サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
衆院選
shadowtimes.hatenablog.com
ULTRA GLOBAL AWARD 2017 Exhibition「新しい泉のための錬金術―作ることと作らないこと」 京都造形芸術大学ギャラリー・オーブ 会期:2017年12月5日(火)〜12月19日(火) 時間:10:00〜18:00 会期中無休 入場料:無料 今年は、マルセル・デュシャンが『泉』を制作してから100年になる。それに関連して、デュシャンをテーマにした展覧会が各地で開催されている。実質上、現代アートは、デュシャンが始めたといってよいだろう。デュシャンの本格的な評価が戦後とはいえ、デュシャンはそれ以前のアーティストの態度とはまったく異なる。デュシャンは、狭義の作ることを止め、観念的な操作でものの見え方を変えてしまうことに成功した。今日ではコンセプチュアルであることは、現代アートの前提条件になっている。デュシャンは、今風に言えば、アート界のゲーム・チェンジャーであり、パラダイ
(C)2017 Chihiro Minato+DOZAN11 www.kac.or.jp 開催概要 展覧会名:『ニュー・ファンタスマゴリア――スライドショー新世紀』 KAC TRIAL PROJECT / Co-Program 2017 カテゴリーC「共同実験」採択企画 会期:7月13日(木)-7月16日(日) 10:00 - 17:00(最終入館16:30)※13日のみ19時まで。 会場:京都芸術センター フリースペース ※会期中無休・無料 参加アーティスト:港千尋+DOZAN11(EX 三木道三)、勝又公仁彦、キオ・グリフィス、 佐久間里美、鈴木崇、澄毅、関口涼子+DOZAN11、武田陽介、田中和人、中屋敷智生、 矢津吉隆、山内亮二、山本聖子 主催:ニュー・ファンタスマゴリア実行委員会、京都芸術センター お問合せ:京都芸術センター TEL 075-213-1000/ 展覧会について 京
ULTRA AWARD 2016 Exhibition 「ニュー・オーガニクス」 11月5日~ | 京都造形芸術大学ULTRA FACTORY 2016.115~11.27 京都造形芸術大学 人間館エントランス、地勇館ほか学内各所 「ニュー・オーガニクス」展という学生・若手アーティストを中心とした展覧会が、京都造形芸術大学で開催されている。とはいっても卒業制作展ではない。列記とした企画展であり、キュレーターは長谷川祐子氏である。学生のアーティストを対象とした展覧会に、国際的な舞台で活躍するキュレーターが参加する展覧会は少ないだろう。 この企画展は、優秀な学生を集めたグループ展という意味合いもあるが、どちらかといえば、可能性の種をキュレーターが発掘し、芽吹かせるために開催されたものである。そのため、院生や卒業生も含まれるものの、すでにアーティストとして知名度のある作家はほとんどいない。 企画
基本の色彩語: 普遍性と進化について (叢書・ウニベルシタス) 作者: ブレントバーリン,ポールケイ,Overton Brent Berlin,Paul Kay,日高杏子 出版社/メーカー: 法政大学出版局 発売日: 2016/05/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 色彩学の世界で、長く引用され続けてきた、バーリンとケイの『基本の色彩語-普遍性と進化について』がついに翻訳された。訳者は、色彩学者で、今日まで使用されている、マンセル表色系を開発した、アルバート・H・マンセルの『色彩の表記』を翻訳した日髙杏子さんで、内容の信頼性も高い。 20世紀の言語学、人類学に関する名著は多数あると思うが、今日においてまで研究の対象になり続けている実証的な著作はそれほど多くはないだろう。そして、今日ではそれが人間の知覚と脳とどのような因果関係があるのかを実証する新たなステージ
非常識な建築業界 「どや建築」という病 (光文社新書) 作者: 森山高至 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2016/02/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 未だ解決していない新国立競技場や、基礎杭のデータ改ざんにより、傾斜したマンション問題など、このところ建築業界の信頼低下が著しい。日本の建築家は世界的に有名で、ゼネコンの技術は超一流だったのではないのか?シャープや東芝など、かつて世界を席巻した日本のエレクトロニクスの信頼失墜に近い声が聞こえてきそうだ。 そこに構造的問題があるでのはないかというのは誰もが想像はつく。しかし、それを解説するのは一筋縄ではいかない。建築業界の業務は非常に幅広く、それらを網羅的に把握している人は多くはない。 建築士なのか、建築士でも意匠(デザイン)なのか、構造設計なのか、設備設計なのか。アトリエ系と言われる、個人の建築家が主宰
news.tbs.co.jp 新国立競技場の再コンペで提出されていた技術提案書について、審査委員会の結論が出たため、来週はJSCから意見を集約した上でどちらを選択したのか発表されるという。 この技術提案書には、アスリート(各競技やバックヤードの施設を含む)、観客(空調や設備)、国民(景観、経費など)、建築家など様々な観点があるが、コンセプトは縄文対弥生(以降)の対立になっていたと以前述べた。お互い木造を使っていることで、日本的と言われているが、木造建築は世界的に使われているで、素材だけで日本的というには早計である。 その上で、提出された2案で、建設後、内側からの視線で言えば、一番違って見えるのは屋根だろう。A案は屋根を法隆寺の垂木を意識して、ある意味でデザイン的に見えるものにしようとしている。つまり屋根が主張している。一方、B案は屋根を透明にして、なるべく意識させないようにしている。強調し
www.itmedia.co.jp 先日、野村総研(NRI)がオックスフォード大学と共同研究をして、10年~20年後、国内労働人口の49%に当たる職業が、コンピュータや人工知能に代替される可能性があるという研究結果を発表して話題となった。 逆に代替可能性が少ない職業には医師や研究者などとともに、クリエイターが目立つ。つまり、人為的な作業が必要不可欠で、創造的な仕事は、ロボットや人工知能には代替されにくいということになる。 この研究自体が、コンピューターのアルゴリズムによって導き出されたことは皮肉なことである。すでに、イギリスやアメリカにおける職業研究において近い結果が発表され、話題となっていた。研究者、医者、クリエーターも、今後、コンピュータを用いない職業はなく、人為的な作業も、コンピューターやロボットに代替されなくても、使いこなすことは必要不可欠になるだろう。現在でもすでにそういう状況に
wired.jp 先日、大手通信社ロイターが、RAW画像から現像したJPEG画像ではなく、カメラの撮影時に生成されるJPEG画像を納品するよう、契約フォトグラファーに通達したことを記事にした。 ロイターが「RAWは禁止。JPEGのみ可」とフリーカメラマンに通達 - GIGAZINE それは事後的に加工することで、過度な演出がなされることにより、報道写真としてふさわしくないほど事実が捻じ曲げられる可能性があると判断しているからだ。しかし、撮影時にも多かれ少なかれ演出はされており、結局程度問題にしか過ぎないともいえる。 そうなれば、カメラの撮影時に操作できる要素が増えていくのはではないかと思っていたが、パナソニックがフォーカスを変えられるカメラを発売したという報道がされた。フォーカスというのは、事後的に変えられないもの、写真の瞬間性を担保するものの象徴だといえる。つまり、シャッター速度と絞りの
展覧会場に設置された京阪電車の等身大模型。 artarea-b1.jp 近年、各地で芸術祭やアート・イベントが開催されており、特に美術館ではない会場が使用されているケースも多く、それらを網羅することが難しくなってきている。目の肥えたアートファンでも、今何をやっていて何が面白いかをチェックするのは至難の技だろう。しかし、もっと問題なのは、それが面白かったかどうかさえ、レビューが残っていないことだ。レビューがなければ、それが存在したかどうかも大量の情報に埋もれて忘れ去られてしまう。 展覧会に関して、ツイッターなどのコメントはあったとしても、評価を決定するまともなレビューは数少ない。Amazonのレビューによって購買を決定することが多いことと比べれば(Amazonではレビュー自体が評価される)、新聞社や放送局が主催するような大規模巡回展を除けば、オンライン上で確認できるレビューは極めて少ないとい
先日、クレー展を兵庫県立美術館に見に行った。兵庫県立美術館といえば、安藤忠雄の建築で知られているが、いかんせん、アクセスが悪い。最寄りの駅は、阪神電鉄岩屋駅になるが、関西圏の住人でも、岩屋駅と聞いてパッと地理が思い浮かぶ人は少ないかもしれない。 特急、急行も止まらず、普通しか止まらないのでアクセスが決していいとは言えないだろう。梅田からだと特急で御影までいって、普通に乗り換えるか、神戸三宮までいって、2駅戻るかしなければならない。 もともと兵庫県立美術館の前身は、1970年に村野藤吾が設計した兵庫県立近代美術館であり、阪急王子公園駅が最寄りの駅だった。当然、王子動物園や神戸文学館など、文化施設が集積していた地域であり、街全体の雰囲気を構成する重要な要素として認識されていた。当時なら最寄り駅もすぐ思いついただろう。 しかし、兵庫県立近代美術館は阪神大震災で被災を受けたので、耐震補強工事なども
www.art-annual.jp 夫ベルントと共に、ベルント&ヒラ・ベッヒャー(ベッヒャー夫妻)として知られる、現代写真界の巨匠、ヒラ・ベッヒャーが逝去したというニュースが流れてきた。夫のベルント(1931~2007)はすでに逝去している。二人は20世紀写真に大きな足跡を残しただけではなく、次の世代へ様々な可能性を引き継いだ。 彼らが歴史の表舞台に立つのは、1975年のジョージ・イーストマン・ハウスで開催された「ニュー・トポグラフィックス:人工的風景の写真」展だとされている。そこには、ベッヒャー夫妻のほか、ロバート・アダムス、ルイス・ボルツ、フランク・ゴールケ、ニコラス・ニクソンらが含まれ、それまでの牧歌的な風景写真から、人が介入した人工的風景を新しい手法で撮影する大きな流れが紹介された。 ベッヒャー夫妻は、ドイツの溶鉱炉や給水塔など、近代産業によって作られた歴史的建造物、今でいうなら近
SAPEURS - Gentlemen of Bacongo 作者: Daniele Tamagni 出版社/メーカー: 青幻舎 発売日: 2015/06/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 昨日、青幻舎の安田洋子さんとお話する機会があり、今話題の『SAPEURS(サプール)』日本版発刊の経緯を聞くことができた。すでに「サプール」をよくご存知の方も多いだろうが、念のため解説しておこう。 「サプール(SAPEURS)」はLa Société des ambianceurs et des personnes élégantesbの頭文字、SAPE(サップ)からきており、「おしゃれで優雅な紳士協会」などと訳されている。コンゴ共和国の首都郊外バコンゴ地区を中心に、平日は低賃金で働きながら、週末にはエレガントに高級スーツを着こなして、街を練り歩き、人々の
casabrutus.com 新国立競技場の前代未聞のデザインの見直し、東京都の観光ボランティアのユニフォームなど、ここのところオリンピックとデザインが一般の人々を巻き込んで話題の種になっている。そんな中、「東京五輪エンブレム」が発表された。104点の応募から佐野研二郎氏のデザインが選ばれたそうだ。何度も目にしている桜の首飾りのようなエンブレムがそうだと思っていた人も多いと思うがそうではないらしい。 新国立競技場や東京都の観光ボランティアのユニフォームに比べて、今回も相変わらず批判はあるものの、やや好意的意見が優勢のように思われる。一方で、Jリーグのログに似ているという指摘もあるようだ。 matome.naver.jp 東京五輪エンブレム発表に会場どよめき えっJリーグ!? : 社会 : スポーツ報知 また、1964年の東京オリンピックの時の亀倉雄策がデザインしたエンブレムを連想した人もい
Valspar Color For The Colorblind - YouTube 色弱者(色覚異常)を支援するためのサングラスをかけた人が色の違いを初めて知覚する映像が話題を呼んでいる。どのような原理で、色の違いを知覚できるようになったのか。サイトを確認してみた。少し解説してみよう。 Technology | EnChroma 人間の網膜には、錐体細胞と言われる3つの色のセンサーがある。赤錐体(L錐体)、緑錐体(M錐体)、青錐体(S錐体)である。この3つの錐体細胞は、主に吸収する光の波長が異なる。 通常、人間は380nm~780nm程度の電磁波を知覚できる。波長の短い方から紫、青、緑、黄、オレンジ、赤というように分光できる。錐体細胞では、感知できる波長域が分かれているので、波長の長さによって、Long、Middle、Shortの頭文字をとって、L錐体、M錐体、S錐体という。厳密にいえば
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『shadowtimesβ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く