実験では、新潟県佐渡市で水揚げされた甘エビを上越新幹線などで、岩手県宮古市で採れたウニの瓶詰めを東北新幹線などで、いずれも品川駅(東京・港)にある鮮魚店に届けた。 佐渡市の両津港近くにある佐渡魚市場では、タイやフグ、サザエなど新鮮な魚介類が並ぶ。11日朝、その一角に、佐渡島沖で前日夕方以降に取れたばかりの甘エビが並んでいた。午前7時過ぎに魚市場で200gごとに袋詰めされ、最高時速約80kmで進む旅客用の水中翼船「ジェットフォイル」で新潟港(新潟市)へ。その後、JR新潟駅で上越新幹線「とき」で終点の東京駅まで移送し、午後4時すぎにトラックで品川駅の鮮魚店へと届けられた。