サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
umitanuki.hatenadiary.jp
先日北京に仕事で行ってきた。噂通りの大気汚染とグレートファイヤーウォール、英語の通じないタクシーにはなかなか骨が折れたが、久しぶりに新しい世界を体験できたのはよかった。 中でも北京の地下鉄には驚いた。清潔で近代的な地下鉄が北京中に張り巡らされており、巨大な北京の市内をかなり便利に移動することができる。タクシーの運転手には英語が全く通じないが、地下鉄には中国語と共に英語が併記されており漢字が読めない西洋人でも移動に問題がないし、プラットフォームには液晶掲示板が設置されていて現在時刻何時何分何秒まで表示され、次の電車まで何分というのがわかる。プラットフォームドアがあって転落の心配もないし、何より時間通りに電車がくるし本数が多い。ラインの乗り換えは多少歩かされるが、新宿駅のような迷路に迷い込むことはなかった。そして料金がどこまで行っても1回40円もしない(2元)のだ。 ホテルを市街の北西(IT企
今読んでいるTechonology Reviewは2012年10月号だからだいぶ季節外れになってしまったが結構面白いので自分のためにもメモしておこう。 35歳以下の発明家35人 ・LytroのRen NG。この新しいデジカメは深度などのより多くの情報を写真に保存することで、あとからピントの調整ができたりする。技術が汎用化すれば今後のデジカメのデファクトになるような気がする。リンク先のデモもお試しあれ。Hirax.netさんは既にこの技術を悪用(笑)している。399ドルで買えるし買おうか真剣に悩む ・PinterestのBen SilbermannとSpotifyのDaniel Ek。どっちも自分は使ってないけど世の中の人が騒いでいるだけのことはありそう。Pinterestとか、社員60人で$1.5Bのバリュエーションとかどういうことかと。まあこの辺は「技術」なのかという気はする ・水素を太
ここのところ毎日のようにBloomberg Westを見ているせいもあり、数週間にわたってベイエリアの話題はフェイスブックのIPO一色かと思うほどだ。今回のIPOは、マークザッカーバーグという人物やSNSという新しいマーケットということもあるが、規模の面でも異色だったことは間違いない。フェイスブックのIPOでミリオネア=資産一億円が何人生まれたかご存知だろうか。およそ1000人である。ミリオンダラーを抱えた彼らがパロアルトの本社を中心に新居を探し始めたら、ウチの賃貸価格が跳ね上がることは間違いない。ただでさえ5年で二倍になったという話もあるぐらいである。全く人ごとではない。 そんなミリオネアを1000人出しても、あるいはInstagramを$1Bでザッカーバーグが「つい」買って来てしまっても、この会社の価値は先週の株式公開で約$100Bになったのでびくともしないわけである。公開前は$25か
この間@gamellaさんのところで「ライフスタイルの多様性を考える」と題したアンケートを掲載してもらったのでまだの方はぜひご一読ください。一度日本というか東京を離れて感じていることをアンケートという形で浮き彫りにしてみると自分にも発見があって面白いですね。 そんなわけでこの前@gamellaさんがこちらに来たときにも話したのですが、最近自分が感じていることとして、ここでのコミュニケーションが日本に比べると薄いということがあります。ベイエリアという場所はアメリカの中でも特殊だと思いますが、とにかく非アメリカ人の比率が高い。お互い英語で喋ってはいるけれども、抱えているバックグラウンドや幼少時の記憶なんてほとんど共有できないわけです。例えば日本人同士で今30前後の人だったら、「じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろり」はわかるわけですけど、職場でそういう話をするためにはまずNHKがどんな放送局で「お母さん
先日大学の卒業生会が開かれるというのでLinkedIn本社まで言って来たら、そのオフィスのすぐ手前がGoogle本社だったということと、Google社の前の交差点の名前が「Google」だったということに気づいた、そんな今日この頃ですが如何お過ごしでしょうか。 さてそんなわけでLinkedInの方々のお話を聞いて袖の下をもらったり今流行のステマをしているわけではないのですが、半年前ほどに一度お会いした@taromatsumuraさんのLnikedIn本を頂きましたので読んでみました。 LinkedInスタートブック 日々の仕事を加速し、人生をデザインするソーシャルネットワーク活用法 松村太郎 日経BP社 2012-01-19 売り上げランキング : 5524 Amazonで詳しく見る by G-Tools 基本的には表紙の通りLinkedIn使おうぜということなのですが、僕自身がLink
検索!っていうとだいたいみなさん白い箱に単語を入れてボタンをクリックするのを想像するんじゃないでしょうか。もうちょっと詳しい人だとカテゴリで絞り込んだりするのも検索だと捉えているでしょう。 なんか最近、その検索が変わりつつあるんじゃないかと思っています。一言で言うのは難しいですが、単語とかカテゴリとかって、静的な情報ですよね。静的な情報、いうなれば名詞とか形容詞とかでアイテムを探すというのがこれまでの検索。でそれが動的な情報でアイテムを探す検索になりつつあるんじゃないかと。 何を言ってるのかって? Crowsnestという面白いサービスがあります。オサレの街恵比寿の夜にもつ鍋を食えば奇麗なお姉さんが寄って集まるというスーパーエンジニアの@kaisehさんが作っているサービスです。 Crowsnest [ソーシャル・ニュースリーダー] Twitterアカウントがあればすぐに始められるのでぜひ
一時帰国中に話題のビッグデータビジネスの時代を読みました。 Big Dataというのがクラウドに次ぐバズワードだと言われています。しかし本書をそのような流行の一端として片付けるのはあまりにもったいないです。というのも、読めばわかりますが、タイトルはあくまで釣りで、内容は基本に忠実且つ広く深いITビジネス書だからです。 「びっぐでーた」をテーマに語られる事例は数知れず、ヤマトのIT戦略やコマツのGPSがいかに中国の市場を押さえているか、無料風俗をネット配信するビッグシスターの例など、プロだからこそ仕入れている情報からそういうのどこで知るんだろう的なクリエイティブな話題まで、ちょっと逆立ちしても敵わないなという漫談の数々が飛び出します。 ビッグデータビジネスの時代 堅実にイノベーションを生み出すポスト・クラウドの戦略 鈴木 良介 翔泳社 2011-11-09 売り上げランキング : 6238
何を期待されてるのかさっぱりわかりませんが、到着3週間で早速採用インタビューとかに使われてたりしています。英語がわからんっつーの。しかもMathのPhDの喋る内容なんて日本語で聞いてもわからないっていうのに。こちらから質問しておきながら半分以上は聞き流したりして何とかやってます。パーソナルなことは聞かないようにと言われていますが、人種も年齢も性別もごちゃまぜなのでほんとに気にならないというか気にしている場合ではない。「ジュニア」「シニア」ぐらいの分け方はありますがそれ以上でもそれ以下でもないし新卒中途とか年齢とか性別とか見てたころは一体何だったのだろうという。 そんなわけで今日は採用に関する6つのポイント。実は半分は人の受け売りです。 Passion これはよく言われると思いますが、その職場や職種に熱意とか興味とかがない人はやっぱり駄目でしょうね。逆に他のものが足りなくても熱意があれば(特
日本を出て何がいいって日本のこと人ごと見たいに酒のつまみにできるところですよ。 まあ知らない仲じゃない人たちがグリーにもディーエヌエーにも要職についていらっしゃいますので下手なことは言いませんけど、お互い元気そうですね。「裁判とか、おじさんつかれちゃうよ〜」とか言ってそうで何よりです。 何って裁判もそうですけど1500万も新卒に出すとか言ってる会社さんですよ。額面だけ見てほいほい就活する学生がわんさか出てきそうですが、一度は経営側に回った人間として一言。 手に職がある人たちを華やかにしたい、ってそれ自体はいいんですけど、何が問題って日本の法律やら慣行やら常識やらに当てはめると、まだまだいろいろと厳しいわけです。野球選手とか外銀のトレーダーみたいになんかあったら即クビにできればいいですよ。そうじゃないんですよ普通。社員として雇うとクビにするのすごい大変なんですよ。ということはですよ、1500
繰り返し出てくる話題なのでちょっとここらで調べてみました。 米国の新卒エンジニアの給与は8万ドル! - Togetterまとめ 「米国の新卒エンジニアの給与は8万ドル!」の件について - Future Insight 以前ブックマークで拾ったこれを参考に。 H1B Salaries in the US at A penny for thoughts? 西海岸でエンジニアやるというとだいたいH1Bビザだと思うのですが(最近はそうでもないか。GREE/DeNAとかあるから)、実はH1Bビザを取得するには雇用主が米国にLCAという書類を提出しなければなりません。この書類には従業員の給与を含めた労働条件を明記することになっています。そしてなんとこのデータはWebからダウンロードできるんですね。 FLCDataCenter.com というわけでさっそくダウンロードしてDBにぶち込んで必殺ウィンドウ関
せっかく言及頂いたのでお礼ついでにエントリー。 id:gamellaの鋭い指摘にはもっと多くの人が耳を傾けるべき。 「1000人の凡人が一人の天才に負けるエンジニアリング」ではなく「凡人1000人で本当に良いプロダクトを作るエンジニアリング」を指向したい - Future Insight 日本にマッチするのは「1000人の凡人が一人の天才に負けるエンジニアリング」ではなく「凡人1000人で本当に良いプロダクトを作るエンジニアリング」なのだと思う。 僕の立場はこれとほぼ同じですが、「日本の技術力が足りない」というところはもう少し精確に説明したほうがよいですね。 ちょっと紹介したいのが下記のNYTimesの記事。 Silicon Valley Hiring Perks: Meals, iPads and a Cubicle for Spot Then there are salaries. G
iPadがアメリカで発売になり、日本語でのレビューも活発に行われているようです。その中でも、江島さんのこの記事は秀逸ですね。 iPad初体験レビュー:Kenn's Clairvoyance - CNET Japan 特にこの部分が自分にとっては革新的でした。 良かったところのなかでも特に新鮮だったのは、大画面+マルチタッチだと複数人で一緒に何かをするのが楽しいという点です。先程も友人たちと四人で、テーブルの真ん中にiPadを置いてマップを広げ、あそこのカフェが良かった、こっちのカフェも良かったよ、というような情報共有をしたのですが、どの椅子に座っている人でも手を伸ばしてマップを操作すればサクサクと地図を動かせて、ズームしたり、ピンを置いてストリートビューでカフェの外観を見てみたり、という操作が当たり前の感覚で自然に行えたのは、ノートパソコンとは完全に別次元の感動的な使い心地でした。エアホッ
Google Chromeが速いという意見をよく耳にしますが、何を言っているのかさっぱりわかりません。そういう人たちはGoogleのマーケティング戦略に騙されすぎです。 ブラウザの速さを決めるのはたくさんの要素がありますが、Chromeが速い理由の一つにJavascriptエンジンであるV8が速いことが挙がっています。本当にそうでしょうか。 まず理論面から。 多くのWebアプリケーションで、Javascriptがボトルネックになるとすれば、その大半はDOM操作によるものです。そしてDOM操作はレンダリングエンジンが実装していて、Javascriptはそれらを呼び出しているにすぎません。ChromeのレンダリングエンジンはSafariと同じWebkitです。ということは、速度の大半を決めるレンダリングエンジンが同じ以上、Chromeが爆速だというのは迷信です。ちなみにFirefoxのJSエン
昨年の参加に引き続き、今年もITpro challengeに行ってきました。 今年はネタもあったので自分も喋らせてもらうことに。 ライトニングトークスという、5分間一本勝負の電撃プレゼン形式。 やってみると、5分というのは意外に短くて、結果的には全部喋れませんでしたが、ポイントポイントで観衆の笑いがとれたのでそれはよかったです。 ただ、5分という時間で話をまとめる能力の低さに我ながら愕然。もっと内容を絞るべきだったかなと。今後の課題にしていきます。 そういう意味では、やはり「ギーク図書館」の人は年の功というか、安定性が抜群で観衆の印象にも残りやすかったようです。個人的にも一番面白いと思いました。 全体としては、miyagawaさんの話がとても印象深かったです。「Open」というキーワードで彼の今までの軌跡を聞けたのは貴重だと思います。あとは金子さん。自分もCGをやっていたりシミュレーション
Re: Macworld Expo 2008 の真打ちはApple TVだった: blog.bulknews.net の記事を読んで最後の部分に共感を覚えた。 ちょうど以前 CNET に "When Piracy is easier" という記事 がのっていて、すごく同感したんだけど、海賊行為をする人のうちの幾分かは(全部とはいわない)、無料で入手できることが一義なのではなくて、そのほうが正規に買うより便利だから、ということがあるんじゃないかと。もちろんこんなこと書くと盗人猛々しい、って言われるのは承知なんだけど、消費者の求めるサービス形態・ビジネスモデルを模索すうることもしないで、音楽CDを買えばコピー無制限だから補償金を要求され、それ以外の配信は原則的にDRMを強化することで合意、基幹放送のはずのテレビはコピーワンス(10になったからって孫コピーができるわけじゃない)、放送を見逃したら
70名という狭き門ながら、ITpro Challenge!に行ってきました。 dankogai, naoya, matz, yoshiok, ken, 恋塚, 鵜飼などなど、錚々たるメンバーが顔を揃えるという豪華っぷり。会社有給でサボる価値ありです。 内容は、技術系セミナーにも係わらずほとんど「俺と俺のやってきたこと」みたいな話で面白すぎ。ていうかこの業界の人キャラ濃すぎ。オタクっていうもの微妙に違うし、、、要するにHackerなのでしょうね。 個人的には伊藤氏の「CTO×コードで世界を変える」という衝突テーマにとても共感を覚えてしまいました。技術を知る経営者として会社のコードを書くか、技術を究め職人としての道を突き進むか。「どちらかを選べといわれたらどちらを選びますか?」という私の質問に伊藤氏は「もちろんコードです」とあっさり答えられたが、ならばどうして今CTOをやっているのか。そこでも
やっぱ朝飯は食わないと一日ダルいです。ココナッツチョコだけでは朝飯にならないです。いくら10時出社とわいえ、9時20分に起きるのは体によくないです。ひとしです。 電気代も滞納してるしなー家賃も2ヶ月に一遍かろうじて払ってるしなーそういえば水道代の請求も… ってな暮らしを送っている毎日です。で、今日もこの時間。明日起きられるかなー。早く寝ないとなー。とか思いながら、なぜか画面に向かって日記を書いている'-`) なんでかっていうと寝ようと思ってベッドの上を片付けたらSawzallというタイトルの論文が出てきて読み始めて、なんか興奮してしまったのです。SawzallというのはGoogleのインタープリタ言語で大量のデータを並列処理できて、かつ簡潔で高速という、優れたプログラミング言語です。Googleは世界中の情報を毎日かき集めてきて、数百〜数千のマシンにぶち込んで並列で前処理して検索データを作
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『umitanuki's blog』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く