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衆院選
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甲骨文や金文などの古代の漢字は、今よりずっとおおらかに描かれていました。いくつかの構成要素(この文では「部品」と呼びます)から成り立つ漢字は、その部品さえ揃っていれば、それぞれの位置関係には無頓着に、いろいろなかたちの字が通用したことも多かったようです。 このように、発音や意味が同じで、部品の配置だけが違う漢字のことを「動用字」といいます。ウェブサイトを調べてみると、現代にも生き残っている動用字がいくつも載っていますが、「康煕字典」などの古い字書を探すと、もっと多くの動用字を見つけられます。 以下に、「常用漢字(旧字体を含む)・人名用漢字+JIS第4水準までに含まれる字形」のセットに絞って(例外もありますが)、動用字の例を挙げます。左側が常用漢字などですが、右側の字も、古い看板などで見かけたことがありませんか?歴史的に見ると、右側の方が「由緒正しい」字であるものも多いのです。 ★左右と上下
以下の文章は、このHPに掲載するために作成したものですが、ほぼ完成した後に、全くの間違いであることが判明しました。文中に他者をあげつらって「思い込みは怖い」と書いている本人が、思い込みによる間違いを犯してしまいました。ボツにすればそれでいいようなものですが、今後の自戒とするために、あえてそのまま掲載して恥をさらすことといたします。 なお、「正解」は最後に書き加えました。 「抗生物質」という言葉 「抗生物質」を広辞苑(第6版、岩波書店)で引くと、読みの欄が「こうせい-ぶっしつ」と区切られている。この区切りは、「語構成を示すため、語源上からこれを二つの基本部分に分ち、「-」でつないだ。」(凡例)とのことである。 果たしてこれでよいのか。物質はともかく、「抗生」という語は意味をなすのか(生に抗するということは、死ぬためのクスリか?)。もちろん、当の広辞苑にも、「抗生」という語は収録されていない。
公益財団法人 日本漢字能力検定協会が設置していた「日本語教育研究所」が発行する「日本語教育研究」の第9号~第17号(2003~2011)に掲載された論考をもとに、増補訂正や全面改稿を加えたものです。「-」以下はspin offとして、書き下ろしました。 自薦の力作は、「柿」と「こけら」・「棄」をめぐる混乱・「襲」と「おそう」 などです。
表-2 すなわち、柿・姉の旁は(シ)であり、「こけら」・肺・沛の旁は(ハイ)である。前者は、後者の中央に横線がある形であるが、説文解字ではについて「草木が盛んに繁るさま」とし、は部首に従う字で、意味は、木の成長の盛んさを「一横もって之を止める」ことと説明している。 「字統」によると、沛の旁は「木の葉の茂るさまをいう字で、勢いの盛んなものをいう」(沛字の項)、は「標識として木を立て、これを左右より支えている形」(字の項)であり、(ハイ)と「・朿(シ)・市と関係はない」(字の項)としている。5) おそらく、隷書化または楷書化されてから混乱が生じた。康煕字典などの各種の字書においても、「俗に~と作るのは非」などの記載が多い。6) 混乱の原因を究明するには、これらの字書や当時の文書を綿密に調査する必要があるだろうが、筆者のようなアマチュアの手には余る仕事である。ただ、その一端として、前述のとおり、
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