2015年10月04日10:00 カテゴリ日本経済経営 一億総活躍社会 技能伝承の仕組み作りを 私の周りでそろそろリタイアしたいという声がチラホラ聞こえてきます。年齢的には65歳から70歳ぐらいの方々だろうと思います。サラリーマンや嘱託の人でもそのぐらいの歳になれば辞めるといえば引き止められる方も少ないでしょう。 人それぞれ考え方があり、聖路加の日野原重明名誉院長の様にもうすぐ104歳を迎えようとしていても現役でバリバリの方もいれば60歳でもうお役御免、と考える方もいらっしゃいます。日経ビジネスの調査ではざっくり6割ぐらいの方が70歳までにリタイアしたいと考えていらっしゃいます。 一方、事業をやっている人はリタイアする年齢は被雇用者より5-10歳程度長いように見受けられます。理由はいくつかあると思います。まず、自分の会社ですからかわいいものです。事業がうまくいったらいったでもっと成長させよ