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なごみ系Wikipedia
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株式会社ホロラボに入社しました。アギレルゴコンサルティング株式会社は退社するわけではなく、引き続き研修中心に仕事を行っていきます。 ホロラボとのご縁 ホロラボは、Kinect とか HoloLens をやっているコミュニティのエンジニアを中心に2018年のHoloLens 日本向け正式販売開始を契機に設立されました。私は当時楽天株式会社で Rakuten Technology Conference というのを実行委員の一員として運営していて、そこで、ARとVRに関する展示をしてもらおう、という回があり、その際に、ホロラボ設立直前のCo-Founder、中村薫さんと伊藤武仙さんに出展をしていただいたのがご縁の発端になります。中村さんについては、さらにさかのぼること10年くらい、Shibuya Trac とか すくすくスクラムといった勉強会からのご縁になります。遠巻きにKinectやHoloL
This is a translated article. You can access the original here: Mob Programming – A Whole Team Approach by Woody Zuill モブプログラミング-チーム全体のアプローチ by Woody Zuill Translated by Yasunobu Kawaguchi, Ikuo Suyama and Ken Matsumoto 1. はじめに モブプログラミングとは、チーム全体が同じものを、同じ時間に、同じ空間で、同じコンピュータで作業するソフトウェア開発のアプローチです。これはペアプログラミング[PAIR]に似ています。ペアプログラミングは、2人の人が同じコンピュータの前に座り、同時に同じコードを共同作業するというものです。モブプログラミングでは、1台のコンピュータを使ってコード
コロナ前からですが、リモートでモブ作業をすることがすっかり当たり前になりました。会議を含むリモート作業がうまくいくための条件はいくつか思い当たるのですが、こちらのサイトでシンプルにまとまっていたので、紹介したいと思います。 Remote Mob Programming | How we do Remote Mob Programming. 紹介されている原則は以下の15個です。 Remote Everybody (全員リモート) Camera Always On (カメラは常時オン) Regular On-Site Meetings (定期的に対面で会う) Small Team (小さなチーム) Same Time (同じ時間) Typist and the Rest of the Mob (一人は入力者、残りはモブ) Screen Sharing (画面共有) 10 Minute Int
リサとジャネットの Agile Testing Condensed という短い書籍があるんですけど、これの翻訳をお手伝いしました。権利周りの調整のお手伝いと、翻訳レビューです。 leanpub.com アジャイルテスティングという、日本ではそんなに盛り上がっていない分野がありまして。アジャイル時代にどのように品質を担保するのか、QAやテスターはどのように関わっていくのか、非常に大事なんですけど、なぜか日本ではTDD(テスト駆動開発)やテスト自動化についての注目に比べても、今ひとつ盛り上がっていない感じがします。惜しいことです。 Agile testing is a software testing practice that follows the principles of agile software development. Agile testing involves all me
DevOpsDays Tokyo 2020 は実施・オンライン配信・延期・中止を検討の結果、中止ということになりました。関係する皆様、ご支援いただいている企業様には大変ご迷惑をおかけしまして恐縮ですが、何卒ご理解をいただきまして、今後も引き続きご支援いただければ幸いです。 www.devopsdaystokyo.org 実行委員会での議論はどのように進んだか? 実行委員会での議論の経緯は以下のような感じでした。 まず中止の場合のコストを検討しました。会場費、キャンセルできない渡航費、通訳、あたりはかかってしまうけど、返金はしたいので前年からの繰越金を手当てしても、資金不足になることはほぼ確定しました。しかし、今後関係者に支援をお願いする可能性がありますが、なんとかなりそうという感触を得ました(ここ大事)。 海外スピーカーのほとんどは来日してくれる姿勢でしたので、そのまま開催する案を検討しま
先週末はオープンセミナー広島さんにお邪魔してお話させていただきました。資料は下のものです。資料冒頭で「西島カーブ」の話をしました。 osh-web.github.io speakerdeck.com 前日に観光に行った呉市の大和ミュージアムで、呉の海軍工廠の成り立ちから戦闘艦を国内生産する話を勉強しまして。そこで科学的管理法が連呼されてて、なんだろうと思って調べたわけです。 yamato-museum.com そうしたら、西島技術大佐の「西島カーブ」というのにたどり着きまして。 http://hesaka.sakura.ne.jp/nishizima.html もう10数年前に前間孝則の「戦艦大和誕生」を読んでいた時、主人公であるところの西島亮二が呉工廠で工程管理を行うために生み出された「西島カーブ」なるものが出てきた。しかしこの工程管理手法についての説明は概略のみであり、また造船所勤めと
RSGT2020今年もつつがなく開催できました。お陰さまですごく楽しかったという声を多くお聞きしてほっとしてます。スタッフのみなさんおつかれさまでした。スピーカーの皆さんも高いプレッシャーの中、出来る限りのものをぶつけていただいて、本当に感謝していますし、すごいなーと思います。尊敬します。 すごく雰囲気が良かったというご評価をいただくことが多くて、大変ありがたく感じております。雰囲気作りについて、ちょっと思ったことをFacebookに書いたら長くなったのでブログに転記しました。 カンファレンス会場の雰囲気なんて参加者の人たちが作ってるものなので実行委員はなにもしてません。なるべく会話を邪魔しないで済むように空間を考えたり、大きく声を出して指示しなくても自然と必要な場所に流れるのがベスト。そのために例えば受付では変な人が入ってこないようにリスクを摘み取ってたり、場を壊してしまいそうなリスクを
昨年初参加した、Agile Testing Days のぼっち対策のポスターが秀逸だと思いました。 パックマンルールを常に心がけよう。 Keep the Pac-Man rule, always in mind! 初参加の人や初対面の人が話の輪に入りやすくなるよう、必ず入り口を開けておきましょう、パックマンの口があいているように。 究極の対策でもなんでもないんですけど、このちょっとした心がけを普及させれば、「入れてあげるようにしよう」「入っていいのかも」という気持ちが少しだけ高まる気がします。 パクりたい。
プロダクトオーナーが忙しい、プロダクトバックログ書いてくれないって話をよく聞くんですけど、そのあと話を聞いていくと実はプロダクトオーナーは同じ会社じゃないんです、お客さんなんですっていうパターンがちょくちょくあります。 プロダクトオーナーがやる仕事は結構あります。 ビジョンを持ち、いつ誰に何を届けるかを考え、プロダクトバックログに落とし込む なるべくROIを高められるようにプロダクトバックログを優先順位付けする。 直近の数スプリント分は準備完了(チームが着手可能)にする チームと定期的に話し合ってバックログを見直す(リファインメント) すべてのステークホルダーと話す 予算を取る バックログの内容についてチームからの質問を受けつけ、明確化する チームが完成としたバックログ項目の成果物(出荷判断可能なプロダクトインクリメント)の受け入れ判断をする 受け入れた成果物をリリースすべきときにリリース
RSGT2020の基調講演をやっていただく Jim Coplien さんによる、大規模組織のお話がありました。 この話を聞くのは実は三回目(飲み屋、ウィーンでのScrum Gathering、今回)ですし、ありがたいことに、色んな人に日本語で説明することもあるので、周りの人とも話しながら自分なりの認識がまとまってきました。 いや、お前のまとめなんていらないんだよ、とは思いますが、全体をちゃんと書くのは難しいので(ビデオとっとくべきでした)、ざざっと書いておきます。 人々は組織をツリー構造*1で考えがちで、実際に公式な組織アサインはそのように運営されがちだが、末端のノード間やたすき掛けのようなつながりは自然に起きていて、それによって情報流通の効率性が維持されている。これは、兼務をつけて複数部署にマネージャーを頭出しさせるのとも違うし、マトリックス型組織でプロジェクト運営するのともちょっと違う
実践アジャイルテストの続編である、More Agile Testing の第一章が、アジャイルテストの歴史を端的に書いてていいな、と思ったのでその部分だけ訳してみました。 More Agile Testing: Learning Journeys for the Whole Team (Addison-Wesley Signature Series (Cohn)) (English Edition) 作者: Janet Gregory,Lisa Crispin 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional 発売日: 2014/09/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 第一章 アジャイルテスティングはどのように進化してきたのか 私たちは、それぞれ、エクストリームプログラミング(XP)チームの中のソロのテスターとして「アジャイル」なキャリ
リーマンショックの少し後に出た本なのですが、当時書店で立ち読みしたままで、なんとなくちょうどいまくらいの時期に読むとよさそうかなということで、読みました。 ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階 作者: ジム・コリンズ,山岡 洋一 出版社/メーカー: 日経BP 発売日: 2010/07/22 メディア: 単行本 購入: 8人 クリック: 140回 この商品を含むブログ (43件) を見る うまくいった企業がなぜ衰退するのか 2009年に原著が出ているのですが、ちょうどリーマンショック後の信用収縮が進行しているあたりのようで、序章からその話が出てきます。この研究は5年ほどやっていたそうなので、2009年になったのは偶然で、サブプライムローン問題で破綻したファニーメイについては付録に記載した、とのこと。 本書では素晴らしい業績をあげた企業が、衰退していく例を詳細に追ったものです。前著のBui
大きめの企業でスクラムで回し始めて、ビジネスもうまくいくようになってきたところで、急に訪れがちなのが「体制変更」です。これまで陰に日向に支援してくれた上司や役員の方がいなくなって、新しい方がいらっしゃるという。ここで苦労したり、諦めてしまう例が多いと感じます。 答えはないのですが、雑多な考えをここに記録しておこうと思います。まとまってもいないので、無駄に長くてごめんなさい。 うまくいく確率は論理的に50%を下回る 「新しい人とうまくいく可能性もあるので、50:50じゃないの」という意見もあるかもしれません。しかし、なにかを始めるときはだいたいうまくいきそうな上司や役員を選んで相談するわけです。しかし、人事異動で次に来る人は選べません。ですから、うまくいっていたことがうまく行かなくなったり、説明を求められたり、基本、いままでよりは手間が増えることは確実ですし、その結果、フラストレーションが溜
スクラムギャザリングというカンファレンスの実行委員会がありました。実行委員会といっても、会議をやってるというより、淡々と決めて作業を進める会です。このカンファレンスは2011年からやっていて、来年でちょうど10年になります。紆余曲折ありながらも、ここ数年は実行委員業も枯れてきて、ああうまくいくアジャイルチームってこういう特性あるのかもな、と気づくところもありまして。今日はそのあたりを記してみます。 今日は趣意書の公開まで 今日は 4-5時間ほどで、趣意書(スポンサー向け資料含む)と、スポンサー受付のサイト作成までが終わりました。ちなみにWebサイトまでは終わらなかったので基盤まで整えたところで、次回の作業になりました。 趣意書はこちらです。 日本語: Dropbox - prospectus-ja.pdf - Simplify your life 英語: Dropbox - prospec
ITプレナーズさんで主催しているDevOpsの体験型研修がありまして、見学させていただきました。 この研修はオランダに本拠をおく GamingWorks 社が開発したワークショップをITプレナーズさんが日本語化(のお手伝い)をしたものです。GamingWorks 社はAgileやプロマネ向けのゲーム形式研修を手がけているようなので、今後の拡充が期待されます。 https://www.gamingworks.nl/business-simulations/the-phoenix-project/ 継続的デリバリーの先の世界 ここでいう DevOpsについては、Phoenix Project を参考にしていただくとよいかと思います。当初の DevOps の定義はインフラやデプロイの自動化を中心に考えられたものですが、サイロ化が進行した会社が本当に変化のスピードを上げるためには、組織間の連携や会
日本は長かったゴールデンウィークが開けるということで、戻って働けるのかしらという話が飛び交ってますが、いかがお過ごしでしょうか。引き続き Hunter Industriees にいまして、学んだことをメモしておこう、というエントリです。前回のエントリは単体のモブプロについて気がついたことが中心でしたが、今日は複数モブについてです。 Hunterで学んだことその8: 仕事領域 = モブ != 人 3つのモブを持つプロダクトに参加していているのですが、それぞれのモブは同じコードベースで、別の仕事をしています。モブごとに紙ベースのタスクボードをホワイトボードに作っていて、WIPは1に制限されてます。 これは私がソフトウェアを作る人生の中でも初めて体験したのですが、モブは作業場所なだけでなく、どの部分をいじっているか、も示します。フィーチャーブランチを切らず、トランクベースで開発しているので、同じ
日本方面は、平成最後とか、令和こんにちわ、連休ながーい、という噂を聞いておりますが、私はなぜか米国に来ていて、フィーバーに参加できておりません。アベンジャーズは一応、公開日に観に行きました。字幕ないし、アメリカンジョーク(推測)とかは聞き取れなかったんだけど、そんなのどうでもいい感じの映像美でしたね。 Hunter Industries にお邪魔してます モブプログラミング・ムーブメントを生み出した、Hunter Industries に来てます。2年前に半日だけお邪魔したんですけど、モブ自体には参加してなくて、もうちょっといろいろわかりたいな、と思いまして。1月にRegional Scrum Gathering で来日してくれた、Director のクリスさんにお願いしてみたら、いいよーってことだったので、お邪魔しに来ました。 ビザの関係で生産活動には従事できないのだけど、横で立ってるの
沖縄でみんなでつくった Fun! Done! Learn! が広がりをみせていて、作った人の一人としてとても嬉しいです。ちなみに私の貢献は寝坊して起きてきた朝に「いいねそれ!」って言ったことと、「Deliverは長いし、汎用性考えるとDoneのほうが使いやすそうだし、なにより英語でも日本語でも語呂がいい」って主張したくらいです。つまりだいたい私のおかげだと思っております(壮大な勘違い)。 yattom.hatenablog.com 大事なポイントは、私たち、全然教えてないのに、これだけ広まって、成果の声が届いていることです。これは、なんかすごいものを、見つけてしまったのではないかと感じています。みなさんの共通の、心のなかにあったものを、見える化できたんじゃないかと。 このエントリは、私の心の中にあったものを、書き出してみたものです。Fun! Done! Learn! とは一体なんなのだろう
Regional Scrum Gathering Tokyo 2018で基調講演をしていただいたRechard Sheridanさんの講演の書き起こしが、ログミーTechさんで公開されました。3回にわけて毎日更新だそうです。 logmi.jp ネガティブイベント、官僚化、そしてシャドーIT ネガティブイベント、つまり悪い物事が起こると、組織が反応を起こしますよね。ソフトウェア業界であれば、それは分厚い本のようなものです。文書による承認、委員会の招集、ミーティング、誰かが承認しないといけない申請書で埋め尽くされた分厚い本です。ソフトウェア開発のライフサイクルといった書類です。私たちは、カオスから脱却しないといけません。そしてその分厚い本を司るプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)を設立します。 そして官僚主義に至ります。全く仕事が終わらない状態(カオス)から脱却しようとしたのに、今度は仕
アジャイルコーチとして社内でスクラムを始める人のサポートをちょくちょくやってきたのですが、一番多い質問の一つが「緊急の割り込み仕事が多くて予定が立たない」です。作業をどうやって安定させるかはスクラムの本線なのでチームで考えるとして、結構ストレスなのが、割り込みたい人への対処だったりします。 むしろ緊急にして持ってくる人がいる 割り込みを持ってくる人は断られないようにむしろ緊急にしてから持ってくる傾向があります。列に割り込んで一歩でも前に出られたなら承認欲求が満たされるケースとか。私が責任者だから私の意見が通らないといけないと思っているとか。 透明性を担保して相手も理解できるようにする 透明性と心理的安全性を確保して、早めに相談する方が得な環境を作れるといいんじゃないかなぁって思います。スクラムだと、プロダクトバックログを透明に保って、誰でも見られるようにして、その上で何番目にその案件を位置
RSGTの来年の会場である御茶ノ水ソラシティさんの見学をしました。そのあとスタッフ打ち上げ。 RSGTのスタッフの合言葉は「頑張らない」です。カンファレンスの運営って、お祭りなので頑張っちゃう、おもてなしなので張り切っちゃう、非日常なので情熱をぶつける...いつも以上にパワーが出てしまうものだったりします。 スタッフが燃え尽きないカンファレンス ですが、終わった後で「疲れたなー。もういいや」って思った人は、翌年の開催の時にはスタッフをやってくれない可能性が高くなると思うんです。毎回ボランティア集めに奔走したり、業務命令みたいな形でお願いするのは、実行委員の負荷も上がってしまって...。 なので私はどのカンファレンスの運営でも「スタッフが燃え尽きない」ことを第一に目指しています。誰も燃え尽きなかったとは言えませんけど、スタッフの負荷が上がるようなタスクや要件を増やさないこと、あるいはやめてし
こんなご相談をいただきまして。 スクラムマスターは支援者だとは思っているんですが言葉が難しく…提案や促し?ではなく「指示」なってしまう場面があり上手く出来なくて うーん、まあそんなに焦らず、刺激を与えたらその反応を、じっくり観察していきましょう。ってなアドバイスをしまして。 スクラムマスターっていうのは、人を変えるというか、理解を促したり、姿勢を矯正していくような仕事なので、「30m走りなさい」って言えるPOとはちょっと違ってですね。人間という複雑なものを複数束ねたチームというのを扱うので、とにかく刺激->反応を見るを繰り返すしかなかったりすると思います。 なので、「こうしてほしい」に「はいやります!」っていう変化は単純、もしくはうわべだけなので、もうちょっと本質的な深い変化を観察する必要があるかなと思います。 問題 (ミーティングが長い) -> 対処 (短くしたほうがいい) ... では
8月にサンディエゴに行った時に感動した電動スクーターシェアですが、日本でもAnyPayが福岡市で実験を始めるというニュースが流れてきました。 kawaguti.hateblo.jp prtimes.jp ...という昨今なのですが、東京近郊でもはじめたいという熱い想いで「いまできること」からはじめている、Kimさんのスクーターシェアの情報をいただきまして、さっそくですが、試乗させてもらってきました。 ナンバー取得済みの電動スクーター!公道を走れます(要原付免許、ヘルメット) 光栄なことに私たちが最初のユーザーだということです。わーい。 機材はシンガポールの企業が作っているものに、ミラーやウインカーなどを追加で装備して、ナンバーを取得しているとのこと。 説明を受けて、ヘルメットをつけて、公道へ! Scoot20190113 電動スクーターは、スクーターみたいに場所取らないので、都市部の足に最
前回のエントリもずいぶん多くの方に読んでいただいたようで、大変驚いております。 kawaguti.hateblo.jp さらに、いただいたフィードバックから、もう一点補足した方がよいかなと思いまして、このエントリを書き始めました。補足の補足ですみません。 リーダーがITを学ぶのが早いか、IT技術者が経営を学ぶのが早いか 前回、IT技術者ではないキャリアを歩んでいる方々がプログラミングを学んだ事例としてジャパンタクシーの川鍋社長のエピソードと、若手向けプログラミング研修の例を出しました。 ビジネスマンがプログラミングを学ぶ価値 アジャイルジャパン2018で、ジャパンタクシーの川鍋社長が話していたことが印象に残っています。川鍋さんは正月休みを利用して、1週間詰め込み型のプログラミングスクールに行き、Railsを使ったプログラミングを学んだそうです。そこで発見したのは、「一文字間違えただけでも動
昨日のエントリは思いがけずアクセスをいただきまして、はてブのホッテントリにものったようで、驚いております。ありがとうございます。ここのところお腹の中にぐるぐるしている思いを新年にかこつけて吐き出した記事で、切れない「なまくら刀」のような後味で申し訳なく思っております。 kawaguti.hateblo.jp この記事の中で、業務知識という言葉の定義を曖昧なままに使ってしまって、ブクマコメントで「業務知識とはだな...」というご教示をいくつかいただきました。ご指摘ありがとうございます。 SIerで業務知識といえばお客さんの業務に関する知識 システムインテグレーター(SIer)方面の方は「(自分たちはIT知識を持っている前提で)、ユーザー企業の人が持っているべき知識のことを業務知識と呼ぶ」という認識なのだろうと認識します。そういえば、10年以上前になってしまいますが、業務知識はSIerに必要か
2017年1月に米Microsoftに遊びにいって感じたことを、そのあといろんな人に伝えてきたのですけど、ブログには書いていなかった気がしますので、年頭にあたり書いておきます。 機動警察パトレイバー アーリーデイズ | Netflix (ネットフリックス) ツアーの際に現地で講演してくれた方の1人が河野さんで、ありがたいことに翌年のRSGTで基調講演していただきました。(もう1人Chap AlexはDevIpsDaysでお呼びできました。) 米Microsoftで働く日本人エンジニアが語る、“楽しく開発”するために必要なこと - Part1 - ログミーTech ここで痛感したのは、ビジネスに必要な業務知識を経営層・マネジメント層が持っていないと、もう儲からないんじゃないか?ということです。ソフトウェアに関する業務知識というと、コンピュータサイエンスだったり、もうちょっと基本的なレベルで、
このエントリはRSGTアドベントカレンダーの非公式な27日目の記事です。 adventar.org 昨日は非公式な26日目としてきょんさんが「#RSGT2019 の歩き方 - うさぎ組」について書いてくれました。当日どんな風に過ごしたらいいか、大変参考になるお話だったかと思います。私は前回「RSGTのセッション採択はどのように決まるのか - kawaguti’s diary」というのを書きました。カンファレンス関係者しかうれしくなさそうな内向きの記事だったわけですが、長らく書き出そうと思って書いてなかった内容だったので、個人的には大変満足しています。 あと、ログミーさんの方で、昨年の基調講演であった河野通宗さんの記事がでています。改めて読み返して、本当に素晴らしいお話だったなと思います。 logmi.jp さて、今日のお話は、またカンファレンス運営に関する話をしようと思います。 非営利カン
ykmc09.hateblo.jp 横道さんにやたら褒めていただいたRSGT実行委員会の作業ですが、一つ大事な文化があるとおもってます。「集まった時に、議論や検討より、できる限り作業を進める」という文化です。 どうしてもみんな集まった時に議論とか意思決定をやりたくなっちゃうんですよね。いろいろ決めるんだけど、そのあと別れてからの実行ができなくて、次に集まった時にまた同じ議論しちゃったり....。前に来てなかった人が蒸し返して、進めてる人との間で雰囲気悪くなったり。 これ原因は、作業が前に進んでないところだと思うんです。特にコミュニティは主業務じゃないでしょうから時間取るのも大変。そりゃうまくいかないです。 作業を終わらせるために意思決定するわけですから、時間内に作業まで進めれば、結果見てOK/NGのフィードバックも得られます。セッション募集などすぐに結果がわからないものも、作業結果(募集サ
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