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GMOインターネットのレンタルサーバー・サービス「Conoha WING」については先日2回にわけて記事広告を書きましたが、あまりにサービスが高速で安定していましたので、思い切ってこのブログもそちらでホスティングしてしまうことにしました。 量にして10年分の記事2000個と、4GBほどの画像データと、ブログの規模としては中程度だと思いますが、作業のひとつの目安としてご紹介できればと思います。 WordPress簡単移行は使えず。手動で移行へ Conoha WINGにブログを移行する場合に非常に手軽な「WordPress簡単移行」の機能はたいていの場合成功するのですが、今回はこのブログのデータベースにちょっと手をいれているせいもあってか、移行はエラーで失敗してしまいました。 しかしftpによるファイルアクセス、phpMyAdminによるデータベースへのアクセスはちゃんとありますので、これまで
お正月は以前から準備をしていた作業として、Evernoteに保存されているノートをすべて削除・移行して、ゼロからスタートするという作業をしていました。 Evernoteは非常に便利なメモツールであり、ファイルの置き場であり、作業環境ですが、時間がたつほどにデータのノイズが多くなりすぎて利用しづらくなるという難点があります。 あまりに情報をキャプチャーしやすいのでノートをどんどん増やすのですが、「いつまでも保存したいもの」「一瞬だけ覚えておけばいいもの」「保存したときには重要だと感じたものの、時間とともに意味がなくなったもの」が同時に検索にひっかかってしまうとともに、現在利用しているノートと利用するつもりのないものが混ざってしまうのです。 イメージとしては、5年分のファイルが散らばっているデスクトップを想像していただければよいかと思います。ある程度の整理整頓はできるのですが、やはりしだいにデ
世界はどんどん良い場所になっている。ハンス・ロスリング「Factfulness」が教えるデータと向き合う方法 元旦に電子書籍版の配信が始まった本書 FACTFULNESS(ファクトフルネス) は13問の簡単な質問と、著者ハンス・ロスリング氏の剣呑みパフォーマンスから始まります。 世界の貧困はいまどのような状態にある? いま世界でワクチンを摂取できているのは何割の子供? といったこれらの質問は、読者が正確に答えられることを期待して書いてあるのではありません。 むしろ、ひとまず先入観に従って答えた場合にどのような間違いをおかすのか、どのような偏りが私達の考えの中に潜んでいるかを知ることで、その先入観の源に遡るのが本書の目的だからです。 たとえば世界は先進国と、貧困に悩まされる多くの途上国にわかれているというイメージをもっているひとは、いくつかの質問の答えに驚くかもしれません。そこに、私たちの目
趣味の良い文房具との出会いをいつも提供してくれるウェブメディア「毎日、文房具」でオリジナルの文具、しかも手帳が発売されました。 その名も Dialog Notebook (ダイアログノート)、小さく、手のひらにほどよく収まり、インクの乗りのよい上質な紙で作られたシンプルなノートです。さっそく購入して使い始めてみたのですが、日常のメモをとるのにちょうどよさそうです。 購入は三冊単位で、このように一つずつ丁寧に包装されて到着します。三ヶ月に一度三冊が届く定期便もあるというのは、いかにも文具に携わるひとの発想で、愛着心が刺激されます。そう、文具は愛でるものではなくて、使い倒して消耗してゆくものなのですから。 とりだしたところがこちらです。縦140mm、横90mm、厚さは約4mm、中央でホチキス留めされた62ページのノートです。 手に持つとちょっと薄いだろうか? と思うかもしれませんが、二つ折りノ
ビジネス向けのチャットサービスとして全世界、さまざまな業種で利用されているSlackで先日、とつぜんイラン在住者、ならびにイランに渡航したことがあるユーザーがアカウント停止措置をうけるという事件がありました。 https://www.theverge.com/2018/12/20/18150129/slack-iran-deactivated-sanctions-license-cuba-crimea これは来年IPOを目指しているSlackがアメリカ政府がイラン、北朝鮮、キューバ、シリア、そしてウクライナのクリミア半島地域に対して行っている経済制裁に準拠した対応をとるために行ったもので、本来ならばそれらの国からのアクセスのみを停止するはずのところが、カナダやフィンランドや米国に在住しているユーザーまで対象にしてしまったために起こったできごとのようです。 https://twitter.c
試せるものはなるべくすべて試したい性格ですので、Spotifyも、Apple Musicも、YouTube Musicも、Amazon Prime Musicも一時期はすべて利用していました。 ただし、そろそろ自分の使い方も落ち着いてきましたので、音楽ストリーミングサービスはSpotifyに集約し、購入したアルバムについてはiTunes Matchを利用してクラウド化しておけばいいという具合に利用方法を変えつつあります。 SpotifyからiTunesライブラリに入っている音楽を再生することができるのも、こうしたスタイルにシフトする大きな理由です。 ただし、完全に移行するまえにやっておかないといけないのが、Apple Musicで追加したアルバムがSpotifyにも存在しているならばそちらで追加しておくことです。そのためには: Apple Musicで追加した音楽だけのプレイリストを作成し
作業時間は1時間! 最速レンタルサーバー ConoHa WINGに個別ドメインのWordPressブログを移行する [AD] 独立したブログを運用するのに欠かせないのがレンタルサーバーです。しかし苦労してデータベースを構築し、WordPressをインストールして運用してきたのに、しだいにサーバーの負荷が高くなって利用しづらくなっていないでしょうか? わたしも過去に何度かサーバーを引っ越ししましたが、その一番の理由が「サーバーが遅くなった」というものでした。もっともひどいときには、管理画面を開くまで数秒から十秒程度かかるほどだったこともあり、サーバーを移行するというよりはむしろ「脱出する」と表現するほうがあたっているほどでした。速度に対する不満は、サーバーを引っ越しする一番大きな動機といえるのです。 しかし前編で紹介した通り、GMOインターネットのレンタルサーバー ConoHa WINGがそ
ブログを運営するのに欠かせないのがWordPressやMovable Typeを運営するためのホストです。 はてなブログや、Livedoorブログといったサービスを利用してもよいのですが、ブログの細かいところまですべて調整し、プラグインも自在に入れ替えて利用したいならば、やはり自前でレンタルサーバーを借りて運用するのが定番です。 実はこのLifehacking.jpも、アメリカのホスティングサービスを利用して運営したのがスタートで、それからサーバーが重くなるたびにレンタルサーバーを国内で数箇所渡り歩いています。現在4つ目のサーバーになります。 なぜそれだけ移行しているかというと、この「サーバーが重くなるたびに」というのが、長くブログを続けていると必ずつきまとう頭の痛い問題だからです。 レンタルサーバーはホスティングされているサーバーが古くなったり、サーバーを共有しているユーザーが増えてくる
先日から告知していました「知的生活の設計」がようやく発売されました。著者としてはもう何ヶ月もこれにかかりきりでしたので、ようやくお届けできてホッとしました。 さて、よく近年の著者については「書くまでが道のりの半分で、売るための努力をさらにしなければいけない」という話があります。 書いた本がそのまま書店に置いてあるだけで届くべきところに届けば苦労はないのですが、最近の大型書店に踏み込めばわかるとおり、そこには互いに注意をひこうとあの手この手をつかっている無数の本がありますので、著者は本の内容についてPRしないことには動くものも動かないわけです。 それを意識したのが今回、山手線一周の書店めぐりをしていて去年の「ライフハック大全」との違いを感じることができたときです。 たとえばこちらは池袋の三省堂書店の平積みの様子。実は去年、ここは2週間たっても「ライフハック大全」が置かれていない、私にとっては
発売が3日後にせまった「知的生活の設計」ですが、「知的」という言葉が入ってちょっと重々しいタイトルになっているところに「設計」と続いていて、自分のためになる本なのか分かりづらいというひともいるかと思います。いや、大半かな(笑)。 そこで今回はKADOKAWAの編集部にお願いしまして、本書の骨子がまとまっている第一章をまるごと公開できる運びになりました。ここから全6回の記事で、はじめに+5つの項目をご紹介していきますので、本の雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。 それでは第一回は「はじめに」です。また、残りの記事については以下のリンクからどうぞ。Enjoy! Strategy 01: 知的生活とはなにか Strategy 02:あなたの毎日を変える 「知的積み上げ」の法則 Strategy 03: 知的生活は、なんの役に立つのか? Strategy 04: まだ見ぬ誰かへの贈り物としての
11月24日に刊行される「知的生活の設計」の著者見本が届きました。奇しくも、「ライフハック大全」の発売からちょうど一年目です。 赤よりは薄くてピンクよりは濃い、いかにもめでたい朱色のカバーに、あの特徴的なフォントでカタカナが一つもない硬い題名が問いかけるように据えてあり、「設計」という文字だけが不思議な水色で、まるで浮き上がっているように表示されています。 「ライフハック大全」が過去10年のこのブログの集大成だったのに対して、本書は次の10年のためのマニフェストです。どのようにして渦巻く情報とつきあい、どのようにして自分の心を守り、どのようにして生きるのか。拙い私が、精一杯考えたすべてを、ここに注ぎ込みました。 積み上げた情報があなたを救う 本書では「長い目でみて」「結果的に」という言葉がたくさん登場するとともに、もう一つ、「積み上げ」という言葉が繰り返し使われています。 たとえ一冊の本で
YouTubeの広告の無いプレミアムサービス、YouTube Premium が国内でもスタートして、話題になっていました。 YouTube Premiumという名前なので少し混乱したのですが、YouTube と、それに関連した複数のサービスのアンブレラ的な表現になっていると考えるのでよさそうです。 CMなき理想郷へ…。広告なしYouTube Premiumは月額1,180円からスタート! | Gizmodo ようするに、動画プラットフォームであるYouTube、音楽プラットフォームであるYouTube Music、オリジナルコンテンツを提供するYouTube Originals、YouTube Kids、YouTube Gamingなどをすべて含めたものというわけです。 音楽を楽しむのが目的なひとにはYouTube Music Premiumも登場していますので、まとめると月額で: Yo
エイプリルフールに告知されて「嘘では?」と話題になったCloudflare社のパブリックDNSサービス 1.1.1.1 が、ベータ期間を経てこのほど iOS 版と Android 版のアプリをリリースしたという話題がありました。 Cloudflare’s speedy 1.1.1.1 DNS service now available on iOS and Android - The Verge DNS はホスト名を接続する IP アドレスに変換する仕組みですが、インターネットサービスプロバイダやキャリアから提供されているDNSは遅いので、Google のパブリックDNSや、こうした Cloudflare 社の提供するものがスピード面で有利という説明されています。 しかし当然のことながら、誰がどこからDNSを使用しており、どこに接続しているのかという情報も非常に貴重なものですから、履歴を取
「ライフハック大全」でも引用した、S. J. スコット氏の “Habit Stacking” には今まで日本語訳がなかったのですが、今月になって日本実業出版社から日本語版、「Habit Stacking 人生を大きく変える小さな行動習慣」が刊行されることを知りました。 Habit Stackingの考え方は、大きな目標として機能する「鍵習慣」の周りに、それを実現する多くの小さな、すぐに実現可能な小さな習慣をスタック = 積み重ねるという戦略です。 「健康になる」という目標に対して「運動を心がける」という習慣を設定したとしても、曖昧すぎたり、雨の日には実行を阻まれて脱線したりといったように、なかなか意味のある実践につながらないことがあります。 そこで、代替案、飽きた時の別案といったように、とにかくなんらかの行動が積み重なるように複数の行動パターンを想定して習慣を設計することが本書のメッセージ
いささか突然のことではありましたが、2015年からEvernoteのCEOを勤めていたクリス・オニール氏が退任し、かわりにイアン・スモール氏が就任したという記事が、Everonte公式ブログに掲載されています。 Inventing the Future: Greetings from Our New CEO | Evernote Blog このイアン・スモール氏は過去にどんな経歴を持っているのでしょうか?これからEvernoteはどうなるのでしょうか? 巨大データをまかなう企業の経営手腕をもつイアン・スモール氏 イアン・スモール氏は、2009年から2014年まで、ビデオ会議プラットフォームのTokBoxのCEOを務めたひとで、その後も同社に会長として関わっていました。TokBox社は彼がCEO在任中にTelefonica社に買収され、さらに2018年8月にnexmoに買収されています。 氏
秋は学会シーズンですが、私の専門が所属している気象学会は今回は仙台でした。 東京から新幹線で一時間半ですので、そこまで荷物を大きくしたくはありません。ということで今回は「かわるビジネスリュック」のウルトラマンモデルでやってきました。 このとおり新幹線ならば足元におさまるほどの大きさですが、これに二泊三日分の衣類とパソコン、ケーブル類、発表のためのポスターもすべて入っています。 というわけであっという間に仙台に到着です。時間もありますので紹介用に写真をいくつか撮影しておきました。 ウルトラマンモデルの赤いファスナーが目に鮮やかな背面。こちら側から荷物にアクセスします。 内側もウルトラマンのテーマカラーの赤。今回はここに折りたたんだポスターを格納しています。 上面からアクセスするパソコン用のポケットには今回のお供のMacBookが入っています。 リュック上部に横に筒状に存在するコアポケットのフ
YahooからSmugMugによって買収された写真共有サービスFlickrですが、無料ユーザーにとって大きなダウングレードを含むサービス内容の変更が告知されています。 まず、無料ユーザーもこれまで1TBのストレージがあったのが、写真1000枚までに限定され、2019年1月8日までにProユーザーに移行しない場合は追加の写真アップロードが停止され、超過分の写真は2019年2月5日に古いものから削除されるとのことです。なかなか厳しいですが、無料なのですからこれは仕方ない面もあります。 有料ユーザーであるProアカウントについても、旧来のProアカウントに比べると2倍の年額$50ほどの金額になっているので、長らくFlickrを使っていた人ほど「悪くなった」という印象を与えられるかもしれません。 しかし、多少はよい面もあります。写真を膨大にアップロードしている人ならば、あわててGoogle Pho
先日のアップルイベントではMacBook Air、Mac mini、そしてiPad Proというさまざまな種類の製品にアップデートが登場し、新機種を予約しようと待ち構えていたひとの間でもどれにすればいいのかという話題になるほどでした。 高い処理能力を必要とする開発や動画編集などを考えず、取り回しのよいノートパソコンを考えているならばRetina DisplayとTouch IDに対応したMacBook Airがとても気になるところです。13.3インチのディスプレイに二つのThunderbolt 3端子というのは、現行のMacBookでは物足りないと考えていた人にはちょうどいい性能と拡張性で、金額的にもMacBook Proとのあいだに収まります。 デスクトップ機としてのMac miniも、以前のようなWindows機に追加して利用するサブマシンとしてではなく、MacBook Proと並行し
タッチパネルを搭載した新型ScanSnap iX1500が登場。文書管理を簡単にするScanSnap Homeも発表 ティーザーサイトで告知されていたように、富士通PFUのドキュメントスキャナーScanSnapに据え置き型のフラッグシップモデルとしてはiX500以来、6年ぶりの新機種「iX1500」が発表されました。 スキャン速度はA4カラー原稿を300dpiで両面毎分30枚スキャンできる20%の高速化を実現したほか、前面にタッチパネルを用いた直感的なデザインを実現しており、さすがじっくりと開発していただけの仕上がりになっています。 このタッチパネルによってボタン1つで任意のクラウドに任意の形式でスキャンしたファイルを保存できるだけでなく、家族や同僚など複数人による使用も簡単になっています。 また、従来ScanSnapのスキャンを管理していたScanSnap Desktopをはじめとする複
紙を電子化するドキュメントスキャナーのスタンダードともいえるScanSnapの開発元の富士通PFUから、新製品に関するティーザーサイトが公開されています。 といっても、情報はそれほど多くありません。10月2日に新製品が発表されるという告知と、この動画だけです。 https://www.youtube.com/watch?v=URGL30blSLY なにかをタッチしている!? ScanSnapといえば紙の束を入れてスキャンボタンを押すだけですから、もちろんタッチはするわけですが…。どうもこのアニメーションは思わせぶりですよね。 「あなたの望むScanSnapを投稿しよう」キャンペーンも開催 これに合わせて、ツイッター上で次にでてくるScanSnapにどんな機能を望むのか、どんなデザインのScanSnapがあると素敵かという投稿を募集するキャンペーンも開始しています。 抽選で1名に新Scan
たびたびブログや、noteのライフハック・ジャーナルでも情報を小出しにしていました新しい本が書き上がりました。 去年の夏は「ライフハック大全」の執筆にすべてをかけていたのですが、まさか2年連続でこんなことをすることになろうとは想像していませんでした。 タイトルは「知的生活の設計」。かつて梅棹忠夫先生や、渡部昇一氏が書いたテーマについて、ビジネス書的なフォーマットではあるものの、私なりにまとめるときが来たわけです。 「ライフハック大全」が過去10年間の総決算だとするならば、今度の本は次の10年のために自分のために書いているマニフェストのような本になります。 知的生活とはなにか? 「知的生活」というのはあまりよいイメージのある言葉ではありません。この「知的」というのがよくない作用をもっていて、実践している人は知的だけれども、実践していない人はまるで「知的ではない」とでも決めつけているような、よ
そのヘッドホン、一日8時間つけていても大丈夫ですか? 職場ではほぼ常時、そして自宅でもパソコンに向かっている時間はほとんどヘッドホンをつけてSpotifyで曲から曲へと渡り歩く生活をしている私にとって、ヘッドホンを選ぶポイントは「音質」と「長時間使用時の快適さ」です。 これまで自宅ではゼンハイザーのMomemtum on-earヘッドホンを使用していましたが、こちらは耳への圧力が大きくてなかなか長時間というわけにはいきません。職場ではSONYのモニタリングヘッドホンとして有名なMDR-CD900STを何年も使っていますが、モニタリングというだけあって音は明瞭でも味はいまいちたりません。 そうしたわけもあって、もうひとつの選択肢はないものだろうかと思っていたところ、テックウインド株式会社よりMEZE Audioの「MEZE 99 Classics」ヘッドホンをサンプリングでいただく機会があり
Scrapboxをなんと表現すればいいのでしょう? それは最も簡単な表現なら「リンクができるメモサービス」になるのですが、そのリンクでできることがあまりに多様なので、これを単にメモサービスと呼ぶのは気が引けてくるほどです。 Scrapboxは個人的なWikiのようにも使えますし、メモによって情報のつながりを保存しておくことができる場所でもあります。単なるメモから、ホームページやブログをこれで運用する人がでてくるほどに、その意味合いは人によって違います。 これまで多少利用していたのですが、Scrapboxについてあまり積極的に書いてこなかったのには「手数がかかりすぎる」という理由がありました。なにもかも、自分で書かないといけない。自動的にクリッピングできたり、任意のファイルを挿入できたりしませんので、記述できる内容に限界があってそれを回避するのに手間がかかりすぎるといった点です。 しかしその
UX(ユーザーエクスペリエンス)は、アプリの見た目や挙動だけではなく、言葉の選び方や開示の仕方も含めて考えなければいけない。これが**「UX Writing」**という、比較的新しい分野の考え方です。 先日、丸の内WeWorkで開催されたAll Turtlesのイベントで、プロダクト担当の部長であるジェシカ・コーリアさんによるUXライティングについての講演を聞く機会がありました。 私はデザインやUXの専門家ではありませんが、お話されている内容はとても興味深くて奥深いものがありましたので、私の言葉で可能な範囲で紹介したいと思います。 UXライティングとはなにか? ジェシカは英文学の博士号をもっているとともに、英語講師としての経験をもっており、その経験をプロダクトデザインという分野に適用するべくEvernoteにジョインしてから7年ほどUXライティングに関わってきた専門家です。 彼女によればU
インスタグラムがスマートフォンにおける動画の覇権をYouTubeと争うべく投入したサービス、「IGTV」ですが、ちょっとおもしろい進化を遂げています。 インスタグラムはもともと正方形写真をシェアするプラットフォームでした。遠い昔には。というのも、2013年にはすでにVineへの対抗として15秒動画が投稿できるようになり、2016年にはそれが60秒に、2017年には複数動画で10分まで投稿できるようになっていました。 これに、BoomerangやHyperlapseといった機能、そしてSnapchatへの対抗として生まれたストーリー機能など、インスタグラムは映像ならなんでも盛り込めるプラットフォームに進化しているのが現状です。そして今回のIGTVの登場で、本格的な60分を上限とする縦型動画(ただしフォロワーの多いアカウント、ならびに認証アカウントのみ)を投稿できるようになっています。 おもし
昨日の記事で、ツイッターの「フォロー・フォロワー」の関係で生み出されるタイムラインは次第にニュースやアルゴリズムが決める重要なツイートに置き換えられつつあるという話をしました。 そうはいっても、従来のツイッターが居心地がよく、もう何年もフォローしてきた人々のツイートを楽しんでいた身としては素直にそれを受け入れる気もしません。できる限りは、自分が編集するタイムラインに意識的でありたい、それでこそ意味のあるソーシャル・ネットワークではないかとも思うわけです。 しかしその一方でもう10年もツイッターを使ってくると、フォローしているユーザーが固定されてきて、しだいに自分の視野が狭くなっていることも気になってきます。意識的に最近のユーザーや、自分とは世代の違う人も積極的に見ないといけないと、いま自分の見ている世界を改変している最中でもあります。 そんななかちょっと気になったのは、もう最近はつぶやいて
はじめにことわっておきたいのは、これは速読といっても2倍や3倍速く読める方法ではありません。そうした方法はたいていなんらかの「読み」を切り捨てている傾向がありますので、ここでは触れないようにしています。 ここで紹介するのはふだん読書をする習慣があまりなく、いつまでたっても読み進まないことに苛立ちを感じている人に特に効果のある、読書に一定のペースを生み出すことによって平均速度を数パーセント向上させるという方法です。 このペースを生み出すときに邪魔なのが、英語ならば単語を一つ一つ目で追うという読み方であったり、日本語だと文字を一つ一つ見つめるという癖です。多くの人は、多少視界を広めに単語ならば複数個、日本語ならば一行の半分ほどを塊 = バッチで読んでゆくほうがペースが生まれ、理解力を犠牲にすることなくすばやく読みこなせます。 なぜこうしたペースをつくることが速く読むことにつながるかというと、無
さいきんEvenoteについて聞くことがなくなったなと思っているひとがいるなら、その観測は正しいといわざるを得ません。 クラウド時代のノートサービス、情報整理サービスとしてのEvernoteの魅力や便利さはいまも健在なのですが、新機能という意味はここ数年停滞が続いています。実際、本格的なイノベーションに近い新機能って、新CEOのもとではひとつもないのが現状です。 こうした状況が続くと、はたしてEvernoteをこのまま信頼して使っていてもよいのか? 疑問がでてくるかもしれません。少なくとも、いま彼らがなにを考えているかは知りたいわけです。 そんななか、本日Evernoteの日本オフィスに招待をいただき、CPO(Chief Product Officer)のエリック・ローベル氏に、今後のEvernoteについての説明を受けました。具体的な話についてはまだシェアするのは早いということで半分以上
先日登場したMarkdownエディタ Ulysses のバージョン13にはさまざまな嬉しい新機能が追加されていますが、その一つが「グループに対する毎日の目標設定」です。 これまでの目標機能では、グループやシートに対して全体量の目標を設定することはできても、作業の経過の目標を設定することはできませんでした。 たとえば本や、ブログの下書きをすでに書き始めていて、今日中に5000字を追加で執筆するといった目標を定めたいときにはいちいち文字数を記録しなければいけなかったわけです。 今回の機能追加で、これをUlysses側でできるようになりました。 グループに毎日の目標を設定する この機能は、Ulyssesの執筆の最小単位であるシート、あるいはスマートグループには適用できません。シートを複数集めて利用するグループに適用することになります。 まず、パネルから目的のグループを選び、右クリックでメニューを
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