この記事の初出は、Software Design 2024年2月号です。 はじめに技術が多様になった現代では、誰に対してもリスペクトの気持ちで接して、自分の知見になる事があったら吸収しようという真摯な姿勢が大切です。 チームメンバー同士でも、いつもお互いにそういうスタンスでコミュニケーションできると、開発も楽しく取り組めるようになると思います。 リスペクトの気持ちで接しようとする際、普段の言葉づかいは少なからず影響があります。 言葉づかいとは、例えば、同じチームの後輩に対して、名前を「さん付け」するか「君付け」するか「呼び捨て」にするかどうか、敬語を使うかどうか、などのことです。 筆者には、後輩の呼び方や敬語の有無において失敗談があります。 まずそれを紹介した上で、筆者の考え方を紹介します。 筆者の失敗談筆者は新卒入社後、同じチームの後輩を「君付け」で呼び、敬語は使わずにタメ口で話していま