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衆院選
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なんちゃってマネージャーのゆるふわマネジメント日記です。全てフィクションです。現実世界とは全く関係ありません。 先週末の飲み会で「算数が得意な人?」と聞いてすぐに手を挙げる人で本当に算数ができる人に会ったことがないという話をした。 同種の話で、頭の悪い人ほど頭の中だけで考えようとするという傾向も強くある。考えが整理できない時は、どんだけ簡単な話でも箇条書きにしてみたり表にしてみたり図にしてみたりしてみよう。頭の中だけで考えるということは、例えば、頭の中だけで将棋を打つようなものである。考えること増えて大変でしょ。 ちょうど良い例があった。「あなたは、どう考えるの?」の終盤の「Pros/Consの表」。できあがりを見るとこんな簡単なもの!?と思うかもしれないけどこれを書くか書かないかで品質・スピードが全く変わってくる。少なくともたんなる抜け漏れは防げる。騙されたと思ってやってみ。 もう一点、
これ読んでいろいろ考えてしまった。 『部下を決して怒らなかった上司の話』 部下が失敗しても怒らずに自分でやってしまう上司に対して、部下の成長のチャンスを潰しているように感じてイマイチ納得できないという話。 僕も全く怒らない。状況が悪くてイラ立ってしまったことはあるけど、人のミスに対して怒ったことはたぶん一度もない。 数年前の後輩との会話。 --- 後輩「○○さん(←俺)って怒ってるの見たことないですけど、仕事で怒ったことってないんですか?」 おれ「たぶんほとんどない。」 後輩「なんでですか?」 おれ「人がなんで怒るか知ってる?」 後輩「なんでですか?」 おれ「そりゃー真剣にやってるから怒るんだよ。」 後輩「・・・」 --- これはまー冗談だが。でも営利目的の仕事なのでそんなに必死でする仕事じゃないよ?気楽にやろうぜ!という感じはある。 20代からチームリーダーとなっていろんなメンバーと仕事
著者がソニックガーデンという会社で実践している「納品のない受託開発」というSIについて説明した本。 僕が理解した「納品のない受託開発」というよりソニックガーデンという会社の特徴は・・ 1)優秀な経営者と優秀なエンジニア。ビジネスモデルが違ってもうまくいくだろう。 2)スタートアップやネット関連の新規事業など、話が通じて規模が小さくてリスクが小さい顧客を選び抜いている。 3)ビジネスの成長のためのソフトウェアの開発という意識(例えば「作らない提案」など)の徹底。 4)月額固定の非常駐派遣のような感じ。開発の手法はアジャイル≒準委任の保守開発。そのモデルのブラッシュアップ。 5)「クラウド」などのバズワードと同様に、ブランディングとマーケティングがうまいなという印象。 一括請負中心のSIerで働いてる人間としてはちょっと文句もある。「作らない提案」「必要になるまで作らない」などはWF開発でも変
評価と言ってもいろいろあるけどまずれはこれが基本。 基本給(時間給):質(能力)に対する報酬(評価) 残業代 :量(時間)に対する報酬 ボーナス(賞与):成果(利益)に対する報酬 で、今回のお話は、質(能力)に対する報酬(評価)について。 SIerの仕事には個人技と団体戦がある。 個人技はわりとわかりやすくて、一人でする仕事のクォリティとスピード。いわゆるITのテクニカルなスキルと簡単なホウレンソウくらいの話だけ。 団体戦はとても難しくて、極端な例だと「一人では何もできないけどチームに入ると不思議とチームがうまくいく人」をどう評価するかということ。 個人でやる営業だったらとても簡単だ。10年ほど前に働いた外資系生保の営業だと評価なんてなかった。売上から自動的に報酬が計算されるだけ。 SIerの仕事は個人技も団体戦もどちらも数値化できない。数値化できないことは評価がとても難しい
○話が長い 仕事の会話と雑談の区別がない。仕事の会話だけ取り出しても粒度がおかしくて無駄だらけ。 ○いつも頑張ってる どんなプロジェクトでも常に長時間頑張ってるけど何をしてるのかさっぱりわからない。 ○〆切の意識が低い 〆切を確認しなかったり、ぎりぎりまで手をつけなかったり、忘れちゃってたり。 ○段取らない 段取りの意識がない。いきなり細かな作業を始めて無駄だらけ。他の人も手伝えない。 ○メモらない 何度も同じことを聞いたり何度も〆切を確認したり間違ってたり忘れちゃってたり。 ○頭の中で考える 頭の悪い人ほど頭の中だけで考えようとする。箇条書きや図や表を使いましょう。 ○無駄なことをする 他にやることあるのに今そんなこと必要ないだろってことを一生懸命やってたりする。 ○行動に理由がない なんで?なんのために?と聞いても理由を説明できない。 ○答えが変 聞いたことの答えが返ってこない。聞き出
20代後半から15年ほどSIプロジェクトのリーダー/マネージャーをやってきた経験から。 『 監督とは、 他人が打ったホームランで金を稼ぐことだ。 』 ケーシー・ステンゲル(MLB監督) ●ポリシー 1)全てのメンバーが目的・段取りのわからない仕事をしない/させない。 2)プロジェクトの成功には、短期的な成功と中長期的な成功がある。両方を意識すること。 3)プロジェクトの短期的な成功は、お客さんを満足させることと利益をあげること。 4)プロジェクトの中長期的な成功は、リーダーとメンバーが成長し、また一緒に仕事をしたいなと思い合うこと。 5)リーダーとメンバーがフラットでオープンな関係を築けなかったプロジェクトは、中長期的には失敗する。 6)みんなで得意なことを持ち寄って知恵を出し合ってやってみてダメだったらそれは僕らにはムリな仕事だったということ。 7)人は一人一人別人であり仕事に対するスタ
大学の先生の教え。GNN教と呼ばれていた。ありがたや。 1. 人間は弱くて、意気地がなくて、だらしがないものだということを認めましょう。 2. 人間能力には差があることを認めましょう。 3. 人間能力の良いところを伸ばしましょう。弱いところを矯正しようとしないように。 4. 人間に能力以上の無理をさせないように。プライドは絶対傷つけないように。 5. 同じことを繰り返しやっている場合には、努力によって能力の差を大きく縮めることができることを知りましょう。 6. 叱咤激励は害が多いのでやめましょう。その代わり、褒めましょう。結果が出るまで待ちましょう。だまされ上手になりましょう。 7. 人間は一人だけではハッピーになれません。皆でハッピーになるように努めましょう。 8. 絶対に落ちこぼれを作らないようにしましょう。最低の人を基準に人を評価しましょう。 9. 常に仕事や生活のやり方の改善をし続
最近、来季(4月〜)のお仕事のお見積りの嵐。そこで気になっている話をしてみる。 ソフトウェア開発の依頼を受けた場合のお見積りの流れはこんな感じ。(数字は究極の社外秘なのでてきとーです。) 1)まずは純粋に工数見積り 依頼された工程(設計・開発・単体試験・結合試験とか)について、機能毎の難易度などを考慮しながら工数を出す。 今回は100人月(例えば10人で10ヶ月)だったとする。 2)コストを試算 予定メンバーのコスト(その人の給料や手当や共通配賦(事務所の家賃や間接部門の人達のお給料をみんなで負担する分)などの合計)からプロジェクト全体のコストを試算する。 例えば、全メンバーの平均コストが50万円/月だったとすると、コストは50万円×100ヶ月=5000万円。(そのほかの経費などもあるが省略。) 3)リスク率 今回は100人月と見積もったけど、始めてみたら話が違ったりトラブルがあったりで1
15年ほどプロジェクトマネージャーをしてる僕が読んだ中でオススメの本をまとめてみました ソフトウェアの開発プロジェクトを人間の集まり的な視点で書かれた名著。「管理者は、チームの一員ではない。・・・管理者は同僚ではないし、グループの一員にもなれない。」 こちらも同じ著者が書いた人間の集まりとしてのチームマネジメントの本。最初から最後まで共感の嵐だった。「プロジェクトが始まったその日から、目標を達成する見込みはゼロである。プロジェクトに関わる人のほとんどは、それを知っていながら何も言わない。」 Internet Explorerなどの開発に参加したマイクロソフトの元プロジェクトマネージャーが書いたプロジェクトマネジメントのバイブル。『あなたに幸運の女神が微笑んだのであれば、プロジェクトは無事に完了し、幸せになれます。とてもとても幸せになれます。多くの人々は、自分では何の失敗もしていないのに、こ
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