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書籍の分野ではなかなかないことなのですが、2019年の1月に登場した「FACTFULNESS」が一年を経て再びベストセラー1位になり、部数も80万部を越える大ベストセラーになっています。 著者の故ハンス・ロスリング氏が公衆衛生学者としてとても有名だったこと、それが現在の新型コロナウィルスのパンデミックについて考えるきっかけを与えているということも背景にはあり、先日は翻訳者の関美和さんがテレビに出演されてコメントをしていたりなど、本書があらためて注目されているわけです。 ここまでベストセラーになると、まだ読んでいない、ちょっとひねくれた人は「なにが正しいものの見方なのか、教えてもらう必要はないよ」と思ってしまうかもしれません。しかし本書の凄さは、実は「何が正しいのかを教えていない」こと、むしろ「正しいものの見方がいかに難しいか」を教えている点にあるといったら、興味が湧くでしょうか? 非常事態
そんな折に、ちょうど同じようなテーマについて専門家に取材をしている記事を Vox で見かけました。「なぜ、いま本を読むのが難しいのかを神経科学者にきいてみた」というタイトルです。 取材に応じたのはユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの神経科学者のOliver J. Robinson氏で、あらかじめ結論を言っておくと、この記事の中では「なぜ」の部分と「読書ができない」の部分を明確に結びつけて結論づけるのは難しいとしたうえで、不安というものの性質を知ることが鍵になると説明しています。 恐れと不安の違い 「もし私が蜘蛛が嫌いで、目の前に蜘蛛が現れたとしたら私は恐怖を感じるだろう」と氏は説明します。ここで「恐怖」という言葉にあてられているのは “fear” という英単語です。この恐れは、蜘蛛が目の前からいなくなれば、原因がなくなりますので解消します。 しかし、と氏は続けます。「もし誰かが、『この部屋
Lifehacking.jpは2007年に現在の形で開設されて以来ずっとWordPress上で運営されていましたが、ここにきて維持管理の手間がかかるようになってきました。そこで今回、新しい技術で作り直すことをしました。 採用したのは、技術者のあいだではすでにここ4-5年で利用が広まっている静的サイトジェネレーターという仕組みで、数あるそうした仕組みの中でも今回は Go言語で書かれた Hugo を選んでいます。 管理の手間とセキュリティ、そしてなにより執筆の手間 移行した理由はさまざまありますが、大きいものとしてWordPressの管理がしだいに負担になってきたのが挙げられます。 最近ではWordPress自体のアップデートもプラグインのアップデートもJetPackを経由で自動的にできるようになったとはいえ、プラグインの相性を考えると自動ばかりだと痛い目を見るのがWordPressの管理です
コロナウィルスの影響で自宅からリモートワークをしている人が増えていますが、会社などからPCが支給されていない場合には、ふだん自宅で使っている端末を仕事で使うときに誘惑が多いという問題があるかもしれません。 もちろん仕事上のアプリが入っていなかったり、必要な情報にアクセスできないことも問題なのですが、ふだんくつろいでいる時間に自由に使っている端末を仕事に利用するときには、ついついいつもと同じ手癖でブラウザを開いてしまったり、気づけばSNSにアクセスして時間を無駄にしているということもあるでしょう。 こうしたときに登録したサイトを設定した仕事時間中にブロックする仕組みを作っておくと、自分の意思で管理しなくても、集中すべき時間に不必要なサイトにアクセスすることを避けることができます。 それを簡単に実現できるのが Chrome の拡張機能の StayFocusd と Freedom というサービス
iPhoneのホーム画面は、放っておくとしだいによく使うアプリとまったく使わないアプリが錯綜して使いにくくなっていきます。 年始はそれを整理するのにちょうどよいタイミングですので、たくさんのアプリを削除し、ホーム画面を調整するようにしているのですが、その出来上がった状態を動画にしてまとめておきました。 定番のSNSアプリや、音楽アプリはだいたい一、二画面目に入っていますが、相対的に知っている人が少なそうなものには: Dynalist: アウトラインプロセッサのサービス Habitify: 習慣形成のサービス Bookly:読書習慣のデータを取るためのサービス Lumafusion 2:iOS上の動画編集アプリ Ferrite:iOS上の音声編集アプリ Working Copy:iOS上のGitHubクライアント あたりがあるかと思います。 ホーム画面の下の2行は空けておく ところで、私は最
お正月は一年の目標を立てているひとも多いと思いますが、そういえば去年の目標は結局どうなったのだろうか? そもそもどれだけ実行できたのだろうかと思っている人も少なからずいると思います。 たとえば「健康に気をつける」といったように、曖昧でどのような行動をとればいいのかわからないものであったり、「仕事を頑張る」のようにどれだけ実行すれば成功したといえるのかわからない目標は、どちらかといえば思いつきに近いものです。 数値目標や、意識の高い達成感のある目標のほうが良いとは限りませんが、すくなくとも達成できたかを可視化できるという側面は思いつきよりはましです。 こうした新年の目標について、投資家の藤野英人さんがFacebookに毎年公開で投稿されている箇条書きのリストがとても参考になります。藤野さんはこれらの目標について一年の終わりに振り返りをされているのですが、「成功した」「達成できた」というものか
ストレスは悪いことはもちろん、良いことがあっても、いついかなるときでも発生していると私の高校の心理学の先生が教えてくれたのをいまも覚えています。なぜ、良いことがあってもストレスを感じるのですかと質問したところ、先生は「すべての変化はストレスになる」と答えたのでした。 先日、FacebookでシェアされてきたNHKの番組「キラーストレス」の特設ページが、そのことを思い出させてくれました。過去一年の引っ越しや、仕事の変化などといったライフイベントに起因するストレスを数値化するというテストなのですが、合計点の部分には以下のように書かれていました。 260点以上:ストレスが多い要注意の段階 300点以上:病気を引き起こす可能性があるほどストレスが溜まっている可能性がある段階 それならば、自分はせいぜい100点か、200点くらいだろうかとテストをうけてみると答えは意外なことになりました。な、792点
なんだか最近はEvernoteの話題を聞くことも少なくなってきましたが、YouTubeでCEOのイアン・スモールさんが慣れない動画撮影で頑張っている通り、背後では地味な改善が進んでいます。 先月はサーチ関連がどのように改善しつつあるかといった紹介があって、うんうん、こういうのでいいんですよこういうので、と思ってみていたりします。 また、モバイル版の見た目の統一、タグの統一、スケーラビリティーなど、地味な部分がどんどんと良くなっています。革命的ではないかもしれませんが、なんだか最近ラクに使える気がするという瞬間がふえているわけです。 今年の5月にはβ版エディタが一部ユーザーに公開されていましたが、おそらくもうほとんどの人がオンにできる状態になっているのではないでしょうか? もしまだ使ったことがなければ、ぜひいちどEvernoteのウェブ版を触ってみてください。「Evernoteって、ウェブで
noteについての初の解説本「noteではじめる新しいアウトプットの教室」が刊行されました。 著者は情報発信についてはトップランナーであり続けているブログ「ネタフル」のコグレマサト(@kogure)さんと、クリエイティブ・プランナー でブロガーの まつゆう* (@matsuyou)さんです。 刊行にあわせて一冊、ご恵贈にあずかりましたので、私からみた本書の魅力を紹介したいと思います。 クリエイティブの極意をさりげなく伝える 表紙もタイトルも唐木さんのベストセラーである「新しい文章力の教室」を踏襲している本書は、ウェブサービスの使い方だけを列挙したよくあるタイプの操作解説書とは一線を画しています。 なるほど最初から読めば、どのようにしてnoteのアカウントを作成し、プロフィール欄の見た目を良くして、初めての投稿ができるのか操作方法を理解することができますが、読者はそれと並行して大切なノウハウ
最近ではノートパソコンをメインのパソコンにしているひとのほうが多いと思います。場所はとりませんし、持ち歩けますし、いいことばかりなのですが、一つだけ悩みになるのが姿勢です。 ノートパソコンを使っているとどうしても視線が下向きになってしまいますので、頭は前傾になりがち、特に首に力がかかってとてもつらいのです。私も先日まで MacBook Pro をメイン機にしていたときはキーボードスタンドを使い、Bluetoothキーボードで操作するということをしていました。 でもそうすると、スタンドが邪魔になってしまいますので、わざわざ場所をとらないようにした意味が半減してしまいます。そしてもちろん、出先では使えません。 というわけで最近話題になっているのが、この折り紙のように折りたたむことのできる軽量のノートパソコンスタンド「MOFT」です。 興味があって「これ良いんですか?」と聞いたところ、国内正規代
「ひらくPCバッグ」「かわるビジネスリュック」のスーパーコンシューマーから、ブロガーのいしたにまさきさんプロデュースによる新製品、「ひらくPCリュック」が登場しました。 なんだ!そのままだな! と思われるかもしれませんが、実際に触ってみた印象もそのままです。リュックというよりも背負える大きなカバン。つまり「ひらくPCバッグ」のコンセプトをそのままもってくることによって、リュックという形がもっている機能性に変化を加えている製品、それが「ひらくPCリュック」なのだと思います。 先日開催されたお披露目のイベントでレビュー用にグレーの色のものを一個いただきましたので、写真たっぷりに、その見た目と機能を紹介したいと思います。 三角形を2つ重ねて、空間を二重化する 「ひらくPCバッグ」の特徴は三角形で直立すること。そしてその形状のおかげでバッグの上の方までものをいれて重心を高くすることができるという点
習慣作りは小さな行動の記録と繰り返しが基本です。 習慣作りをなにか巨大なプロジェクトのようにとらえ、実行できるかさもなくば失敗か!などと深刻に考えてしまうと、なかなか生活に行動が定着しませんし、うまくいかなかったときに自分の意志の弱さを責めたりといった無駄な思考が生まれます。 たとえば朝に早起きをしたいという習慣も「朝6時に起きることができるか否か」という行動ではなく「前の夜に◯時までに眠る」「何時以降はコーヒーをとらない」「睡眠時間を6時間確保する」「疲れをためない」といった要素に分解したうえで確率を高めてゆくほうがうまくいくのです。 生活を無数の小さな習慣に分割し、それぞれを実行できた小さな勝利をフィードバックさせていけば、やがて全体の達成率の確率が上がっていきます。そうしてゆっくりと望む方向に行動を定着させてゆくのが、楽なうえに実効性の高い習慣作りです。 しかし行動の数が5つ、6つ以
GoogleドライブとGoogleフォトは、同時期に互いに依存して開発された経緯もあっていままで多少わかりにくい関係にありました。 Googleドライブには「Pictures」フォルダがあり、ここに保存したファイルはGoogleフォトにも同期されます。しかしこの同期というのがやっかいで、Googleフォトにアップロードされたからいいだろうと思ってドライブ側で消してしまったり、Googleフォト側で消してしまうともう片方のサービスでもファイルが消えてしまいます。うっかり大事な写真を消してしまって、この動作を意識するようになったという人もいるかもしれません。 同じように感じていた人は多いようで、こうして連動しているのが直感に合わないという理由で7月から挙動が変わるようです。Googleのブログ記事によれば具体的には: Googleフォトに追加された写真や動画は、Googleドライブ側に表示され
クラウド上のノートサービスEvernoteについてはここしばらくは目立った新機能もアップデートもないままユーザーが離れるだけの数年間でした。しかしようやく、ほんとうにやっと何かの変化があるかもしれません。 2018年の10月に新しいCEOに就任したイアン・スモール氏が、いま取り組んでいるEvernoteのアップデートの舞台裏について短いビデオシリーズを作成しているのですが、そこにはやがてやってくる新機能や、業界スタンダートからみて遅れてしまった部分の改修が見えてきます。 なにより、本当に久しぶりにプロダクトとしてのEvernoteをどうしようかという話が具体的におこなわれているのです。信じられないという、Evernoteに幻滅してしまった人も、一度はこれらの動画を見てほしいと思います。 プロダクトについての会話 たとえば、以下の動画はEvernoteのいささか壊れている検索機能をどのように
クラウドストレージDropboxから、個人向けのPlusプランの容量の増加と機能の増強が発表されており、これまでチーム向けのProfessionalプランのみだったスマートシンク機能が利用可能になっています。 Dropboxは基本的にフォルダ内の全てのファイルを同期しますが、スマートシンクを利用すればファイルやフォルダをクラウド上に保管しておき、必要なときだけローカルにダウンロードすることができます。いわばスマートフォンのDropboxと同じような使用感で、ノートパソコンのストレージが少ない場合には重宝します。 容量も2TBになり非常に魅力的なのですが、macOSの機器やiPhoneがメインの人には同じく2TBのiCloudプランがあります。このふたつのどちらを利用するのがいいか、ちょっと悩みます。 かなり信頼できるiCloud同期。使い方しだいで選びたいDropbox Plus iClo
バレットジャーナルは、箇条書きの点を弾丸(バレット)になぞらえたノートの記法です。英語圏で話題になり、日本でも Marie さんの「『箇条書き手帳』でうまくいく」の紹介などを通してすっかり定着しましたね。 それでもまだまだバレットジャーナルの考え方は文具やノートを愛好する人々などが中心で、もっと、この百倍くらいは広がっていてもいいのではないかと思っています。 バレットジャーナルといえば、画像検索をすれば例がたくさんみつかる高速記法の手法や、月カレンダーのテンプレート、索引、習慣ログの付け方といった、見た目に美しくて楽しいノート術が注目されます。ともすれば、バレットジャーナルというのは「書き方」を学ぶものなのだというメッセージが強めに広まりがちです。 しかしついに登場したバレットジャーナルの原典、ライダー・キャロル氏による「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」ははるかに深い、記法の奥に
電話であれ、書類を書くのであれ、食事や友人との会話も、すべて20分で終わらせるべきです。異論は認めません。 すくなくとも、真剣なのか冗談を言ってるのかわからないThe Outline のこの記事の著者はそう思っているようです。 Everything should take 20 minutes | The Outline 理由はこの記事のなかでもきちんと説明されてはいません。 10分は作業をする時間というよりはちょっと寄り道をした程度の時間の使い方で、30分以上一つのことをしているのはその時間をつかってTV番組が見られたのに!という気持ちを引き起こしてしまうのがその理由だというのですが、なるほど30分の作業は一時間と質的に似たようなものだというのはあたっているかもしれません。 犬の散歩も、飲み会で一つのドリンクを飲み干して話題を変えるのも、スマートフォンでアプリをいじくるのも、すべて20分
アダム・サヴェッジ氏は、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、アメリカだとかなりの有名人です。 インダストリアル・デザイナーとして IML でスター・ウォーズ Ep1 「ファントム・メナス」やEp2「クローンの攻撃」に参加し、映画「マトリックス・レボリューションズ」では特殊撮影も担当しています。近年だと、都市伝説を科学的にチェックする番組 MythBusters のホストの一人としても知られており、デザイナー、テレビパーソナリティなどとして活躍しています。 そんな彼の著書「Every Tool’s a Hammer」が登場しており、Wired で彼の仕事ぶりについて書かれた抜粋が記事になっていました。これが、リストづくりをするひと、タスク管理をするひとにとって必読の内容になっています。 チェックボックスからやる気を生み出す クリエイティブな仕事をしている人がたまに口にするのが「創造
ブログを書いていたり、著書をもっていたりすると、ときとして他の著者の本をレビュー用にいただくこともあります。本ブログでもそうした記事をこれまでにいくつも書いてきました。 その根底にあるのはもちろん、紹介することによって読者に興味を持ってほしいという気持ちです。ですから興味をもってもらえる言葉が書けない場合は、タイミングが悪くて紹介できないことや、本ブログの趣旨にあわないので紹介できなかったことも過去にはあります。 しかしたいていはツイッターなどで「送ってくださってありがとうございます!」とつぶやきます。それは著者や編集のかたへの感謝と敬意ですし、読んでくださっているフォロワーのみなさんに簡潔に本の紹介をしたいからです。 …という簡単な話なのですが、どうも簡単には済ませることができないかたも世の中にはいるのが話題になっていました(ちょっと汚い言葉のツイートなので一瞥して読み飛ばすほどでよろし
選択肢が膨大だからこそ、誰もが自分に最適な方法を探せるようになり、ライフハックは一周回って楽しくなった ライフハックメディアの中心で有り続ける「ライフハッカー日本版」で、勝間和代さんとライフハックにまつわる話題についてじっくりとお話させていただいた記事が掲載されました。 勝間和代×堀正岳対談。今ほど「ライフハック」が楽しい時代はない 勝間和代は「コスパ」のためにヘッドフォンを5個買う。ライフハック的ガジェット論 この企画は勝間さんの「勝間式 超コントロール思考」の出版を記念してのもので、本書の背景に流れている「生活をコントロールする」というテーマの本質について私が迫るという目標で臨んでいました。 記事を読んでいただければわかるように、勝間さんにはどうしてもコントロールしたい生活上のストレス源や、快適さに対する飽くなき好奇心がたくさんあります。そうした譲れないポイントがあるからこそ、ちょっと
きみはタスク管理について考えたことがあるか?: 「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門(星海社新書) タスク管理について考えたことがありますか? どのツールを使うのか?、どのテクニックがいいのか? というレベルではなく、どうして仕事がうまくいくのか、どうすればやるべきことと向き合うことができるのかという問題の根底にまで踏み込んで、タスク管理について考えたことがあるか? という話です。 そのように、タスク管理を生活において必要不可欠なツールとしてどのように考え、どのように構築するかという視点を与えてくれるのがブログR-Styleの倉下忠憲さん(@rashita2)による新刊「『やること地獄』を終わらせるタスク管理『超』入門」です。 でもどうして、そこまでタスク管理について考える必要があるのでしょう? タスク管理は「精神のツール」だということ 皆さんの家には最低でもハサミが一本はある
飲食店向けのオンライン予約台帳サービスのトレタが、Googleの提供する「Googleで予約」に対応し、すでにサービスが開始しているというニュースが入ってきました。 トレタ代表の中村仁さんはいつもお世話になっている友人であることを開示した上で、ここ数年の努力がこのサービスの形で実現したことをお祝いしたいと思います。 でも、これって一般ユーザーにはどういう意味のある出来事なのでしょうか? それが実は大ありなのです。 ユーザーからは見えにくいトレタとはどんなサービスなのか? トレタは飲食店向けにクラウド上で予約の一元管理をするサービスです。いつもの店に電話で予約をするとき、昔ならば紙の台帳があって席の埋まり方を管理していました。 トレタを使えば、紙の台帳がなくてもiPadで管理を行えるだけでなく、支店などを横断して空き席の状況を調べることもできますし、電話をかけてきた人の名前や電話番号でその人
先月も “Collection #1” と呼ばれる、7億件にのぼるメールアドレスやパスワードが流出する事案がありました。あるていど活発にネットで活動しているかぎり、どこかメールアドレスや、影響をうけたサービスからパスワードが漏洩するリスクはつきものです。 そうしたときに、いちはやくパスワードを変えることができるようにブラウザが自動的に連絡してくれる仕組み、Password Checkupが Google から Chrome 拡張機能の形で提供されました。 Chromeのなかでパスワードを管理しているならば、Password Checkup はハッシュ化した情報を照合することによって漏洩が起こった際に早期にそれを発見して通知するようになっています。 とりあえずインストールして見るだけでもOK 私はパスワードは1Password で管理しており、そこには似たような機能であるWatchtower
WordとExcelといっしょにしたような、Evernoteのなかにデータベースが直結しているような、そんな新しい感覚でデータを文書中で扱うことができるウェブサービス「Coda」がローンチしています。 たとえばイベントで配布する予定の参加者リストを作成しており、参加者のそれぞれがプレゼンをするのか、発表順序はどうなっているか、プロジェクターが必要かどうかといった「データ」も同時にまとめなければいけないとします。 普通なら「参加者リスト」のようなスプレッドシートと、「配布物」の文書の2つを作成して個別に編集し、最後にそれを統合するといったような作業をおこなうかもしれません。 Codaならば、文書のなかに埋め込まれた表をそのままアプリのように扱ってデータを自在に入力したり、順序の変更、集計といったことをリアルタイムに行うことができます。しかも同様の機能はiPhoneアプリ側からも触ることができ
よく話題になる話ですが、iPhone上でもっとも利用されていて、もっともバッテリー消費につながっているのは処理の重いゲーム以外ですと、Facebook、ツイッター、Instagramなどといった、見つめている時間の長いSNSアプリです。 先日も、前日の夜半頃にはフル充電していたはずのiPhoneを移動中に利用していたらみるみるうちにバッテリーを消費してしまい、これは早すぎると思ったことがありました。 もちろん日中にバッテリーにつないでおけばよかったのですが、春からは移動時間が多くなることもあって、この最後の数時間の消費スピードは移動中困ったなと思いました。iOS 12 に搭載されているバッテリー消費を調べる設定をみると: 案の定、私の場合はFacebookとツイッターが最もバッテリーを消費していました。これは10日平均などにしてもおなじような状況です(ちょっとスマホいじくりすぎというのもあ
「FACTFULNESS」共著者、アンナ・ロスリング・ロンランドさんとのインタビュー記事が公開されました ハンス・ロスリング「FACTFULNESS」が発売前から重版、10日間でなんと15万部を突破してとても好調です。 さまざまな人がご自身の言葉で「この本はおすすめだ」と口々に推薦しているのをみて、やはり情報量が多くて役に立つだけではなく、心をとらえて離さない、懐の深い本だと感じました。 この「FACTFULNESS」の主著者はハンスですが、グラフィックや執筆では彼の息子のオーラと、その妻であるアンナが協力したジョイント・プロジェクトでもありました。ハンスが亡き後、二人は彼の人生と考え方を本書に注ぎ込んで、後世の人がその人となりを感じてもらえるように心をくだいて本書を完成させました。 あのTEDトークで登場するグラフィックの多くも二人が協力して作成したもので、ハンスの一番の理解者であり、運
タッチパネルで設定をボタン化し、ScanSnap Homeでより高度な文書整理ができるようになったScanSnap iX1500ですが、だいぶ日常的に使えるようになってきました。 ただ、これまでの機種を利用していたかたには新しい部分がわかりにくく、買い換えるべきか判断できないという人もいるかと思います。 そこでこれから不定期で利用しているiX1500の設定プロファイルを基本的なものからマニアックなものまで紹介する連載を始めます。まず最初は、基本である書籍の電子化をしたい場合の設定です。 検索可能にして、空白ページを飛ばさない 書籍をスキャンする場合は、カラーモードを白黒ではなく、グレーにすることによって階調が表現されるようにしておきます。ですので、設定は カラーモード: グレー 読み取り: 両面 画質:任意(わたしはスーパーファイン) にしています。ScanSnap Home のプロファイ
ちょっと長いですが、昔話からはじめて一周戻ってくる話をしたいと思います。 その昔、ウェブに情報発信をすることがホームページを作ることであったり、黎明期のブログに書き込むことや、掲示板に書き込むことだったりした頃は、タイトルをどのように書いてキーワードをどの場所に入れれば検索流入が増えるか、より多くシェアされるかという視点はありませんでした。 情報の発見が手動や偶然や伝聞に依存していたからこそ、RSSを駆使してウェブを丹念にウォッチするのが効率よかったですし、いまはもうサービスを終了したStumbleUponといったサービスが利用されましたし、ブログの記事に言及されたことが元記事にさかのぼって表示されるトラックバックといった機能がとても便利だったわけです。 しかし情報の流通量が膨大になり、よりリアルタイムになるにつれて、そうした記事の伝播のしかたはとても効率悪いものになってしまいました。情報
GMOインターネットのレンタルサーバー・サービス「Conoha WING」については先日2回にわけて記事広告を書きましたが、あまりにサービスが高速で安定していましたので、思い切ってこのブログもそちらでホスティングしてしまうことにしました。 量にして10年分の記事2000個と、4GBほどの画像データと、ブログの規模としては中程度だと思いますが、作業のひとつの目安としてご紹介できればと思います。 WordPress簡単移行は使えず。手動で移行へ Conoha WINGにブログを移行する場合に非常に手軽な「WordPress簡単移行」の機能はたいていの場合成功するのですが、今回はこのブログのデータベースにちょっと手をいれているせいもあってか、移行はエラーで失敗してしまいました。 しかしftpによるファイルアクセス、phpMyAdminによるデータベースへのアクセスはちゃんとありますので、これまで
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