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最大勾配18%の三国峠で形成された精鋭グループの中から残り25km地点でアタックし、さらに残り6km地点で独走に持ち込んだリチャル・カラパス(エクアドル)。銀メダル獲得のワウト・ファンアールト(ベルギー)率いる追走グループを振り切って、28歳のエクアドリアンが母国に史上2つ目の金メダルをもたらした。 東京から富士スピードウェイに至る234km/4,865mの険しい道のり 東京2020オリンピック 男子ロードレース image:Tokyo 2020東京オリンピック開会式の翌日、7月24日(土)の午前11時、57か国128名(そのうち五輪デビューが89名)の選手たちが東京都府中市の武蔵野の森公園をスタートした。近年ロードレースの中で注目度を上げている4年に一度の金メダルをかけた戦いの舞台は、静岡県の富士スピードウェイに至る234kmの道のり。獲得標高差4,865mという数字は、リエージュ〜バス
現状4名が第2ステージ未出走 21名が負傷した2度の大落車 ソレルは両腕骨折、ルモワンヌは肋骨骨折、フルームは左脚打撲 ツール開幕初日で相次いだ2度の大規模落車。クリストファー・フルーム(イギリス、イスラエル・スタートアップネイション)やマルク・ソレル(スペイン、モビスター)も負傷する中、マルク・ソレル(スペイン、モビスター)を含む4名が初日リタイアを喫する事態となった。 残り8km地点で発生した2回目の大落車 photo:CorVos この日フィニッシュラインまでたどり着けなかったのは3名。骨折はなかったが右手首を負傷したヤシャ・ズッタリン(ドイツ、チームDSM)と、肋骨骨折や頭部に怪我を負ったシリル・ルモワンヌ(フランス、B&Bホテルズ KTM)、そしてイグナタス・コノヴァロヴァス(リトアニア、グルパマFDJ)は頭を打ち一時的に意識を失ったものの、現在の状態は良好で病院で経過観察を行う
第108回ツール・ド・フランスは2度の大落車によって脱落者が続出する波乱の幕開け。第1ステージを締めくくる3級山岳フォス・オ・ルーでアタックを成功させ、約2kmを独走したジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)がマイヨジョーヌを獲得した。 曇り空のブレストに集まった184名の選手たち photo:Luca Bettini 6月26日(土)第1ステージ ブレスト〜ランデルノー 距離:197.8km 獲得標高差:3,000m 天候:曇り 気温:16度 6月26日(土)第1ステージ ブレスト〜ランデルノー 197.8km image:A.S.O.6月26日(土)第1ステージ ブレスト〜ランデルノー 197.8km image:A.S.O. スタート前にいくつものインタビューをこなすマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス) photo:Kei
シマノの新型デュラエースと思われる12速コンポーネントがバロワーズ・ベルギーツアーで確認された。12速化されたディスクブレーキコンポーネントの詳細を、現地からのスクープ写真で紹介したい。 新型コンポーネントを搭載したヨリス・ニューエンハイス(オランダ、チームDSM)のスコットADDICT RC (c)CorVos 新型デュラエースと思しき真っ黒なコンポーネントが確認されたのは、6月13日に閉幕したバロワーズ・ベルギーツアー(2.Pro)において。シマノのグローバルサポートチーム、チームDSMに所属するヨリス・ニューエンハイス(オランダ)のスコットADDICT RCに、各メディアやファンの注目を奪うその姿があった。 チームDSMは2005年にシマノメモリーコープとして発足して以来、スキル・シマノ、アルゴス・シマノ、ジャイアント・アルペシン、サンウェブと変遷しながらも長らくシマノと深い関係にあ
好評をいただいた四国一周サイクリング連載。ここではリクエストを受けて実際に旅で使用した装備の選択のコツやノウハウを紹介。ロードバイクでも旅が可能になるバイクパッキングを活用すれば、誰でも長期ツーリングに出かけることができる。 ジャイアントDEFY Advanced Discにバッグ類を積載した状態 photo:MakotoAYANO CADEX 45ホイール。軽量で巡航性の高いカーボンホイールは速くて快適だった ジャイアント FONDO チューブレスタイヤ 32C。その太さのおかげで荒れた道も快適だった 泊りがけのサイクルツーリングのハードルを大幅に下げたのが「バイクパッキング」という手法だ。ひとことで言ってキャリアを使うことなくバイクにバッグ類を取り付ける方法で、ツーリング専用のバイクでなくても直接フレームなどにバッグを取り付けることで荷物の積載が可能になる。つまりロードバイクでも荷物を
GPSデバイスのリーディングカンパニーであるガーミンが2021モデルの新製品を発表。新作のペダル型パワーメーター"RALLY"が登場した。ペダル型パワーメーター初となるSPD‐SLに対応する注目作だ。 春めく神田明神近くで行われたガーミン2021発表会 1989年にアメリカで創業したガーミン。30か国で16,000人以上の従業員を雇用するグローバル企業であり、自動車、航空、フィットネス、マリン、アウトドアという5つの分野へGPS機器および情報通信端末を展開するメーカーだ。 航空機や船舶、自動車といった厳しい水準を有するB2B領域で培った技術をコンシューマー分野にも応用することで実現した高い品質や信頼性がガーミンの強みであるという。事実、サイクリングだけでなくランニングやゴルフといったカテゴリーにおいてもトップシェアを獲得していることがその証ともいえるだろう。 主力となるサイクルコンピュータ
四国一周サイクリング1日目 四国一周1,000kmの旅に出発! しまなみ海道にさっそく寄り道。 瀬戸内の魚料理でお腹いっぱい 思い立って四国一周サイクリング1,000kmに挑戦することにした。コロナでサイクルイベントもレースも無くなり、時間ができたこともある。いや、それ以上に何かをしたかった。したいことが思うようにできない不満か、息詰まりにも似た閉塞感か。離れた人とさえ満足に会えない日々。何もできないわけじゃない。でも、今できることをしよう。そんな思いが発端だった。 松山へのフライト。機上からは逆光にきらめく来島海峡大橋としまなみ海道が眺められた photo:MakotoAYANO 仕事の予定もキャンセルが相次いでいたことで、まとまった時間が取れる気がした。何年も仕事優先で長い休みをとっていなかったこともあり、職場の仲間にはワガママを聞いてもらい、ひとり旅に出ることにした。自分を見直すいい
タイムがペダル関連の技術・特許をスラム社に、フレーム関連の技術・特許・製造施設をカーディナル・サイクリング・グループに売却したことを発表。日本でのタイムフレーム、タイムペダルの販売は、従来どおりポディウムが継続していく。以下、プレスリリースより紹介しよう。 タイムスポーツについてお知らせ タイムがフレームやペダル関連の技術・特許をを売却 (c)ポディウム フランス、ロシニョール社は2021年2月17日付けでペダル関連の技術・特許をスラム社に、フレーム関連の技術・特許・製造施設をカーディナル・サイクリング・グループに売却しました。 両社ともタイムの伝統と真の技術革新・品質を受け継ぎ、発展させていきます。また、両社ともタイムブランドを継続し、製品の販売、開発を進めます。今後数カ月をかけ、ロシニョール社から2社への実務の移行を行ないます。日本でのタイムフレーム、タイムペダルの販売は、従来どおり株
ファベロ・エレクトロニクスのペダル型パワーメーター"ASSIOMA"をインプレッション。バイク毎に付け替えが可能なペダル型でありながら高いコストパフォーマンスで熱い注目を浴びる新型パワーメーターの真価に迫る。 カンパニョーロユーザー、パワーメーター難民になる ファベロ ASSIOMA ズイフトをはじめとしたバーチャルライドの普及もあり、人口に膾炙したと言える「パワー」という概念。実走時に出力を計測するパワーメーターは、シリアスライダーにとってもはや必須のアイテムとなった感のあるアイテムだ。 ひと昔前は選択肢も少なく高額であったパワーメーターだが、ここ数年は多くのブランドが参入し、多様なプロダクトから選べるようになってきた。筆者もハブ式のパワータップSLを筆頭に、ステージズパワー、イーストン CINCHなどを使ってきた。 これはパワーメーター使用者あるあるだと思うのだけれど、電池切れなどでパ
「今年度一杯で、長きに渡る競技生活から引退致します」。萩原麻由子が自身のSNSページで現役生活から退くことを発表した。ロードとTT合わせて10度全日本チャンピオンに輝き、ジロ・ローザ区間優勝、アジア選手権優勝など一時代を築いた選手がジャージを脱ぐ。 2010年の全日本選手権でロード初優勝を射止めた萩原麻由子(当時サイクルベースあさひレーシング) photo:Hideaki.TAKAGI 萩原麻由子が自身のFacebookグループに投稿しのは、3月いっぱいでの引退宣言と周囲への感謝だった。「度重なる困難に遭っても最後まで自分なりに全力尽くせたのは、紛れもなく周囲の沢山の強力なサポートと応援あっての事でした。それら無しには何もなし得ませんでしたし、自転車競技を通し国境を越え、沢山の出会いと導きを得て進んでこれました。そのどれもがかけがえのない経験で、沢山のことを学びました」と、萩原は語っている
B.B.BASEで行くつくばリンリンロードサイクリング vol.2 B.B.BASEに乗って両国から茨城へ 星野リゾート BEB5土浦に宿泊し、2日間のライドを満喫~後編~ サイクルトレイン「B.B.BASE」を利用したツアーに参加したCW編集部員高木。後編ではオープンしたばかりの「星野リゾート BEB5土浦」に宿泊し、様々なアクティビティを体験。そして、かつて茨城県にあった「筑波鉄道」の廃線跡を走るライドを紹介していく。 無事到着したツアー参加者が宿泊するのは星野リゾート BEB5土浦 photo:Michinari TAKAGI JRの両国駅からサイクルトレイン「B.B.BASE」に乗って、潮来駅へ。そこからつくば霞ヶ浦りんりんロードを走り、土浦駅にあるサイクリングリゾート「PLAYatre TSUCHIURA(プレイアトレ土浦)」に無事到着。今年オープンしたばかりの星野リゾート BE
スペシャライズドが完全新作の超軽量ロードバイク「AETHOS(エートス)」を発表。フレーム重量585g、完成車でUCI規定の6.8kgを優に下回る5.9kgに仕上がった今作は、レースにフォーカスしたものではなく純粋にロードライドを楽しむために誕生した唯一無二の1台だ。 スペシャライズド S-WORKS AETHOS photo:Yuto Murata ドゥクーニンク・クイックステップとボーラ・ハンスグローエをサポートし、近年のレースシーンにおいて最も存在感を示しているスペシャライズド。3年おきの順当なモデルチェンジで今夏TARMAC SL7が登場したが、今年のスペシャライズドはそれだけではなかった。 公式発表を前にダニエル・オス(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ)が自身のインスタグラムにフライングでアップし、話題を呼んだそのバイクの名は「AETHOS(エートス)」。最高のライドクオリティー
サーヴェロが放つオールニューバイク"Caledonia"(カレドニア)。これまでのどのバイクとも異なるコンセプトに基づいて設計された「モダンロード」として送り出されたシリーズのベースモデルをインプレッション。 サーヴェロ Caledonia (c)Makoto.AYANO/cyclowired.jp ロードバイクが「ロードレーサー」と呼ばれていた時代から時は流れ、より多くのライドスタイルやコースに応じて細分化された現代。過去にはランドナーやスポルティフと呼ばれたであろうカテゴリーのバイクも取り込んだロードバイクというカテゴリーは、ますます先鋭化し、複雑さを増すばかりだ。 そんな中で、多くのバイクブランドは日々生み出されるカテゴリーに適合するニューバイクを開発し、世に送り出してきた。だが、今回紹介するサーヴェロのCaledoniaは、そんなロードバイク情勢に一石を投ずべく生み出された一台だ。
ツール・ド・フランス2020現地レポートby綾野 真 ツール・ド・フランスの徹底したCOVID-19感染防止策「山岳の観客数を規制、しかし無観客にはしない」 感染拡大の止まらないフランスで第4ステージへと駒を進めたツールのパンデミック対策全貌が見えてきた。初めて迎える山頂フィニッシュは観客の動線を大きく制限、しかし同時にマスク配布キャンペーンも展開。世界最大級のスポーツイベントは世界が行方を見守るなか、継続への努力を続けながら進んでいる。 マスクをして観戦。白いマスクはツール主催者が配布したものだ photo:Makoto.AYANO フランスの新型コロナウィルスの新規感染数は開幕時の7千人超から少し減り、8月31日には3,082人、9月1日は4,982人になったが、依然として高い数字が続いている「レッドゾーン」下にある。そして1日からは学校が始まり、11歳以上を対象に中学校や高校でのマス
ツール・ド・おきなわで6度頂点に立った「最強ホビーレーサー」であり、現在は目黒区にてスポーツバイクショップ"RX BIKE"を営む高岡亮寛が、自転車による日本縦断最速記録を大幅に更新。ギネスブックへ申請し、認められれば新たなギネスレコードとなる。 8月5日朝4時、佐多岬を出発した photo:Kei.Tsuji ツール・ド・おきなわ市民レースで6度チャンピオンの座に輝いた「最強ホビーレーサー」高岡亮寛(42歳・RoppongiExpress)が、「日本縦断ギネスレコード」へ挑戦。鹿児島県の佐多岬から北海道の宗谷岬まで、約2,600kmへ挑戦した。 現在のギネスレコードは、2018年7月にエンデュランスサイクリングチーム「SUN・CHROSS」のナガセキヒロキが記録した7日19時間37分というもの。その後、非公式ながらブルベライダーの森脇裕がサポートカー無しの単独走行にて7日18時間35分と
ツール・ド・ポローニュ第1ステージで発生した落車により、いまだ人工的昏睡状態にあるファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)に対し、ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)が自身のツイッターに謝罪文を掲載した。またシモン・ゲシュケ(ドイツ、CCCチーム)は下りフィニッシュのコース設定に問題があったとしてレース主催者を批判している。 ポローニュ開幕初日に起こってしまった集団落車 (c)CorVos ツール・ド・ポローニュ第1ステージのフィニッシュ地点直前でディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)が道を塞ぎ、落車したファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)。ドクターヘリで病院へ緊急搬送された後命の危険は脱したものの、いまだ人工的な昏睡状態に置かれている。チームの最新情報によると、ヤコブセンの容態は安定しており
ツール・ド・ポローニュ2020 第1ステージ ポローニュ初日に大事故発生 フェンスに突っ込んだヤコブセンが人工的昏睡状態に ツール・ド・ポローニュ開幕初日の集団スプリントで大事故が発生してしまう。ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)にラインを塞がれクラッシュしたファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)が人工的昏睡状態に置かれるダメージを負った。 例年スタート地点となるシレジア競技場から第77回ツール・ド・ポローニュが動き出す (c)CorVos 8月5日(水)から9日(日)までの5日間、ポーランド南西部を舞台にしたツール・ド・ポローニュ(UCIワールドツアー)が開幕した。ワールドツアーは既に先週末のストラーデビアンケで再開を果たしたものの、ステージレースとしてはこのポローニュが3月半ばにパリ〜ニースが途中閉幕して以降初となる。 通常1週間通し
コロナ禍により自転車が見直されている今、サイクリングバッグを活用した自転車通勤・通学スタイルを紹介しよう。ドイツのオルトリーブが得意とする防水パニアバッグならビジネスシーンにも違和感なく、ストレスが少ないサイクルコミューティングが可能だ。 ”ジテツー”にはパニアバッグがオススメ今や毎日の暮らしにおいて新型コロナウィルス感染のリスクをどう避けるかが大きな関心ごとだ。都市圏に住む人にとって、感染リスクの高い満員電車やバスなどの公共交通機関を避けることができる通勤手段として自転車の人気がどんどん高まりつつある。梅雨明けから自転車通勤の人気は一気に高まるだろう。 バッグはバイクに取り付け、身体をフリーにするのが自転車通勤・通学ではもっとも快適だ photo:So.Isobe そこで考えたいのが、どんなスタイルで自転車通勤するかということ。大手自転車販売チェーン店の行ったSNSアンケートでは、圧倒的
チームイネオスの発表から僅か1時間後、イスラエル・スタートアップネイションがクリストファー・フルーム(イギリス)の来季加入を発表した。情報解禁日前の移籍発表は異例中の異例だ。 イスラエルで開幕した2018年ジロ・デ・イタリア。チームフラッグとクリストファー・フルーム(イギリス、当時チームスカイ) (c)CorVos 「イスラエル・スタートアップネイションは、ツール・ド・フランスで4勝したクリストファー・フルーム(イギリス)が来季からチームを率いることを非常に光栄に思っている」。チームイネオスがフルーム放出を発表した1時間後、イスラエル籍の最年少ワールドチームはSNSでフルームの獲得をアナウンスした。 チーム発表によれば、フルームとの契約期間は「ロングターム(長期間)」。具体的な年数は明かされていないものの、キャリアを終える(現役引退)までイスラエルのジャージを着用すると記されている。フルー
4度ツール・ド・フランスを制したクリストファー・フルーム(イギリス)が、今年限りで11年間所属したチームイネオスを去る。チームが2021年の契約を行わない旨を発表した。 観客とハイタッチするクリストファー・フルーム(イギリス、チームイネオス) photo:Kei Tsuji 「チームと共に驚くべき10年間を過ごしてきた。(その中で)共に多くを成し遂げ、その思い出をずっと大切にしていきたいと思っている」7月9日にチームイネオスが発表したリリースの中で、来季別の道を歩みこととなったクリストファー・フルーム(イギリス)はそのように語っている。 「キャリアの中で新しいフェーズに入るというチャレンジに対してワクワクしている。しかしそれまでに、チームイネオスとして5度目のツール・ド・フランス制覇を遂げることが大きな目標だ」。35歳となったフルームは昨年クリテリウム・ドーフィネで重傷を負ったため、ツール
乗鞍王者・中村俊介が新Émondaを徹底インプレッション OCLV800の採用を軸に、各部にエアロチュービングを採用することでアンダー700gを維持しつつ大幅なエアロダイナミクスの向上を果たした新型Émonda。シミュレーションにおいて、アルプデュエズをはじめとした世界各地の主要なヒルクライムコースで先代よりも優れたタイムを叩きだした3世代目のÉmondaと向き合うのは、日本屈指のヒルクライマーである中村俊介だ。 ヒルクライマー最強決定戦の呼び声も高いマウンテンサイクリングin乗鞍を2018、2019年と連覇し、54分51秒というコースレコードを打ち立てた中村の走りを支えてきたのは先代のÉmonda。前作の比類ない登坂性能を誰よりも知る中村の目に、新型Émondaはどのように映るのか。舞台は箱根、天下の険。駆るは当代一のクライマー。いざ、尋常に。 Émonda SLRインプレッション by
新製品情報2020 ミシュラン POWERシリーズ ラインアップを刷新したレーシングタイヤ、ブランド初となるチューブレスモデルも登場 ミシュランのロードバイク用タイヤ"POWER"シリーズがフルモデルチェンジを果たしている。同社初となるロード用チューブレスレディタイヤもラインアップされるほか、懐かしの"デジタルブルー"も復活している。 ミシュラン POWERシリーズがラインアップを刷新した (c)bike.michelin.com 世界で初めてクリンチャータイヤを開発したフランスのミシュラン。MotoGPでも使用されるミシュランの最高峰レーシングタイヤの名を冠して、2016年にロードバイク用タイヤのハイエンドモデルとしてデビューした"POWER"シリーズがフルモデルチェンジを果たしている。 4年ぶりのモデルチェンジと共に、ラインアップを刷新。従来、レーシング用途の"COMPETITION"
新型コロナのパンデミックによりレース再開時期の決定が待たれるなか、UCIが2020年男女ワールドツアーレースの改訂カレンダーを発表した。8月1日のストラーデ・ビアンケで始まり、11月のブエルタまで主要レースの新たな日程が決められた。ツール・ド・フランスは8/29〜9/20(発表済み)、ジロ・デ・イタリアは10/3〜25、ブエルタ・ア・エスパーニャは10/20〜11/8。シーズン最終盤のパリ〜ルーベには女子レースが初開催される。 ツール・ド・フランスは予定通り8/29〜9/20で開催されることが発表された photo:Makoto.AYANO パンデミックによって日程変更を余儀なくされるUCIレース。UCI(世界自転車競技連合)が再度の日程調整会議を経て5月5日に男女ワールドツアーレースの改訂カレンダーを発表した。以下UCI発表資料により解説していく。 UCIやレース主催者団体、選手など各ス
中原敏一さんインタビュー 「面白いモノを届けたい」 "ユーザー上がり"のトライスポーツ代表が宿す、目利きと製品に託す思い トライスポーツ代表、中原敏一さんへのインタビューを紹介する。マニアックなブランドを多数取り扱う「目利き」やTNIブランドのこと、ホビートライアスリートから脱サラし、独立したからこそ心に宿すユーザー目線の思いとは。兵庫県神戸市にある本社で話を聞いた。 トライスポーツ代表を務める中原敏一さん。神戸にある本社で話を聞いた photo:So.Isobe 「面白いモノを届けたい。その思いは30年間変わりません」 photo:So.Isobe兵庫県神戸市の、六甲山を眺める国道2号線沿いにトライスポーツ本社はある。高さのある1階がメイン倉庫で、階段を上がった2階は事務所スペース。もともと材木屋だったという年季の入った5階建ての建物は、どこを歩いても秘密基地感満点でわくわくしてしまう。
「サイクルショップの垣根を越えて楽しいジテンシャの活用とソフトの提供を行なっていきたい」とするプロサイクルショップの正屋(福岡)、ストラーダバイシクルズ(滋賀)、BIKE RANCH(長野)、カミハギサイクル(愛知)、スポーツバイクファクトリースズキ(埼玉)の5店のオーナーたちで構成する組織「eels(イールズ)」が、新型コロナウィルス(COVID-19)対策として「サイクリングを楽しむ際のガイドライン」とする共同声明をサイトで発表しています。 (以下、発表内容から) ■COVID-19に対するeelsのアプローチ 昨日4月7日に日本政府が緊急事態宣言を発出しました。 新型コロナウイルス感染症はまたたく間に世界的に広がり世界経済に大打撃を与え、楽しみにしていた東京オリンピックも延期となる前代未聞の一大事。見えない恐怖との戦いはこの先いつまで続くのでしょうか。 これまでのように思いっきり自転
世界がパンデミックに陥る中、日本も例外なく新型コロナウィルス(Covid-19)の感染拡大が続いています。そのなかでサイクリストとしてどう行動すべきか。自転車に乗るならどうすれば良いのか、あるいは乗るべきでないのか。各国の例も参考に考えてみます。 安倍首相および政府は4月6日、近く緊急事態宣言を出す意向を固めました。早ければ明日にでも、外出ができなくなるかも知れません。それでも、先に危機的状況に陥った諸国のような「ロックダウン」にはほど遠い外出規制令になりそうです。 新型コロナが厄介なのは感染者の重症化の規則性が見えていないこと。しかし確かなことは、日本でもこれから2週間は患者が増え続けるだろうと言われています。その感染スピードをいかに落とすかが焦点。今、この危機に私たちはどう対応すればよいのでしょうか。ひとりの国民として、サイクリストとして。 今回の問題をうけて、あらゆる医療関係者や専門
デ・ロンド2020ロックダウンエディション ロンド代替レース『De Ronde 2020』はファンアーヴェルマートが制す 仮想空間に戻ってきたレースの熱狂とその実際 4月5日(日)、仮想空間で行われたロンド・ファン・フラーンデレンの代替レース「De Ronde 2020: Lockdown Edition」は、前五輪覇者グレッグ・ファンアーヴェルマートが制した。伝統あるクラシックレース初の試みとなったバーチャルレースは果たしてどのようなものだったのか。レースレポートとともにその実情に迫ってみたい。 初のバーチャルモニュメントレースとなった『デ・ロンド2020ロックダウンエディション』 (c)Flanders Classics / YouTube 参加したトッププロライダーは13名、ロンドで最も盛り上がる石畳セクションが点在する終盤約32kmのコースプロフィールを再現し、仮想空間のライダー達
ルートラボ代替サービスを探せ!vol.1 さよなら、ルートラボ。 代わりになるコース作成・共有サービス5選
東京2020オリンピック ロードレース観戦ガイド 栗村修さんと徹底研究 「東京五輪ロードはここで観る」 富士周辺コースの観戦ポイントを探せ! 東京五輪ロードレース開催まで半年を切った。コース沿道のどこで観戦できるかはまだ情報がないが、コース後半にあたる静岡県小山町では観戦に関しての準備が進んでいる。そこで栗村修さんと一緒に観戦ポイントについて研究してみた。 栗村修さんと小山町オリンピック・パラリンピック推進局・局長の池谷精市さん 東京五輪ロードのコースマップを手にした栗村修さん ツアー・オブ・ジャパンや全日本選手権ロード開催の実績がある静岡県小山町。フィニッシュとなる富士スピードウェイや富士山周辺道路はそれまでの開催経験を活かしつつ、東京五輪ロードを迎えるべく準備を進めている。 今回は開催200日前イベントとして開催された「サイクルフェスタ in OYAMA」において、TOJディレクター&
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