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アメリカ大統領選
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金属活字の起源? 西暦1000年代の前半、北宋の神宗皇帝に仕えた(つまり王安石と同時代の)沈括(しんかつ)という官僚が書いた『夢渓筆談(むけいひつだん)』という随筆があります。当時の自然科学に関する記述が多いのですが、この中に、畢昇(ひっしょう)という学者が、粘土(膠泥 こうでい)を使って活字を作った、という記事があります。 木の一枚板に文章を裏表逆に彫りこんで紙に刷る木版印刷というのは唐代からあります。しかし文字を一つ一つバラして活字として掘り込み、文章を組むという活版印刷の記録としては、これが世界最古のものです。ただし、畢昇が発明したという活字の現物も、印刷物も残っていません。その後、銅活字、木活字が作られ、14世紀の元朝末には王禎(おうてい)という人が木の活字3万個(!)を作りましたが、これも普及していません。 漢字は数が多すぎて、数千、数万の活字の中から必要な文字を拾い出すだけでも
19世紀のイギリス ◎19世紀のイギリスは何がポイントですか? アイルランド問題と選挙法改正問題ですね。日本語で「イギリス」というのは大ブリテン島南部のイングランド王国のことです。アングロ=サクソン族のイングランドに対して、北部のスコットランド王国、西隣の島アイルランドは、ともにケルト人という先住民の国で、中世まではイングランドとは別の国でした。いまでも、サッカーやラグビーの国際試合では、これら3国は独立国として扱っていますね。 エリザベス1世が独身のまま死んだので、親戚にあたるスコットランド王ジェームズ1世がイングランド王を兼ねるスチュアート朝が成立したため、イングランドとの同君連合(一人の君主が二つの国を同時に治める)となり、両国ともに宗教改革でプロテスタント(国教会)に改宗し、名誉革命後のアン女王のとき、イングランド政府がスコットランド政府と対等合併して「大ブリテン王国」となります。
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