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アメリカ大統領選
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コミュニティ・マネージャーという職業について コミュニティ・マネージャーは、今、アメリカで最も注目される「新しい職種」のひとつです。アメリカでは、ソーシャル・メディア関連職に特化した求人サイトやヘッドハンター業が数多く誕生していますが、最近、米国企業では、業界、業種、規模を問わず、ソーシャル・メディア関連の役職が次々と設けられており、「需要が供給を上回る(求人の方が、実際にその役職を満たせる人の数より多い)」という事態まで起こっていると言われています。 そもそも、「コミュニティ・マネージャー」という言葉の意味は、「コミュニティ(共同体)」を「マネージ(管理する)」というものですから、社外(顧客、パートナー)と社内(社員、従業員)のいずれも「コミュニティ(共同体)」であると考えられますし、オンラインとオフラインの両方を含むものです。しかし、今日の時代的背景から、昨今では、企業の役職として「コ
英語で、時おり、ある特定の企業文化について「カルトライク」と表現されているのを耳にすることがあります。私が長年研究しているザッポスもそう。サウスウェスト航空も、ホールフーズもそうです。自らの企業文化やコア・バリューを前面に押し出し、強烈なブランドとファンを築いている優良企業はそう呼ばれることが多いような気がします。 しかし、「カルト」というのは一般的にネガティブな印象をもつ言葉なので、私自身はこれを企業文化について使うのをあまり好みません。恐らく、「カルトライク」という言葉を使っている人たちは、「ファナティカル」と同様の意味でこれを使っているのだろうと思います。 「ファナティカル」という言葉は私も好きで、実は新著の中でも頻繁に使っています。「ファナティカル」とは、「熱狂的な」とか「徹底した」という意味ですが、アメリカのビジネス界では、かなり以前から「ファナティカル・サービス」のように使
http://www.dyna-search.com/blog/2013/02/12752/feed 0 http://www.dyna-search.com/blog/2013/01/12736 http://www.dyna-search.com/blog/2013/01/12736#comments Wed, 23 Jan 2013 23:31:14 +0000 http://www.dyna-search.com/blog/?p=12736 http://www.dyna-search.com/blog/2013/01/12736/feed 0 http://www.dyna-search.com/blog/2013/01/12720 http://www.dyna-search.com/blog/2013/01/12720#comments Wed, 16 Jan 2013 23
共通の価値観―コア・バリューの形成に関する議論は、ともすれば精神論的な要素を伴う傾向がある。しかし、ザッポスをはじめとした成功企業の多くは、プロセスや仕組みに落とし込むための「戦略性」が強いという特徴も併せ持つ。日米をまたにかけてコンサルティング活動を行う石塚しのぶ氏が、2回にわたって「戦略的企業文化」についてまとめる。 米国では、ディールとケネディという2人のコンサルタントの共著による『シンボリック・マネジャー(原題『Corporate Cultures』)』が1982年に出版されて以来、「企業文化」についてさまざまな議論が交わされてきた。しかし、近年話題になっている企業文化は意味合いが大きく異なる。ザッポス、コンテイナー・ストア、パタゴニア、サウスウエスト航空、ホール・フーズ・マーケット、トレーダー・ジョーなど、企業文化を競争優位の源泉として市場を先導している先進企業を研究した結果、経
「上司不在の職場」とは? 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙上の『上司不在の職場にようこそ』という記事に目を引かれた。 同記事には、「上司不在の」あらゆる職場の例が挙げられている。例えば、ワシントン州を本拠とするバルブ(Valve)社というゲーム開発会社の例。バルブは少し前、その奇抜かつユーモアたっぷりな新入社員ハンドブックがウェブに流出し米国では大いに話題になった。 そのハンドブックの中でも述べられているように、バルブでは「上司不在の職場」ということを非常に強調している。バルブでは、社員の日常業務を「監督/管理」する従来的な意味での「中間管理者」という役職はなく、社員は自らプロジェクトを選ぶ。会社の価値観として「機動性」が重んじられ、その象徴としてワーク・デスクにはすべて車輪がついている。固定の「配属部門・部署」というものがないので、社員はプロジェクトが変わるたびに新しいチームに
アマゾンを筆頭にした「ネット通販」が幅を利かせるにつれ、店舗がショールーム化するという「ショールーミング(Showrooming)」という言葉が米ビジネス界では頻繁に聞かれるようになった。顧客が店舗をショールームとして利用する、つまり、店舗に行っても商品を見たり触ったりするだけで購入はせず、代わりにネットに行って購入することを指す言葉だ。 そう思っていたら、今度は、ジオ・フェンシング(Geofencing)なんていう新語が飛び出した。「ジオ」は「ジオグラフィー(地理/地形)」の「ジオ」、「フェンシング」はスポーツのフェンシングではなく、「フェンス(囲い)」の意らしい。 意味合い的には、店舗小売業者が顧客のロケーション情報(地理情報)を利用して、店の周りにバーチャルのフェンスを築き、客寄せを図ることを指す。具体的には、店の近辺にいる顧客のスマホに販促情報を送り、集客を図るというものらしい。
近年、アメリカの大手老舗百貨店は史上最大の窮地に立たされている。名指しでいえば、シアーズ、JCペニーなどといったところだ。「百貨店」とはいってもこれらは日本の人がイメージする百貨店とはちょっと雰囲気が異なるかもしれない。もっと庶民的な、いうなればイーオンやイトーヨーカドーのようなところをイメージしていただきたい。 つい先日、シアーズは4,000店舗中1,200店舗を売却する意向を発表したばかりだが、昨日、そのシアーズが自らを倒産から救うために講じている「新たな戦略」について興味深い記事を読んだ。 ずばり言うと、顧客データのマイニングとモバイル・テクノロジーを駆使したポイント・プログラムに会社の命運をかけているということだ。シアーズの現CEO、ルー・ダンブロシオ氏は小売業界の出身ではなく、テクノロジー業界から引っ張られてきた人だが、同氏の言葉を借りると、「シアーズを小売の墓場から救う道は
Tweet イーベイが実践するSO(ソーシャル) アメリカの人気男性アイドル、ジャスティン・ビーバーの髪の毛(落札額4万668ドル)、投資家ウォーレン・バフェットとの昼食(落札額263万ドル)など・・・。世にも奇抜なものが売れるオークション・サイトとして誉れ高いイーベイだが、最近はそればかりではない。米ネット通販有数のトラフィックを活かして、ファッションの領域にも積極的に進出してきている。今流行りの「ネット・プライベート・セール(ネット上で限定顧客を相手に限定品を限定期間内に売り払うセール・フォーマット)」を取り入れた『ファッション・ヴォウルト(「ヴォウルト」は英語で、「金庫室」の意)』というマイクロサイト。初期のイーベイをよく知る私のようなものだと、あまり、「イーベイ=新品」とか、「イーベイ=ファッション」とかいうイメージはないのだが、イーベイではなんと3秒に一足の靴が売れるらしい。
先月の中旬、米サンディエゴで行われた世界最大のEコマース・カンファレンスに出席してきたのだが、そこで、今まさに力強く波打つ米国Eコマースの胎動を実感することができた。 企業が集まるイベントとしては、大きく分けてカンファレンス(講演やセミナーが中心の会議スタイルのイベント)とコンベンション/エキスポ(展示会が中心のイベント)の二通りがあるが、私が今回参加したこのイベントは展示会もあるもののカンファレンス(会議)が中心。展示会が中心のものなら参加者が一万人を超すものはざらだが、会議を中心としたものとしては参加者が7,000人を超す同イベントはかなり大きなものだ。しかもこのイベント、過去6年間で規模が6倍になっていることから、アメリカでのネット通販の盛り上がりのほどが感じられる。 アメリカのネット通販も誕生からざっと15年余。落ち着くどころか、「ルネッサンス(再生)」とも呼ぶべき盛り上がりを見
毎年、年末には「新年に向けてのトレンド予測」的記事が数多く見られる。今年も例外ではないが、先行きがこれほどまでに不確かで予測がつけがたい年もない。しかし、経営者や企業リーダーが、今後に向けて備えるうえで確実にできる/やるべきことがひとつある。それは、会社の文化を整備することだ。社内の文化を育むことは、耐久性の高い組織をつくり、優秀な人材を維持することにつながる。
主催者からの挨拶と御礼 こんにちは。ダイナ・サーチの石塚です。 2011年11月21日(月)のトニー・シェイ来日特別講演では、500名を超える方々にお集まりいただき、皆さんのおかげで、盛大かつ活気あるイベントを終えることができました。 イベント開催中にアナウンスさせていただいた寄付金の件では、ゴールに掲げていたとおり、スリランカに学校を建てるのに十分なお金を集めることができました。皆さんの温かい気持ちで一杯になった募金箱を見て、ルーム・トゥ・リードのサポーターの皆さんも、我々も心を動かされました。 本当にありがとうございました。 イベントを終えての私の感想は、まず、トニー・シェイのスピーチが非常に素晴らしかった! 今まで何度も彼のスピーチを聞いていますが、先日のチャリティ講演でのスピーチは、今までにも増して意気のこもった、「控えめだけれど内に秘めた情熱」と いう彼の人柄がよく表れたスピーチ
アマゾンで購入 【代表ブログ】 ホラクラシ―:ザッポス、トニー・シェイの新たなる挑戦 (2015年05月22日) 【代表ブログ】 コア・バリュー経営導入成功のこつは「社員が主役」 (2014年12月04日) 【代表ブログ】 「クールな会社」をつくる (2014年10月09日) 【代表ブログ】 コア・バリュー経営に学ぶ「思いやりの人事」 (2014年04月23日) 【書籍】 『未来企業は共に夢を見る~コア・バリュー経営~』販売中 内容紹介 読者レビュー 著者:石塚しのぶ ダイナ・サーチ代表。南カリフォルニア大学オペレーション・リサーチ学科修士課程卒業。1982年、米国ロサンゼルスにダイナ・サーチ、インクを設立。米優良企業の研究を通し、日本企業の革新を支援してきた。近年は、共通の目的と価値観のもとに、会社が強く結束し、社員が自立して働く経営革新手法「コア・バリュー経営」を開発し、その導入支援を
ツイート 10月8日に終了した「第二回ザッポス・エクスペリエンス・セミナー」報告の最終回は、人事におけるWOW(驚嘆)です。 「人事部」といえば、アメリカの会社ではなにかと畏怖の念をもって見られる一種特殊な部門ですが、ザッポスの場合は違います。 まず、ザッポスの人事部は、採用、解雇、業務評価など、人事に関する意思決定を下す部門ではなく、むしろ、各部門長やマネジャーに対して、人事関連のアドバイスを提供する部門なのです。 それには、ザッポスでは、各部門を事業部門や独立した会社のように捉えているという背景があります。つまり、部門長は「社長」、そしてマネジャーは「支社長」のような感覚なのです。 ですから、ザッポスでは、人事に関して、部門長やマネジャーが意思決定を下します。例えば、企業文化に合わない人を解雇するという際、「解雇」という意思決定を下すのは部門長やマネジャーですが、それにまつわるリスクな
ツイート 9月23日(木)、トニーがサンタモニカに講演に来るという情報を聞きつけて、早速会場に赴きました。とあるシンクタンクが主催した公開講演でしたが、350人くらい入る会場は満席。受付の人に聞いたところ、450人くらいが事前登録をした上に、補欠リストがでるくらいの盛況であったとか。 午後4時30分から6時までのイベントで、講演が60分間、質疑応答が30分間くらいだったと思います。サンタモニカという土地柄、また時間帯のせいか、聴衆には学術研究者が多かったのでしょうか。時々投げかけられる鋭い質問に、私も感心しながら耳を傾けていました。 講演の内容自体も、相変わらず、興味深かったのですが、今日から数回に分けて、オーディエンスから出た質問とそれへの回答を中心に、私が思ったこと、感じたことなども織り込みながらブログに書いていきたいと思います。 まず、質疑応答の時間になったとき、真っ先に発せられた質
共同購入クーポン・サイトのグルーポンが日本でも注目を浴びている。勿論アメリカでも、「史上最速(?)の急成長企業」としてビジネス・メディアに引っ張りだこだ。 2008年に設立されたグルーポンは、今年、設立から二年足らずにして年商5億ドルを突破するという。そればかりではない。設立後17カ月にしての評価額はなんと13.5億ドル。アメリカのビジネス史上で、グルーポンより短期間で評価額10億ドルを突破したのはユーチューブだけだが、そのユーチューブは設立以来5年を経ているのにも関わらずまだ利益を上げていない。グルーポンはといえば・・・。黒字に転じたのは設立から7カ月であった。 この勢いでいけば、グルーポンの年商はあと一年くらいで10億ドルを超えるという。設立から3年未満という、これも前代未聞の快挙である。アメリカで「一世を風靡した」歴代の有名企業を見てみたが、「ネット・ビジネス」のアマゾン、グーグルで
ツイート ザッポスCEOトニー・シェイによる著書『Delivering Happiness(邦題:ザッポス伝説)』の出版にちなんで、ラスベガスにあるザッポス本社を訪問し、ザッポスCEOトニー・シェイにインタビューをしてきました。本の事から始まり、企業文化について、リーダーシップについて、「幸せ」に関するトニー自身の哲学について、そして彼のプライベート・ライフについてなど話は弾み、1時間が瞬く間に過ぎてしまいました。このインタビューの模様について、何回かに分けて書いて行きたいと思いますが、今回はその第八回目です。 石塚: つい最近のことですが、日本のテレビ局(テレビ東京)がザッポスを取材して、その番組が日本で放映されました。企業のツイッター利用に関する15分くらいの番組で、全体の半分くらいがザッポスに充てられていたと思います。こういった番組の影響もあって、トニーにとっては不本意でしょうが、日
ツイート 今年6月7日に出版予定の本、『Delivering Happiness(邦題:ザッポス伝説)』について、ザッポスのCEO、トニー・シェイにインタビューしてきました。題名の『Delivering Happiness』とは、『幸せを届ける会社』とかそういった意味合いだと思いますが、副題には、『A Path to Profits, Passion, and Purpose(利益、情熱、そして意義への道のり)』とあります(私の勝手な翻訳ですが・・・)。本のことから始まり、企業文化について、リーダーシップについて、「幸せ」に関するトニー自身の哲学について、そして彼のプライベート・ライフについてなど話は弾み、1時間が瞬く間に過ぎてしまいました。このインタビューの模様について、何回かに分けて書いていきたいと思いますが、今日はその第一回目です。(注:時々、括弧内に出てくるのは私がインタビュー後に
ザッポス(Zappos.com)は、米国で靴のネット通販という市場を切り開いた、パイオニア的存在である。送料は行きも帰り(返品)も無料、365日返品OKなど、今日、靴のネット通販市場でスタンダード化しているサービス・ポリシーの数々も、ザッポスが考案したものだ。 ザッポスは、「企業文化こそが、ブランドであり、競争優位である」と公言して憚らず、会社最大のアセットである、「人」に並々ならぬ投資をする。顧客エクスペリエンス創造の中核となるのは、「CLT(顧客ロイヤルティ・チーム)」と呼ばれるコンタクト・センター。コール・スクリプトも、対応時間の制限も存在しない、常識破りのコンタクト・センターである。顧客の心を揺り動かすためなら、「ほとんど何をしてもよい」裁量権をオペレーターがもつコンタクト・センターは、顧客が忘れることのできない、感動のサービスを日々創造している。 天下無敵の「ネットの巨獣」アマゾ
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