追記) 先ほどネットニュースで知ったのですが、坂本龍一さんが2023年3月28日に死去していたことが報じられました。享年71歳。ご冥福をお祈りします。 坂本龍一さんプロフィール・略歴 本名:坂本龍一(さかもと りゅういち) 通称:教授、世界のサカモト 生年月日:1952年1月17日~2023年3月28日 ゲーム音楽作曲家デビュー:1989年6月(天外魔境 ZIRIA) 坂本龍一さんの作曲家・演奏家としてのキャリアは非常に多彩であり、普通に紹介していくとそれだけで凄い文章量になってしまいますし
ゲーム音楽論では前回、初期のゲーム音楽に課された同時発音数・音色・制作環境の厳しい制約についてお話しました。 そうした制約がゲーム音楽の「ゲーム音楽らしさ」を生んだ要因にもなっていると自分は考えています。 今回は、前回お話した様々な制約にどのような手法で対応し、ゲーム音楽のスタイルが確立されていったか?という作編曲手法的なことに踏み込んでお話してみようと思います。 作曲と編曲(アレンジ)の違い ここで、作曲と編曲(アレンジ)の違いについて少し触れておきます。 まず、作曲と編曲はハッキリした境目があるわけではありません。 これは自分の認識ですが、メインメロディーや曲の根幹を形成するコード進行・絶対に外せないフレーズなど、そのあたりは「作曲」の範囲だと思います。 それに対して、変えても支障が無い部分のコード進行やフレーズの変更、新たなパートの追加、楽器編成の変更など、曲の色付けの部分は「編曲・
前回のコナミ矩形波倶楽部に続き、団体の紹介となります。 1983年に設立されたタイトーのサウンド部門は、1987年頃からZUNTATAを名乗るようになり、その活動は現在まで続いています。 ZUNTATAの歴史 結成:1987年6月 歴代在籍作家:32名 タイトー社内ではサウンドクリエイトへの需要から、1981年から1982年頃に今村善雄さんを中心とした「第5研究室」が設置され、1983年にはサウンド部門となりました。これがZUNTATAの前身です。 1987年6月に発売されたダライアスのサントラからZUNTATAの名義がクレジットされるようになり、以後タイトーのサウンド部門はZUNTATAの名義で制作やライブを行うようになります。 コナミ矩形波倶楽部、セガSSTバンドなど、当時はゲーム音楽の盛り上がりに合わせて、各社ともリアル演奏活動を展開する団体を立ち上げるのが流行になっていましたが、音
今回、執筆をスタートした「ゲーム音楽史」はゲーム音楽の歴史研究連載です。 こういうゲーム音楽関連の読み物を編纂していくことで、最終的に当ブログを「ゲーム音楽資料集」のような感じに出来たらと思いますので、頑張って執筆して参ります! ゲーム音楽の源流 はじめに「ゲーム音楽」は、いつ頃から、どのように始まったのか?という事から書いていこうと思います。 これは、ビデオゲームが発する音のうち、どこからを「音楽」として扱うか?という難しい問題があるのですが、現在、ゲーム音楽の源流とされている重要なタイトルを紹介しながら考察をしていきましょう。 サーカス(1977年1月) 世界で初めてメロディーを奏でたビデオゲームは、米Exidy社が1977年1月に発表したアーケードゲーム『サーカス(Circus)』で、単旋律の短いものでしたが、音階の付いたサウンドを出すことが出来ました。 これ以前のビデオゲームは、ノ
今回からは「ゲーム音楽史」の内容を踏まえたうえで、もっと細かいゲーム音楽の話を「ゲーム音楽論」として展開していきます。 この「ゲーム音楽論」は音楽の中身の話がメインになるので、多少専門的な話も出てくると思いますが、なるべく分かりやすい言葉で書いていきたいです。 ゲーム音楽・ゲームミュージックというジャンル 「ゲーム音楽」という言葉は、クラシックやロックなどという音楽の特徴で分けた音楽ジャンルではなく、ゲームに使用されている音楽全般のことを指すので、言葉としては用途で分けられるジャンル、例えば映画音楽・環境音楽などに近いでしょうか。 その音楽的な内容は、時代や作曲者によって様相が異なりますが、多様な音楽ジャンルの複合体です。 こういう言い方だと、なんだか漠然としていて掴み所が無い感じになってしまいますが、自分は「ゲーム音楽らしい音楽」というのも確実に存在していて、音楽的な特徴もあると思ってい
約半年ぶりの演奏動画になりますが、今回は『真・女神転生』より「自宅」「廃墟」「エピローグ」の3曲をメドレーにしてお届けします。
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