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ドラクエ3
note.com/jun_saq
2013年に出版した『たのしいインフォグラフィック入門』の重版(11刷)が決まりました。本noteでは重版を記念して、書籍からインフォグラフィック制作のエッセンスを抽出してお届けします。 はじめに本題に入る前に、本を書いてから8年──その間に起きた状況の変化を話します。 インフォグラフィックを作る手順をすぐ知りたいという方は読み飛ばして大丈夫です。 僕がインフォグラフィックに出会った2010年代前半は、主に2つの文脈で扱われていました。一つはコンテンツマーケティングで、もう一つがビジュアルジャーナリズムです。 (1)コンテンツマーケティング文脈 今ほどコンテンツマーケティングそのものが浸透していなかったこともあり、バズの道具の一つのように捉えられてしまうことも多く、この領域でのインフォグラフィック活用は良い方向にはあまり進みませんでした。 (2)ビジュアルジャーナリズム文脈 New Yor
3年前に、図解の基本をまとめた本『図で考える。シンプルになる。』を書きました。その内容から、エッセンスを抽出したのが本noteになります。 (1)「幕の内図解」と「イチオシ図解」 図には、大きく分けて、2つのアプローチがあります。 ひとつは、幕の内弁当のように、いろんな要素を盛り込んだ図で、もうひとつが、唐揚げ弁当のように、イチオシのおかずにフォーカスした図です。 たとえば、桃太郎の話を「幕の内図解」のアプローチでまとめてみたのが、つぎの図です。 登場人物とエピソードをフラットに扱って、網羅的に盛り込んでいます。 この図を使って、人に説明しようとすると、「まず、お婆さんですが……」「つづいて、お爺さんですが……」といった具合に、「お婆さん」「お爺さん」「桃太郎」それぞれの視点に切り替えが必要になり、話す方も話しづらければ、聞く方もまどろっこしく感じてしまいます。 相手がじっくり聞く耳を持っ
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