この猫に付けられた首輪にウイルスのデータが入った記録媒体が貼られていた(1月5日、神奈川県藤沢市江の島で) 遠隔操作型ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれるなどした事件で、警視庁などの合同捜査本部が、神奈川県・江の島にいる猫の首輪にウイルスのデータが入った記録媒体を取り付けた東京都内の30歳代の男を特定したことがわかった。 首輪に媒体を仕掛けたことは、真犯人を名乗るメールに記されており、捜査本部は男が事件について知っているとみて、10日にも事情を聞く。 捜査関係者によると、この男は、今年1月4日午後2時頃、同県藤沢市江の島で、猫の首付近を触る様子が防犯カメラに映っていた。その直後、男が首輪の付いた猫の写真を撮影する映像も残っていた。 捜査本部では、男が首輪を取り付けたと断定。カメラ映像の解析や、男が江の島からの帰りに使った車両の通行記録などから、都内在住の男であることを突き止