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アメリカ大統領選
kenn.hatenablog.com
ちょっと前にTwitterでAPIのバージョニングをどうやるかみたいな話をしていたのですが、そのへんもやもやしているので少し整理しておきたいなと。 APIのURLを/api/v1/*とかってやるの、やめたほうがいいとおもうんだけどなぁ。いざv2を作るとなったときに、大量のコピペが発生して後悔するよ、って伝えたい。— Kenn Ejima (@kenn) February 28, 2014 さて、これについて色々と異論・反論も含めた意見が出たのですが、まずは、大昔にURL方式(=コントローラ分割)でやってきて後悔したぼくが、(5年ぐらい前から)現在はどうやってAPIのバージョンを管理しているか?について紹介します。 基本原理としては、コピペが多発する根っこで分岐(=コントローラ分割)じゃなくて、必要最小限のところで限局的に分岐するのがいい、という考え方に基づきます。 一言でいうと、「パラメー
思いのほか前回のRailsプチ・デザインパターンの紹介に反応があったので、こういう小ネタも出していったほうがいいのかな、ということで第二弾。 ソーシャル系アプリだと、ユーザとユーザを関連付ける多対多のモデルがたくさんでてきます。たとえば、一般的なところではフォローとかブロックとか足あととか。さらにデーティングサイトになると、ウィンクだったり、Secret admirer(こっそりlikeするけど両思いだったらおめでとうって通知がくるってやつ)だったり、いろいろなモデルがこのパターンにあてはまります。 この場合、「AがBをフォローしている」「BがAをフォローしている」「AとBがお互いにフォローしている」という3つの状態があるわけですが、相互フォローの状態は「AがBをフォローし、かつBがAをフォローしている」と読み替えてSQLでも記述可能なので、以下ではシンプルに単方向のグラフで全てを扱うもの
おそらく多くのソーシャル系アプリにあてはまるRailsのプチ・デザインパターン的な話。 ぼくが今やっているEast Meet Eastには、ユーザごとに数多くのプロフィール属性があります。名前、性別、生年月日、郵便番号、職業などなど、カラム数にしてざっと25個。これを、全部ひとつのusersテーブルに詰め込むのは、コードの見通しという観点からも性能の観点からも、あまりよろしくありません。 なぜならば、ユーザ関連の情報を扱う局面としては主に メールアドレスとパスワードなどを使ってログインする(アカウント情報) プロフィール情報で条件を指定してユーザを検索・推薦する(プロフィール情報) という2つの独立性の高いユースケースにわかれるため、ログイン処理をやってるときにはプロフィール情報はいらないし、プロフィールを検索してるときにはメールアドレスやパスワードをロードするのは無駄です。また、開発やデ
年々、ウェブアプリを開発するときにテストを書こうという機運が強くなっていると感じる。 これは、開発パラダイムの成熟を意味することであり、基本的に良いことだと思っている。 しかし同時に「テスト原理主義」とでもいうような極端な考え方もでてきていて、開発スタイルをめぐって摩擦が起こっている。 そして、この議論は「テストは、ないよりあったほうが良いよね」という、微視的には誰も反論できないロジックに押し通されがちで、「地獄への道は善意で舗装されている」の典型的な現象に見えて仕方がない。 テストを書かない、というと背景にどんな深い考えがあっても素人くさく聞こえ、逆にテストを書くというだけで良いプログラマーに見える、という非対称な化粧効果がある。ソフトウェア・コンサルティング会社がテスト好きなのは決して偶然ではない。 ソフトウェアというのは、結局のところ、動いてナンボ、使われてナンボである。 期待するも
はてなブログ、使いやすいので気楽にいろいろ書きたいのだけど、なぜか本腰で書く気になれない。 理想的なブログツールを求めて自分でブログツールを開発してみたり、その途中でGhostを見かけて、やりたいことがほぼ同じだとわかったのでもう自分で作らなくていいやと応援する側に回ってみたり、と右往左往している。 そんな風に逡巡してる理由を自分なりに考えてみたんだけど、一言でいうと「ここにはエクスポート機能がないから」に集約される気がしてきた。実際、Ghostのフォーラムでも同じ質問をしている。 TwitterやFacebookのようなフローで垂れ流しのサービスなら、あまりそういうのは気にならない。そもそも情報を整理する目的で使ってないし、どちらかというとチャットの延長上でS/N比が低いから、再利用性の高い情報をそこに貯めていこうという動機が、ハナからない。 でも、ブログは違う。ブログは、ふわふわと浮い
以前から予告していた、新しくはじめるスタートアップの件について、いよいよご紹介します。 パートナーは時岡まりこ。オックスフォードのMBAで、ロンドンのスタートアップQuipperの共同創業者兼COOをやってきていた人です。 やることは、アメリカやイギリスなど、主に英語圏の欧米諸国に住むアジア人向けのデーティングサイト。名称はEast Meet East。 アジア諸国は経済の発展がめざましく、人口ボーナスもあって、ますます世界の移民動態における存在感が高まってきています。でも、西欧諸国に住むアジア人は、自分が育った環境と比べて文化的なギャップが大きいので、似たようなバックグラウンドの友人・恋人とまじわる傾向があります。もちろん、あえて故郷を振り返ることなく現地の人と結婚したりする人もいるのですが、全体の統計レベルでみるとやはり圧倒的に同一民族内での結びつきが多数派です。 いろいろな人と付き合
7月にラスベガスへ引っ越してきてから、あっという間に2ヶ月近くが経ちました。 思いがけず仕事の変化が重なって、忙しすぎてアップデートできなかったのですが、忘れないうちにラスベガス生活について書いておこうと思います。 意外に過ごしやすい気候 まず最初に、一番心配していた気候について。到着した当初が気温のピークで、華氏113度(摂氏45度)という超絶猛暑だったのですが、結論をいえば「意外と問題ない」。むしろ、先月に出張で行った東京のほうが蒸し暑くて不快感が強かったです。 というのも、ラスベガスは湿度がほぼゼロの砂漠気候。これだけ気温が高くても、汗ダラダラということがありません。汗かきの人間にとっては、全身が汗だくになって、それが冷房で冷やされるというのが究極の不快感なのですが、そういうことが起きないのです。汗かきでない人にとっての夏というのはこういう感じだったのか、とある意味で新鮮な経験です。
前回、サンフランシスコからラスベガスへ引っ越しますという報告をしてから1ヶ月が経ちました。実はこの間、怒涛の1ヶ月でした。 まず、あの直後にパンカクの事業がコロプラに譲渡されることが決まりました。そして、7月31日をもってパンカクを正式に退職することが決まり、この4年間の旅は終着点へとたどりつきました。 思い返せば、2009年にインフォテリアUSAを閉鎖することが決まったとき、日本発のiPhoneアプリとして堂々の全米No.1を獲得したLightBikeというゲームを作っている会社から、「このゲームの人気を軸に対戦ゲームのプラットフォームを作って一緒に米国市場を攻めないか?」と、代表のやんくんから声をかけてもらったのが、パンカクとの運命の出会いでした。 その後、Pankiaと名付けられたそのプラットフォームは、iOS / Android / サーバサイドそれぞれ1-3名からなる少数精鋭のチ
明日から、8年間住んだサンフランシスコ・ベイエリアを離れてラスベガスに引っ越します。 びっくりでしょ。いやー自分でもびっくりです。なんせ、そんなことは数ヶ月前までは考えたこともなかったからです。ある日の突然の思いつきで、ラスベガスにコンドミニアム(日本でいうマンション)を購入することを思い立ち、そこから3週間後には現地で契約書にサインしていました。いわゆる衝動買いというやつですかね。。。ともかく、あっという間でした。 で、このことを言うと、色々な人に「なぜ?」と怪訝な顔で聞かれるので、自分自身で整理する意味でもきちんと書いてみようと思いました。 結論をひとことでいうと「経済的な合理性」なのですが、まずは背景から。 高騰する家賃 サンフランシスコは、家賃がどんどん上がっています。どのぐらい高いかというと、2013年の現在、1ベッドルーム、日本でいう1LDK的な間取りの平均家賃が$2,700で
id:stanaka のLTSVがバズってるみたいなので乗ってみた。(Hacker Newsにもポストしたんだけど、瞬時に流れてしまったよ。。) Nginxでの設定を(主にキーの命名で)1時間ぐらい試行錯誤した結果、とりあえず以下に落ち着いた。 log_format ltsv 'ts:$time_iso8601\t' 'ip:$remote_addr\t' 'method:$request_method\t' 'path:$request_uri\t' 'status:$status\t' 'size_req:$request_length\t' 'size_res:$bytes_sent\t' 'size_body:$body_bytes_sent\t' 'time_req:$request_time\t' 'time_app:$upstream_response_time\t' # '
アンケートがきたのだけど、欄が狭かったので、こちらに書きます。 ひとことでいうなら、「あと一息で完璧」です。 まずシンプルで使いやすい。ベースデザインが見やすくなった。字がでかくてHigh DPIな環境で使いやすい。軽快に動く。テキストエリアがでかい。こういう、「ブログを書きたくなる」要素については、大満足です。 さらに、はてなブログには、(日本国内の)他社にない、決定的に良い点があります。 それは、「はてな記法」の存在です。 はてな記法が使えることには、WYSIWYGエディタにありがちな、モデルにビューが入り込んでるような気持ち悪さのない、「データをデータとして扱える」「exportしたときにゴミがない」「かといってHTMLみたいにpタグで囲む必要なく、改行だけでパラグラフを切れる」「本文を書くことに集中できる」という絶大なメリットがあります。はてな記法は、はてなブログ最強のアドバンテー
2011年も終りが近づいた昨今、日本の市場が今後どんどんシュリンクしていくことは、もはや子供でも知ってる周知の事実なわけです。 そういう時代にあって、開発者が日本語環境のマシンを使い続けることの意味は、よくよく考えたほうがいいと思うわけです。 個人的には、「世界中で使われるサービスを作りたい」といってる開発者のマシンをみて、キーボードがJISだったりOSが日本語だったりすると、もうその時点でかなりガクッときます。 とくに完全なる国際化が実現されているMacなら、キーボードさえBTOでUS仕様にしてしまえば、アメリカで売ってるMacと100%同じものになります。逆に言うと、アメリカで買ったMacでも、そのまま何の問題もなく日本語が使えるわけです。(実を言うと、現在アメリカのApple Storeでは、日本語JIS配列のキーボードを選ぶことさえできるようになっています) 買ったばかりのMacを
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